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タイトル戦情報

第31期 王位戦 準決勝戦

11月26日王位戦の準決勝が行われた。
A級決勝を勝ち抜いて来た15人に現王位である宮崎和樹を加えた16人で、半荘5回総当り後上位12名による半荘1回、計6回を戦い、上位5名が翌日の決勝へと進むシステムとなっている。


<ベスト16メンバー>
プロ連盟

 土田浩翔(現十段位) 多井隆晴 藤崎智 今里邦彦(現マスターズチャンプ) 仁科勇人 西島一彦 麓征生

プロ協会

 宮崎和樹(現王位)

最高位戦

 古久根英孝(現最高位) いわますみえ

101競技連盟

 福井久善

アマチュア

 井光一郎(元王位) 宮岡宏樹(元王位) 牧山武斉 赤沼和典 村田二郎



◆一回戦 A卓 土田 多井 福井 宮崎


初戦からA1のリーグ戦で優勝争いをしている土田、多井の対決である。

開局親の多井がリーチを打つと、北家の土田が

から多井のツモ切ったを鳴き、多井から6400をあがる。

このまま土田のペースになるのかと思ったが、この後土田は積極的に仕掛けて出るが空振り、多井のリーチも空しく空を切っていく。終わって見ると宮崎に押し切られる形となり土田2着、多井4着となる。

これが二人の長く苦しい一日の幕開けとなった。


◆二回戦 B卓 土田 藤崎 今里 西島


二回戦では現十段位である土田とマスターズチャンプ今里のタイトルホルダー対決となった。又、藤崎も2年連続のファイナリストであり今年こその思いが強いはずである。その藤崎が東4局の親番で怒涛の4連荘あっという間に7万点まで点棒を積み上げていく。
その直撃を受けたのが、土田、今里であった。


南3局に土田も反撃の手をつくる



が、そのテンパイ打牌のドラの


今里 


藤崎 


の当たり牌となっていて頭ハネで今里2900のあがりとなる。

只この時、藤崎の見せた動作が素晴らしく、頭ハネされた事をおくびにも出さず何事もなかったのように手牌を伏せていた。ロンの発声が今里が早く、その声を聞いた瞬間ロンの声を飲み込んだのであろう、不必要に他人に情報を与えない。さすがである。
この局だけでもその日の土田の不調ぶりがうかがえる。土田のこの後の復活を内心期待していたのだが、そのまま上位に顔を出すことなく五回戦での終了となってしまった。


◆四回戦 B卓 多井 藤崎 古久根 いわま


現在総合首位になっている藤崎、三回戦で大きなトップを取り決勝進出圏内に食い込んできた多井、今年、最高位に返り咲いた古久根の対決となった。
序盤多井が前回の勢いに乗ってトップに立つが、東4局藤崎が親番で大ブレイク一気に他を引き離し5万点のトップ目にたつ。ここで総合成績3位に付けていたいわまが、その日の好調ぶりをアピールするかの様に南一局に4000オールを二回ツモ上がり藤崎を追いかける。


南一局3本場 ここまでいいようにやられていた古久根が起死回生のリーチを打つ


ドラ 

高めツモ倍満リーチである。

12巡目に古久根がをツモ切ると、下家の藤崎がテンパイ



確実にダマテンに受けると、同巡多井がを切り1300のあがりとなる。

対局後、多井にコメントを聞くと「藤崎のテンパイの気配を感じつつ、藤崎にならうっても構わないと思った」という打牌であった。
古久根も多井も決勝にいくためにはここでラスを引く訳にはいかない、熾烈な3着争いである。
このまま 藤崎 いわま 多井 古久根 の並びのまま終了し、藤崎といわまは、決勝へと進出していく事となる。


◆五回戦

二連勝スタートで一時100ポイント近くのトップ目に立つも三、四回戦で四着となり6位に落ちていた赤沼が痛恨のチョンボ、終わったかのように見えたのだがそこを転機にして悪い流れを断ち切ったのかここからあがりを連発する。
最終的には六万点、ペナルティーの二万点を払ってもおつりがくるくらい大きいトップで決勝へのイスを手に入れた。
一方今まで着実にポイントを重ねてきた福井もトップを取り決勝への当確ランプをつける。


五回戦終了時の順位

1
福井
88.5
2
藤崎
78.5
3
宮崎
65.3
4
赤沼
58.1
5
いわま
44.2
6
多井
28.0
7
村田
21.0
8
西島
14.8
9
▲ 19.7
10
今里
▲ 25.8
11
仁科
▲ 34.3
12
牧山
▲ 50.5
 以上12名が六回戦進出  
13
土田 ▲ 51.4
14
井光 ▲ 65.7
15
古久根 ▲ 79.6
16
宮岡 ▲ 95.7



◆六回戦

        A卓 福井 多井  村田 牧山
        B卓 藤崎 いわま 西島 仁科
        C卓 宮崎 赤沼  麓  今里


B卓では順当に藤崎、いわまが一着二着で終了。

C卓でまず波乱が起こる。今まで調子よくポイントを重ねてきた宮崎がラスを引き、38.5までポイントを減らしてしまう。
A卓では多井、村田はほとんどトップ条件(トップをとっても他の点数次第)福井は小さいラスまでなら大丈夫という状況なのだが、東2局福井が牧山から

の18000点をあがる。

是が非でもトップを獲りたい多井、牧山を尻目に大物手の炸裂である。だが多井もここで指を加えて見ている訳にもいかない。

東4局の親番で福井から7700点、牧山から2900点をあがり追いすがる。


南3局には、多井37000 福井36900 村田30500 牧山15500なるのだが、ここから牧山が奇跡の逆転を目指してあがり続ける。多井、村田にしてみると親の牧山に振り込んで着順を落とす訳にもいかず場が膠着してゆく、一本、二本と積んでいき四本場まで積んで、とうとうトップ目に立ってしまう。


南3局5本場で何とか多井が牧山から3900を直撃しトップに返り咲くもまだまだ予断の許さない状況である。


オーラス親から順番に、多井37700 村田19700 福井30200 牧山32400となる。

まず早く終わらせてしまいたい福井が仕掛ける、そして村田がリーチとくる。

その時、多井も

とテンパイを入れるが、福井には3900以上村田だと6400以上を振り込んでしまうと二着になってしまう。

やむなくを落とす。


実は宮崎が四着だったので、多井は35000以上の二着でも決勝進出なのだが、対局者にはわかるべくもない。


ここで福井が鳴いてテンパイをいれると、福井の手牌の点数と意図に確信が持てたのかここまで確実に降りていた多井が、村田の現物だが福井には通っていないを静かに河におく、福井からロンの声。

長く続いた苦しい一日の終わりである。多井が決勝五番目のイスを手にいれた。


準決勝最終成績

1
藤崎 101.5
2
福井 85.7
3
赤沼 69.2
4
いわま 53.6
5
多井 49.7
以上5名が決勝戦進出
6
宮崎 38.5
7
7.4
8
西島 5.9
9
村田 ▲ 5.3
10
今里 ▲ 37.2
11
牧山 ▲ 43.1
12
仁科 ▲ 58.0

 

文責:藤中慎一郎 (文中敬称略)

 

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