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タイトル戦情報

第6期 北関東プロリーグ  

観戦記:高沢 智


2月4日、第6期北関東プロリーグ決勝が行われた。
今期リーグ戦を勝ち上がり決勝に駒を進めて来たのは、沢崎誠・吉田幸雄・清水香織・元木伸明の4人である。
元木以外、全員タイトルホルダーという豪華な顔ぶれとなり、この3名に対して元木がどういった戦いを挑むのか、とても興味をそそる一戦となった。



1回戦(起家から、吉田・沢崎・元木・清水)

東1局、親・吉田が、

 リーチ ドラ

すんなりと先制リーチ。
こういう自然な手が開局の親で入るのは、状態が良い証拠であると自分は思う。
元木もリーチで先制点を狙う。しかしダッシュは吉田。元木から5,800。

東1局1本場、10巡目。その吉田がまたも先制リーチをかける。
今回は沢崎が立ちふさがり追いかけリーチ。開始から見ごたえのある攻防となった。
ここも吉田が軽々と4,100オール。
支部長・吉田の麻雀。特に攻撃時には手役志向で見る者を魅了する。
当然、守備に廻ってもしぶとく、急所を押さえながらの攻防も必見である。

東2局、沢崎。
 ドラ

12,000のテンパイが入る。ここも吉田が1,000で捌く。

東4局2本場、を仕掛けた沢崎の手の内にはドラが3枚。
誰が飛び込んでしまうのか・・意外にも放銃は吉田であった。

 ポン ロン ドラ

8,000は8,600。

南3局1本場、親・元木が、先制リーチ。これに吉田が追いかける。
結果は、吉田が元木から4,200をアガる。
このときのトップ目の吉田の手は、ピンフドラ1の手である。
親のリーチに対し、ダマに受ける打ち手も多いと思うが、自分の状態の良さや相手の状態などを加味し、戦う姿勢を感じさせるリーチであった。

南4局、これまで本人らしい豪快なアガリの無い、親・清水に次のテンパイが入る。

これをリーチとするが流局してしまう。

南4局1本場、元木が、4巡目にリーチ。
これに、親・清水がどうにか次の形で追いつく。

 ドラ

このテンパイ打牌のが、元木への打ちこみとなり7,700。
これで清水は原点を割ってしまい、この半荘は吉田の1人浮きのトップとなった。

1回戦成績 
吉田+38.4P 清水▲2.0P 元木▲14.9P 沢崎▲21.5P

2回戦(起家から、元木・吉田・沢崎・清水)

1回戦でトップを取った吉田をどのように追いかけるか、その3人を相手に吉田がどのように打つか興味の入るところである。
東2局1本場、 

 ロン ドラ

沢崎が吉田からアガる。本日2回目の吉田からの8,000である。
狙って出来るものではないが、現状トップ目から直撃出来たのが大きい。
このように沢崎に追いかけられるのは、そうとうプレッシャーが掛かるのだろうなと思った。

東3局、東4局と吉田が、連続でアガリ早くも原点に復帰する。

南1局、沢崎がリーチしてツモり、3,000・6,000。

 ツモ ドラ

南3局、3巡目、15,200点持ちの元木が次の形で、

 ドラ

ここからドラの。親・沢崎にポンされる。
4巡目に元木がをチーし、7巡目に次のテンパイ。

 チー

13巡目にをツモり、300・500。
自分の知る元木は守備型で、あの形からドラのを切ったのには驚いた。
決勝の舞台であり、そうとうプレッシャーもあったのだと思う。
しかしこれをアガリ切った元木。これでプレッシャーから解放され開き直れた様に見えた。

南4局、吉田が沢崎から2,600をアガリ、これで30,200になりプラスの2着になる。

2回戦成績 
沢崎+25.8P 吉田+4.2P 清水▲8.3P 元木▲21.7P

2回戦終了時 
吉田+42.6P 沢崎+4.3P 清水▲10.3P 元木▲36.6P



3回戦(起家から、清水、吉田、元木、沢崎)

東2局1本場、元木が、これを即ツモの2,000・3,900。

 ツモ

南3局、この半荘の元木。これまで3回のリーチは全てツモアガリである。
この局はドラ単騎リーチを敢行。

 ドラ

山には残り1枚だったが、これもツモリ6,000オール。

南4局、清水が3,000・6,000をアガるも、この半荘は元木の1人浮きのトップとなった。

3回戦成績 
元木+34.0P 吉田▲2.4P 清水▲10.1P 沢崎▲21.5P

3回戦終了時 
吉田+40.2P 元木▲2.6P 沢崎▲17.2P 清水▲20.4P




4回戦(起家から、吉田、沢崎、元木、清水)

東2局、沢崎。

 チー ドラ

ここから元木のを大明カンしリンシャンツモ。責任払いの11,600。
この半荘、大きなアガリも何度かあったが、オーラスでトップ目にいたのは吉田であった。
吉田は、700オール、500・1,000、400・700と大きなアガリこそないが、試合運びの巧さが光る半荘だった。

南4局、吉田は、

 チー ドラ

このテンパイ。そこに、親・清水のリーチ。
元木がチーをし、清水のアガリ牌のが吉田に流れる。吉田「1,000・2,000」。
流れも吉田に味方していると感じた。

4回戦成績 
吉田+15.3P 清水+5.4P 沢崎▲6.3P 元木▲14.4P

4回戦終了時 
吉田+55.5P 清水▲15.0P 元木▲17.0P 沢崎▲23.5P




5回戦(起家から、清水、沢崎、元木、吉田)

最終戦。トップは独走態勢の吉田。2着目との差は70.5P
吉田ならこの差はまずセーフティだろう。そう思った。
ムードも絶好である。しかし、ここから嵐が巻き起こるのであった。

東1局、親の清水に手が入り、これをヤミテンにとる。
 
 ドラ

このとき吉田はピンフドラ1のテンパイ。

吉田がをツモ切る。沢崎からロンの声 「32,000」 
沢崎の国士無双狙いは当然分かっていただろう。
しかしこの点差、これまでに築き上げた体勢に絶対の自信があったのではないか。
このときの心境は想像にし難い。

東3局、このテンパイが親・元木に入る。

 ドラ 

早い巡目のテンパイでありリーチとしても良さそうだったが、これをヤミテンにとる。
ほどなくをツモり6,000オール。
これで吉田、清水、元木3人が僅差となり、誰が優勝するか分からない展開となった。

南2局、元木。

 ポン ツモ ドラ

このアガリで元木がトータルトップ目に立つ。

南3局、吉田が、渾身の力でリーチを打つ。

 リーチ ドラ

そして数巡後、元木も勝負を賭けたこのリーチ。

  リーチ

ここが関ヶ原だ。しかし、勝負の流れは残酷である。
吉田の引いたハイテイ牌は無情にもであった。

元木「12,000」ここで大勢が決した。
次局、オーラスともに流局。
第6期北関東プロリーグ優勝者は元木伸明。悲願の初優勝となった。

麻雀とは、いや勝負とは最後まで分からないものである。
いつも周りを明るくし、支部長でありながら北関東一のムードメーカーである吉田も、今回だけはショックを隠せないようであった。

そして初優勝の元木。普段の仕事は寝る時間も無い程のハードワーク。
その合間を縫って、東京のリーグ戦と北関東リーグに参加している。
時には睡眠時間無しでリーグ戦に参加した事さえある。

だが、麻雀におけるモチベーションはとても高い。
時間が許せばセットや北関東での勉強会にも積極的に参加し、真剣に麻雀と向き合っている。

決勝後の談話では「全体通して自分の麻雀が打てたと思います」と話しており、このような舞台で自分を信じきり、それを貫けるメンタルの強さは本当に凄い。
また、それを成すには日ごろの鍛錬が大切であるのだと心から思った。

元木先輩を始め、北関東支部には尊敬出来る先輩達が多数おられます。
その中で勝利を収め、決勝に残るという事だけでも並大抵の努力では足りないのだろう。
北関東リーグで戦える事は自分達若手にとって本当に有意義な時間である。
今後もこの場所で諸先輩方々の技を実感し、出来るものならば自分の技にしてスキルアップを図っていきたいと思う。

最終戦成績 
元木+49.2P 沢崎+28.2P 清水▲17.8P 吉田▲60.6P

最終結果 
元木+32.2P 沢崎+4.7P 吉田▲5.1P 清水▲32.8P

元木先輩、初優勝おめでとうございます。
今後のご活躍も期待しております。

 

 


(観戦記:高沢 智 文中敬称略)




順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 沢崎 誠 35.5 95.2 72.8 16.7 ▲ 1.9 218.3
2 吉田 幸雄 39.7 60.8 21.5 10.3 ▲ 15.1 117.2
3 清水 香織 51.0 ▲ 50.5 ▲ 2.0 ▲ 1.8 113.4 110.1
4 元木 伸明 ▲ 20.8 20.7 43.0 24.8 39.4 107.1
5 重原 聡 8.3 45.3 25.0 20.0 3.2 101.8
6 田中 隆次 ▲ 5.3 22.8 28.7 ▲ 0.6 37.8 83.4
7 大川 哲哉 43.0 44.9 40.3 20.1 ▲ 79.9 68.4
8 吾妻 さおり ▲ 73.2 57.8 18.6 18.7 14.6 36.5
9 高沢 智 7.5 ▲ 3.1 0.7 ▲ 29.4 59.6 35.3
10 高田 麻衣子 ▲ 16.3 ▲ 33.6 31.8 60.5 ▲ 8.3 34.1
11 後藤 隆 61.5 31.2 ▲ 52.2 2.6 ▲ 13.8 29.3
12 高沢 雅 61.1 43.9 26.2 ▲ 47.4 ▲ 56.7 27.1
13 稲川 晶満 ▲ 7.4 0.7 20.3 25.1 ▲ 19.5 19.2
14 大竹 昌之 13.7 ▲ 50.4 ▲ 14.8 ▲ 5.4 60.7 3.8
15 ガース 25.0 ▲ 47.4 17.4 ▲ 36.4 24.0 ▲ 17.4
16 須長 正和 16.5 ▲ 20.3 9.2 ▲ 58.0 20.2 ▲ 32.4
17 小暮 一志 15.5 ▲ 34.0 31.0 ▲ 30.8 ▲ 39.9 ▲ 58.2
18 鈴木 翔悟 ▲ 42.2 ▲ 9.2 5.9 ▲ 57.9 44.2 ▲ 59.2
19 吉田 直 ▲ 38.6 8.6 ▲ 12.2 34.7 ▲ 59.9 ▲ 67.4
20 荒牧 冬樹 ▲ 38.8 ▲ 2.7 ▲ 87.5 78.8 ▲ 32.8 ▲ 83.0
21 河井 保国 9.1 1.2 ▲ 29.8 ▲ 79.3 ▲ 0.8 ▲ 99.6
22 高橋 信夫 ▲ 73.3 ▲ 64.4 17.9 25.0 ▲ 48.1 ▲ 142.9
23 朝武 雅晴 ▲ 49.0 ▲ 35.3 ▲ 84.1 ▲ 52.9 43.7 ▲ 177.6
24 斎藤 智子 0.2 ▲ 32.5 ▲ 47.2 ▲ 43.8 ▲ 87.1 ▲ 210.4
25 ジェン ▲ 114.9 ▲ 39.0 61.5 ▲ 19.1 ▲ 100.0 ▲ 211.5
プレーオフ進出ライン:順位枠内に表示




第6期北関東リーグ(プロアマ混合)

 
順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 沢崎 誠 プロ ▲ 23.9 81.2 51.5 35.6 68.8 213.2
2 朝武 雅晴 プロ 41.0 ▲ 4.8 42.4 46.7 62.4 187.7
3 小林 晃 アマ 129.7 2.6 ▲ 20.9 17.2 18.8 147.4
4 浜 正彦 アマ 24.8 9.9 ▲ 23.9 40.2 78.3 129.3
5 須長 正和 プロ 71.1 32.6 ▲ 4.1 13.4 ▲ 19.5 93.5
6 鈴木 翔悟 プロ 22.7 ▲ 4.8 21.7 ▲ 19.2 54.3 74.7
7 塚越 裕次郎 アマ 56.9 ▲ 63.1 37.2 22.3 8.8 62.1
8 元木 伸明 プロ 63.5 ▲ 45.1 47.1 ▲ 4.0 ▲ 0.6 60.9
9 我妻 幸実 アマ 30.9 8.4 16.2 ▲ 40.1 17.1 32.5
10 村田 昌代 アマ ▲ 26.6 ▲ 8.4 6.7 3.9 40.4 16.0
11 田中 隆次 プロ 3.9 33.6 24.2 ▲ 39.4 ▲ 13.2 9.1
12 斎藤 智子 プロ ▲ 9.1 ▲ 37.4 55.2 ▲ 7.1 0.3 1.9
13 後藤 隆 プロ 17.5 ▲ 8.4 ▲ 8.0 26.5 ▲ 27.6 0.0
14 小暮 一志 プロ 2.8 ▲ 18.7 ▲ 7.8 0.0 10.4 ▲ 13.3
15 福田 栄司 アマ ▲ 83.6 36.8 38.8 17.6 ▲ 34.6 ▲ 25.0
16 荒牧 冬樹 プロ ▲ 1.9 ▲ 3.0 13.5 17.2 ▲ 63.1 ▲ 37.3
17 大川 哲哉 プロ 25.1 ▲ 44.8 6.8 12.1 ▲ 70.4 ▲ 71.2
18 大竹 昌之 プロ ▲ 20.5 ▲ 23.0 ▲ 57.3 12.7 16.1 ▲ 72.0
19 野中 広樹 アマ ▲ 24.4 ▲ 82.6 ▲ 19.0 ▲ 18.6 45.4 ▲ 99.2
20 渡部 正 アマ ▲ 116.9 90.2 ▲ 42.3 ▲ 20.5 ▲ 58.5 ▲ 148.0
21 吉田 幸雄 プロ 25.0 28.8 ▲ 45.2 ▲ 69.5 ▲ 100.0 ▲ 160.9
22 高柳 真也 アマ ▲ 68.4 7.5 ▲ 58.7 6.9 ▲ 58.5 ▲ 171.2
23 佐藤 真弓 アマ ▲ 33.7 ▲ 27.1 ▲ 22.4 ▲ 75.0 ▲ 100.0 ▲ 258.2
準決勝進出ライン:順位枠内に表示
青枠:プロ 黄枠:アマチュア 



活動予定

2011年4月
10 (日) 第5期北関東プロリーグ 第1節
    第5期北関東リーグ 第1節
5月
15 (日) 第5期北関東プロリーグ 第2節
    第5期北関東リーグ 第2節
6月
12 (日) 第5期北関東プロリーグ 第3節
    第5期北関東リーグ 第3節
7月
10 (日) 第5期北関東プロリーグ 第4節
    第5期北関東リーグ 第4節
8月
14 (日) 第5期北関東プロリーグ 第5節
    第5期北関東リーグ 第5節
20 (土) 第5期北関東プロリーグ 決勝
21 (日) 第5期北関東リーグ 決勝
9月
4 (日) 第6期北関東プロリーグ 第1節
    第6期北関東リーグ 第1節
10月
9 (日) 第6期北関東プロリーグ 第2節
    第6期北関東リーグ 第2節
11月
13 (日) 第6期北関東プロリーグ 第3節
    第6期北関東リーグ 第3節
12月
11 (日) 第6期北関東プロリーグ 第4節
    第6期北関東リーグ 第4節
2012年1月
15 (日) 第6期北関東プロリーグ 第5節
    第6期北関東リーグ 第5節
2月
4 (土) 第6期北関東プロリーグ 決勝
5 (日) 第6期北関東リーグ 決勝


会場:北関東事務局「まいなすよんど−4℃」

住所:群馬県高崎市岩押町7-13松井ビル2F 
電話番号:027-330-4649 担当:大川


北関東プロリーグ過去の成績


年度
優勝
2位
3位
4位
備考
第1期
2009
岸部 智彦
元木 伸明
大木 裕介
清水 香織
第2期
2009
田中 隆次
相沢 かおる
大川 哲哉
太田 優介
第3期
2010
藤崎 智
清水 香織
吉田 直
高橋 信夫
第4期
2010
小暮 一志
藤崎 智
田中 隆次
沢崎 誠
第5期
2011
ガース
沢崎 誠
吉田 幸雄
小暮 一志
第6期
2011
元木 伸明
沢崎 誠
吉田 幸雄
清水 香織

北関東リーグ(プロアマ混合)過去の成績

年度
優勝
2位
3位
4位
備考
第1期
2009 境野 公太 小川 尚哉 浜 正彦 松村 孝 準決勝 決勝
第2期
2009
境野 公太
大川 哲哉
杉本 和重
橋本 健
第3期
2010
小川 直哉
藤崎 智
荒巻 冬樹
植松 直樹
第4期
2010
関口 真純
吉田 幸雄
大竹 昌之
植松 直樹
第5期
2011
佐藤 真弓
横井 則保
大川 哲哉
関口 真純
第6期
2011
塚越佑次郎
小林晃
須長正和
浜正彦
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