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タイトル戦情報

第8期プロクイーン決定戦 

ベスト8レポート

(レポート:天音 まこと)


A卓:赤司美奈子・奥村知美(協会)・岩井茜・石井あや(最高位戦)

左から 石井あや(最高位戦)・岩井茜・奥村知美(協会)・赤司美奈子

 

1回戦、先日の最後の流れそのままに、石井あやが好調である。
奥村は、昨日最後に力を使い果たした気がするといっていたが、まだ闘志はまんまんだ。
南2局、親・奥村。配牌でドラドラの石井が丁寧に役牌を重ね、こんなリーチ!

 リーチ ドラ

奥村も終盤に追いつき、リーチ。

 リーチ

流局したが、開かれた手牌をみて目を丸くする奥村。「掴まなくて良かった〜」と豪快に笑う。
南4局に移り、親・石井が好ツモからドラドラのチーテンを入れると、それまでなんとも手の入らなかった赤司が、まとめあげたこの手をリーチ!

 リーチ ドラ

東家・石井は、

 チー

昨日の赤司ならこれをツモっていただろう。しかも高めで。
しかし、今日は石井が強い。このシャボで石井がをツモり、1本場へ。

石井 あや(最高位戦)

 

石井はまたも好ツモだ。配牌からソーズ寄りな手牌が7巡目に、

 ドラ 

因みにも1枚ずつスルーしている。
単騎をにし、またに替えたところで、赤司から七対子ドラ単騎のリーチが入る。
正直、石井のアガリかなあと思っていた。
石井もダマテンのままグリグリ押し、終盤、前巡に通ったのスジ、をツモ切ると奥村から、

「ロン!8,000」

 ドラ

西家・奥村の、粘りの今テンであった。しかも入り目が。南家・赤司のツモ切ったに見向きもせずテンパイを入れ、最高の場所から出アガった。
この直撃により1回戦のトップは奥村がもぎとる。

1回戦成績  奥村知美+30,5P 石井あや+10,1P 赤司美奈子▲11,2P 岩井茜▲29,4P


2回戦、「あの1回戦のトップで気持ちよくなっちゃったんだよねえ〜」と笑う奥村がその点棒をはきだす。

石井は変わらず好調で今度はトップに。

2回戦成績  石井あや+40,7P 岩井茜+13,8P 赤司美奈子▲12,3P 奥村知美▲42,2P
2回戦終了時 石井あや+50,8P 奥村知美▲11,7P 岩井茜▲15,6P 赤司美奈子▲23,5P


3回戦、岩井が序盤のリードを守りトップ目に立つ。
南2局、赤司が今度こそはと二役トイトイをアガリきり、奥村のメンピンドラドラはからぶる。
南3局、を鳴いた石井に対し、奥村が終盤必死のリーチ。

 リーチ ドラ

これをツモって石井をかわすも、オーラスに石井があっさりメンピンドラ1をツモり、奥村は苦しい2ラスをひく。

3回戦成績  岩井茜+20,8P 赤司美奈子+7,7P 石井あや▲2,6P 奥村知美▲25,9P
3回戦終了時 石井あや+48,2P 岩井茜+5,2P 赤司美奈子▲15,8P 奥村知美▲37,6P


4回戦、赤司対岩井の構図がはっきりしてきたなあと思う東3局、岩井の親に赤司がこのリーチ!

 リーチ ツモ
 
を一発でツモり岩井から一歩リード。
奥村は、くらいつくも、からぶりがつづく。

4回戦成績  赤司美奈子+22,4P 石井あや+7,5P 岩井茜▲7,6P 奥村知美▲23,3P
4回戦終了時 石井あや+55,7P 赤司美奈子+6,6P 岩井茜▲2,4P 奥村知美▲60,9P


5回戦、赤司がリードする形で南入するも、ラス親の岩井にあせりはなさそうだ。

岩井 茜



南1局、最後の親番の奥村は粘る粘る。
正直、配牌もツモもよくない。しかし目いっぱいにかまえてテンパイまでこぎつける。

2本場には、赤司から先行リーチが入る。

 リーチ ドラ

奥村はこれに一発でを切って、最後のツモでテンパイを入れる。

奥村知美(協会)


奥村の闘っている姿が好きだ。
昔、一目見たときから、この人女闘士だなあと思った事を思い出す。
やや前傾に姿勢をとり、繰り出す腕がパンチに見える。綺麗だ。
その後も粘る奥村を石井がやっとさばき、5本場が終わった。
赤司の親番は2人リーチで流局し、次局、供託2本つきで赤司は七対子を石井からアガリ、オーラスを迎える。

このままならば赤司の勝ち上がり、しかし、岩井も今まで致命的なミスを犯しているわけでもないし、手は入っている。
その岩井からリーチが入る。

 リーチ ツモ ドラ 裏

この4,000オールで一気に今までのドラマをひっくり返した。
赤司は一転、追う立場に。点差は3,500点。

岩井は先にタンヤオの仕掛けを入れている。

赤司 美奈子


赤司は自風のをトイツでもっており、これを生かしたチャンタ系を見ていたようだが、終盤よれて入ったテンパイが、

こうで、岩井から直撃かツモならOk。
だが、赤司はリーチをしないと、岩井以外から出た時の点数が足りないのでリーチ!
しかし、そのリーチ棒が出て、差が4,500差となった岩井の選択肢にオリが加わり、岩井はオリを選択。
赤司は祈り込めて最後のツモに指先に力が入るも、最後のドラマは起きなかった。

5回戦成績  奥村知美+26,2P 岩井茜+6,1P 赤司美奈子▲4,4P 石井あや▲28,9P
5回戦終了時 石井あや+26,8P 岩井茜+3,7P 赤司美奈子+2,2,P 奥村知美▲34,7P

A卓勝ち上がり   石井あや(1位通過)  岩井茜(2位通過)

赤司美奈子「途中、精神的に崩れたけど、なんとかふんばって最後まで粘りました。でもだめでした。」

奥村知美 「また来年頑張ります。4,000オールひかれるまでは、赤司さんから跳満直撃って考えて粘ったけどそこまでだった。」



B卓:石井阿依(協会)・吾妻さおり・内田美乃里・和泉由希子

左から 内田美乃里・吾妻さおり・石井阿依(協会)・和泉由希子

 

ここは俄然、和泉由希子に注目する。昨日の勝ち上がり方のバランスが良かったと話す和泉は、今日も牌勢は悪くないようだ。

1回戦東1局、ドラ

内田はいつも丁寧だ。
序盤、石井のドラ切りリーチにこれを鳴かず、リャンメンテンパイをとり、リーチして石井から討ち取った。
和泉も牌は中に中に寄り、いい感じである。

南2局、和泉は南家、

 ドラ

石井のリーチにひっそりとダマ押しし、をツモ!そのままかき集めてトップに。

1回戦成績  和泉由希子+38,4P 内田美乃里+2,4P 石井阿依▲15,0P  吾妻さおり▲25,8P


2回戦、和泉が1回戦の延長とばかりに、積んではいるのだが流局が多い、4本まで積んだところで、石井が流した。
その流した石井が、そこから好ツモを引き寄せトップに。

2回戦成績  石井阿依+31,0P 内田美乃里+7,4P 和泉由希子▲7,7P 吾妻さおり▲30,7P
2回戦終了時 和泉由希子+30,7P 石井阿依+16,0P 内田美乃里+9,8P 吾妻さおり▲56,5P


3回戦、ここで少しでもプラスしないと、もう吾妻は圏外になってしまう。
しかし、昨日で運を使い切ったのか、苦しい手牌が続く。
石井が相変わらず好調にトップを走るが、そんな石井の4巡目ドラ切りをみた吾妻は決死のリーチ。

 リーチ 一発 ロン ドラ

吾妻 さおり

これを一発で石井から討ち取り、少し浮上したと思った次局。

和泉の4巡目リーチ。

 リーチ ドラ

そこに石井が7巡目、  

 リーチ ドラ

少し手詰まってしまったのか、吾妻が高い方の石井に放銃!
オーラス、吾妻はなんとか1,000・2,000をツモり、首の皮一枚つなぐ3着へ。

3回戦成績  石井阿依+27,0P 内田美乃里+3,1P 吾妻さおり▲10,0P 和泉由希子▲20,1P
3回戦終了時 石井阿依+43,0P 内田美乃里+12,9P 和泉由希子+10,6P 吾妻さおり▲66,5P


4回戦、内田は昨日よりはいいようだ、もともと受ける方だが、放銃が少なく、我慢がきく。

内田 美乃里


今までの3回戦では点棒が動くだけで、内田はなんのかんのずっと2着をキープしている。
そんな内田のハイライト。南3局、  

 ドラ カンドラ

こんな牌姿をひっそりだまっているところが好き。
確かに、ダマでもリーチでも出てくるような牌(でもカンしてる親の現物)ではないのであろうそれを、安めでツモ!
この時ばかりは、冷静な内田のツモの声が気迫に満ちていた。格好いいなあやっぱり。

そして、その後の南4局ではラス目に落ちてしまった和泉が魅せる!

和泉 由希子


 ドラ

七対子の待ち選択は難しい。
確かに、も生きていそうだが、リーチに踏みきれるところが凄いと思う。
そしてこれをツモり上げ、一気に2着まで浮上した。(裏ドラ表示牌にもがいたのはご愛嬌)
しかも、これで石井がラスまで落ちた為、勝負は面白い三つ巴となった!

4回戦成績  内田美乃里+18,1P 和泉由紀子+7,0P 吾妻さおり▲5,9P 石井阿依▲19,2P
4回戦終了時 内田美乃里+31,0P 石井阿依+23,8P 和泉由希子+17,6P 吾妻さおり▲72,4P


5回戦、並びは起家から、和泉、石井、内田、吾妻の順である。
東3局の親番が落ちるまでに、内田は安全圏に逃げる。
5回戦のここで、この力が使えるところがやはり内田の強さなのだなあと思う。

後は、和泉と石井の争いであるが、東1局に8,000の放銃、東2局に跳満の親かぶりをしている石井は和泉より現時点では下である。
ただ、和泉もアガれているわけではなく、南1局の親番もテンパイでふんばるも、内田満貫ツモの親かぶりで流れてしまった。

そして石井の親番である。石井は現時点の点棒こそないものの手は落ちていない。親を迎えると、8巡目にリーチ。

 リーチ ドラ

234はくずれてしまったが、まあそこは親。
そこに割って入ったのは吾妻。

 ドラ

もしこれを石井から直撃できて、尚且つ、最後の親でふけば…
3枚目のを掴み、裏で石井に7,700を献上する。
ここで石井は和泉より上になる。

南3局、内田の親番に石井4巡目から仕掛ける。

 ポン

はやっ、と思っていたら、それを咎めるように内田からリーチが入る。
牌姿はわからなかったが、打点が12,000と、競っている2人に飛び込むと敗退だよと教えるリーチらしい。
待ちは、それを受けた石井は丁寧にオリた。
和泉はその石井のオリた気配を悟って、終盤やっといれたテンパイで即リーチ。

 リーチ ロン ドラ

これで和泉がなんとか石井を捲くる!

南4局、配牌は和泉も石井もどっこいどっこいだった。
逃げ切りたい和泉は重なったを一鳴き、

 ポン ドラ

こうなったところに、親の吾妻からリーチが!
和泉はいったんまわり、

 ポン

このテンパイを維持するも、持ってきたを打ち切れず、後スジを頼ったが吾妻のロン牌となった。
この2,000点の放銃でまた石井より下となり、次局、今度は石井が軽かった。

石井 阿依


4巡目に、ポン、打、当然和泉は石井の上家なので、打牌に制限がかかる。
しかし、石井は助けを借りるまでもなく、ほどなくテンパイを入れた。

 ポン ドラ

ちなみに入り目はで、和泉の手には打てない-が山のように押し寄せていた。
そして、親の吾妻にテンパイが入らず、和泉の夏が終わった。

5回戦成績  内田美乃里+31,3P 吾妻さおり+4,7P 石井阿依▲9,6P ▲和泉由希子▲26,4P
5回戦終了時 内田美乃里+62,3P 石井阿依+14,2P 和泉由希子▲8,8P 吾妻さおり▲67,7P

B卓勝ち上がり   内田美乃里(1位通過)  石井阿依(2位通過)

和泉由希子 「いろいろひどいところがいっぱいあって、残れなかったのは当然かなと、修行しなおします。
いつもの打ち方が出来ていれば、チャンスは掴めたと思うのに、腹をくくりきれなかった。」

吾妻さおり 「ハートの強さが足りなかった、くらいつけなかったなあと。また頑張ります。」



さて、これで第8期プロクイーンの決勝を飾る5人が出揃った。
石井阿依はなんと3年連続の決勝進出。岩井茜、内田美乃里は2回目、そして初の決勝となるのは石井あや。
この4名がプロクイーン二連覇中の黒沢咲にどう立ち向かうのであろうか!

10月23日(土)、24日(日)に決勝のゴングが鳴り響く!


⇒決勝観戦記(初日)


(レポート:天音 まこと 文中敬称略)


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