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タイトル戦情報

第22期 鳳凰位戦

鳳凰位戦観戦記 〜2日目〜

鳳凰位戦の二日目、第7回戦から12回戦の様子をお伝えします。

初日に第6回戦まで終えて持ち越しのポイントは以下の通りです。

阿部 ▲8.1  土田 ▲16.9  多井 ▲56.9  瀬戸熊 +80.9  供託+1.0

 

◆7回戦◆

[   多井   瀬戸熊   阿部   土田   ]   以後左側から東家、南家・・の順。

   30.0  30.0   30.0  30.0    下部は各自の持ち点とする。

 

  

卓上にいきなり緊張感を走らせたのは瀬戸熊。

東1局 ドラ    南家 瀬戸熊

 とツモって4巡目にこの形。

 

7巡目にドラの   をバシッとツモ切ったのだが、「ポン」と反応したのが北家の土田。 

瀬戸熊は次巡   を暗刻にして   切りのリーチと出る。

4巡目後に土田のアタリ牌の  をつかみ、放銃からのスタートで始まった。

北家 土田

   ポン

  

東2局 ドラ    東家 瀬戸熊

を連続ツモして3巡目のリーチがこの形

   ツモ

7巡目、順当にツモ。 「2,600オール」

瀬戸熊復活 早くも不安を解消する。

 

東2局 1本場 ドラ    西家 土田

配牌  

ツモ    ↓ ↓

捨牌  

                         リーチ

最終形   ツモ

第一打、   切り。   を切らないのは土田ならではの世界。

思うに最高形に見える純全帯3色ドラ2に向かっての決め打ちなら、 切りが土田にとってベストな打牌なのだろう。

 

東4局 ドラ    北家 阿部

配牌 

第一ツモは    6巡目に   ポンとして15巡目

  明カン  ツモ

東場は満貫クラスの点棒が移動し、南場ではそれ以下の点棒の動きで順位に位置取り主体のゲームでオーラスまで進んだ。

南4局 ドラ 

[   土田   多井   瀬戸熊  阿部   ]

   40.4  20.7  25.7  33.2

西家の瀬戸熊が   を暗カンして8巡目に   を   の形でチーをしたのだが、

  チー  アンカン

そこに放銃したのが阿部、「まだ、一向聴だと・・」 持ち点状況、暗カンから満貫クラス。 

瀬戸熊「ロン 7,700」

 

二日目の初戦は土田がトップ、首位の瀬戸熊がプラスの2着に滑り込んでのスタートとなった。

 

◆8回戦◆

[   土田  多井  瀬戸熊   阿部   ]

前回の半荘でメンゼンでのテンパイ気配がまるで無い多井、3フーロしなければテンパイにならない運気は鳳凰位戦決勝という舞台ではとても重いハンデ戦に思えた。 

東1局 ドラ   南家 多井

11巡目、最初に動いたのはやはり多井だった。 配牌からある   を2鳴きしての形がこれ。

   ポン

自分の河には一九字牌が気持ち良いほどならんでいる。 

対戦者3名はメンゼンで押してくる。

13巡目に土田がリーチ、当然ドラを含んでのテンパイとなる。ようやく   をツモって流局の二人テンパイ。 

見ていて寒くなるが、いまの多井は勝つチャンスを手探りしている状態。 ポン・チー、チー、チー、と毎局動いてどうにかテンパイの形を取れるようになった多井。 前の半荘で全10局の6局でリーチを放っていた瀬戸熊、それが多井に合わせたように5局連続フーロをする。確かに鳴く必要の局がたくさんあるのだが、鳴きは目先がアガリに向かいやすく防御がおろそかになりやすい。リーチ、リーチで好調だった瀬戸熊が戦術を変えたように感じた。

東3局 ドラ   北家 多井

配牌  

 を重ね動いて   をツモって、どうにかテンパイも、苦しいながらも7,700点のテンパイ。

  ポン  ポン

 

「ロン7,700点」 放銃したのは瀬戸熊。

この二人の脇で黙々と動かずに打ち続けるのが、好物の動ける字牌が来ない土田、前回のオーラスで2着目から放銃でマイナスの3着に後退して態勢の立て直しをはかる阿部。

今までの累計得点が

     阿部    土田    多井    瀬戸熊     供託

   ▲16.6   18.4   ▲74.2   88.3     1.0

 

オーラスを迎えてこの持ち点

[    阿部   土田   多井   瀬戸熊   ]

    27.2  20.5  54.9  17.4

ラス目の瀬戸熊にとっては累計2番手の土田が3着目で多井がトップでもさほど影響ないからラスであってもだいぶ有利な状況。

 

南4局 ドラ    東家 阿部

 

捨て牌  東家  阿部    

                                  リーチ

      南家  土田    

      西家  多井    

      北家  瀬戸熊   

 

8巡目、親の阿部からリーチが入った。

その次巡にダントツの多井が阿部のリーチ宣言牌マチでテンパイ、ダマテンに構える。

次巡に多井が無スジの牌を一枚押すと瀬戸熊はテンパイ気配を察知して   ツモで多井に捨牌を合わせにいった。

これでこの局が長引いた。

 

阿部のツモ牌が手牌の横にそっと置かれた。

 「ツモ 3,200オール」

  ツモ

6巡目の   切りでテンパイであった。 

このアガリでプラスの2着とし、次局、土田が仕掛けてのアガリで3着を守りきった。

 

◆8回戦を終えてのトータル◆

    阿部    土田    多井    瀬戸熊     供託

   ▲6.6   ▲12.4  ▲45.0   63.0     1.0

 

土田との差はそれほど変わっていないが、100p差あった阿部が70p差に入ってきた。 

結果的には この   を放銃の決着の方が、瀬戸熊にとってはベストな展開になるのだろう。

 

◆9回戦◆

東1局 15順目、瀬戸熊は終局近くだが、久々にリーチと出た。

それに放銃したのは中盤テンパイで手変わりを待って、瀬戸熊の現物でテンパイしている阿部だった。

「ロン 2,600」  

鳴きで態勢を崩したように見えた瀬戸熊がリーチであがったのだが、対戦者にはどう目に映ったのだろう? 

7回戦までなら東場でこの遅い巡目なら満貫はあったはず、マチは両面マチでも遅い安いとは、好調者の早い、高い、マチが良いとはだいぶ異なる。 

全員がここはチャンスと戦いの場の前線に一歩も二歩も前に出てくるように思えた。

 

東3局 1本場 ドラ    西家 土田

 

  ポン  ポン  ロン

 

土田 「ロン 3,900 は 4,200」 (供託のリーチ棒が2,000点)

 

東ラス、親の阿部は2連続リーチも2回とも2人テンパイ。

東4局 2本場 ドラ   南家 土田

  ポン  ロン

 

土田 「ロン 1,000 は 1,600 」 (供託のリーチ棒が2,000点)

効率の良いアガリをする土田がこの9回戦を制した。

 

◆9回戦を終えてのトータル◆

     阿部    土田     多井    瀬戸熊     供託

   ▲12.5    17.3   ▲37.0   43.6     1.0

 

 

全員のポイントが一気にまとまり、数字の首位も4位も得点差はないに等しい状況になった。

 

◆10回戦◆

この半荘、全体で9局しかなかった。

  

東2局 ドラ    北家 阿部

配牌  

ツモ    ↓ ↓

捨牌  

最終形    ロン

阿部は純全帯の5,200点をあがり、東ラスは1人テンパイと前半を優位に運ぶ。

 

南1局 1本場 ドラ   西家 土田

配牌  

           ポン ポン

ツモ  

捨牌  

 

最終形   ポン  ポン  ロン

 

 土田 「ロン 7,700 は 8,000」 、放銃は多井。

南4局 ドラ   東家 瀬戸熊

 

15巡目テンパイしたばかりの手牌 

 

  暗カン  ポン

瀬戸熊「ロン 11,600」 、放銃は多井。

阿部がトップ、2着 土田、3着 瀬戸熊。 4着の多井は10回戦を一人マイナスとして大きく後退してしまった。

◆10回戦を終えてのトータル◆

    阿部    土田     多井     瀬戸熊     供託

    4.1   15.9    ▲71.1    50.1     1.0

 

◆11回戦◆

 

東1局 ドラ   南家 瀬戸熊

13巡目、7巡目に一つ動いてテンパイのこの手牌

  ポン

上家の阿部の打牌   に カンと動く。

この動きで必要牌を下げられたのが北家の多井。東家の阿部のツモ切りにポンと反応してのテンパイがこの形

  ポン

その多井の動きでようやくドラを重ねたのが親の阿部。

ここから当然ながら   をそっと切る。 多井「ロン 5,200」

いきなり放銃スタートと、致し方ない阿部だが東場は2回のリーチをアガリ切り、トップ目で南入する。

 

南1局 

[    阿部   瀬戸熊   土田   多井   ]

    35.4  25.4   26.5  32.7

 

南1局  ドラ    東家 阿部

 

  ポン  ロン

この2,900点が最大の動きと、小場でオーラスを向かえた。

南4局  ドラ    東家 多井

7巡目、 好感触の   をツモって即リーチとし、12巡目にツモアガリ。

   ツモ

多井「ツモ 4,000オール」

 

南4局 1本場 

[    阿部   瀬戸熊   土田   多井   ]

    31.4  19.3   23.5  45.8

南4局1本場  ドラ   北家 土田

配牌  

      ポン ポン   ポン

ツモ   ↓ ↓ ↓

捨牌  

最終形   ポン  ポン  ポン  ロン

 

             [    阿部    瀬戸熊     土田     多井   ]

                 31.4   19.3     31.8    37.5    で終局。

30.0基準の持ち点   +1.4   −10.7    +1.8    +7.5

3人浮きの加算点     +1.0   − 12.0    +3.0    +8.0

この半荘得点       +2.4   − 22.7    +4.8   +15.5  

 

◆11回戦を終えてのトータル◆

 

    阿部    土田     多井     瀬戸熊     供託

    6.5    20.7   ▲55.6    27.4     1.0

 

いよいよ2日目の最終戦を迎えた。

 

◆12回戦◆

東1局2本場 ドラ 

連荘の親、多井が7巡目に絶好の牌   を引いてリーチと出た。

そこに向かっていくのが、 同巡   をツモってこの形の土田。

 の選択だが 打牌は   切りのリーチと闘いを挑んだ。

どちらも初牌で安全という事もないが、ピンズが上に伸びてきたから   が山にいるのだろうと

思っていたら、   切りのリーチと出た。

以後のツモ牌は

 と   ならツモっているだろうにと思っていたら、この次のツモ牌が

なんと      土田 「ツモ 3,000 6,000」

(僕の100倍くらいはツキがある)

 

南1局 ドラ   南家 阿部

7巡目にリーチ

東家の多井は同巡にドラを重ねてこの形

北家の土田はこの形

土田、   ツモって 打   に多井が「ポン」と仕掛けた。

だが、  ともに期待薄、阿部のツモアガリか 流局かと思われたのだが、12巡目に土田の手牌が変化した。

ここから打   とした。当然ながら反応するのは多井、「ポン」 手牌は

  ポン  ポン

16巡目に   をツモ。 少し長考したが打牌選択は 打 

「ロン 8,000」 阿部の手牌が開かれた。

 

南3局2本場 南家 土田

5巡目にリーチ 

  ロン

「ロン 7,700 は 8,300」

12回戦のトップを決めたのは土田

 

◆12回戦を終えてのトータル◆

    阿部    土田    多井     瀬戸熊     供託

    20.2   44.5   ▲77.0   11.3     1.0

 

ごらんのような大混戦となった。

 

                              (文中敬称略)

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