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タイトル戦情報

第10回静岡リーグ(プロアマ混合)決勝


順位 名前 プロ/アマ 予選 ポイント 1 回戦 2 回戦 3 回戦 4 回戦 5 回戦 6 回戦 合計
1 舟橋 晃 アマ 40.0   ▲ 1.2 18.9 18.2 5.7 19.3 100.9
2 猿川 真寿 プロ 30.0 19.6 ▲ 21.1   ▲ 7.4 1.0 13.9 36.0
3 日吉 辰哉 プロ 20.0 ▲ 8.5   ▲ 22.3 6.1 11.8 ▲ 12.0 ▲ 4.9
4 鈴木 郁孝 プロ 0.0 6.2 28.5 ▲ 6.2 ▲ 16.9   ▲ 22.2 ▲ 10.6
5 荒川 礼二 アマ 10.0 ▲ 17.3 ▲ 6.2 9.6   ▲ 19.5   ▲ 23.4

 

<観戦記>

静岡支部が設立し早くも5年の月日が流れ、静岡リーグ決勝も10回目の節目を迎えた。
決勝進出者は予選上位から舟橋、猿川、日吉、荒川、鈴木(郁)の5名で上位の者から40P、30P、20P、10P、0Pというようにポイントを持った状態でスタートする。
又、5人打ちの為一人一回の抜け番があり、その選択権も上位の者から決める事が出来る。
抜け番は、舟橋、日吉、猿川、荒川、鈴木の順番で決まった。





1回戦(起家から日吉、鈴木、猿川、荒川)

開局一番から親番の日吉に選択が迫られる。12巡目に、

 ポン ドラ

ここからを切ると次巡のツモが、15巡目に西家・猿川の切ったをポンするが、次巡猿川がをツモり 1.000、2.000。

 ポン ツモ

猿川の手に引き寄せられたを見て、日吉はどう感じたのだろう?
この局を制した猿川、次局は400、700。その次局の親番では2900と3局連続でアガり、リズムは良さそうだ。
この半荘で5.200以上のアガリは生まれなかったが、全13局中6回アガった猿川がトップで終了。

1回戦成績
猿川 +19.6P 日吉 ▲8.5P 荒川 ▲17.3P 鈴木 +6.2P

トータル
舟橋 +40.0P 猿川 +49.6P 日吉 +11.5P 荒川 ▲7.3P 鈴木 +6.2P





2回戦(起家から鈴木、舟橋、猿川、荒川)

東発から場に緊張が走る。
1巡目にを鳴いた西家・猿川、5巡目にを重ねドラのを切ると次巡に親番の鈴木が

 ツモ ドラ

ここからを切る、これを猿川が鳴きイ−シャンテン

 ポン ポン

この時、は山に1枚残っていた。
一回戦目トップでトータルポイントもトップの猿川がここで大三元をアガるとポイント以上に相手に与える精神的なダメージは大きいのでは?と思われたが、
15巡目に鈴木が1.000オールをツモりピンチを切り抜けた。

ここまで見せ場の無かった荒川だが、ここで彼の意思の強さと弱さを垣間見る。東3局7巡目に、

 ドラ

ここからテンパイとらずのを切ると、10巡目に待望のを引き入れリーチ、高目のをツモり2.000、4.000。
このアガリで気分良く迎えたであろう東4局の親番、5巡目にテンパイするが、

 ドラ

ここでもテンパイとらずのを切る。
清一に一直線かと思われたが同巡に猿川からリーチが入り、8巡目にをツモると少考の末に切りでリーチに出る。
このが猿川の7700に放銃となった。

 ロン

猿川のリーチに対してプレッシャーを感じたのだろうか?ここでもテンパイとらずのを切って欲しく思えた。
7700をアガった猿川だが、次局の南1局では親番の鈴木に12.000を放銃。

 ドラ

続く南1局1本場では舟橋がリーチ後に一発でをツモり3.000、6.000は3.100、6.100。

 ドラ

めまぐるしく点棒が移動しトップが入れ替わる。
この半荘、オーラスに鈴木が舟橋から7.700は8.000をアガリ鈴木の一人浮きのトップで終了。
1回戦とはうってかわっての荒れ場であった。

2回戦成績
舟橋 ▲1.2P 猿川 ▲21.1P 荒川 ▲6.2P 鈴木 +28.5P

トータル
舟橋 +38.8P 猿川 +28.5P 日吉 +11.5P 荒川 ▲13.5P 鈴木 +34.7P





3回戦(起家から舟橋、日吉、荒川、鈴木)

前回のオーラスで鈴木にクビを切られた舟橋だが、ここから反撃が始まる。
親番の東1局では5巡目にをポン、7巡目にをポンし12巡目にドラのをツモり1.300オール。

 ポン ポン ツモ ドラ

続く1本場では3巡目にをポン、流局したが一人テンパイ、巧みな鳴きで局面をリードする。
その後も東3局ではリーチドラ3の8.000を荒川から打ち取り、その点棒を守りきりトップで終了。
2番手に付けている鈴木はマイナスとなり、トータルポイントの差を広げた。

3回戦成績
舟橋 +18.9P 日吉 ▲22.3P 荒川 +9.6P 鈴木 ▲6.2P

トータル
舟橋 +57.7P 猿川 +28.5P 日吉 ▲10.8P 荒川 ▲3.9P 鈴木 +28.5P





4回戦(起家から舟橋、猿川、鈴木、荒川)

舟橋が頭一つ抜けた形で迎えた折り返し地点の4回戦、東1局に鈴木から気合いの入った発声でリーチが入る。

 ドラ

5回戦目が抜け番で舟橋が親番なだけに、高目をツモりポイントを詰めたい所だろう。
しかし、ダマテンに構えていた舟橋がをツモり2.000オール。

 ツモ

逆にポイント差が広がる。
前回に引き続き好調の舟橋、反対に不調なのが日吉である。
ここまで苦しい展開が続き、トータルポイントは最下位。
今回も東4局まで放銃は無いがアガリも無く、ノーテン罰符と相手のツモアガリでラス目にいる。
ここまでの調子を見ると優勝は愚か足切りで終わるのではと思われたが、南場に入り息を吹き返す。
南1局ではピンフドラ1の2.000をアガると、次局ではカンの三色をリーチとする。
親番の猿川から追っかけリーチが入るが、きっちりツモアガリ2.000、3.900。

続く南3局では8巡目にリーチ。

 ドラ

このリーチは意外に思えた。
5巡目に親番の鈴木がをポンしてソーズに染めている上に、ドラのが見えていないだけに、守備に重点を置くスタイルの彼ならダマテンにするのでは?
後日この局の事を聞いてみると「リーチでもダマテンでもアガれると思った。普段はリーチ打たない。」と言う。

鈴木から2.000をアガリ微差ながらもトップ目でオーラスの親番を迎える。
さらに加点したい日吉だが、猿川のリーチを受け現物のを切るとダマテンに構えていた舟橋に捕まり、舟橋の2連勝。
同ポイントで二位の猿川と鈴木はマイナスの3着、4着となりポイント差は大きく広がった。

4回戦成績
舟橋 +18.2P 猿川 ▲7.4P 日吉 +6.1P 鈴木 ▲16.9P

トータル
舟橋 +75.9P 猿川 +21.1P 日吉 ▲4.7P 荒川 ▲3.9P 鈴木 +11.6P





5回戦(起家から荒川、猿川、日吉、舟橋)

最終戦前の5回戦、4人はそれぞれどのような気持で卓に付いたのだろう?
ここで決めるもよし、守るもよしの舟橋。
その舟橋との差を詰めたい猿川、足切りを避け大きなトップが欲しい日吉、荒川、そんな4人の思考が入り混じる中で始まった5回戦。

ここまで安定した戦いをしてた舟橋、東場終了時に初めて25.000点を割る。
特にピンチと言うわけでもないのだが、猿川からすれば舟橋をマイナスにし大きくポイントを縮めるチャンスであろう。

しかし、ここまで良い状態を築き上げた舟橋、そう簡単には崩れない。
南1局5巡目、チャンタ系の手組みをしていた所にドラのをツモると3連続でをツモり、7巡目にリーチをする。

 ドラ

17巡目、最後のツモにが眠っており、2.000、4.000。
これが決めてとなり、今回もプラスにまとめた。

5回戦成績
舟橋 +5.7P 猿川 +1.0P 日吉 +11.8P 荒川 ▲19.5P

トータル
舟橋 +81.6P 猿川 +22.1P 日吉 +7.1P 荒川 ▲23.4P 鈴木 +11.6P

ここで荒川の足切りが決定した。
彼には今回の経験を生かしさらなる飛躍を期待したい。





最終戦(起家から日吉、猿川、鈴木、舟橋)

「勝ちたい、他人は意識せず自分の麻雀を打ちきるのみ!」

対局前に言っていた舟橋のコメントである。
対局者5人の中で一番勝利に対する熱意を感じた。この気持ちの差がここまでのポイントとして出てるのではないだろうか。

東1局、2番手にいる猿川が5.200を放銃。アガったのは舟橋。
さらに苦しくなる猿川だが、南場に怒濤の追い上げをみせる。

流局の続いた南1局4本場で2.000、4.000は2.400、4.400をツモると親番の南2局で2.600オール、続く南2局1本場、2本場ではともに先制リーチをし一人テンパイ、
3本場でも先制リーチをし1.300は1600オールをツモり、舟橋とのポイント差を20P弱まで詰め寄る。

逆転まであと一歩だったが、次局舟橋がカンのダマテンをツモアガリ、自力で猿川の親を流す。
南3局の鈴木の親番も自力で流す舟橋。

そしてオーラス、唯一条件の有る猿川の三倍満直撃か役満ツモ。
猿川は国士を狙うがテンパイできず、ハイテイ牌を日吉が河に置き、第10回静岡リーグ決勝戦が幕を閉じた。

静岡リーグが始まって以来初のアマチュアの優勝者となった舟橋。
勉強会などに積極的に参加し、リーグ戦の前日には調整の競技セットをするなど勉強熱心で努力家である。
そんな彼を見習い、私も精進したいと思う。

(文責・石津寿人)

 


 

静岡リーグ(プロアマ混合)過去の成績

年度
優勝
2位
3位
4位
5位
備考
第1回
2003年
望月 雅継
宮澤 成文
袴田 一郎
日吉 辰哉
波多野 博憲 
 
第2回
2003年
日吉 辰哉
鈴木 郁孝
鈴木 秀幸
望月 雅継
岸野 智之 
 
第3回
2004年
林 俊宏
日吉 辰哉
倉見 謙一
鈴木 秀幸
望月 雅継 
 
第4回
2004年
小林 信介
望月 雅継
倉見 謙一
磯部 文秀
鈴木 勉 
 
第5回
2005年
大野 和弘
太田 昌樹
望月 雅継
日吉 辰哉
鈴木 秀幸 
第6回
2005年
望月 雅継
鈴木 勉
白井 健夫
鈴木 郁孝
野間口 慎 
第7回
2006年
大高坂 松城
佐原 修司
林 俊宏
杉村 泰治
原田 有規
第8回
2006年
古橋 崇志
寺戸 孝志
鈴木 郁孝
渡辺 洋巳
牧沢 行晃
第9回
2007年
太田 昌樹
寺戸 孝志
林 俊宏
猿川 真寿
磯部 文秀
 
第10回
2007年
舟橋 晃
猿川 真寿
日吉 辰哉
鈴木 郁孝
荒川 礼二
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