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タイトル戦情報

第1期グランプリMAX 

一次予選 レポート

レポート:山井 弘

「グランプリMAXの出場が決定しました。一次予選からの出場となります。」

後期のチャンピオンズリーグを山田浩之が優勝で飾り、今年度の対局も鳳凰戦を残すのみとなった数日後、
競技委員長の藤原さんから、グランプリ出場の連絡が届いた。

今期からタイトル戦として始まることになった、「グランプリMAX」。
これまでは、タイトルホルダーや、ポイントランキング上位者16名で争う、お祭り的な大会であったが、
今期から一新して、一次予選、二次予選のトーナメントを行い、ベスト16、準決勝、決勝と勝ち上がっていくタイトル戦となった。
詳しいシステムについては、藤原さんがコラムで書いてくれたので、そちらを見ていただきたいと思う。

連絡があった翌日、ロン2事務局に行くと、そこに暗いオーラをまとった滝沢君を発見。
話を聞くと、どうもグランプリMAX一次予選の補欠1番手ということらしい。
あと一つでもリーグ戦やタイトル戦で上だったらと悔やまれる。
ちょうど、補欠の人にレポートを頼もうと思っていたので、

「じゃあ、会場に来るならレポートお願いしてもいい?」と、無情にもお願いしてみた。
すると滝沢君は「はい・・」とだけ、悲しげに答えてくれた。

しかし、このやりとりがあった数時間後、藤原さんから新たなメールが届いた。
「静岡プロリーグを優勝した菅野君がランキングに入ったので、山井君は次点になりました。ごめんね^^」

{ごめんねじゃないよ・・・・}
あと一つでも順位が上だったらと悔やまれる・・

そんな私に滝沢君は、「じゃあ、山井さんレポートお願いします!」とだけ言ってさわやかに帰って行った。


ということで、第1期となるグランプリMAX一次予選は、補欠一番手となった山井がお伝えしたいと思います。



3月5日(土)当然、誰も欠場することなく、選手20名が無事揃いスタート。

A卓 森山 茂和 vs 吉田 幸雄 vs 望月 雅継 vs 仲田 加南


森山 茂和

吉田 幸雄

望月 雅継

仲田 加南

モンド名人戦天空麻雀といったテレビマッチで活躍中の森山は、九段シード(G1タイトル優勝者に限る)。
A犠叉蕕遼招遒魯櫂ぅ鵐箸13100Pのランキング20位。A供Γ彊未竜氾帖聞)は13400Pの19位。
B桐ゾ,韮足犠叉蕕魴茲瓠⊇流桜花は惜しくも4位となった仲田は12080Pで29位。
この4名で、半荘5回戦のトータル上位2名が明日の二次予選へと進む。

1回戦は仲田の小さなトップでスタート。
2回戦オーラスは、ダントツのトップ目となった親の望月がさらに加点を狙う。
そこに、を切ってリーチと勝負にいった仲田だったが、手牌を開けたのは森山。

 ロン

森山はこのアガリで2着となり仲田はラスとなった。

4回戦、ここまで苦しい展開が続く仲田だったが、オーラスの親番を迎えここで大爆発!

 ロン

このチンイツをトータルトップの望月からアガると、

 リーチ ツモ

次局は、森山、望月の仕掛けをかいくぐり、この力強いアガリを決め、
さらに次局、対局者がぐったりとなったアガリが、

 ツモ ドラ

この8,000オールだ!さすがに心が折れそうになる。
仲田が1人抜け出し、最後は吉田の猛攻を振り切った望月が、二次予選へと勝ち進んだ。

1位通過:仲田加南  2位通過:望月雅継



B卓 古川 孝次 vs 朝武 雅晴 vs 金子 貴行 vs 四柳 弘樹


古川 孝次

朝武 雅晴

金子 貴行

四柳 弘樹

今期、古川はA気ら降級となってしまい、ポイントは12000Pとランキングには一歩足りなかったが、九段シード枠で出場。
朝武も残念ながらA兇悗塙澣蕕靴討靴泙辰燭、13550Pの18位で出場。
金子はプロリーグ最終節で94.1Pを叩き、A供Γ薫未妊侫ニッシュ、12850Pで21位。
同じくA供12位で辛くも残留となった四柳は12100Pの28位。

朝武が2連続ラスと苦しいスタート。
四柳が2着、1着と好調のようだ。
迎えた3回戦、朝武が、

 リーチ ツモ ドラ

これをリーチして、しっかりとツモリアガる。
この局、トータルトップの四柳が、無理せずオリに回るかと思われたが、このリーチに攻め返しているのが印象的だった。
来期も同じリーグで戦うのが楽しみな打ち手だ。

その四柳が東3局1本場に、

 ポン ロン ドラ

このテンパイ。古川が前巡にダブ東をポンして、をうまく処理している。
そのダブ東を鳴かした朝武がで放銃となった。
早くも、四柳は当確かと思われたが、ここから朝武の反撃が始まり、3回戦、4回戦と2連勝を飾る。

最終5回戦を迎え、朝武・古川の差は0P。同点である。
四柳は+17.3Pだが、安心できるポイントではない。
金子も▲24.9Pで、トップを取れば可能性は充分ある。

最終戦は、トータルトップの四柳が、南場に入り5万点弱となり当確。
最後の椅子は、古川、朝武に絞られた。
オーラス、親の朝武が仕掛けて、必死の連荘を狙うも、古川が、

 暗カン リーチ ツモ ドラ

このアガリで締め括り、一次予選通過となった。

1位通過:四柳弘樹  2位通過:古川孝次



C卓 蛯原 朗 vs 柴田 弘幸 vs 菅野 直 vs 猿川 真寿


蛯原 朗

柴田 弘幸

菅野 直

猿川 真寿

新人王シードの蛯原はD2リーグ。A機Γ薫未亮禿弔13850Pの17位で出場。
静岡プロリーグ優勝で、12720Pと堂々の22位は菅野。
同じく、静岡支部所属の猿川は、前期でB気らA兇悗半叉蕕魴茲瓠12200Pの26位。

こちらは比較的フレッシュなメンバーが揃った。
1回戦、やはり菅野がどうもこの舞台で緊張している様子。
相手は同じ支部の猿川や新人の蛯原といっても、やはり周りの雰囲気が何時もとは違うのだろう。

その菅野が初戦でラスを引いたが、2回戦、猿川の仕掛けに対して押し切り、
カンチャンのタンヤオのみのテンパイから、メンタンピンツモハイテイをアガリトップとなった。
これで立ち直った菅野だが、状態はそれほどよくはなく小さな沈みを積み重ねる。

柴田は、初戦でトップを取るも、その後は小さなマイナスが続き、最終戦を前に▲6.6P。
菅野は▲17.2P、蛯原は▲26.5Pと、猿川が3、4回戦と1人浮きのトップを取り全員を沈める形となった。

最終戦は、猿川がポイントのリードもあり自由気ままに加点して行く。
その中、柴田が何とか、

 リーチ ツモ

この形で即リーチの決断を下し、残り数巡でのツモアガリ。
これで、菅野に差をつけるも、その菅野がまたもハイテイで、

 ツモ

このアガリを決めて、オーラスを迎える。
持ち点状況は、
猿川 32,900
菅野 34,600
柴田 26,800
蛯原 25,700
こうなっており、柴田と菅野のこれまでのトータルポイント差は10.6Pで柴田がリード。
柴田は、3,900で通過だが、蛯原からだけは5,200条件。ただし、菅野が猿川に放銃して沈むという可能性もある。
蛯原は、7,700を菅野から出アガるかツモアガリで通過。ただし、8,000は柴田が3着になるのでダメ。

この緊迫した状況のオーラス、柴田が、

 ドラ

この1シャンテンから進まない。
一方、余裕の猿川は、

このテンパイ。
実は、これに菅野が飛び込むと、柴田がラッキーな通過になるのだが、
結果は、柴田がを掴んであえなく放銃となった。

1位通過:猿川真寿  2位通過:菅野直



D卓 嶋村 秦之 vs ダンプ大橋 vs 黒沢 咲 vs 中村 毅


嶋村 秦之

ダンプ大橋

黒沢 咲

中村 毅

前期、チャンピオンズリーグ優勝の嶋村がシード。
それに、A競蝓璽依ゾ,離瀬鵐彗膓兇、14200Pで16位の出場。
C汽蝓璽綾猴ゾ ▲廛蹈イーン4位の黒沢は、12540Pで23位。
先日行われた、發王戦では惜しくも準優勝となった、A供Γ鍵未涼翅爾12200Pで26位(猿川と同ポイント)での出場となった。

初戦は黒沢がトップを取るが、2回戦で1人沈みのラスを喰らいチャラとなってしまう。
攻撃型の嶋村がポイントを積み重ね、安定した戦いをしている。

3回戦、嶋村が起家で連荘して、またもリーチと攻め立てる。

 リーチ ドラ

これに立ち向かったのは黒沢。

 ポン

嶋村の現物であるを仕掛けて反撃を試みるも、を掴んであえなく撃沈。
次局、中村が今度は役牌を仕掛けて親を落としに行くも、状態が仕上がりつつある嶋村が又もリーチ。

 リーチ ドラ

そこに、ダンプがもう黙っていられないとばかりに、リーチで追いかける。

 リーチ

宣言牌のを先に仕掛けていた中村が、さらにそれをポンして前に出る。
状態のいい嶋村が勝つと思われたが、ダンプのツモアガリとなった。
中村の仕掛けで、がらりと展開が変わったように思えた。

それで、嶋村の状態が悪くなるかと思われたが、今日の嶋村はこれでは崩れず、4回戦を終え、+54.6Pと早くも通過がほぼ確定となった。
仕掛けで何とか流れを変えようとした中村だったが、その後も手が入らず、ずるずると点棒を削られ厳しい状況となる。
そしてもう1枚の切符は、ダンプ、黒沢の争いとなった。

最終5回戦、ダンプの最後の親をどうしても流したい黒沢が仕掛けて行く。

 ポン ポン ドラ

ここにドラのを引くも、ノータイムでツモ切り。
それをダンプがポン!場が一気に緊迫する。黒沢もこれに飛び込むと危ない。
しかし、すぐにが暗刻になり、こうなれば強気のヴィーナスの名の通り、押せ押せムード。
ツモで、自力で二次予選への切符を手に入れた。

1位通過:島村秦之  2位通過:黒沢咲



E卓 右田 勇一郎 vs 勝又 健志 vs 老月 貴紀 vs 藤原 隆弘


右田勇一郎

勝又 健志

老月 貴紀

藤原 隆弘

A機Γ彊未留ε弔14600Pで14位。
勝又は、A供Γ完未伐Π明錚軌未14400Pの15位。
老月は、プロリーグ最終節で起死回生の四暗刻をアガリ、A機Γ弘未撚燭箸残留となり12400Pの24位。
一方、何十年かぶりにB気悗塙澣蕕砲覆辰親8粁換阿世、12350Pで25位での出場となった。

藤原と老月が入れば、場は重くなるのが分かる。
その重い場に、どれだけ右田と勝又が耐えられるかが勝敗の分かれ道か。

1回戦、東場は勝又の調子がいい。
メンホンの12,000を右田からアガリトップを走る。
しかし、藤原が捲くってトップとなる。

2回戦は、勝又が1人浮きのダントツトップで、早くも1人抜け出す。
3回戦、右田が何とか反撃したい。

 チー

このテンパイにを引きツモ切り、次巡、を引き打で一通をつけて7,700のテンパイ。
勝又はこの時、

 ツモ

ここでツモときて、普通はを切るのが手筋だと思うが、勝又はここで場に安いソーズでアガリを取りに行き、打とする。
この選択が見事に決まり、ツモでテンパイし、で老月から出アガリとなった。
もし、打としていたら、右田がアガリきった可能性もあり、見事なアガリだったのではないだろうか。

4回戦は老月がトップをとったが、勝又も浮きを確保、安全圏へ抜け出したか?

最終戦は藤原と老月の一騎打ちかと思われたが、右田が粘る。

 ポン 加カン

親番でこの仕掛け。ここから、が上家から出るが微動だにしない。
そして、が重なり、一応はテンパイ。そこに、今度はを引いてくる。
暗カンするのかと思われたが、何と、手出しでを空切りした。

これには勝又もテンパイからをツモ切る。
流局して、右田のテンパイ形を見た勝又の表情が固まっていくのが分かった。

局面は進んで勝又は当確、残る一席を争い老月と藤原の直接対決となった。

 リーチ ドラ

藤原が老月の親でリーチ。
老月も次巡、すぐにテンパイが入る。

この勝負を制した者が通過か!?と思われたが、老月は危険牌を引いて撤退。何と強い精神力だろう。
結果、老月は藤原の当たり牌を掴んではいなかったが、この手牌でも我慢してオリを選択できるとは。
ただ、その数巡後、藤原の河にはが置かれており、もしここで押していれば、勝負はついていたかもしれない。

これで勝負は長引くかと思われたが、次局老月が、

 ツモ ドラ

これをあっさりアガリ、勝負はついた。

1位通過:勝又健志  2位通過:老月貴紀

こうして、明日の二次予選へと進んだ10名が決定した。

今回は、12080ポイントで仲田がギリギリの出場となったのだが、ちなみに私は12030ポイントだったらしい。
何と、その差50ポイント。本当に悔しい・・
来年度は、1Pも無駄にせず、貪欲に1つでも上を目指して行こうと思う。

では次回、二次予選のレポートは、第一補欠となった柴田君、よろしくお願いします!!


 

 

(レポート:山井 弘 文中敬称略)

 

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