日本プロ麻雀連盟
第2回ロン2カップ
日本プロ麻雀連盟HOME 日本プロ麻雀連盟のご案内 牌譜データサービス ロン2のご案内 タイトル戦のご案内 インフォメーション プロ雀士情報 雀力アップ
ホームタイトル戦情報 > 第15期中部プロリーグ

タイトル戦情報

第15期中部プロリーグ

Aリーグ

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 掛水 洋徳 77.1 38.5 86.2 ▲ 16.4 27.3 212.7
2 葛山 英樹 73.5 8.1 ▲ 15.2 47.7 4.6 118.7
3 朝岡 祐 6.6 29.3 36.9 ▲ 17.5 0.4 55.7
4 鈴木 雄介 19.0 ▲ 7.1 ▲ 45.9 33.7 41.6 41.3
5 杉浦 貴紀 ▲ 23.2 ▲ 32.8 35.4 44.5 16.7 40.6
6 日下 健司 14.8 26.1 ▲ 34.9 ▲ 19.2 50.5 37.3
7 杉村 泰冶 ▲ 11.9 27.0 10.8 ▲ 29.2 26.9 23.6
8 鈴木 基芳 ▲ 35.0 33.0 13.2 ▲ 22.7 22.9 11.4
9 石津 寿人 ▲ 16.9 ▲ 40.2 ▲ 15.4 96.8 ▲ 26.0 ▲ 1.7
10 三戸 亮祐 ▲ 12.8 41.0 64.7 ▲ 4.5 ▲ 104.7 ▲ 16.3
11 荒谷 誠 35.7 ▲ 42.7 49.5 ▲ 19.7 ▲ 59.6 ▲ 36.8
12 渡辺 典夫 ▲ 88.1 ▲ 0.8 19.6 ▲ 7.5 38.3 ▲ 38.5
13 毛受 俊 ▲ 10.6 ▲ 28.6 ▲ 15.0 21.5 ▲ 24.3 ▲ 57.0
14 村瀬 寛光 ▲ 43.8 ▲ 2.6 ▲ 89.8 2.2 33.0 ▲ 101.0
15 鈴木 淳 11.2 ▲ 22.7 ▲ 30.1 ▲ 52.8 ▲ 16.0 ▲ 110.4
16 岡本 丈司 4.4 ▲ 28.0 ▲ 70.0 ▲ 57.9 ▲ 31.6 ▲ 183.1

第1節レポート 第2節レポート 第3節レポート 第4節レポート 最終節レポート

<第15期中部リーグ決勝レポート:杉浦 貴紀>

7/11(日)、FIFAワールドカップ決勝戦と時を同じくして、第15期中部プロリーグ決勝戦が行われた。
出場者は、掛水洋徳、葛山英樹、朝岡佑、鈴木雄介(予選通過順位順)である。
私見ではあるが、上記のW杯に因んで出場選手をサッカーのポジションで例えてみた。

攻撃的な雀風である掛水はフォワード。
次いで、攻撃志向の強い朝岡はオフェンシブハーフ。
経験に富み、様々な戦術展開のできる葛山はボランチ。
丁寧なタイプである鈴木は、ディフェンダーといった所か。

サッカーと違い、協力して戦うわけではないが、4人どのような戦いを繰り広げるのであろうか。
それでは内容に目を向けていこう。


1回戦(朝岡、掛水、鈴木、葛山)

鈴木は今回が初の決勝戦である。決勝戦という、普段と異なる状況に幾ばくか緊張している様子であった。
そんな浮き足立った鈴木を叩いたのが、掛水だ。
東1局、16巡目に鈴木がテンパイ維持の為に打ったが、掛水の以下の手に放銃となる。

 ロン

鈴木はこの放銃以降、目が覚めたかのように積極的に仕掛けて他家を牽制した。
一方の掛水も、このアガリで勢いを得て、アガリを積み重ね、東場でアガリに絡んだのは鈴木と掛水だけであった。

南場に入り、鈴木が2,000・3,900をツモ。

  リーチ ツモ  ドラ

このアガリで鈴木は原点近くの2着まで回復させたのだが、南2局の1本場に朝岡にアガリがあり、

 ツモ ドラ

このアガリに加え、続く南3局、4局とテンパイで浮きを確保した。

掛水 +23,1P
朝岡 +7,9P
鈴木 ▲11,1P
葛山 ▲20,9P




2回戦(朝岡、掛水、鈴木、葛山)

初戦、出番に恵まれなかった葛山と、起家・朝岡のリーチ合戦から幕を開けた。
この局は朝岡に軍配が上がったが、続く1本場では葛山が朝岡から1,600は1,900をアガリ、東2局も掛水から2,600をアガった。
この時、掛水は好配牌、好ツモに恵まれ、6,000オールまで見える1シャンテンまでこぎつけたが、テンパイに手間取り、テンパイ打牌は葛山に捕まってしまう。
その後、東4局にも2巡目でドラのを暗刻にして以下の1シャンテンとなる。

 ポン
 
しかし、ツモってきたと手牌のを入れ替えて、葛山へ2,000点放銃となる。

初戦トップを取り、好調かに見える掛水であったが、自然と押し出される形で相手の当たり牌が出ていくなど、どこか乗りきれていない印象だ。
また、オーラスでは鈴木に7,700を放銃し、1人沈みとなってしまう。

 ポン ロン

掛水自身も失策として挙げたのだが、全体を見てソーズが高く、鈴木の手が染まっているのか疑わしかったこと。
また、初戦において2着の朝岡がトップ目ということで、鈴木に対する警戒が薄れていたこと。
これらの状況を元に、一旦は手に留めたを打ち出してしまい、鈴木をトップへ押し上げ1人沈みとなった。
この鈴木のアガリが、後の快進撃への起爆剤となる。

鈴木 +14,3P (+3,3P) 
朝岡 +7,2P  (+15,2P)
葛山 +3,7P  (▲17,2P)
掛水 ▲21,4P (▲2,3P)
※( )内はトータル




3回戦(朝岡、掛水、葛山、鈴木)

開局早々に、掛水が以下の手で牌を横にしてリーチと宣言した。

 リーチ

宣言牌はドラのである。
同巡、下家の葛山がを合わせ、誰にも反応がなかったのを確認すると、鈴木から出た、安めのを見逃した。
終盤に、ラス牌に近いをツモったが、掛水の中では、初出場で少壮の鈴木ではなく、朝岡に対する警戒心が強かったゆえの見逃しである。

一方の鈴木は、丁寧な対応の麻雀だ。最たる例が、東4局の以下の手牌である。

 ドラ

8巡目、この形からをチー。後に、朝岡からのリーチをかわしてのアガリとなる。
巡目が深いわけでも、まして、鈴木はトータルトップでもない。鈴木は各々の親番を警戒していたのだ。
この時点で子方では、終始相手の親を落とすことに専念していた、とコメントしている。
続く東4局では3,900オールをアガリ、単独トップ目に立った。

そして、鈴木トップのまま迎えたオーラス、ラス目の葛山がピンフ、高めイーペーコーの形でリーチをかけ、それに対し3着の朝岡が追いかけた。
この間、1,100点差であったが、安め2,000点の先制リーチは葛山にしては珍しく思えた。
この日の葛山は、自身の言質だけでなく、客観的に見ても好調とは言い難かった。
そんな時こそ、彼であればヤミテンを選択し、最悪、安めを見逃す印象を持っていた。

しかし、状況的にはトータルトップである朝岡をかわすことは必須であり、あわよくば高めで僅差の展開に持ち込むこと。
葛山は状況に則って、それに則した行動をとったのだ。これが高めのツモアガリで、掛水の首をも落とし、鈴木の1人浮きという結果となった。
展開さえも鈴木に味方し始めたかのようであった。

鈴木 +22,9P (+26,2P)
掛水 ▲1,9P  (▲4,2P)
葛山 ▲4,3P  (▲21,5P)
朝岡 ▲16,7P (▲1,5P)




4回戦(鈴木、朝岡、掛水、葛山)

冒頭で述べたように、鈴木は丁寧なタイプである。
対局も終盤に差し掛かり、優勝がちらついて見えても本質は変わらない。

東1局 

配牌  ドラ
ツモ   チーチー
捨牌
最終形  チー チー ロン

 

12巡目、鈴木の引いたは、役牌を2つ仕掛けていた葛山の当たり牌であった。
2,900テンパイから鈴木はを止め、仕掛け直して次巡、葛山の切ったを捕らえた。

続く1本場では、掛水が高め三色のリーチを掛けた。
掛水は、こういった手がよく入ったものの、中々アガリに結びつかない。
鈴木が浮きを確保したまま南場を迎えた、南家の朝岡の手牌が以下の通り。

 ツモ  打 リーチ ドラ

入り目としては最悪であるが、をツモり、鈴木に対し親かぶりをさせると、続く親番、早い巡目でリーチをかけた。

 リーチ ドラ

これに対し葛山が追いかけリーチを掛けた直後のことである。
が手元に手繰り寄せられた。手を開いたのは鈴木である。

 ツモ

既にテンパイを果たしていた鈴木の元に寄せたれた。またもである。
鈴木は、このアガリが最も決定的だったとコメントを残している。

そしてオーラス、鈴木は朝岡から2,600は2,900をアガリ、この半荘をトップで終えた。
3連勝である。

鈴木 +16,5P (+42,7P)
掛水 +9,2P  (+5,0P)
葛山 ▲8,4P  (▲29,9P)
朝岡 ▲17,3P (▲18,8P)




5回戦(掛水、鈴木、朝岡、葛山)

起家・掛水に、その下家・鈴木、並びは最高である。

東1局、逆転を目指す掛水の2,000オールからスタートするも、続く1本場で葛山に1,300は1,600を放銃し、最初の親番が流れてしまう。
そして、続く鈴木の親番で鈴木に浮きを許してしまった。

東3局、親の朝岡が4,000オールをツモアガった。

 ツモ  ドラ

これは、朝岡だけでなく、全員に追い風となるのではないかと思った。
例えば、掛水の立場からすれば、トータルが極端に離れているわけではない。
決勝という特殊な状況において、トータルトップを極端に沈めることは容易ではないが、三者に目が出て、共にアガリに向かえば、鈴木を3着以下に沈めることも可能となる。

しかし、鈴木は1局ずつ丁寧に局を潰していった。
そして、徐々に三者の可能性を奪っていった。

1本場で掛水から3,900は4,200、東4局では掛水のリーチと葛山の12,000の仕掛けをかわして両者の当たり牌をツモり上げ難を凌いだ。
残す所あと半周。それぞれの親番を潰していくのみであった。

掛水の親番は朝岡の1人テンパイで流れた。
自身の親番を配牌から国士ぎみにオリて流した。
朝岡の親番で1,000は1,600のアガリで流せた。
葛山の親番が最後である。
葛山が粘りを見せ、テンパイで連荘を重ねること2本場、

 ツモ

鈴木の手牌が前に倒れ、第15期中部プロリーグの優勝者が決定した。

5回戦成績

鈴木+17,7P  朝岡+7,6P  葛山▲8,3P  掛水▲17,0P

最終成績

鈴木+60,4P  朝岡▲11,2P  掛水▲12,0P  葛山▲38,2P

鈴木雄介はAリーグにおいて最年少である。長く在籍していたが、チャンスに恵まれていなかった。
この初めての舞台で初優勝を飾ることができた。

鈴木を始めとする、若い選手が結果を出してきている。
彼自身も対局後のコメントにて連覇を掲げた。

これは、負けていられない。





左から 3位:
掛水 洋徳  2位:朝岡 祐  4位:葛山 英樹
優勝鈴木 雄介   プレゼンテーター:木村 東平



(レポート:杉浦 貴紀 文中敬称略)



 

Bリーグ

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 寺戸 孝志 42.5 60.7 ▲ 7.9 40.0 20.6 155.9
2 石本 彰 2.4 25.1 21.9 25.3 31.7 106.4
3 大高坂 松城 23.5 ▲ 10.2 45.5 58.7 ▲ 12.3 105.2
4 土岐 雄太 9.4 15.1 46.9 ▲ 23.0 54.8 103.2
5 佐藤 あいり 17.4 ▲ 5.6 ▲ 28.6 21.5 12.3 17.0
6 金平 裕樹 18.2 48.6 ▲ 16.6 ▲ 27.0 ▲ 0.1 23.1
7 太田 充 ▲ 18.9 16.9 ▲ 54.8 34.1 26.7 4.0
8 大滝 聡 ▲ 76.9 16.7 38.8 ▲ 27.0 20.0 ▲ 28.4
9 長谷川 弘 20.0 ▲ 41.5 ▲ 32.6 41.6 ▲ 16.1 ▲ 28.6
10 古川 孝次 21.0 46.1 ▲ 42.4 ▲ 18.9 ▲ 45.1 ▲ 39.3
11 樋口 新 ▲ 15.0 ▲ 46.2 15.4 24.7 ▲ 20.6 ▲ 41.7
12 若松 正和 ▲ 6.0 ▲ 19.3 ▲ 11.2 ▲ 33.4 16.4 ▲ 53.5
13 伊藤 鉄也 ▲ 26.0 34.4 1.0 ▲ 51.3 ▲ 6.9 ▲ 48.8
14 沖田 賢一 ▲ 7.9 ▲ 56.9 ▲ 8.9 ▲ 6.4 ▲ 24.7 ▲ 104.8
15 越川 清一 ▲ 40.9 ▲ 39.3 17.9 ▲ 36.1 ▲ 2.6 ▲ 101.0
16 森下 剛任 35.2 ▲ 65.6 ▲ 24.4 ▲ 42.8 ▲ 55.1 ▲ 152.7

第1節レポート
第2節レポート 第3節レポート 第4節レポート 最終節レポート

 


 


Cリーグ

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 菅野 直 25.4 83.3 ▲ 49.4 110.9 53.4 223.6
2 角谷 和幸 8.2 ▲ 33.5 53.2 70.8 7.0 105.7
3 井上 洋一 54.3 ▲ 50.3 ▲ 14.2 45.7 38.1 73.6
4 小坂 美樹 9.0 79.9 ▲ 29.1 ▲ 11.7 25.4 73.5
5 河合 慎悟 ▲ 79.4 97.9 17.8 ▲ 30.8 65.0 70.5
6 吉井 友直 19.7 13.4 19.1 25.9 ▲ 14.2 63.9
7 家田 みゆき ▲ 13.2 75.8 34.0 ▲ 39.0 ▲ 19.2 38.4
8 谿 幸宏 42.6 ▲ 54.5 59.5 19.8 ▲ 33.5 33.9
9 山田 優駿 ▲ 0.7 35.3 ▲ 8.7 49.8 ▲ 58.0 17.7
10 斎藤 寛生 5.4 ▲ 50.2 ▲ 6.0 2.0 48.0 ▲ 0.8
11 山田 真弘 ▲ 3.1 ▲ 42.5 57.7 ▲ 25.8 10.8 ▲ 2.9
12 藤井 亮平 37.6 ▲ 14.9 ▲ 34.2 20.5 ▲ 14.5 ▲ 5.5
13 大西 義矩 27.1 2.3 0.3 ▲ 88.1 37.8 ▲ 20.6
14 小倉 麻希 2.8 ▲ 28.4 52.5 ▲ 30.0 ▲ 38.2 ▲ 41.3
15 藤原 貞生 ▲ 5.1 12.7 ▲ 50.0 ▲ 57.7 30.3 ▲ 69.8
16 木村 東平 16.4 ▲ 32.0 6.0 ▲ 18.2 ▲ 53.5 ▲ 81.3
17 中西 栄二 ▲ 49.0 8.0 ▲ 45.3 1.0 ▲ 2.9 ▲ 88.2
18 今枝 美月 ▲ 46.1 27.9 ▲ 39.1 ▲ 10.8 ▲ 30.6 ▲ 98.7
19 鬼頭 敦代 ▲ 1.8 ▲ 108.4 ▲ 43.4 15.1 19.1 ▲ 119.4
20 小島 優 ▲ 50.1 ▲ 26.8 ▲ 31.7 ▲ 51.4 ▲ 73.3 ▲ 233.3

第1節レポート
第2節レポート 第3節レポート 第4節レポート 最終節レポート


中部プロリーグ優勝者

 期 年度 優勝 2位 3位 4位 備考
第1期 2003年 三戸 亮祐 古川 孝次 鈴木 基芳 望月 雅継  
第2期 2003年 菅谷 晃一 武藤 彰宏 渡辺 典夫 木村 東平  
第3期 2004年 三戸 亮祐 大高坂 松城 石本 彰 渡辺 典夫  
第4期 2004年 田口 哲也 葛山 英樹 大高坂 松城 三戸 亮祐  
第5期 2005年 古川 孝次 三戸 亮祐 鈴木 基芳 大高坂 松城 観戦記
第6期 2005年 石本 彰 三戸 亮祐 木村 東平 掛水 洋徳 観戦記
第7期 2006年 古川 孝次 木村 東平 掛水 洋徳 三戸 亮祐 観戦記
第8期 2006年 石本 彰 木村 東平 三戸 亮祐 長谷川 弘 観戦記
第9期 2007年 渡辺 典夫 木村 東平 鈴木 基芳 杉浦 貴紀 観戦記
第10期 2007年

三戸 亮祐

掛水 洋徳 大高坂 松城 石本 彰 観戦記
第11期 2008年 杉浦 貴紀 岡本 丈司 三戸 亮祐 古川 孝次 成績 観戦記
第12期 2008年 杉村 泰冶 荒谷 誠 古川 孝次 磯部 文秀 成績 観戦記
第13期 2009年 杉浦 貴紀 葛山 英樹 朝岡 祐 石津 寿人 成績 観戦記
第14期 2009年 三戸 亮祐 掛水 洋徳 杉村 泰冶 日下 健司 成績 観戦記
第15期 2010年 鈴木 雄介
浅岡 祐
掛水 洋徳
葛山 英樹
成績 観戦記
ページトップ
麻雀格闘倶楽部 好評稼働中!
モンド21麻雀プロリーグ
GyaOバナー白
モンド21麻雀プロリーグ
ALRAN
麻雀格闘部呂倶
日本プロ麻雀連盟メールマガジン
トップページ牌画の利用について引用・リンクについて広告についてよくあるご質問お問い合わせサイトマップ
日本プロ麻雀連盟
Copyright 1997-2010 Japan Professional Mahjong League. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.
ma-jan.or.jpの記事・写真等の無断転載はお断りします。