<第2節レポート:榎島
賢了>
A卓(上田×木村×松尾×仲井)
B卓(西村×川畑×桑田×古林)
C卓(古川×甲斐×石原×榎島)
D卓(筒井×高木×相本×名倉)
E卓(福田正道×中島×大田×楊井)
F卓(服部×藤田×矢野×西田)
G卓(松藤×井上×玉田×福田譲二)
寒空が広がる朝。悴んだ手を擦りながら会場へ入る。そこは外とは全く逆の世界。
人の熱気とはこれほどまでに熱いものだったか…。
今節はほとんどの卓が打撃戦だった。
それを象徴するように70ポイント越えが4人もいる。
連盟Aルールで50P叩くことは難しいのだが、それを上回る高得点には正直驚かされる。
今回大叩きした藤田・木村・井上・相本。
井上は研修生だが、他の三人はなんとアマチュア。特に藤田はもう昇級確実といってもいいほどである。
こうして考えると、アマチュアのレベルもここ数年で軒並上がってきたように思う。
我々プロも負けていられないというのが本音だが、私も含め正直まだまだ実力不足である。
プロもアマチュアも各々が個性を出して対局に臨むことが一番意味のあることであり、それによって切磋琢磨できる部分もある。
こうやって皆で九州リーグを盛り上げていきたいと改めて思った。
さて、私はというと何とも不甲斐ないマイナスという結果で終わった。
今節、大叩きのアマチュアである相本に完全に力負け。
他に同卓であった研修生と合わせ、相本一人に叩き潰されたといってもいい内容であった。
相本とは初めて対局したのだが、彼はマナー面をしっかり考えており対局の中で疑問に思ったことを常に私に聞いてきてそれを実践していた。
競技者としてすばらしい心構えだと感じた反面、新人プロにも見習って欲しいと強く思った。
基本的にプロとは、アマチュアの方に対局を見られて恥ずかしくないよう努めるべきものだと私は考えている。
競技麻雀をもっともっと楽しんでいただくためにも、私達プロが今以上の努力が必要だと強く感じた。
早くも来節の対局が楽しみである。
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