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タイトル戦情報

グランプリ2005 

準々決勝観戦記

日本プロ麻雀連盟では今年度より新しいタイトル戦として、グランプリ2005が行われることとなった。

今年度の最後にふさわしいタイトル戦が今、まさに始まろうとしていた。

このグランプリ2005の出場資格はポイントランキング上位16名であるが、このポイントとは2005年度に行われたリーグ戦、タイトル戦の成績を数値化したものである。いわば選ばれた16名の出場選手全員が今年度なんらかの形で実績を残しており、顔ぶれを見るとまさにオールスターといった感じである。

試合形式は初日ベスト16から4つの卓に分かれて半荘5回を同じ選手で戦い上位2名が通過。

それを繰り返し準決勝、決勝と行う。 ( ただし決勝は半荘6回戦となる )

 

この日開始の正午近くになると出場選手が続々と集まってきた。

初めてのタイトル戦ということもあり、お祭りムードで始まったのだが、さすがは一流プロの集まりである。

開始20分も経たないうちに場は一気に静まり返り緊張感が溢れる。

 

まずは今年度、鳳凰位、十段位と二冠を達成してのっている土田浩翔の卓を見てみよう。

同卓には今年度プロクイーンを制した二階堂亜樹、今期(2006年4月)からA1昇級の望月雅継、かたやA2へ降級となったベテラン沢崎誠がいる。

 

1回戦、いきなり二階堂が土田から

 

  ロン

 

のメンチンをあがる。

これでのったか二階堂は1回戦、2回戦と2連勝。

しかし、3,4回戦で他の3人が意地を見せて大接戦になった。

TOTAL  土田 ▲9.3 沢崎 ▲9.5 二階堂 +15.6 望月 +3.2

で5回戦へ。

5回戦は条件戦である。この大接戦を勝ち抜き準決勝に進出するのは上位2名。

これを制したのが沢崎で東場のうちにトップをゆるぎないものとする。

南場に入っても沢崎は冴えており、かわしたり差し込んだり多彩な技を駆使してトータルトップになった。

後に話を聞いたところ、4回戦オーラス ( ドラ ) で

 

  ツモ

 

の七対子ドラドラをアガって浮きに回ったのがすごく大きかったと話していた。

そして、最終戦まで1位だった二階堂がポイントを守りきり通過となった。二冠の土田が早くも敗れ去り、波乱を予感させる展開になった。

 

続いてギャラリーを最も多く集めた卓、河野・多井、藤原、藤崎の卓を紹介しよう。

なぜ、ギャラリーが多いのかというと昨年まさかのA2降級から1年でA1に帰り咲いた野獣・河野高志 VS 若きカリスマ王位・多井隆晴という注目のカードがあるからだ。脇を務める藤原隆弘藤崎智も連盟きっての巧者なだけに自然と盛り上がるのもうなずける。

 

1回戦東1局、藤原の 2600 オールで幕を開け、南1局2本場 ( ドラ ) も藤原が

 

 

から  ポン、  ポンで聴牌。カンチャンのドラ待ちをすぐにツモり、 6200 オール。

1回戦は藤原が制した。

対局前の多井のコメントを思い出した。「ワラさん、勝つんじゃねぇ。」  (勝つと思う、の意)

ダントツの勢いと思われたが、この後、藤崎が安定してプラスを積み重ねて最終戦を残して1人浮きに。

他3人の着順勝負で決まる。

最終戦、藤原があがりを重ね、辛くも準決勝進出を決めた。

緻密な仕事師・藤原とBリーグ最強の男と言われる藤崎が準決勝へと駒を進めた。

 

こちらも因縁の対決だ。

發王戦決勝コンビの瀬戸熊直樹藤中慎一郎に十段戦準優勝の森山茂和に今度こそタイトル奪取なるか無冠の帝王朝武雅晴の戦いである。

まず、朝武が早くも準決勝進出はほぼ手中にしたかのごとく、テンポよく抜け出した。

瀬戸熊も必死に喰い下がるが苦しい藤中が2回戦の南3局に

 

  ツモ

 

の一通の立直をツモり、一気に瀬戸熊と並ぶ。

瀬戸熊、藤中の競り合いになるが發王戦同様、またもや瀬戸熊に勝利の女神が微笑んだ。

最後はあっさりと森山の立直をかわして、朝武が

 

  ツモ

 

の役なしヤミテンをツモり、終了。

朝武、瀬戸熊の2名が準決勝へと進んだ。

 

そして、残るは最後の卓。

今年度は惜しくも2位だったが、昨年まで鳳凰戦を三連覇し、このタイトル戦でも本命の阿部孝則がここにいた。

同卓には死神の優こと伊藤優孝、若きAリーガー滝沢和典、マスターズチャンプの今里邦彦

2回戦で阿部が無難にプラスで早くも進出当確と思われた。

しかし、3回戦東3局 ( ドラ ) 阿部の切った  に親の滝沢がロンをかける。

開かれた手は

 

  ポン

 

の 18000 点。阿部にとって痛恨の一打であった。

そして南3局 ( ドラ ) 。今里が三色手を立直。

 

 

にも阿部が高目を放銃で波乱含みの展開に。

最終戦を残して

滝沢 +26.8 今里 +13.4 伊藤 ▲14.7 阿部 ▲25.5

 

最終戦では伊藤・阿部とともに逆転の条件を満たす局があったが結局オーラスは流局で終了。

滝沢・今里が通過。そして本命・阿部が早くも消えた。

 

鳳凰戦を戦った土田、阿部、多井が次々と敗れていくという、大波乱の幕開けとなったグランプリ2005。

凖々決勝も終わり会場を出ると、明日の波乱を予感させる様な大雨が降っていた。

(文責・山井弘 文中敬称略)

 

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