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タイトル戦情報

第12回静岡リーグ(プロアマ混合)決勝


順位 名前 予選 ポイント 1 回戦 2 回戦 3 回戦 4 回戦 5 回戦 6 回戦 合計
優勝
石津 寿人
10.0  --- 18.7 26.4 37.6 33.3 5.9 131.9
準優勝
杉村 泰治
40.0 ▲ 3.6 6.4
 ---
▲ 3.6 9.3 ▲ 14.0 34.5
3
竹内 仁
0.0 31.3 ▲ 6.1 20.2 ▲ 32.7
 ---
16.2 28.9
4
寺戸 孝志
30.0 ▲ 17.7
 ---
▲ 14.0 ▲ 1.3 ▲ 36.5 ▲ 8.1 ▲ 47.6
5
若松 正和
20.0 ▲ 10.0 ▲ 21.0 ▲ 32.6
 ---
▲ 6.1
 ---
▲ 49.7

 

<観戦記>

前日まで降っていた雨もあがり、春の日差しが眩しい日曜日。
浜松に選ばれしものたち5名が集結し、第12回静岡リーグ決勝戦が行なわれた。

ひと月前の決勝進出より今日まで十分なトレーニングを積んできた様子が、皆の表情から感じ取る事ができた。

1位通過から順に40P、30P、20P、10Pとハンデが与えられる決勝戦。どのような戦略で臨むのか、対局前にインタビューした。

1位通過・杉村プロ…「獲りたい。」
2位通過・寺戸プロ…「いつも通りに・・・。」
3位通過・若松プロ…「普段と同じように打てればいいです。」
4位通過・石津プロ…「緊張しないフリをしてる。初めての決勝だからよくわからないよ。」
5位通過・竹内氏…「緊張してます。相手を意識しないようにしたいです。」

さて、決勝戦の開演である。


1回戦(抜け番石津、起家から杉村、若松、寺戸、竹内)

優勝まで半荘5回という短期決戦だけに、スタートダッシュは必須である。
開局6巡目にさしかかり、全員の手牌を覗いてみたところ、
杉村と若松が1シャンテン、寺戸が3シャンテンながらドラがトイツで竹内ひとりが遅れた状態であった。

そして9巡目、親の杉村からリーチ

 ドラ

メンピンだけのリーチだが、対局者から見たら威圧感十分だろう。
開局早々の独特な緊張感に包まれている中で誰もが最悪を避けたい筈である。
これを受けて1シャンテンの若松、ドラトイツの寺戸はどう対応するのか注目していた。

……!
一発で無スジのが場に打たれた。

若松でも寺戸でもなく、竹内からである。

私はそっと竹内の手牌を覗き、目を疑った。
ドラも何もない3シャンテン・・・、そして理解した。これは宣戦布告だということを。
しかし理屈で考えればハイリスクノーリターンで、そう簡単にできる事ではない。
竹内の闘う気持ちがそうさせたのだろう、この後も無スジを連打していく。

実はこの時、寺戸にもテンパイが入っていて親の現物で7.700であった。
弱気になってオリていたら、それこそが最悪の結果になっていただろう。
前述の最悪とは、放銃の事ではない。自分を曲げる事なのである。
竹内の後ろで日吉が静かに牌譜を採っていた。

この局1.300オールをツモあがるものの、しっくりこないのは杉村である。
そしてこの後、杉村の憂いが的中する。
続く1本場で竹内が2.000・3.900をツモアガると、東2局では1.300・2.600をツモ。
そして東4局の親番で7700をアガり、一気に流れを引き寄せた。

しかし、ここから場が膠着する。
4局連続の流局により南3局で6本場となった。
淀んだ空気が場を包む。点棒を持っている竹内も含め皆苦しいのだろう、摸打が速くなっていた。
そして竹内に好機。

このテンパイ。竹内ならリーチだろうと思って見ていたが、これをダマテンに構え杉村から3.900は5.700を出アガり、大きく息を吐いた。

オーラスで杉村に5.200を放銃したものの一人浮きトップを取り、ハンデを吹き飛ばした。

1回戦終了時
杉村 ▲ 3.6P/+36.4P
竹内 +31.3P/+31.3P
寺戸 ▲17.7P/+12.3P
若松 ▲10.0P/+10.0P
石津 -/+10.0P



2回戦(抜け番寺戸、起家から竹内、若松、杉村、石津)

この回から入った石津だが、飄々とした印象がある。
マイペースだが研究熱心で、静岡支部一の努力家と言ってもいいだろう。

東3局4巡目、その石津からリーチ

 ドラ

この局も竹内が無スジを連打し、8巡目にテンパイ!
国士無双、待ち。ツモる右腕に力が入る。
この發だが、リーチ者の石津が前巡に3枚目を切っている。もしすぐの山に4枚目があれば打たれた牌だろう。
しかし石津からツモの声、1.300・2.600。

この2回戦は1回戦とは一転して小場となっていた。
しかし結果的になっているだけであって、先程の国士無双をはじめ高打点のテンパイをて果たす者はいる。
そんなテンパイを横目に“飄々と”アガっていくのである。
今日の石津は、いつも以上に持ち味を出していた。

アドバンテージが少なくなった杉村もここは食らい付く。
南3局で5.800をあがりクビを作った後のオーラス、石津の5巡目親リーチ、

捨て牌が、

このリーチにの対子落としをした後、杉村はこの形、

を切って4.800の放銃かと思われたが杉村に長考が入り現物の打とした。
「直撃は避けたかった」と後に語ってくれた。

これが英断なのかは判らないが、プラス終了でかろうじてトータル首位の座はキープした。

2回戦終了時
杉村 + 6.4P/+42.8P
石津 +18.7P/+28.7P
竹内 ▲ 6.1P/+25.2P
寺戸 -/+12.3P
若松 ▲21.0P/▲11.0P



3回戦(抜け番杉村、起家から寺戸、石津、竹内、若松)

前回トップの石津がこの3回戦でも先手を取る。
東1局に若松から5200をアガると、東2局の親番で3900オールをツモり点棒を積み重ねていく。

南場に入り今度は竹内の猛攻が始まる。南1局9巡目リーチ

 ドラ

次巡、若松がポンテン。

 ポン

を掴み5200の放銃となってしまう。

南3局11巡目、親番である竹内からのリーチ。

 ドラ

同巡の若松、

 ツモ

長考に入る。
若松は2回戦終了時でマイナスとなり、この回も残り15000の現在ラス。
此処まで勝負牌はすべて放銃に繋がってしまっている。
行くかオリるかさえ迷いの中にいるのであろう。
そして場にはが置かれた。
「リーチ」の発声の前に無情にも竹内の「ロン」の声が響く。11600は11900。

「ハイ・・・」と点棒を渡したその目には力はなく、此処でひとりの男の決勝戦は終焉を迎えた。

石津47100、竹内46200で迎えたオーラスは1300で石津が逃げ切り2連勝を飾った。

3回戦終了時
石津 +26.4P/+55.1P
竹内 +20.2P/+45.4P
杉村 -/+42.8P
寺戸 ▲14.0P/▲ 1.7P
若松 ▲32.6P/▲43.6P



4回戦(抜け番若松、起家から杉村、石津、寺戸、竹内)

後半戦最大の見どころとなった4回戦。
インターバルの間に2人に抜かれてしまった杉村だが、ここは起家となり積極的に攻める。

東1局親リーチ。1回戦とは違い、本手である。
リーチ後にアンカンをして出アガり9600、ツモで4000オールだが、これは不発。流局となる。

対して石津は東2局の親でリーチ。

 ドラ

これをあっさりツモあがり3900オール。

実はこの局、先手のテンパイを果たしていた者がいた。竹内である。
後に日吉が分岐点だったと語ったこの局、5巡目でこのテンパイ。

6400テンパイだが、アガれそうな5200も見える。
この時、竹内に迷いが生じた。
アガリへの道はあった。だが歩めなかったのである。

続く1本場の8巡目に杉村から先制リーチ

 ドラ

10巡目に石津が追いかけるが、ここは杉村に軍配。3900は4200の放銃となる。

杉村VS石津の図式で沈黙が続いた寺戸だが、親番を迎えて勝負に出る。
東3局9巡目に石津から先制リーチ。

 ドラ

次巡、リーチで追いかける寺戸、

どちらの待ちも残りは少なく、流局するであろうと思われた17巡目、石津の手元にドラのが置かれた。
3000・6000。

この瞬間、何かが崩れ去った。それまでの何かが・・・。

壮絶なリーチバトルは南場に入っても続く。
そしてまたしても先手は石津。
南2局10巡目に親リーチがかかった。実にこの半荘3度目の先制である。
寺戸も竹内も為す術がない。

しかし、、これを息を潜めて待っていた男がいた。
杉村である。無スジのを飛ばし国士無双のテンパイを果たす。


だが、このに「ロン」の声。7700。

これにはさすがの杉村も揺れた。
流局をはさみ、続く南2局2本場、杉村が長考後リーチとした。

 ドラ

慎重派の杉村がこういったリーチを打つのは珍しい。
それだけに長考したのだろう。
石津の親を落としたいという思いと、打ち慣れていないリーチの間で気持ちが交錯していた。
その石津はリーチ宣言牌をチーすると杉村がツモ切ったドラのをポン。場に緊張が走る。
静かにチャンスを待っていた竹内もベタオリ。だが2人の共通安全牌はなく苦しい状況であった。
その姿は1回戦で無スジの七を切った竹内ではなかった。

ハイテイで杉村がツモる。2000‐3900は2200‐4100。

南3局親番は寺戸。今日此処まで後手に回ってきた。
高打点のテンパイを入れていてもアガリまで結び付かなかった。
そういった経緯があるのだろう。6巡目にポンテンを取る。

 ポン ドラ

これを放銃したら甘いと言われるのか?それとも麻雀の神様に見放されてしまったのか?行く先を見守った。

次巡、竹内がテンパイ。

このドラ単騎は寺戸が暗刻で純カラである。形を見ても他の牌に受け替えるのは難しいだろう。
そして3巡後、竹内の河にが置かれた。
「ロン」18000。
健闘していた竹内に痛恨の一撃が振り下ろされた。

オーラスに竹内が2本場まで粘るがアガリが付かずゲームセット。
寺戸のクビが切れ、石津の一人浮きトップて終了した。

4回戦終了時

石津 +37.6P/+92.7P
杉村 ▲ 3.6P/+39.2P
竹内 ▲32.7P/+12.7P
寺戸 ▲ 1.3P/▲ 3.0P
若松 -/▲43.6P



5回戦(抜け番竹内、起家から杉村、石津、若松、寺戸)

此処までダントツの石津。この半荘はその集大成を見る事となる

東2局2本場、9巡目親の石津がテンパイ。

 ドラ

同巡、吸い込まれる様に寺戸がを放った。
この18.000をはじめ、硬軟織り交ぜた攻撃は6本場まで積む事になり、東2局にして60.000点に近づいていた。
行くしかない寺戸、何もできない若松、粘る杉村。
卓上は完全に石津の支配下となり、そのままゲームは終了した。

5回戦終了時

石津 +33.3P/+126.0P
杉村 + 9.3P/+48.5P
竹内 -/+12.7P
寺戸 ▲36.5P/▲39.5P
若松 ▲ 6.1P/▲49.7P



最終戦(起家から竹内、寺戸、杉村、石津)
いよいよ今回の静岡リーグも残り半荘1回を残すのみとなった。
誰が石津を捕まえるか、気が付けば1対3の闘いになっていた。

東1局に竹内が2.600オールをツモあがる。
東1局1本場で300‐500は400‐600。
東2局…1.000
東3局…400‐700
南1局…300‐500
南3局…400‐700
と、すべて石津が“飄々と”アガっていく。
寺戸はノーホーラ、杉村に於いてはテンパイすらしていない。
まさにパーフェクト麻雀をやって退けた。

こうして第12回静岡リーグは石津プロの優勝で幕を閉じた。
今回静岡支部員の中で唯一決勝戦に残り、私も優勝への想いを託していた。
そういったプレッシャーを努力ではねのけ、優勝を手にして本当によかったと思う。


前列 優勝:石津 寿人
後列 左より 2位:杉村 泰治 3位:竹内 仁 4位:寺戸 孝志 5位:若松 正和

 

今、改めて言わせてもらおう。
「石津プロおめでとうございます!」

(文責:太田 昌樹 )



順位 名前 プロ/アマ 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 杉村 泰治 プロ 18.0 79.5 127.0 22.3 18.9 265.7
2 寺戸 孝志 プロ 43.7 13.6 57.9 16.6 7.5 139.3
3 若松 正和 プロ 21.7 15.2 ▲ 10.1 40.7 64.9 132.4
4 石津 寿人 プロ 81.8 50.6 8.9 17.1 ▲ 27.8 130.6
5 竹内 仁 アマ ▲ 30.2 23.7 35.0 82.2 13.6 124.3
6 鈴木 郁孝 プロ 64.8 25.8 36.2 ▲ 4.7 1.4 123.5
7 京平 遥 アマ ▲ 1.8 83.4 0.0 17.9 5.0 104.5
8 望月 雅継 プロ 13.7 ▲ 44.6 64.8 37.2 19.8 90.9
9 越川 清一 プロ 19.9 16.5 8.2 46.8 ▲ 8.4 83.0
10 山田 優駿 プロ ▲ 1.0 82.5 ▲ 24.7 35.6 ▲ 13.2 79.2
11 渡辺 洋巳 プロ ▲ 37.9 43.4 2.2 24.6 34.3 66.6
12 葛山 英樹 プロ ▲ 43.8 ▲ 0.5 62.8 35.8 9.5 63.8
13 鈴木 秀幸 プロ 28.1 9.6 24.7 ▲ 21.3 22.1 63.2
14 掛水 洋徳 プロ 23.0 ▲ 9.6 82.4 ▲ 36.8 ▲ 1.4 57.6
15 吉井 友直 プロ 27.4 45.4 ▲ 54.7 33.9 5.6 57.6
16 小松 伸男 プロ 4.5 38.0 ▲ 3.0 21.9 ▲ 14.9 46.5
17 日吉 辰哉 プロ 35.1 ▲ 63.0 61.8 ▲ 8.6 17.8 43.1
18 岡本 丈司 プロ ▲ 5.8 ▲ 56.1 24.3 13.4 65.3 41.1
19 鷲見 隼人 アマ ▲ 36.4 ▲ 29.0 ▲ 19.4 75.3 31.6 22.1
20 花原 史典 アマ ▲ 4.8 ▲ 20.2 8.4 28.0 7.8 19.2
21 牧野 潤一郎 アマ 21.1 ▲ 33.8 6.3 9.6 13.6 16.8
22 向 徹大 アマ ▲ 1.8 12.2 ▲ 22.8 76.4 ▲ 48.6 15.4
23 舟橋 晃 アマ 36.9 63.2 ▲ 26.0 ▲ 55.8 ▲ 3.7 14.6
24 白井 健夫 アマ 74.0 ▲ 12.6 ▲ 25.6 ▲ 50.4 28.3 13.7
25 林 俊宏 プロ 23.0 46.1 ▲ 11.6 ▲ 16.1 ▲ 37.2 4.2
26 渡辺 圭一郎 プロ 77.6 ▲ 47.0 ▲ 4.6 ▲ 30.0 ▲ 5.3 ▲ 9.3
27 石原 将樹 プロ ▲ 4.5 ▲ 8.9 ▲ 4.5 17.2 ▲ 16.1 ▲ 16.8
28 古橋 崇志 プロ ▲ 48.0 ▲ 55.3 85.7 40.4 ▲ 49.4 ▲ 26.6
29 磯部 文秀 プロ 28.3 0.2 ▲ 30.0 ▲ 36.6 8.9 ▲ 29.2
30 猿川 真寿 プロ ▲ 9.2 8.6 ▲ 7.2 ▲ 12.8 ▲ 8.8 ▲ 29.4
31 戸塚 豪 プロ ▲ 25.1 ▲ 13.7 ▲ 30.6 15.0 19.3 ▲ 35.1
32 寺本 吉孝 アマ ▲ 36.3 ▲ 12.7 ▲ 10.4 0.2 22.0 ▲ 37.2
33 柚木 正仁 プロ ▲ 28.4 43.5 ▲ 28.2 ▲ 62.3 31.9 ▲ 43.5
34 堀江 将隆 アマ 37.3 ▲ 24.7 ▲ 57.5 32.7 ▲ 35.1 ▲ 47.3
35 平岡 理恵 プロ 0.0 17.1 ▲ 15.9 ▲ 25.2 ▲ 24.8 ▲ 48.8
36 菅野 直 プロ ▲ 17.6 ▲ 23.7 4.4 7.9 ▲ 20.3 ▲ 49.3
37 鈴木 滋巳 アマ ▲ 6.5 ▲ 18.9 ▲ 8.2 ▲ 13.0 ▲ 17.8 ▲ 64.4
38 蒼井 ゆりか プロ 2.2 7.3 ▲ 33.9 ▲ 21.1 ▲ 23.5 ▲ 69.0
39 鈴木 雅人 プロ ▲ 24.6 29.7 29.4 ▲ 105.3 ▲ 6.6 ▲ 77.4
40 岩井 健太 プロ 7.4 37.7 ▲ 33.0 ▲ 113.6 18.8 ▲ 82.7
41 鈴木 勝敏 アマ 40.0 ▲ 36.2 ▲ 60.7 26.5 ▲ 53.9 ▲ 84.3
42 匂坂 浩輔 アマ ▲ 47.1 3.3 ▲ 2.3 ▲ 30.4 ▲ 10.7 ▲ 87.2
43 太田 昌樹 プロ ▲ 3.6 ▲ 85.1 26.1 ▲ 10.2 ▲ 14.6 ▲ 87.4
44 藤原 貞生 プロ ▲ 36.9 ▲ 47.6 ▲ 2.8 ▲ 47.4 45.0 ▲ 89.7
45 高橋 考基 アマ 20.4 ▲ 50.9 33.1 ▲ 87.0 ▲ 19.5 ▲ 103.9
46 荒川 礼二 アマ ▲ 43.1 ▲ 30.3 ▲ 23.6 8.2 ▲ 17.4 ▲ 106.2
47 杉浦 貴紀 プロ ▲ 102.1 25.9 ▲ 48.6 30.7 ▲ 28.1 ▲ 122.2
48 米津 博明 アマ ▲ 26.9 ▲ 6.4 ▲ 36.6 ▲ 55.3 0.0 ▲ 125.2
49 平田 拓也 アマ ▲ 26.8 ▲ 27.4 ▲ 7.1 ▲ 77.3 2.6 ▲ 136.0
50 河合 慎悟 アマ ▲ 79.4 ▲ 26.9 ▲ 29.9 ▲ 25.9 4.1 ▲ 158.0
51 堀 孔明 アマ ▲ 37.3 ▲ 35.2 ▲ 64.1 ▲ 65.0 ▲ 26.5 ▲ 228.1


<最終節レポート>


春のような爽やかな風が吹く2月15日、静岡リーグ最終節が行なわれた。
最終節は上位対戦となっていて、上位陣の組み合わせは以下の通り。

杉村(中部) vs 石津(静岡) vs 寺戸(中部) vs 鈴木郁(静岡)
竹内(アマ) vs 京平(アマ) vs 山田(中部) vs 越川(中部)
若松(中部) vs 向(アマ) vs 小松(静岡) vs 掛水(中部)

現在ボーダーラインが+110Pだが、+120P〜+130Pぐらいと考えれば12位の掛水まで十分圏内である。

3回戦終了時でボーダーライン上に2人が並び、±30以内に7人がひしめく大激戦となった。

やはり注目は1番卓。
中部2人VS静岡2人の図式は中部に軍配。
終始安定感抜群の杉村は難なく1位通過。寺戸が2位に付け、中部ワンツーで終了。

4回戦南2局、親番・杉村。

 ドラ

この12.000をトップ目の石津から出和了る。この瞬間、石津はガクッと肩を落とした。
大きなラスを引かない限り決勝進出は安泰なのだが、
ハンデがある決勝戦にはひとつでも上の順位で進出たいし、決勝で対戦するであろう相手に12.000は痛恨である。

結局この半荘は沈み、他の卓の結果待ちとなってしまった。
また逆に、かろうじて浮きを確保した鈴木郁も結果待ちとなっている。


2番卓ではトップ条件の京平がトップ、また大きなラスさえ引かなければよしの竹内がラスで終了した。

3番卓ではボーダーライン上にいた若松がトップ、決勝進出を濃厚にしていた。

集計の結果、1位・杉村、2位・寺戸、3位・若松、4位・石津、
そして5位の竹内と6位の鈴木郁が僅か0.8ポイントという微差で明暗を分けた。

来月の決勝戦では、今日以上の闘牌を魅せてくれるであろう5人に、心から拍手を贈るとともに熱い闘いを期待しよう。

(文責:太田 昌樹)

<第4節レポート>

決勝戦進出への重要な砦となる第4節、私自身決勝戦へのボーダーラインは遥か遠い…
だが最後まで自分らしく麻雀を打つ事が大事であり、それがプロであると考える。そう、今日の対局者は目下ダントツ首位の杉村プロ。
先月の中部リーグを制し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いである。
麻雀打ちにとって一人のダントツを許してはいけないという気持ちがある。

1回戦東2局8巡目、杉村のツモの声。3900オール!

 ツモ ドラ


…ダマテン…ツモ…

開局早々のチャンスだと思ってリーチをしてしまいそうな牌姿だが磐石の体制をとったのだろう。

後に「での2.000でも和了るつもりでした。」と語る。

この後も隙のない試合運びでプラス終了。4節目にして当確ランプを灯した。

注目すべきは9位につけてきた支部長・望月。2節間で100Pを叩き出しボーダーラインは目の前である。この辺りは流石といったところか。

麻雀は非常に便利なコミュニケーションツールである。今回のように50名を越える参加者でも一回卓を囲めば名前も顔も覚える。
残りは1節、最後まで自身への役割がある事を考え、ベストを尽くして戦いたい。

(文責:太田 昌樹)

<第3節レポート>


昨年末、静岡リーグ第3節が行なわれた。
ポイントを更に伸ばしたい者、巻き返しを図りたい者、思惑はそれぞれだろう。

私自身、この第3節は一番リラックスして臨めるだけに、この日の対局は非常に楽しみであった。

一回戦東3局の親番、12.000出和了り後の1本場、このような牌姿になる。

 ツモ ドラ

ここから打として、次巡ツモ。先制リーチが入っているが追いかけてリーチ。

 ツモ

6.000オール。
この和了りは調子の良い時のものだと思う。
気持ちがマイナス思考になっていたら一を切っていたかもしれないし、無理にホンイツにしていたかもしれない。
この瞬間、私は勝利を意識してしまった・・・。

そしてこの半荘で一人浮きトップを取るも、
その後は中部の葛山プロの猛攻に遭い、+30Pとポイントを大きく伸ばす事は出来なかった。
歯車がずれてしまったのである。あの瞬間は間違いなく噛み合っていた。
今までにも嫌という程経験はしているが、平常心というのは得てして難しい。


さて全体に目を向けてみると、上位に入れ替わりがあった。
+127Pと脅威の数字を叩き出した中部の杉村プロが首位に立った。
「自己最高得点です。打点を高くすることを意識して打ちました。」と満面の笑みで語ってくれた。

こうなると、ますます決勝ボーダーが高くなると予想される。
あと2節、どんなドラマが展開されるのか・・・
勝負の行方は、まだ誰にも分からない。

(文責:太田 昌樹)


<第2節レポート>


「運、感性、目に見えない力が勝敗を左右する。
したがって、いかに目に見えない力を発揮できるかが、その打ち手の強さの基準になる。」(灘麻太郎著 『牌の宿命』より)

王位戦A級決勝と日が重なり、いつもより少ない人数で始まった第2節。
静岡支部では望月、猿川、平岡、鈴木郁が不在の中で行われた。

今日の対局は、秋の空と同じく、荒れた展開となった・・・。
日吉、古橋、そして私・・・。
東京のリーグ戦にも参加している者たちが揃って大きく後退し、
杉村、山田、吉井と中部本部勢が浮上してきた。

孤軍奮闘は石津。
更なるポイントの上積みに成功し、単独首位の座をがっちりキープした。
対局終了後、「まだまだあと3節あるから・・・。今日は紙一重でアガったりアガられたりしたから楽しかった。」と語った。
石津の麻雀に対する姿勢にはいつも感心させられる。
この姿勢こそが、今の彼の麻雀を支えているのだと思う。

冒頭での『目に見えない力』とは、こういう事でもあるのだと私は思い、
今節の不甲斐なさと自己への怠慢さに腹が立った。

まだあと3節ある。
ベストを尽くして闘いたい。

(文責:太田 昌樹)

<第1節レポート>

先月行われた第11回静岡リーグ決勝戦では女流初となる平岡プロの劇的な逆転優勝で幕を閉じた。
その興奮も冷めぬまま、第12回静岡リーグが開幕した。
過去最多となる52名の参加で会場は大いに沸いた。

まず私が注目したのは、東京本部所属の岩井健太プロ。
名古屋からの参戦で第13期マスターズチャンプである。
同卓の日吉プロはどう戦うのか?非常に楽しみであった。
対局終了後「外見とは対照的に繊細な麻雀を打つ。強かった〜(^_^;)」と日吉は語った。

さてもうひとりのマスターズチャンプ・猿川プロ。
午前中のプロリーグで同卓したのだが、自分の麻雀に益々自信をつけている様に感じた。
「今日は午前の方が良かったなぁ…」と語った。

そして静岡支部長・望月プロ。たくさんの麻雀ファン達が観戦する。
…がしかし「今日はダメダメでした。(;´Д`)」
望月らしからぬコメントである。

今節トップスタートを切ったのは、鳳凰位戦プロリーグB2所属の石津プロだ。
「最後の親番で波が来た。」と持ち味の粘り強い麻雀で堂々の1位となった。

その石津を僅差で追いかけるのが渡辺圭一郎プロ。
「勢いを無くさない様に前に出る事を意識して打ちました。」と語る通り、
1回戦で7万点オーバーの一人浮きトップを取り、上位につけた。

そして4位は鈴木郁孝プロ。
先の最強戦では決勝戦まで残り、スタイルが確立しつつある。


回を重ねる度に激戦となっていく静岡リーグ。
誰が栄光を掴むのか…
まったく予想がつかないが、熱い闘牌になるのは間違いないだろう。

(文責:太田 昌樹)




静岡リーグ(プロアマ混合)過去の成績

年度
優勝
2位
3位
4位
5位
備考
第1回
2003年
望月 雅継
宮澤 成文
袴田 一郎
日吉 辰哉
波多野 博憲 
 
第2回
2003年
日吉 辰哉
鈴木 郁孝
鈴木 秀幸
望月 雅継
岸野 智之 
 
第3回
2004年
林 俊宏
日吉 辰哉
倉見 謙一
鈴木 秀幸
望月 雅継 
 
第4回
2004年
小林 信介
望月 雅継
倉見 謙一
磯部 文秀
鈴木 勉 
 
第5回
2005年
大野 和弘
太田 昌樹
望月 雅継
日吉 辰哉
鈴木 秀幸 
第6回
2005年
望月 雅継
鈴木 勉
白井 健夫
鈴木 郁孝
野間口 慎 
第7回
2006年
大高坂 松城
佐原 修司
林 俊宏
杉村 泰治
原田 有規
第8回
2006年
古橋 崇志
寺戸 孝志
鈴木 郁孝
渡辺 洋巳
牧沢 行晃
第9回
2007年
太田 昌樹
寺戸 孝志
林 俊宏
猿川 真寿
磯部 文秀
 
第10回
2007年
舟橋 晃
猿川 真寿
日吉 辰哉
鈴木 郁孝
荒川 礼二
第11回
2008年
平岡 理恵
森下 剛任
岡本 丈司
望月 雅継
白井 健夫
第12回
2008年
石津 寿人
杉村 泰治
竹内 仁
寺戸 孝志
若松 正和
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