<第1節レポート:高柳
将史 >
春を迎えて、暖かくなってきた今日この頃。新スタートの季節がやってきました。
各人がスタートダッシュを決めて上位にいきたいところですが、結果は如何に。
今期C1リーグのリポートを担当させていただく事になりました、25期生の高柳将史です。
対局を実際に見ているくらいに、熱意が伝わるようなレポートにしたいと思います。
よろしくお願い致します。
1卓は、岡本・吉武・吉田・藤沢。
1回戦、藤沢が40,000点超えのトップ目だったが、吉武に満貫をツモられ2着となり、それが悔しかったのだろう。
2回戦、東1局1本場、藤沢は8巡目にテンパイ。
             ドラ
ここから 待ちの七対子に受けずに 切り。
河にソーズが安かった事と、 を引けばチャンタとリャンペーコーが狙えるという強気の一打だったが、
            
親の吉田が、この形ですでにテンパイしており、18,000点の痛い放銃となった。
藤沢は、普段は大きな放銃はしない守備型のイメージが強いが、本人曰く、
「アガリに向かった放銃で、ピンズが高いのは気付いていたのだが・・」と。
手痛い失点であったが2回戦は3着、その後は持ち直し、4回戦を終えてトータル+20P台にしたのはさすがである。
2卓は、青山・山里・道見・高柳。
C2からトップで上がってきた道見。強気で押し切ってアガるシーンが幾度か見られた。
私は立ち上がり苦しい展開の中で、この道見と青山に流れをつかまれていた。
3回戦東3局、道見が中盤でリーチをしてきた。
            リーチ ドラ
ジュンチャンに変えたいところだが、 が枯れてのリーチだった。
何か不自然な感じを受けた。ここは巻き返すターニングポイントになろうか。
まず山里が追っかけリーチ。続いて の暗刻落としで手間もかかったが高柳もテンパイ。
            リーチ
このタンピン三色で追いかける。
結果は、数巡後、山里が を引き道見に3,900点の放銃することになった。
4回戦目は、高柳がトップで終了。2着には道見が入った。
1、1、1、2着の成績で終えた道見。今後も注目すべきであろう。
3卓、中川・中安・原田・中野。
卓内トップを聞いて驚いた。全対局2着の原田がトップだったからだ。
それでは、アガリの安い小場だったかと言われるとそうではなく、高打点が飛び交っていた。
4回戦オーラス、親の中安が、
            ドラ
この形でダマテンして、ツモ で6,000オール。
このようにツモでも高い手は出ているが、南場4局1本場、中川の先制リーチに、28,600持ちの原田の手牌、
             ドラ
この形から追いかけリーチとした。すぐに中川から が出てロン。
浮きの2着で終了となった。
しかし、1日2着だけでも+20Pを超えるのだから、丁寧に打つことは大事だと思わされた。
4卓、山中・三歩一・辻田・井上。
山中が卓内ではトータルトップだったが、三歩一も見所があった。
東3局、親・三歩一。
      ポン  チー  ドラ
ここにツモ の6,000オール。
これで押し切って初戦をトップで飾った。
結果は違うが、今回各人が、一打一打に昇級を目指して打った事は間違いない。
いつか太閤位の決勝戦に立つために、16名で次節も頑張っていきたいと思います。
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