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タイトル戦情報

第4期 特別昇級リーグ  

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 6 節 7 節 8 節 合計
1 小川 尚哉 33.9 47.4 6.1 56.1 48.1 42.3 ▲ 27.8 ▲ 22.2 183.9
2 石川 正明 1.2 28.8 10.6 35.5 7.2 ▲ 1.5 39.2 45.7 166.7
3 刀川 昌浩 ▲ 4.4 9.2 36.6 47.2 19.5 31.9 ▲ 13.7 29.4 155.7
4 仲田 加南 ▲ 2.5 21.6 48.0 59.6 ▲ 15.8 28.2 ▲ 10.3 13.9 142.7
5 客野 直 ▲ 4.9 67.7 26.5 18.8 42.9 ▲ 18.9 0.7 ▲ 3.7 129.1
6 太田 優介 ▲ 2.9 ▲ 9.8 1.5 ▲ 2.8 79.6 20.6 30.8 8.3 125.3
7 安藤 友一 ▲ 23.3 10.9 66.4 14.2 61.2 ▲ 37.7 1.1 ▲ 38.4 54.4
8 三浦 大輔 15.1 ▲ 22.0 ▲ 20.2 ▲ 28.0 32.8 43.3 46.9 ▲ 54.0 13.9
9 小田 悟志 ▲ 55.9 17.5 79.6 ▲ 25.3 ▲ 26.5 0.1 70.6
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敗退
10 赤司 美奈子 15.1 90.8 6.7 13.3 ▲ 25.2 ▲ 49.2 ▲ 58.0
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敗退
11 小松 武蔵 12.9 10.7 ▲ 35.3 ▲ 11.5 ▲ 7.3 43.6 ▲ 37.3
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敗退
12 樋口 洋輔 4.9 ▲ 23.5 ▲ 19.4 29.6 ▲ 20.8 16.2 ▲ 42.2
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敗退
13 松本 京也 26.6 30.6 ▲ 43.1 ▲ 7.4 ▲ 40.4 20.3
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敗退
14 加藤 博己 42.0 ▲ 18.4 ▲ 45.2 ▲ 28.6 48.2 ▲ 13.7
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敗退
15 吉田 直 28.5 ▲ 4.7 ▲ 18.1 ▲ 32.6 ▲ 13.1 ▲ 50.2
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敗退
16 田中 史孝 21.5 33.0 ▲ 37.2 21.7 ▲ 69.4 ▲ 77.3
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敗退
17 山口 笑子 13.3 ▲ 34.1 34.7 ▲ 60.4 ▲ 53.1
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敗退
18 土井 悟 6.7 ▲ 19.1 0.8 ▲ 26.3 ▲ 68.9
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敗退
19 寺戸 孝志 ▲ 39.8 ▲ 8.4 ▲ 23.0 ▲ 74.2
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敗退
20 水越 京子 ▲ 62.9 15.9 ▲ 74.8
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敗退
21 ジェン ▲ 15.6 ▲ 78.3 ▲ 29.0
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敗退
22 大場 篤 ▲ 59.3 ▲ 59.9
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敗退
23 和泉 由希子 ▲ 24.3 ▲ 109.0
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敗退
24 ガース 50.1 3.1 6.8 ▲ 19.9 ▲ 150.0
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失格

優勝:B2リーグ昇級 準優勝:C1リーグ昇級   3、4位:C2リーグ昇級  敗退者(赤字で表示)
※参加人数増加の為、昇級枠に変更あり

 

第7節&最終節レポート


時は一週間前に遡る。
第25期プロリーグB2最終節、四回戦南三局で持ち点9.000点と絶望の淵に立たされた私に降り注いだ、恵みの雨ならぬ恵みの筒。

 ツモ

この和了りでB2トータル13位に踏み止まった私は、条件付き残留という何とも心持ちの悪い立場に身を置くこととなった。
その条件とは、今期特昇リーグ優勝者が特昇権利消失者であること。

翌日、私の視線は、現在特昇リーグ首位を独走する小川尚哉に当然のごとく注がれた。
D1では異例とも言える数のギャラリーを背負った小川は、堂々たる闘牌の末に+99.4Pを叩き、見事に特昇権利を死守。

そして私は、静かに有楽町を去った。




8月9日(土) 特昇リーグ第7節

A卓 小川尚哉(+233.9P)vs太田優介(+86.2P)vs石川正明(+81.8P)vs樋口洋輔(▲13.0P)
B卓 刀川昌浩(+140.0P)vs安藤友一(+91.7P)vs赤司美奈子(+51.5P)vs小田悟志(▲10.5P)
C卓 仲田加南(+139.1P)vs客野直(+132.1P)vs三浦大輔(+21.0P)vs小松武蔵(+13.1P)



先立っての対局となったチャンピオンズリーグ最終節で四暗刻を二発炸裂させ、前期に続いてのベスト16進出を決めた小川。
このまま小川が逃げ切る、これが大方の意見だ。状況的に、反論の余地は無い。
しかし、残る11名の意地とプライドが、その無責任で無神経な予想を許さない。

この日、小川失速の立役者となったのが、石川と太田。
小川のポイントを削りつつ自身のプラスを伸ばす会心の結果で、翌日の最終節に優勝の望みを繋いだ。
願ってもない好機到来となった上位陣であったが、小川急追の先陣を切る者は現れなかった。
それはおそらく、プラスを積み重ねたいという上位陣の想いに負けず劣らず、足切りを免れたいという下位陣の想いが強かったからに他ならない。

しかし、健闘虚しく、無情にも以下四名が姿を消した。

小田悟志(9位)「力不足でした。第1節のマイナスが響きました。」

赤司美奈子(10位)「リーグ戦がマイナスで終わってしまったので残念です。また次回頑張りたいです。」

小松武蔵(11位)「また出場権利を得て、参加したいです。」

樋口洋輔(12位)「戦っていて楽しかったです。」




8月10日(日) 特昇リーグ最終節

A卓 小川尚哉(+206.1P)vs仲田加南(+128.8P)vs石川正明(+121.0P)vs安藤友一(+92.8P)
B卓 客野直(+132.8P)vs刀川昌浩(+126.3P)vs太田優介(+117.0P)vs三浦大輔(+67.9P)



A卓一回戦、昨日苦戦を強いられた小川が浮きの二着とまずまずのスタート。
ここでは安藤が大きい一人沈みのラスを引いてしまい、早くも優勝に赤信号点滅となった。

二回戦は、実に興味深い開局。
早くからテンパイを入れていた西家・小川、

 ドラ

これを和了れば気分はだいぶ楽になるであろう勝負手。しかし、なかなかは姿を見せない。
流局間際、最後の手番となった親・仲田が長考に入った。
打牌スピードには定評のある仲田の大長考である。これは、ただ事ではない。
顔をしかめて「えいっ!」と放った打牌は、そしてテンパイ宣言。

思わず、小川の口元が歪んだ。
場にピンズは高く、が通っていたとはいえ、この仲田の集中力には脱帽である。

仲田の執念が実ったのが南三局、中盤で親・小川は、

 ポン ドラ

ここから上家・石川のを渋々チー。すると、仲田の手牌が倒された。

 ロン

この満貫直撃が決定打となり、仲田トップで連勝、小川は痛恨のラス。

そして三回戦、ここが小川にとっての正念場だった。
東一局三本場、タンピンイーペーコーのテンパイ打牌が親・石川への11.600放銃となり、
続く東一局四本場では、安藤の暗刻567三色リーチに高目で飛び込む。

この瞬間、小川暫定首位陥落、仲田がトータルでトップ目に躍り出た。
一方その頃B卓では、小川を追う刀川・客野が順調にプラスを重ね、いよいよ優勝争いは混沌を極めようとしていた。

しかし、ここから小川が驚異の復活。
東四局で安藤から役々ホンイツを和了ると、南三局の親番では石川からイーペーコードラ2の7.700を和了り、持ち点を二万点台に回復。
オーラスでは七対子のみをヤミテンで和了り切り、ラスを仲田に押し付けて傷を浅く済ませた。

B卓は客野が浮きを確保するも、刀川痛恨のラス。



こうして三回戦が終了。最終戦を残してのポイント状況は、

1位 小川尚哉 +190.3P
2位 仲田加南 +152.1P
3位 客野 直 +150.7P
4位 刀川昌浩 +132.6P
5位 石川正明 +129.1P
6位 太田優介 +120.4P
7位 安藤友一 + 77.2P
8位 三浦大輔 + 20.3P



いよいよ最終戦が始まった。
このあたりから、外は雨の音。
その耳に聞こえているはずの轟音に苛まれることなく、選手達は黙々と模打を繰り返す。
いつしか、心中何処かに滞っていた不埒な残留願望は浄化され、かつて参加していた第1期特昇リーグでの記憶が渇いた胸を濡らしていた。

選ばれた人間の集合体とは、いつだって神々しい光を放っているものだ。







B卓南二局、毎局リーチが入る親・三浦の連荘が止まらない。
前期は四位と奮闘したが、今期は序盤でマイナスが先行する苦しい展開だった。

8位 三浦大輔 「また出直します。」


A卓南一局一本場、小川からメンピンドラ2の7.700を和了る安藤。
中盤で好位置をキープしていたが、肝心の勝負所で競り負けた形となった。

7位 安藤友一 「力不足でした。」


最終戦が始まる前、太田は上位とのポイント差を紙に記入した。
特昇権利が消失しているのに、である。
ここまで太田を衝き動かしたものは何だったのか。

6位 太田優介 「小川くんにだけは絶対に負けたくなかったので、最後まで全力で戦いました。」


二日連続で国士無双のテンパイを入れるも、その手牌が開かれることのなかった客野。
乾坤一擲ならずも、決して所作を乱さず、淡々と振舞う姿が印象的だった。
また、こんな場面があった。

 ドラ

ソウズの部分に注目していただきたい。
煮詰まった終盤でチーテンを取る構えであり、上家からが出たときに備えての理牌である。
で鳴くと以後に引いたドラが孤立してしまうため、ここはで鳴く一手。
その際、通常のの状態からを晒すと、ソウズ部分にキズが生じてしまうゆえ、それを嫌ってのもの。
雀力を量る一つの項目に、場面の変化や次のツモに対して事前に準備できているか、があると私は思う。
近い将来の活躍が期待される若手が、またここに誕生した。

五位 客野直 「この経験を活かして、これからも頑張りたいです。」


一時は首位に立った仲田、新人王の名に相応しい堂々とした戦いぶりだった。
とかく豪快な攻撃面ばかり取り上げられがちな彼女だが、ときに繊細な打ち回しを垣間見せた。
プロクイーン決定戦での捲土重来に期待したい。

四位 仲田加南 「自分なりに内容良く打てたと思う。悔しい。」


B卓最終戦オーラス、ラス親の刀川が粘る。
前期三位でC2に特別昇級した刀川は、今期プロリーグでC1昇級を果たした。
まだプロ入り二年目だが、その与し難い雀風で安定した成績を残しており、今後も注目される打ち手の一人である。

三位 刀川昌浩 「前回よりも内容は良かったと思うので満足です。」


A卓最終戦オーラス、優勝が間近に迫った若者を最後まで苦しめたのは、石川だった。
太田同様、特昇権利が消失した上での参戦であったが、手を緩めることなく攻め続け、あと親満一回分というところまで小川を追い詰めた。

二位 石川正明 「最後まで優勝を目指した。勢いのある若手達との対局は、とても良い刺激になった。」




全ての対局が終わると、先ほどまで緊張で張り詰めていた空気が、一気に和らいだ。
そして、優勝したことを知った小川の顔が笑みで崩れると、皆の顔にも一斉に笑顔が浮かんだ。

優勝 小川尚哉 「昨日今日と大事な所でマイナスしたので、勝ったという実感が全然無い。でも、優勝できてホッとしています。」



あれほど激しかった雨音は消え、会場は最後まで戦い切った選手達の達成感で満ち溢れていた。







熱き新鋭達の戦いの記憶は、今ここに刻まれた。

(文責・松崎 良文)

 

第5節&6節レポート


昨月に続き、今月も第5・6節と連日開催の『特別昇級リーグ』。
全8節×4半荘を闘い抜くサバイバルバトルが、いよいよ終盤に向けて熱を帯びてきた。

4月の第1節スタート時は24人で始まったリーグ戦も、「▲100Pオーバーで敗退」という規定により、すでに5人が脱落。
さらに、第5節では上位16名、第6節では上位12名まで絞られ、下位の該当者は“足切り”となる。


7月12日(土)に行われた第5節では3名が足切りになる予定だったが、
+40.1Pで好位置につけていたガースが無断欠場(失格)というハプニング。

「落ちる枠が1つ減った」などと喜ぶ出場者は、この中には1人もいない。
前期正規昇級者や各タイトル成績優秀者だけが参加資格を持つ“特別”な闘いに「水を差された」というのが大方の率直な意見だろう。

当然、決まっていた卓組みを変更することになるわけだが、
直接対決回数なども考慮しなければいけないので、立会人もたまったものではない。
私も定期的に麻雀大会を主催しているので、その苦労と苛立ちはよくわかる。

彼に何があったかは知らない。
しかし、あの場にいた立会人とほかの出場者18人の信頼を回復するのは、そう容易なことではないだろう。



さて、対局の方に話を移そう。
第5節の組み合わせは下記の通り。

■小川尚哉(1位) vs 安藤友一(7位) vs 松本京也(11位) vs 土井悟(16位)
■仲田加南(2位) vs 石川正明(6位) vs 小田悟志(10位) vs 吉田直(15位) vs 加藤博己(18位)
■赤司美奈子(3位) vs 刀川昌浩(5位) vs 樋口洋輔(12位) vs 小松武蔵(14位) vs 三浦大輔(19位)
■客野直(4位) vs 田中史孝(9位) vs 太田優介(13位) vs 山口笑子(17位)
※敬称略、カッコ内は第4節終了時の暫定順位



やはり注目されるのは、暫定1位の小川だろう。
プロ2年目の昨期、『王位戦』3位、『チャンピオンズリーグ』4位、『グランプリ2007』3位と大活躍したプロ連盟期待の若手である。

一回戦、東一局1本場。
流局間際にチーテンを取り、ハイテイで「ハイテイドラ3」7,700(+300)を和了ると、さらにリズムに乗って軽快な和了りを連発する。
南三局には直前に2枚切れとなったで「メンホン・七対子」8,000を和了り、幸先良くトップを確定させる。

極めつけは、二回戦の南一局。
親の私が4巡目にリーチ。

 ドラ

しかし、大きな動きの無いまま終盤にさしかかったところで、小川が追っかけリーチ!
そして数巡後、静かに「ツモ」の声。手元に置かれた牌は、ドラのだ。

 ツモ ドラ

「リーチ・ツモ・タンヤオ・三暗刻・ドラ3」4,000、8,000。
終盤に親の先行リーチに対してこの手をリーチに踏み切れるのだから、かなりの好調ぶりである。
もちろん、この半荘も小川の独壇場となった。

結局は一〜三回戦で2着をキープし、四回戦の親番で満貫ツモを連発した安藤がこの卓の勝ち頭となったが、
印象に強く残ったのは小川の華麗な打ち回しだった。

しかし、小川のD1リーグでの成績は▲80P近く、残り1節。
この『特別昇級リーグ』は、例え上位に入賞したとしても、リーグ戦の成績がマイナスであれば昇級は叶わない。
立会人の藤原にそのことを突かれた小川は、「攻めるだけですね」と苦笑いを浮かべていた。



ほかの卓では、客野が+42.9Pで4位から2位に順位を上げ、1位の小川に追随。
下位組の太田・加藤・三浦も大きくポイントを伸ばし、中団に食い込む健闘を見せた。

この日、残念ながら敗退となったのは、▲100Pオーバーの土井(18位)と、
ポイント的にはギリギリで踏み止まったものの、17位で足切りの山口。
二人は悔しさを表情に出さなかった。
散るときは潔く、内なる闘志は次の機会まで取っておく、といったところか。




翌日の7月13日(日)に行われた第6節の組み合わせは下記の通り。

■小川尚哉(1位) vs 太田優介(8位) vs 加藤博己(9位) vs 吉田直(16位)
■客野直(2位) vs 石川正明(7位) vs 小田悟志(10位) vs 松本京也(15位)
■安藤友一(3位) vs 赤司美奈子(6位) vs 三浦大輔(11位) vs 小松武蔵(14位)
■仲田加南(4位) vs 刀川昌浩(5位) vs 樋口洋輔(12位) vs 田中史孝(13位)

いよいよ“ベスト16”!
足切りが4名ということもあって、この日は上位よりも下位に注目が集まった。


第5節終了時、9位以下は全員がマイナス。
上を見ても8位と60P以上離され、逆に16位までの8人が40P以内にひしめき合っている。
これで足切りを意識しないのは無理というものか。

暫定1位の小川が貫禄の+42.3P、昇り調子の太田が+20.6Pと加点した卓では、
まず吉田が大きくマイナスして敗退が確定。
合計▲15.7Pの加藤は他卓の結果次第ということになった。


別卓では、小田と私が下位の直接対決。
三回戦を終えた時点で私は赤ランプが点灯していたが、四回戦で5万点台のトップを走り、息を吹き返していた。
しかし、オーラスに小田が客風牌をアンカンして「リーチ・ツモ・ドラ1」2,000、3,900(+300)をツモ和了り、沈みの2着ながらトータルでは私をまくった。
僅差だが、合計▲10.5Pの小田は安全圏に脱出し、▲13.4Pの私は結果保留に。



三浦・小松の入った卓では上位陣(安藤・赤司)が崩れ、沈んでいた二人が好結果を残していたため、あとは残る1卓を見守る形となった。
ちなみに、この時点で加藤の敗退が確定となる。



そして、波乱が起きた。
仲田・刀川が好調を持続する中、ともに合計▲60P付近を行き来していた樋口・田中の敗退は確定的だった。
しかし、四回戦で樋口が田中から「国士無双」32,000を和了り、当落線上まで急浮上!! ギャラリーが瞬間ざわめく。



その後も点棒のやりとりが何度か続き、やがて終局。
▲ 100Pオーバーの田中は敗退。
▲ 大きな仕事をやってのけた樋口は……▲13.0P。
私と400点差の暫定12位、まさに首の皮1枚で残留となった。




全体では、小川が2位に100P近くを引き離して独走態勢に入った。
以下は、第2節以降安定してプラスを続けている刀川がついに2位浮上。
昨期の新人王・仲田も持ち前の攻撃力でわずか0.9P差の3位。
4位の客野も虎視眈々と優勝を狙っている。


次回の第7節ではさらに4人が足切りとなる予定だが、ここまで来れば上を見るしかない。
自分の持っている麻雀の全てをぶつけ合ってほしい。

(文責:松本 京也)

 

第3節&4節レポート


今回、レポートを書かせていただきます、23期生の赤司美奈子と申します。
よろしくお願い致します!!

新進気鋭の若手プロと打てるのが楽しみで、会場となる連盟道場の階段をトテトテと登る時は、いつもわくわくしてしまいます!
会場に入ると、雰囲気にのまれて少し挙動不振になるのですが…


特昇リーグ第3節、私は昨年新人王・仲田、樋口、小松と同卓。
1回戦目、仲田がトップ。2回戦目も東2局に親の仲田があっさり8.000点オール。
やっぱり強い・・・。
女流リーグで彼女と二度戦い、すさまじい攻撃力を見せられた過去が蘇る。
戦う相手に対して苦手意識を持ってはいけないと思いつつも、どうしても警戒し過ぎてしまう。

樋口、小松もしっかりと満貫以上の手を作ってくる。
焦りばかり空回りして、鳴きミスや放銃に走る私。
途中から開き直って、
「負けてもともとだと思って参加したリーグ戦、せっかくだから楽しんで帰ろう」
そう思い直し挑んだ4回戦目でなんとかトップが取れて、翌日に嫌な状態じゃなく繋げられたことにホッと胸をなでおろした。

対局が終わり、他の卓を見回すと、まだ残り2卓。
みんな自分の対局が終ってもなかなか帰らず、真剣な眼差しで残りの卓を見つめている。
そんなライバル達を眺めながら、
「明日は誰と対戦し、どんな展開になるんだろう」
そんなことを、集中しすぎてぼんやりした頭で考えていた。

第3節でジェンと水越が敗退してしまう。
数少ない女流陣が敗退してしまったことに、なんだか心細さを感じた。


翌日、特昇リーグ第4節。私は松本、加藤、田中と同卓。
いずれも実力があるとの評価を耳にしたことのある三者、強いプロと打てて、嬉しいやら怖いやら・・・。
今まで運良く稼げたポイントが、すでに私の心に余裕をもたらしてくれなくなっていた。

1回戦目は、松本、田中の両者が怒涛の攻撃をみせ、私は置いてけぼりの気
分だった。
やっと仕上げたメンホンも、松本の先制リーチにあえなく撃沈、満貫放銃。
またもやポイントが沈んだ状態で2回戦目を迎える。
苦しい・・・。
かかった競争馬のように攻撃に走る私、もう気持ちに余裕なんて持てず、とにかく必死だった。

この日のトータルを僅かな浮きで迎えた4回戦目のオーラス一本場、
親・加藤30300点、田中30900点、私31300点、松本27500点。
ほぼ和了りトップの状態だが、アグレッシブに仕掛ける田中に圧倒され、気持ちは守り気味に。
そして、松本から7巡目にリーチが入る。その時の私の手は、

 ドラ

は松本の現物だったし、ドラのはイヤな感じで浮いてるし、ここはオリようと思った。

満貫以上じゃなければなんとか浮いて今日を終われる。田中の打に合わせてを河に並べた。
ところが、10巡目、

を勝負すればテンパイが取れる形になってしまった。
勝負するのはまだいいとしても、なぜ入り目がなんだろう。ならば、
リーチ打たなくても和了れるのに・・・。

リーチを打って勝負に行くか、当初の予定通りオリるか、究極の選択を迫られた気分だった。
正直、半分泣きそうだった。
を切ってダマテンと言う選択肢は、私の中にはない。そんな中途半端はイヤだ。

迷った末に私は、「これだけ牌が行け行けって入ってきてるんだ、いっちゃえ!えいっ!」とリーチをかけた。
このレポートを読んでいる皆様は、この局面どういった選択をされますか?
ぜひとも意見を聞かせてください!情報がこれだけでは少ないかもしれませんが。

結果はがリーチ者から出て、からがらトップがとれたわけですが、冷静に考えると無謀だった気もします。
今まで稼いだポイントを考えると、一人沈みになりえる状況で無防備な状態になるリーチを選ぶのは向こう見ずなんでしょうか!?
それとも、テンパイが取れるのにみすみすオリてしまうのは日和すぎなんでしょうか!?
今回たまたま運が良かったけど、次また同じ状況になったらどうするのが賢い選択なんでしょうか!?

きっと、こういう疑問と常に戦い続けて、自分のスタイルを作っていくんだろうなぁとしみじみ感じた第4節でした。


今回の特昇リーグ、第3・4節共に、私の卓の対局が長かったために、なかなか満足に他の卓を観戦することができず、ポイントの浮き沈みでしか全体の報告ができませんが、小川、仲田、刀川と実力者が上位に位置し、やはり特昇リーグを勝ち抜くのは容易ではないなと痛感させられます。

現在、首位に位置する小川は、「リーグ戦のマイナスをなんとかプラスに持って行きたい」とコメント。
私もリーグ戦マイナスであることをハッと思い出す。

第4節では寺戸が敗退。残るは19名。



特昇リーグも半分を終え、明暗を分ける時期にさしかかってきているのでしょう。
とはいえ、まだ誰にでも優勝するチャンスがあるポイント差。
今後どういった展開になるのでしょうか!
(敬称を略させていただきました。先輩方申し訳ございません。)

(文責:赤司 美奈子)

 

第2節レポート


初めまして。
特昇リーグの第2節のレポートを担当させてもらいます、 中部本部所属21期生の寺戸孝志です。よろしくお願いします。
前期なんとかD2から昇級し、特昇リーグへの出場資格を獲得して参戦してます。


第一節に大きくマイナスした私は、▲100Pを超えると足きりになる不安とも戦わなければならない。
その中、卓割りを聞くと、首位のガースと同卓。

これ以上ポイントを叩かせてはいけないと思いながら対局に臨んだが、
二回戦に自分の和了り逃しから3.000、6.000をツモられてしまうなど、苦しい展開。
結果、自分はマイナスしてガースにはプラスされてしまった。


自分の卓が一番早く終わったので他の卓を観戦すると、十段戦準優勝・大場が絶体絶命。
三回戦が終わって、足切りギリギリのライン。
浮きで進んでいた四回戦オーラスに、大事件が起こる。
赤司が5巡目で四暗刻単騎を和了り、9万点弱のトップで+90.8Pを叩き、一躍首位へ。
この大波にのまれた大場は敗退、役満放銃のジェンも足切りギリギリまで追い込まれた。

その中、王位戦ファイナリストの小川は着実にポイントを伸ばしているところはさすがである。
別の卓では、客野の早いメンホン一通に放銃など厳しい戦いを強いられた和泉が▲109.0Pで敗退となってしまった。


次節からは、土日と続けて一ヶ月に2節。
地方から来るものにとってはありがたい日程ですが、3節目で足切りになって4節目が観戦とならないように頑張らないといけないですね。

全8節あるので、自分を含め下位の方でも十分上を狙えるチャンスは残っているので、各々目標を持って対局していって欲しいと思います。

(文責:寺戸 孝志)

 
 

第1節レポート


今回で四期目を迎えた特昇リーグは過去最多となる24名がエントリーした。

今節注目の卓は大場・加藤の十段戦ファイナリスト対決であったが、明暗を分ける結果となった。

その加藤を上回っての首位はガース。
注目の和泉、新人王・仲田を叩いての好スタートであるが、
本場所のリーグ戦で大きく沈んでしまっただけに、成り行きが気になるところだ。

その他の上位陣は昨年度大活躍の小川、チャンピオンズリーグ三位・吉田、王位戦6位の田中など。
前回三位でD2→C2に特別昇級した刀川は中団で虎視眈々、やがては台頭してくるだろう。

下位リーグ者にとっては夢の架け橋ともいえるこのサバイバルレースを勝ち残り、上位リーグへ駆け昇るのはいったい誰であろうか。

(文責:編集部)

 
 

第4期特別昇級リーグ開催概要


場所   四ツ谷連盟道場

時間   PM 5:30〜

ルール  連盟 A ルール 

詳細は運営にお問い合わせください。


開催日程

第1節 4月13日(日) 第6節 7月13日(日)
第2節 5月18日(日) 第7節 8月9日(土)
第3節 6月14日(土) 最終節 8月10日(日)
第4節 6月15日(日)    
第5節 7月12日(土)    

 

優勝者 2位 3位 4位 備考
第1期 2006(後期) 岩井 健太  内川 幸太郎 天音 まこと -  
第2期 2007(前期) 藤岡 良一 天音 まこと 内川 幸太郎 - ※特別昇級該当者なし
第3期 2007(後期) 佐々木 寿人 加藤 博己 刀川 昌浩 - リーグ戦
第4期 2008(前期) 小川 尚哉 石川 正明 刀川 昌浩 仲田 加南 リーグ戦
第5期 2008(後期) ? ? ? ?  

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