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タイトル戦情報

第7期プロクイーン決定戦 

ベスト16レポート

(レポート:蒼井 ゆりか)


9月5日 土曜日。

第7期プロクイーン決定戦ベスト16が開催されました。
今回、レポートを書かせて頂く事になりました、日本プロ麻雀連盟東京本部所属24期生の蒼井ゆりかです。
皆さん宜しくお願い致します。

プロクイーンベスト16は、半荘5回戦、一発裏ドラカンドラ有りの連盟Bルールを採用。
今期から、順位点が5.000−15.000となり、半荘5回戦の合計ポイントで各卓上位2名が、明日行われるベスト8に進出となる。
 
ここまで勝ち残った選手は、歴代プロクイーン、ファイナリスト経験者、他タイトル保持者・・・など実力者揃いの豪華な顔ぶれ。
現プロクイーン・黒沢咲に挑戦する切符を手にするのは誰か!

会場内の緊張も高まる中、女流プロ達の戦いが今始まろうとしている。




A卓 平岡理恵(連盟) vs 宮内こずえ(連盟) vs 奥村知美(協会) vs 涼崎いづみ(最高位戦)

左から 平岡 理恵、宮内 こずえ、涼崎 いづみ(最高位戦)、奥村 知美(協会)



この卓は、誰が勝ち進んでもおかしくはない注目の激戦卓!
プロクイーン決勝進出経験2回の平岡。
名実ともに女流トップクラスの宮内。
プロクイーン決勝進出経験があり、他タイトル保持者の奥村。
この3人に、前年度は惜しくも決勝で敗れてしまった、第5期プロクイーンの涼崎がシードで加わる。

1回戦

東場は小場で進むも、宮内が少しづつアガりを重ね、頭一つ抜けた状態でオーラスを迎える。
オーラス、宮内がホンイツで仕掛ける。

 ポン

親の平岡もテンパイを果たすが、ここは流局。
続く1本場、奥村が先制リーチを打ち、ピンフドラ1をツモりアガるも、宮内がトップのまま終局。

3回戦 

1、2回戦の挽回をしたい涼崎がリードしたまま南入。
南1局、平岡の大物手が炸裂。

 ポン ポン ツモ

このアガりで涼崎に一歩近づく。
しかし、3回戦は涼崎がうまく局を回し待望のトップとなった。

4回戦

東4局、親の奥村がリーチ! 
タンヤオ、七対子、ドラ単騎を力強くツモり6.000オール。

南3局、親の平岡が、自風であるドラを暗刻にしてテンパイし終局間際にツモ!

 ツモ ドラ

この4.000オールをツモり、奥村を追う。
しかし南4局、親の奥村は配牌からソーズだらけ・・・

 ロン ドラ  

10巡程でこのメンチンのテンパイを果たすと、これに飛び込んでしまったのが平岡。
痛恨の放銃となった。

続く1本場、奥村の先制リーチに涼崎が放銃。
この時奥村の手はピンフのみの手だったが、一発と裏ドラが2枚乗り12.000は12.300のアガり。
この半荘、奥村は3者を沈めたまま7万点オーバーの特大トップを手にした。

最終戦を迎え、奥村の通過はほぼ確定。
着実にアガりを重ねてきた平岡が2着目をキープ。
宮内と涼崎は少し平岡に離されているが、平岡を沈め大きいトップをとれば通過も可能なポイントである。

4回戦終了時トータル 奥村 +88.2P  平岡 +10.3P  涼崎 ▲44.4P  宮内 ▲54.1P


5回戦

東場は宮内がアガりを重ね、5万点オーバーでトップ目に立つ。 
南1局、親の宮内は攻めの姿勢は崩さない。

 ポン ポン

前に進むしかない涼崎が、宮内にで7.700の放銃。

続く1本場、宮内をなんとしてでも突き放したい平岡が果敢に仕掛ける。

 ポン ポン ドラ

宮内がをつかみ8.000は8.300の放銃。
平岡にとって、現状のライバルである宮内からの直撃は相当大きい。

南2局、親の平岡がタンヤオ三色を決め打ってドラをツモ!

 ツモ ドラ

この6.000オールが決定打となった。

最終成績   奥村 +60.3P  平岡 +51.1P  宮内 ▲34.4P  涼崎 ▲87.0P

A卓は、他者を圧倒した奥村が1位通過。
安定した成績でプラスを重ねた平岡が、2位通過で決まった。

宮内は最後まで諦めず、美しい麻雀を打ち続けたが惜しくも届かず・・・
涼崎も相性のいい大会だったが、残念ながらここで敗退となった。

宮内「せっかくのチャンスを無にしていまい残念です。一年間鍛え直します。」

涼崎「また来年宜しくお願いします。」

一位通過 奥村 知美 二位通過 平岡 理恵



B卓 仲田加南(連盟) vs 千葉未帆(連盟) vs 武石絵里(連盟) vs 吉武みゆき(連盟)

左から 吉武 みゆき、武石 絵里、仲田 加南、千葉未帆



B卓は、全員連盟員の対決となった。
第21期新人王でプロクイーン決勝進出の経験を持つ実力派の仲田。
注目若手女流プロの武石。プロ1年目でプロクイーン初参戦の期待の新人・九州本部の吉武。
ここに、前年度ファイナリストの千葉がシードで加わる。
 
1回戦

南3局、親の千葉に大物手が炸裂。

 暗カン リーチ ツモ ドラ

リーチ一発ツモに裏ドラが1枚乗って8.000オール!
このアガりで千葉がトップで1回戦は終了となった。

2回戦 

東1局、本日初の役満をアガったのは仲田。6巡目に、西待ちの国士無双のテンパイを入れる。
これがなかなかアガれず終局かと思われたが、親の吉武が西を河に・・・
倒された仲田の手牌を見て、唖然とした表情を浮かべる吉武。
痛恨の32.000放銃となってしまった。

勢いに乗った仲田はこの後もますます加速し、この半荘は1人浮きの9万点オーバーの圧倒的トップとなった。

3回戦

仲田がまたもや点棒を重ねて、4万点オーバーのトップをものにする。
強い・・強すぎる。

4回戦

細かくアガりを重ねた武石が、嬉しい初トップでトータル2着に浮上。
一方、大きく失点した千葉は、3回戦までの貯金をこの半荘で使い果たしてしまった。

最終戦を迎え、仲田の通過はほぼ確定。
残る3人のもう一つの椅子をめぐる戦いは、武石が多少有利だが順位点が大きいため、千葉・吉武にもチャンスがある混戦となった。
  
4回戦終了時トータル  仲田+79.2P  武石 ▲13.6P  千葉 ▲22.8P  吉武 ▲42.8P

5回戦

東1局、親の仲田が魅せる。

 暗カン リーチ リンシャンツモ

カンドラも乗って、あっさりと6.000オール。
何もしなくても通過がほぼ決まりの仲田だが、最後まで全力で戦う姿勢が見られた1局だった。

このアガりで5回戦も走る仲田に対し、千葉と武石はお互いの着順勝負になるので慎重になる。
吉武は仲田を捲くってトップにならない限り、千葉と武石を大きく沈めての大きいプラスが条件となり厳しい状況だ。

東3局、吉武が負けじとリーチ。

 リーチ ツモ ドラ

力強くドラをツモりあげ、2.000・4.000と粘り仲田との差を縮める。

オーラスを迎えて点棒状況が、仲田46.100点、吉武35.600点、千葉21.000点、武石17.300点。
現状では、仲田と吉武の通過。

南4局、まず一番にテンパイを果たしたのが親の千葉。七対子単騎で先制リーチを打つ。
吉武は、仕掛けて一旦前に出るが、アタリ牌のを掴み撤退。
ここは千葉の一人テンパイで流局。

1本場、決着をつけたのは仲田だった。

 ロン

千葉が放銃となりゲームセット。
このアガりで千葉と武石の着順は変わり、順位点を計算すると、武石が吉武をかわしてトータルで2着浮上となった。
吉武にとっては悔しい1局となった。

最終成績  仲田 +118.6P  武石 ▲32.3P  千葉 ▲53.1P  吉武 ▲33.2P

5回戦を通して、常に場を圧倒し続けた仲田が堂々の1位通過、武石が粘り強さをみせ2位通過を決めた。
前回のファイナリストである千葉は、ここで敗退となった。
そして、新人の吉武は武石に僅か900点差で悔し涙をのんだが最後まで大健闘をみせてくれた。

千葉「出直してきます。」

吉武「大きなミスはなかったが、仲田さんに打った国士が一番の敗因でした。ぬるかったです。」

一位通過 仲田 加南 二位通過 武石 絵里



C卓 清水香織(連盟) vs 内田美乃里(連盟) vs 岩井茜(連盟) vs 糸賀千春(連盟)

左から 糸賀 千春、清水 香織、内田 実乃里、岩井 茜



C卓も連盟対決となる。実力・実績十二分の第2期プロクイーンの清水。
プロクイーン決勝進出経験のある内田。女流桜花Aリーガーの糸賀。
そして、前年度ファイナリストである岩井がシードで加わる。

1回戦 

清水が、南場の親番で得点を重ねて5万点オーバーのトップをものにする。

2回戦

小場で局が進む中、岩井が僅差ながらトップ。

3回戦 

南2局1本場、清水が動く。

 ポン ポン ポン ドラ

糸賀がテンパイで、生牌の東を河に放ち痛恨の8.000は8.300の放銃。
しかし、この半荘は内田が地道にアガりを重ね待望の初トップ。

4回戦

内田が持ち前の勝負強さを発揮する。
南1局1本場、親の内田がリーチ。

 リーチ ドラ

これに対し、岩井もホンイツのテンパイを果たす。

 ポン

ここは内田が、力強く高めのをツモりあげ4.000オール!

南4局2本場、内田らしい力強い先制リーチ。

 暗カン  ドラ

これを、親の岩井が少考するも止まらずで放銃。
裏ドラが乗って12.000は12.300。
予想以上に大きい失点に、岩井の顔が少し歪んだようにみえた。

これで、内田が他家を圧倒する連続トップをものにした。

最終戦を向かえて内田がほぼ通過が確定。糸賀が非常に厳しい状況。 
清水と岩井が残る一つの椅子をかけて一騎打ちとなる。

4回戦終了時トータル  内田 +75.8P  清水 +12.1P  岩井 ▲14.0P  糸賀 ▲73.9P

5回戦

有利な立場の内田は、丁寧に局を進めていく。
途中、岩井がトップ目に立つが、清水が南3局1本場に、2.000・4.000をツモり清水がトップ目で最終局を向かえる。

南4局、この時点で、清水37.500、岩井31.600、内田31.100、糸賀19.800の並び。
岩井は清水をかわしてトップになっても、清水が2着なら16.100差が必要、清水が3着に落ちてのトップなら6.100点差が必要である。
結局、岩井に清水をかわせる手は入らず、ラス親の清水が静かに牌を伏せ、全員ノーテンで終局した。

最終成績  内田 +71.9P  清水 +34.6P  岩井 ▲7.4P  糸賀 ▲99.1P

内田が、持ち前の打点の高さで他家を圧倒し1位通過。
清水も先輩の意地を見せ、2位通過を決めた。

岩井「また来年頑張ります。」

糸賀「・・・・ 」

一位通過 内田 美乃里 二位通過 清水香織



D卓 二階堂亜樹(連盟) vs 南里はるみ(連盟) vs 天音まこと(連盟) vs 石井阿依(協会)

左から 南里 はるみ、二階堂 亜樹、天音 まこと、石井阿依(協会)



D卓は現女流桜花・第3期プロクイーンであり女流NO.1の呼び声も高い二階堂亜樹。
雀力には定評のある南里。第20期新人王の天音。
そして、前年度プロクイーンのファイナリストの石井。
二階堂と石井はシードとしてここからの登場である。

D卓は4回戦を終えて、最後まで誰が残るか分からない混戦状態である。
石井と二階堂が有利ではあるが4者共に激しいぶつかり合いとなるだろう。
 
4回戦終了時トータル  石井+26.1P  二階堂+14.5P  天音▲20.0P  南里▲21.6P

5回戦  

東2局1本場、二階堂が一番にテンパイをいれて先制リーチ。
そして、終局間際にツモ。

 リーチ ツモ ドラ 裏

裏を1枚のせて2.000・4.000のアガりで一歩リードする。

東3局、親の天音がドラトイツの手をテンパイして、ヤミテンを選択。

 ドラ

これに二階堂が刺さり、痛恨の12.000の放銃となり天音がトップ目に立つ。

東3局1本場、二階堂が負けじとツモり四暗刻のテンパイを入れる。

 暗カン ドラ

天音も追いつきリーチと行くが、すぐにを掴んでしまい8.000の放銃。

南1局1本場、激しい攻防が繰り広げられる中、ここまでおとなしくしていた南里に手が入る。

 ドラ

二階堂が、このをつかみ8.000は8.300の放銃。
これで、南里がトップ目に浮上する。

オーラスを迎えて、南里34.600、天音30.000、石井28.900、二階堂26.500と僅差だ。

南4局、親の石井が1.000オールをつもり勝負は持ち越される。
この時点では石井と南里の通過、天音と二階堂にとっては次局が勝負局だ。

南4局1本場、なんとしてでもアガりたい天音が仕掛けるが、二階堂が条件を満たすテンパイを果たしリーチ!

 リーチ

タンヤオ三色確定の手だ。
現状、二階堂はこの手をリーチしなくても一人テンパイか南里・石井からの直撃で通過が決定する状況だったが、あえてリーチを打ち真っ向勝負に出た。
このリーチで、絶対放銃は許されないトップ目の南里と石井は、まったく前に出ることができなくなった。

天音は、自らがアガるしか通過が出来ない状況に置かれ攻め続ける。
運命の六をつかんだのはその天音。
ピンズのホンイツのため、止めることの出来ない天音はノータイムだった。
このアガりで二階堂の通過が決定した。

最終成績  二階堂 +23.3P  石井 +22.7P  南里 ▲2.7P  天音 ▲44.3P 供1.0 

勝負強さをみせた二階堂が、堂々の1位通過。
攻め続けた石井が2位通過を決めた。

南里「最後チャンスが見えたのに亜樹ちゃんにまくられてしまい、自分でチャンスを逃してしまいました。今後の課題となりました。」

天音「バカでした。」

一位通過 二階堂 亜樹 二位通過 石井 阿依 


今回のプロクイーンも8人に絞られ、次はいよいよベスト8となった。
ベスト8では、ここまで残ってきた女流達がどんな戦いを繰り広げ、一体誰が決勝への切符を手にするのか。



⇒ベスト8レポート






(レポート:蒼井 ゆりか 文中敬称略)


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