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チャンピオンズリーグ

ベスト28レポート

(レポート:吉田 直)



8月21日、四谷連盟道場で行われた、第18期チャンピオンズリーグのベスト28から準決勝までの模様をお伝えさせていただく。
今回29人に残った選手の中に、知らない人もいたので色々調べてみると・・・

Aリーガー5名、Bリーガー1名、Cリーガー7名、Dリーガー13名、研修生3名!!
と、下位リーグの者の健闘が目立つ。
これはモチベーションの高さからなのか非常に嬉しく思う。

まだ参加していない新人もこれを見て参加してみようと思うかもしれないし、上のリーグの者は負けられないと奮起するかもしれない。
果たしてこの中で決勝の椅子を掴む4名は誰なのであろう。


1卓[ 福光 聖雄2位(D3) 中村 毅15位(A2) 松澤 葉月16位(研修生) 井出 一寛29位(A2)]
※リーグは今期所属していたリーグで掲載しています。

1卓はAリーガー2名と新人王が同卓という、最も見応えのある卓となった。
Aリーガー2名の実力はさることながら、第23期新人王の福光は、初年度の十段戦で初段戦〜九段戦まで勝ち上がったことからもわかるように、トーナメント戦を得意としている。
まだリーグ戦デビュー前の研修生、松澤にはかなり厳しい展開となるであろう・・・。

1回戦オーラス。
当初の予想とは裏腹に、28,600点〜32,100点の間に4人がひしめき合う大混戦。
そこから抜け出したのは中村。

オーラスの親で、4,000オールを皮切りに、終わってみれば50,000点オーバーの1人浮き。
前回のチャンピオンズリーグは準決勝で惜しくも敗退しただけに、今回は相当の意気込みが感じられた。

1回戦:中村+35,9P 井出▲4,2P 福光▲12,2P 松澤▲19,5P

2回戦:中村+22,9P 松澤▲2,5P 福光▲6,7P  井出▲13,7P
2回戦終了時:中村+58,8P 井出▲17,9P 福光▲18,9P 松澤▲22,0P

1人浮きの2連勝で、早くも当確ランプ点灯の中村に対し、後の3人は着順勝負となった。
そして、最終戦トップをとった福光が2番手を確保。

3回戦:福光+22,5P 松澤+8,1P 井出▲12,1P 中村▲18,5P
最終結果:中村+40,3P 福光+3,6P 松澤▲13,9P 井出▲30,0P

ベスト16勝ち上がり中村 毅、福光 聖雄




2卓[ 田代 航太郎3位(D1) 小島 広宣14位(D1) 西島 一彦17位(C1) 吉田 幸雄28位(A2)]

北関東支部長の吉田に挑むのは、チャンピオンズリーグ第15期ファイナリストの田代と第16期ファイナリストの西島。
そして、まだ実力未知数のDリーガー小島である。

1回戦は、吉田、西島、田代が牽制しあう中、小島が大健闘の1人浮きトップをもぎ取る。

1回戦:小島+26,4P 田代▲1,2P 吉田▲10,0P 西島▲15,2P

2回戦、中盤まで小島ペースで局は進み、45,000点を越え1人決まったかに思えたが、ここまで様子見していた吉田が小島から8,000を直撃。
その後も順調に点棒を稼ぎ、終わってみれば、この回60,000点近いトップを獲る。
どっしりと構え、流れを持ってきたら相手に反撃の機を与えずに攻め続ける。
この押し引きのバランス、安定感は流石Aリーガーの貫録といったところか。

2回戦:吉田+37,2P 小島+4,2P 田代▲14,7P 西島▲28,0P
2回戦終了時:小島+30,6P 吉田+27,2P 田代▲14,7P 西島▲43,2P

3回戦オーラス 西島41,800 田代36,200 吉田25,300 小島16,700
まずは親の田代が7巡目リーチ。
そのリーチに対し西島が中盤追い掛けリーチを放つ。
ポイント差を確認し、どのようなリーチかと見に行くと、

 !!!

西島は倍満直撃、三倍満ツモ条件だが、リーチをしたら小島からの直撃は見込めないのでをツモるしかない。(は場に2枚切れ)
固唾を飲んで見守っていたところ、西島が田代に放銃し敢え無く敗退。
親で猛追した田代も一歩届かず終了。

3回戦:西島+15,9P 田代+10,7P 吉田▲4,7P 小島▲21,9P
最終結果:吉田+22,5P 小島+8,7P 田代▲3,9P 西島▲27,3P

ベスト16勝ち上がり:吉田 幸雄小島 広宣



3卓[ 井田 憲孝4位(D3) 伊東 宏倫13位(D3) 越野 智紀18位(D1) 石川 正明30位(B2)]

今回欠場者が1人出たため、唯一の繰り上がりで出場することになった石川。
追い風ポールの上、このメンツではかなりの格上。

最近の3年間でチャンピオンズリーグのトーナメントに4回残っており、予選の安定感は抜群である。
井田、伊東の麻雀は初めて見るので実力は不明。
私の同期で同卓の機会が多い越野は、場況にあわせて手を進めていくバランス型雀士。

7卓の中で最初のアガりとなったのは越野の1,300・2,600。
このままじょじょに加点していく。

しかし、南場に入り石川がドラ単騎のリーチをツモアガると、そこから一気に流れに乗り1、2回戦連勝を飾る。

1回戦:石川+21,8P 越野+10,1P 伊東▲6,3P  井田▲25,6P

2回戦:石川+22,7P 井田+8,7P  越野▲10,4P 伊東▲21,0P
2回戦終了時:石川+44,5P 越野▲0,3P 井田▲16,9P 伊東▲27,3P

2つ目の椅子をめぐる三つ巴となったが、最終戦は伊東が1人でアガり続け、60,000点オーバーのトップで勝負あり。


3回戦:伊東+44,4P 井田▲3,0P 石川▲14,9P 越野▲26,5P
最終結果:石川+29,6P 伊東+17,1P 井田▲19,9P 越野▲26,8P

ベスト16勝ち上がり:石川 正明、伊東 宏倫



4卓[ 横井 玲巳5位(D3) 土井 悟12位(C3) 岡田 茂19位(C3) 西川 淳26位(C1)]

岡田とはしょっちゅう打っているので彼の雀風はよく知っているが、彼は非常に腰が重く丁寧な手作りをするタイプだ。
それ故、岡田からリーチが入れば必然的に高いと想像がつく。
ただ、このメンバーの仕掛けに追いつくかが鍵となる。

新人の横井は予選の麻雀が打てれば勝ち上がれる可能性は十分にある。
そして、前回のチャンピオンズリーグベスト28でも対戦している西川と土井。
その時は2人して通過したが果たして今回は・・・?

1回戦:横井+17,6P 土井+8,0P 岡田▲7,5P 西川▲18,1P

1戦目は幸先のいいスタートが切れた横井。
対して岡田は、我慢の麻雀が続く中、ようやく2,000・3,900をものにする。
こうなるとそのまま波に乗り突っ走るかと思われたが、土井のダマテン12,000に放銃してしまい1人苦しい展開となった。

2回戦:西川+34,5P 土井+10,8P  横井▲11,5P 岡田▲33,8P
2回戦終了時:土井+18,8P 西川+16,4P 横井+6,1P 岡田▲41,3P

3回戦、ほぼ3人の競りになっていたが、横井が西川に8,000を放銃し勝負は決した。

3回戦:土井+16,0P 西川+6,5P 岡田▲8,4P 横井▲14,1P
最終結果:土井+34,8P 西川+22,9P 横井▲8,0P 岡田▲49,7P

ベスト16勝ち上がり:土井 悟、西川 淳



5卓[ 瀬戸熊 直樹6位(現鳳凰位)尾澤 大河11位(D3)田中 史孝20位(C2)斎藤 桂史25位(B2)]

十段戦の決勝を来月に控えている瀬戸熊が、果たしてどのような闘いをするのか注目が集まる5卓。

1回戦、これが本当の格の違いというものなのか。
瀬戸熊が現鳳凰位の実力をまざまざと見せつけ圧勝。
この後は要所要所きっちりとアガり切り、楽々と次に駒を進める。

1回戦:瀬戸熊+46,8P 尾澤▲2,0P  斎藤▲16,6P  田中▲28,2P

2、3回戦は初戦ラスだった田中が持ち前の攻撃力をいかんなく発揮し2連勝で勝ち上がりを決める。

残念だったのは初戦2着の尾澤。
トーナメント戦なので、もう少し瀬戸熊に任せてもいい部分があったかに見えた。
斎藤は全3回戦を通じて1度しかアガれず、不完全燃焼に終わった。

2回戦:田中+19,1P 斎藤+12,5P  瀬戸熊▲6,9P 尾澤▲24,7P
2回戦終了時:瀬戸熊+39,9P 斎藤▲4,1P 田中▲9,1P 尾澤▲26,7P

3回戦:田中+14,6P 尾澤+8,8P 瀬戸熊▲4,9P 斎藤▲18,5P
最終結果:瀬戸熊+35,0P 田中+5,5P 尾澤▲17,9P 斎藤▲22,6P

ベスト16勝ち上がり:瀬戸熊 直樹、田中 史孝



6卓[ 大川 哲哉7位(C1) 稲葉 翔大10位(C3) 蛯原 朗21位(D3) 嶋村 泰之24位(D3)]

北関東副支部長でもあり、第17期マスターズ3位の大川を相手にD3の3人がどう挑むのか。

1回戦:蛯原+12,4P 大川+4,3P 嶋村▲6,1P 稲葉▲10,6P

2回戦、1回戦は小場の展開ながらも浮きの2着をとった大川が、親で6,000オールをツモりベスト16に大きく前進・・・と思ったのも束の間、
嶋村が親で6本場まで連荘し、64,800点の大きなトップをものにする。

2回戦:嶋村+46,8P 大川▲5,9P 蛯原▲14,6P 稲葉▲26,3P
2回戦終了時:嶋村+40,7P 大川▲1,6P 蛯原▲2,2P 稲葉▲36,9P

3回戦は、蛯原と大川の着順勝負であったが、蛯原が1人浮きのトップで2枚目の切符をもぎ取った。

3回戦:蛯原+28,0P 嶋村▲1,4P 稲葉▲9,6P 大川▲18,0P
最終結果:嶋村+39,3P 蛯原+25,8P 大川▲19,6P 稲葉▲46,5P

ベスト16勝ち上がり:嶋村 泰之、蛯原 朗



7卓[ 藤井 すみれ8位(D2) 樋口 洋輔9位(C2) 水谷 健志22位(研修生) 山井 弘23位(A2)]

1回戦は、第12期チャンピオンズリーグファイナリスト山井の超攻撃型麻雀が炸裂し、余裕の1人浮きトップ。

1回戦:山井+26,6P 藤井▲3,1P 水谷▲7,8P  樋口▲15,7P

2回戦は、1回戦ラスだった樋口が、親で6,000オールを引きアガり、藤井1人出遅れた展開に。

2回戦:樋口+28,1P 水谷+20,3P  山井▲19,7P 藤井▲28,7P
2回戦終了時:水谷+12,5P 樋口+12,4P 山井+6,9P 藤井▲31,8P

3回戦、東2局に樋口が山井から12,000を直撃!
これで余裕の通過になるはずだったが・・・

東4局、先制リーチを放った水谷の手は、なんとツモり四暗刻!!

 リーチ ドラ

そこへ藤井が追い掛けリーチを放つ。

 リーチ

だったらツモなのだが、持ってきたのは無情にも
デカトップをとらなければいけない藤井にとって、大きな大きな8,000の放銃。

しかし、彼女はまだ諦めていなかった。
賛否両論かもしれないが、この諦めの悪さが藤井の持ち味だと思う。
第16期チャンピオンズリーグ決勝では惜しくも準優勝であったが、あの藤原を苦しめあと一歩のところまで追いつめた。
もう一度あの舞台に立ち、今度こそ優勝したいという彼女の強い思いがひしひしと伝わってくる。
南3局、最後の親番で、2,600オールを皮切りに40,000点近く稼ぎ、大捲りでベスト16へ駒を進めた。
そして、樋口に12,000を放銃した山井だが、4,000オールで浮きに回ると、トーナメントの闘い方を熟知したブレのない麻雀でトップ通過。

3回戦:藤井+44,7P 山井+9,0P 樋口▲14,4P 水谷▲39,3P
最終結果:山井+15,9P 藤井+12,9P 樋口▲2,0P 水谷▲26,8P

ベスト16勝ち上がり:山井 弘、藤井 すみれ

Aリーガーが5名中、4名勝ち上がり、力の違いを見せつけた。
このままAリーガー4名の決勝を見たいと心の中で思ってしまった。




⇒ベスト16レポート






(レポート:吉田 直 文中敬称略)

                              

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