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第2期 女流桜花決定戦

(文責:水越 京子)

女流桜花決定戦 観戦記 〜二日目〜



いち早く会場に姿を現したのは、黒沢咲。初日も一番乗りであったが、今日は昨日より10分早い御到着。
普段は社交的な黒沢だが、今日は誰とも会話をせずに済むように会場の端に向かい、一人静かに勝負に集中する。

開始時間が近づいた頃、優木、二階堂、斉藤の順に登場。

全員、笑顔で中央の決勝卓に座る。
まるで、これから仲良しセットを始めるかのような和やかさだ。
しかし、その笑顔の裏にひっそりと、重たい重たいプレッシャーを隠している。
首位と云えども決して油断はできない二階堂亜樹。
どうしても二階堂を抜きたい黒沢咲。
親役満という奇跡を見せながらもその後はぱっとしなかった斉藤智子。
このまま惨敗だけはしたくない優木美智。

「よろしくお願いします」

女流桜花決定戦二日目が始まった。








七回戦

二階堂に、冬が来た。昨日と打って変わって手が入らない。
放銃は避けるもののノーテン罰符を支払い続け、ジリジリとラス目に追いやられる。

二階堂の一人沈みで迎えた南一局一本場、ここでようやく先制テンパイを果たした二階堂は、

 ドラ

二巡前に斉藤が1枚切ったタンキでリーチを打つ。
これを受けた黒沢、ドラ対子のチャンス手だが、テンパイにはどうにも遠い。

仕方なく和了りを諦めて、二階堂の唯一の現物であるを続けて切る。
次巡、リーチ者の二階堂が四枚目のをツモ切り、これで場にが四枚見えた。
安牌に窮した黒沢、壁を頼りにを切ると、「ロン!」と手を開いたのは優木だった。

 ロン

七対子ドラ2で9.600。
二階堂のリーチの直前にテンパイを果たした優木だったが、追いかけリーチを打たずにヤミテンで我慢。
この見事な和了で、優木は完全に息を吹き返す。

そしてオーラス、5巡目に優木がリーチ。

 ドラ

愚形で安手のリーチだが、この場は既に優木のペース。
優木の先制リーチに逆らうことが出来る者は、一人もいない。
終盤、優木は悠々とペンをツモり上げ、この半荘を一人浮きのトップで終えた。

七回戦結果
優木 +25.7P 斉藤 ▲2.6P 二階堂 ▲8.0P 黒沢 ▲15.1P

七回戦終了時
二階堂 +49.1P 黒沢 +6.7P 斉藤 ▲15.0P 優木 ▲40.8P







八回戦

この半荘の支配者も優木だった。
東場は手が入らないものの、南一局二本場で七対子ドラ2の6.400を和了り、迎えた南二局の親番で、

 ロン ドラ 

この12.000をきっちりヤミテンで和了り切り、二連勝を飾る。

初日と別人のような切れ味。そう、これが本来の優木美智。

八回戦結果
優木 +24.7P 斉藤 ▲1.9P 二階堂 ▲7.2P 黒沢 ▲15.6P

八回戦終了時
二階堂 +41.9P 黒沢 ▲8.9P 優木 ▲16.1P 斉藤 ▲16.9P







九回戦

優木が悪夢から覚めた頃、別の者が悪夢に苛まれていた。
黒沢咲、連続ラスで優勝への道が遠ざかる。
しかし、二階堂も調子が良いとは言えない。今日の二回戦では連続三着。
ここは二階堂にエンジンがかかる前に巻き返しておきたいところだろう。

南一局、二階堂が、

 チー ロン ドラ

この7.700を和了り、トップ目に立った。

二階堂は、今回の決勝で極端に放銃が少なく、当たり牌を引くとピタリと止めてしまう場面を何度も目撃した。
二階堂は攻撃と防御の両方を常に意識した、バランス感覚に優れた打ち手だ。
そして雰囲気に流されずに、場を冷静に俯瞰している。それが二階堂亜樹。

その二階堂がリード、他三名には厳しい展開となった。


迎えたオーラス、点数状況は、
東家・黒沢29,300 南家・斉藤16,100 西家・優木37,600 北家・二階堂37,000

斉藤が、二巡目にをポン。
ダンラスの斉藤の早仕掛け、捨て牌も明らかにピンズ模様で、普通に考えて、この仕掛けが安い手のワケがない。

しかし、斉藤の上家である黒沢は、果敢にもと切り飛ばしていく。

十巡目、斉藤がをポン。
しかし、実はこの時点で、まだテンパイには遠い。

その三巡後、強気に攻めた黒沢が勝負手を実らせる。

 ツモ ドラ

確実にヤミテン、そして安目での和了りだったが、これで一躍トップ目に立つ。
結局このリードを守り切り、黒沢はトータルでプラスに復活、トータルでも二番手となった。

九回戦結果
黒沢 +15.8P 優木 +9.3P 二階堂 +5.4P 斉藤 ▲29.8P

九回戦終了時
二階堂 +47.3P 黒沢 +6.2P 優木 ▲6.8P 斉藤 ▲46.7P







十回戦

優勝に到る道筋は、あまりにも細く、あまりにも頼りない。
おっかなびっくり歩くと、すぐに置きざりになってしまう。
だからと言って夢中で走り出すと、足元を掬われて転落コース。

二階堂は、もう随分と前に行ってしまっている。
他三名がその背中に追いつくには、ここからの全てをノーミスで進まなければいけない。
慎重に、そして大胆に。
でも一歩でも誤ると、真っ逆さま。


東一局でWトイトイの親満を和了った二階堂、三人テンパイの流局をはさんで迎えた二本場で、南家・優木の第一打をポン、さらに優木の第二打もポン。
この瞬く間の出来事に、他三人は硬直。

この時、二階堂はこの形。

 ポン ポン ドラ

見慣れない二階堂の遠い仕掛けにまずは驚いたが、よくよく見るとなかなか実戦的な仕掛けだと思う。
いかにも異様な仕掛けで迫力があり、子方三者は切る牌を制限せざるを得ない。
しかもメンゼン派で腰の重い二階堂の仕掛けということもあり、傍目には本手のように映るだろう。
勿論、仕上がれば高い。を切らずにチャンタを付ければ7.700は約束される。
周りを威圧しつつ、ツモにまかせて悠々と手作りを進めればいい。まさに自在。

実際は、このイーシャンテン形から、なかなか有効牌を手繰り寄せることができず、最後の手出しを入れた5巡目以降、延々とツモ切りが続いていたが、しかし他三人には、そのツモ切りを続ける姿もテンパイと見えていたのではないか。

そんな中、ベタオリに見えた黒沢が12巡目にをポン。
次巡、黒沢はを押す。
予想外の強い打牌に、二階堂は黒沢の顔をチラリと見る。

その時、黒沢はドラのを暗刻にしたこのテンパイ。

 ポン

なるほど、勝負に来るはずだ。
二階堂が最後のツモ牌に手を伸ばす。。結局、イーシャンテンのまま全く形は動かなかった。
二階堂、黒沢の切ったに合わせ、最後の最後に手出しを入れた。

その直後、目立たぬようにひっそりと模打を繰り返していた優木が手牌を倒した。

 ツモ

チャンタ系のキー牌をがっつり押さえての七対子ツモで800、1.600。
優木が粘り強さを見せたこの一局、なかなか見ごたえがあった。


南一局、配牌でドラ対子の黒沢が積極的に仕掛け、中盤にテンパイ。

 チー チー ポン

このとき黒沢の捨て牌は、



ドラ色であるマンズの染め手の可能性が高いと読むのが普通で、なおかつ直後に引いたを黒沢が迷い無くツモ切りしたことで、カンが盲点となった。

程なく、優木がをツモ切る。多分通る、そう思って切った

「ロン!」と黒沢が声を弾ませる。
しかし、重なるもう一つの声。その主は斉藤だった。

 ロン

メンホン小三元の12.000強烈な和了り。ちなみには優木が2枚持ちだった。

痛恨の放銃をした優木と自信の手を頭ハネされた黒沢が沈み、二階堂がトップ。

残すは、あと半荘二回。
会場は、二階堂優勝のムードが漂ってきた。

十回戦結果
二階堂 +19.2 斉藤 +6.6 黒沢 ▲9.8 優木 ▲16.0

十回戦終了時
二階堂 +66.5 黒沢 ▲3.6 優木 ▲22.8 斉藤 ▲40.1







十一回戦

会心の大物手を決めた後は、A1リーガーでさえも手が震えてしまうことがある。
勝負師の武者震い。抑えきれない、身体反応。
しかし、斉藤は震えない。
点数の申告、点棒の仕舞い方、次の配牌を取る手つきも落ち着いている。

11回戦開始前、斉藤はスコアボードを見上げた。
二階堂が大きくリード、勝敗の趨勢は決したかに見える。
それでも、斉藤はいつもと同じ穏やかな笑顔。そこから、内側にゆらめく闘志を表に出すことはない。


東一局一本場、斉藤は六巡目に入れた役なしテンパイをほぐし、12巡目に絶好のリーチを打つ。

 ドラ

高目ツモだと倍満。そうなれば、親の二階堂に8.000の支出を負担させることになる。それを狙ってのリーチだろう。

しかし、このリーチに対し真っ直ぐに手を進めた黒沢がをアンカン、リンシャンから掘り起こしたをツモ切った。
斉藤、ここは止む無く手を倒し、7.700の和了り。


東三局、北家・斉藤の配牌が、やけに対子が多い。
それもそのはず、既にチートイツイーシャンテンだった。

 ドラ

そこへ持ってきた第一ツモが何と、ドラの
斉藤、単騎でダブルリーチ。

それを受けた親の黒沢。
ダブルリーチの対処方法?そんなものは、わからない。
高いのか、安いのか。待ちが良いのか悪いのか。何が通りそうで、何が危険なのか。何一つ予測出来ない。
だが、一巡目に聴牌しているからといって和了りと決まったわけじゃない。ダブルリーチじゃない者が和了ることなんて、良くある話。
徹底してオリるか、自分の都合を優先して真っ直ぐに手を進めるか。
いずれにしろ、かなり腹を括らなければならない。

黒沢は、先ほど7.700を放銃している。
安目とは言え、黒沢にとっては手痛い放銃だった。
その斉藤からのダブルリーチだ。嫌な予感がしたと思う。

黒沢の手牌は、

真っ直ぐ行くならであろう。
しかし、字牌待ちを警戒してピンズを払う黒沢、やがてを河に放ち、大きな大きな12.000点の支出となった。

十一回戦結果
斉藤 +39.2P 二階堂 ▲3.5P 優木 ▲5.7P 黒沢 ▲30.0P

十一回戦終了時
二階堂 +63.0P 斉藤 ▲0.9P 優木 ▲28.5P 黒沢 ▲33.6P (供託1.0)

いよいよ、最終半荘が始まろうとしている。
焦点は、二階堂の追従者であった優木と黒沢から大物手を順番に和了って急激に追いすがる斉藤が、トータルトップの二階堂との差をも埋めることができるか?

それは、現実的にかなり難しいといえるだろう。
二階堂との差は63.9P。
こういった状況で隙を見せる二階堂ではない。よもや取りこぼすなど一遍のイメージすら湧かない。
もはや、このまま二階堂の優勝を待つだけか。

あ、でも斉藤プロって、1回戦に役満ツモったんだっけ。
あと、第二期プロクィーンでも役満ツモってたなぁ。
そう言えば、第一期プロクィーンは怒涛の三連勝で逆転優勝しているんだった。

もしかしたら、また役満を和了っちゃったりして。
なんだか絶望的な状況下であっても、妙に期待感を抱かせる人。それが斉藤智子。










最終十二回戦

黒沢咲は満身創痍だった。
どうして、ここまでボロボロになってしまったのか。
今朝は優勝を目指せる位置にいたのに、今は一番遠い所まで落ちた。
もう無理なのだろうか。
いや、諦めたらその瞬間で終わりだ。私は最後まで戦って見せる!

東一局二本場、そんな黒沢の執念が大物手を生み出そうとしていた。

 ドラ

八種八牌。この配牌から和了りを目指すのは苦しい。
しかし、優勝するにはこの手に賭けるしかない。

二階堂は早々と五巡目にテンパイ。チートイドラ2の単騎。

は斉藤が二巡目に一枚切っている。
あっさり決着が着くだろうと思いきや、このがなかなか出ない。
ツモ切りを続ける二階堂、黒沢の異様な捨て牌に、ようやくが出ない理由が氷解する。

そして15巡目、を引いた二階堂の動きが止まった。
黒沢は12巡目にを切っている。その後はツモ切りだ。
まだテンパイしていないとは思う。多分、これはまだ通る。
しかし、もしテンパイしていたら……。

悩んだ末、二階堂が捨てた牌は、でもなくでもなく、
彼女は、万が一の牌は打たない。

確かに黒沢、その時はまだイーシャンテン。
だが、16巡目に待望のを入れ、ついにテンパイを果たした。
待ちのは場に2枚切れ、そして二階堂が1枚抱え込んでいるので、残り枚数は1枚。
すでに前巡にてを止めた二階堂は切らないが、ためらいなく不要牌をツモ切りする優木と斉藤がもしを掴んだならば……。
残りわずか2巡だが、この国士無双、思いのほか成就する確率が高いように見えた。
最後の最後に大物手を入れられる。それが、黒沢咲。

「ツモ!」

しかし、手牌を倒したのは、斉藤だった。

 チー ツモ


黒沢渾身の国士無双をかわした斉藤が、波に乗り出す。

東四局にリーチ。

 アンカン ツモ ドラ

先にテンパイを入れていた二階堂と同じこの待ちをツモり1.300、2.600。
この和了りで斉藤が43.600のトップ目、そして二階堂が19.900のラス目になった。

この並びならば、あと素点で二階堂を24.300引き離せば、斉藤の優勝。

南場に突入。
優木と黒沢の最後の親番はあっさり流れ、勝負は南三局へ。

東家・斉藤45.900 南家・二階堂22.300 西家・優木19.100 北家・黒沢32.700

斉藤、四巡目にをポン。
斉藤の仕掛けがノミ手か本手か判りかねる状況の中、二階堂はテンパイを入れた。

 ドラ

次巡、二階堂はを引く。
ここで、マンズの好形を重視し、打
聴牌を外すというリスクに見合う、柔軟かつ繊細な一打だ。

しかし、その次のツモが
この1巡の牌の廻りが恨めしい。
二階堂、やむなくツモ切る。

後に引いたを浮かせながら、二階堂はジリジリとしたイーシャンテンを続ける。
そしてついにがくっつきテンパイを入れた二階堂は、一瞬の躊躇を見せずにリーチを打つ。

リーチという無防備な構えを、二階堂が久しぶりに見せた。
リーチを打ってしまえば、斉藤に放銃するかもしれない。
その放銃が仇となり、一気に逆転されるかもしれない。

それでも構わない。
私には最後の親番がある。もし逆転されたら、そこで捲り返してみせる。
二階堂は、自らを死地に追い込んだ。

この時、斉藤はこの形のイーシャンテンだった。

 ポン

斉藤の視線が、黒沢の切ったの上に止まった。

私は知っていた。
二階堂の-は純カラであることを。
だからチーテンを入れなければいけないことを。

しかし、斉藤はそれを知らない。悩んだ末に、ツモ山に手を伸ばした。
二階堂に安全なピンズの下を払い、別の形でテンパイを入れる為に。

結果は流局、二階堂の一人テンパイ。

十二回戦結果
斉藤 +22.9P 黒沢 +5.7P 二階堂 ▲9.7P 優木 ▲19.9P (供託1.0)

最終成績
二階堂 +53.3P 斉藤 +22.0P 黒沢 ▲27.9P 優木 ▲48.4P (供託1.0)






優勝決定の瞬間







第4位 優木 美智
 

「昨日は、本当にどうにもならなかったです。今日はどんな状況になっても、最後まで諦めないで打とうって決めてました。自分なりに一生懸命やったけど、力が足りなかったな。 来年はもっと頑張ります。チャンピオンズリーグにも参戦したいです。」

1年に1度、公式戦の決勝進出を果たしている優木。
偶然にも、1年目の新人王戦の時に観戦記を書いたのも、私だ。
来年はどの決勝に残るのか、今から期待している。







第3位 黒沢 咲
 

「普段通り打てたと思います。だから、普段通り下手でした(笑
 初日は丁寧に打てたんだけど、二日目は雑になってしまいました。最終戦で国士をテンパイしたり、親番で連荘出来たりして、最後まで戦えたと思います。満足はしていませんが、良い思い出になったかな。牌譜もらって、勉強したいです。また来年頑張ります。」

タイトルを取りたいという気持ちが刺すように伝わってくる麻雀だった。
今回は負けてしまったが、近い将来きっとまたこの舞台に戻ってきてくれるだろう。







第2位 斉藤 智子
 

打ち上げ終了後、私は斉藤と某所にこっそり向かった。
そして、何となく三人麻雀を始めた。

「亜樹ちゃんはやっぱり強かった。咲ちゃんも優木さんも上手だし強かったわ。私は下手よね〜。コメント?来年も頑張ります〜。」

明け方、これで最後って局。
斉藤「リーチツモったメンゼンバシバシメンチンスーアンコ5が3つガリいっぱい!」
72本オールを引かれた。
本当、元気な人だなと思った。







第2期女流桜花 二階堂 亜樹
 

━優勝おめでとうございます。
亜樹 「ありがとうございます!」

━今回の戦いを振り返ってみて、いかがですか?
亜樹 「初日の内容が非常に良くて、自分でも上手く打てたなぁと思いました。そこでリード出来た分、二日目はある程度余裕を持って臨めました。」

━いきなり初日の一回戦目に斉藤プロが親の四暗刻をツモったわけですが、その時の心境はどうでした?
亜樹 「特に焦りは無かったです。二日目の煮詰まった場面じゃなく、いきなり出てくれて良かったと気持ちを前向きに切り替えることができました。」

━優勝を確信したのは、どのあたりですか?
亜樹 「いやぁ〜、最後までヒヤヒヤでしたよ。でも、最終戦のラス前でリーチを打って、斉藤プロがオリたときは、だいぶ楽になりました。」

━さて、今後についてですが、2月にはプロリーグ最終節が、そして3月には三年連続出場となるグランプリ2007と大事な対局が続きますが、意気込みは?
亜樹 「今回の初日のような、自分なりの良い麻雀を打ち切りたいです。その延長線上に、好結果が待っていると思うので。」

━初の女流二冠達成ということで、これから更に注目されていくと思いますが、最後にファンの方へメッセージをお願いします。

亜樹 「二冠達成に喜びも大きいですが、その反面でプレッシャーも感じています。今後とも精進していきたいと思います。応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。」


まさに完勝だった。
女流タイトル二冠を果たし、名実共に女流の頂点に立った。
だが、彼女が目指すは、また更なる遥か高み。
 
この日は、テレビの撮影が入っていた。
カメラを向けられ、インタビューに答える二階堂に、会場の視線は自然と集まる。


けれど、カウンターの中で人目を避けてうずくまる華奢な背中や、壁際で睫毛を奮わせる白い横顔に気がかかってしまうのは、私だけだっただろうか?

タイトル戦の決勝で負けると、「あのとき、ああしていれば」と後悔がいつまでもいつまでも頭の中をぐるぐる周る。
月日が経過しても、時折フラッシュバックのように鮮明な光景が蘇る。

それほど精神的なダメージが大きい、決勝戦。

しかし、この時の深い経験が、この時に覚えた強い気持ちが、きっと自分を育ててくれるから。

次こそは、優勝。
そうして、私達は前に進んでいく。





前列 第2期女流桜花:二階堂 亜樹
後列 左から 第4位:優木 美智 第3位:黒沢 咲  第2位:斉藤 智子









(文責:水越 京子 文中敬称略)

                              

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