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チャンピオンズリーグ

ベスト16レポート

(レポート:三田 晋也)

 

それはまるで普段の四谷道場運営に来たかのような足取りであった。
前チャンピオン・藤原隆弘である。

2位通過・相沢と3位通過の西川。相沢と西川の勢い。どちらか一人が残り、藤原が緻密な打ち回しで残る展開を予想。

藤原◎ 西川○ 相沢▲ 桜井☆



1卓 藤原 隆弘(前期優勝) vs 桜井 秀樹 vs 相沢 かおる vs 西川 淳

東1局、王者の立ち上がり。

 リーチ ツモ ドラ

これを一発ツモ。こりゃ調子が良さそうである。まぁ固いだろうなと思って卓を離れたのだが、

1回戦成績、桜井+10,6P 西川+5,4P 藤原+2,1P 相沢▲18,1P

うーん、良かったのは開局だけか、迷い箸まではいかないまでも、首を捻りながら打牌を繰り返す藤原がいた。
実は調子が悪いのであろうか。それだけ他の3人の調子がいいのであろう。

2回戦成績、西川+26,3P 桜井+5,5P 相沢▲10,4P 藤原▲21,4P

2回戦終了時、西川+31,7 桜井+16,1 藤原▲19,3 相沢▲28,5

西川はまたも当確。

3回戦、桜井が点棒を吐き出して20,000点を下回ってしまう。
藤原はあれよあれよと50,000点。やはりこうなってしまうのか。

南2局、相沢の親。

 リーチ ロン ドラ

12,000。これに飛び込んだのは藤原…。
信じられない。
3枚切れとはいえ、藤原がこの局面で親に12,000を打つなんて。
オーラス3人に可能性が。

南4局1本場、親は藤原。
相沢36,600、藤原34,400、西川33,000、桜井16,000と、この点棒状況でかなり複雑な条件。
このままだと、桜井▲9,9 藤原▲11,9 相沢▲13,9その差が4,0。

相沢はツモならば800・1,600以上。もしくは3,900を藤原か桜井から。
桜井を1人沈みにしなければならないために、3,900は西川から当たれず、5,200や6,400も藤原、西川から当たれない。
文句なし条件は8,000以上。と複雑になった。

桜井、藤原はアガればなんでもよしである。
緊張感の中、サイコロが振られる。

桜井はバックで仕掛ける。相沢は面前で。 残り3巡、残念ながら藤原はテンパる気配がない。
諦めていたと思う。桜井はテンパイだ。藤原がノーテンならば自分がノーテンでも関係なく突破。
桜井はこの展開で藤原がノーテンの筈がないと思ったのであろう。
ただ、仮にテンパイでも、もう一局あるのだ。
そこまで考える余裕はなかったようだ。いま手にしているテンパイを維持することに全力をかけていた。
河に置いたに西川がロンの声。さぁ何点だ?

3,200までなら藤原が3着に沈むため500点差で桜井!3,900以上なら藤原!
「6,400は6,700!」
「俺が残ったのかっ!」
藤原の印象的な顔だった。

3回戦成績、西川+17,7P 相沢+9,6P 藤原+5,4P 桜井▲32,7P

最終成績、西川+49,4 藤原▲13,9(ベスト8進出)

相沢「接戦に持って行くことができた。ワラさんからアガった12,000は気持ち良かった!」
桜井「計算違いをしていなければ、、、悔しい。」


ここで1位通過・沢崎の登場。なんとか、通過出来た感のある三浦に、調子のいい中村と上岡。

沢崎◎ 中村○ 三浦▲ 上岡▲



2卓 沢崎 誠(予選一位) vs 中村 毅 vs 三浦 大輔 vs 上岡 美里

中村、上岡はベスト28同様に手が入る。上岡がこの卓の台風の目。
沢崎は安定しているが、中村とぶつかる展開が多かった。直接の振り込みはない分、中村のツモと脇からの出アガりで点数を重ねていく。
上岡の親、南家の中村が、

 ポン ポン ポン

北家の沢崎もマンズ模様で3つ仕掛ける。そこに中村は、と押す。
もうさすがに火の手が上がりすぎているなかで上岡、残る形は愚形2つのリャンシャンテンから、2枚目のW東をポン。
すると暗刻になるはずのが中村に引き寄せられた。1,300 2,600。

自分がアガれないであろうときに攻めた場合、だれかの利になることが多い。もちろんそれは展開を早めるからだが。
中村と沢崎の戦いが上岡の前向きな参加により、中村に有利に働く事が多い。
そんな1回戦、2回戦であった。

1回戦成績、中村+25,2P 沢崎+7,9P 上岡▲11,6P 三浦▲21,5P

2回戦、上岡の牌勢がいい。4巡目北家で、

 ポン ロン ドラ

この8,000。点数は稼ぐのだが失点も多かった。
親、三浦のリーチドラ2に飛び込む。

 リーチ ロン ドラ

七対子のみのテンパイをつっぱり、親に12,000放銃。
三浦と、中村の元には流れるのだが沢崎はツモばかり。ぶつかれば上岡に軍配。
調子が悪いと見た沢崎は、一通確定のピンフをダマにして3,900の出アガり。
ホップステップなくして、ジャンプはなしと判断してのことであろうか。
結果、中村の連勝。三つ巴の3戦目を迎える

2回戦成績、中村+18,9P 三浦+8,4P 上岡▲10,0P 沢崎▲17,3P

2回戦終了時、中村+44,1P 沢崎△9,4P 三浦△13,1P 上岡△21,6P

3人の差はたったの12ポイント強。
この状況なら百戦錬磨の沢崎が抜けるだろうと思っていた。

開局、親の上岡がイーペーコーのみを、ペン待ちでリーチ。しかし三浦は、

 ポン ポン ドラ

この同じ待ちのをツモりあげる。しかし、中村がまたも3人の前に立ちはだかる。

東2局、三浦はホンイツ8,000を中村に振り込んでしまう。
上岡のエネルギーもついに途絶えたようだ。
中村の3連勝は濃厚に。沢崎の最後の親を三浦が流した瞬間、事は決した。

3回戦成績、中村+27,9P 三浦+6,4P 沢崎▲14,3P 上岡▲20,0P

最終成績、中村+72,0P 三浦▲6,7P(ベスト8進出)

沢崎「何もないなぁ。楽しく麻雀出来ればそれでいいからね(笑)」
上岡「悔しい。途中から目が疲れてしまい、切り間違いが何度もありました。」

今回の台風の目は、優勝候補と共にここで敗退。


予選で稲葉と同卓しているときに、7万点オーバーもしている内川が最有力。
稲葉もやりにくいイメージが頭を掠めているだろう。対抗は江隈、勢いが違う。
土井は細かい芽をしっかり摘まなければベスト8への道は絶たれてしまいそう。

内川◎ 江隈○ 土井△ 稲葉△



3卓 内川 幸太郎 vs 江隈 亨 vs 土井 悟 vs 稲葉 翔太

緒戦から内川はあれよあれよと38,000ぐらいまでいくのだが、ベスト28の時と少し違う。
江隈が立ちはだかる。江隈は水を得た魚のごとく、卓上をスイスイと動き回る。
東場の親で50,000点まで稼ぎ内川との勝負にも勝つ。
内川の最終形は、

 ポン ポン

内川は配牌で、実は九種九牌で流そうとしていた。ただ続行。国士無双?いや捨て牌が違う。全員分かっていたはずだ。
江隈の先行リーチ。内川は全ての牌を押している。相当ヤバい。
ここで土井は親とはいえ、生牌のをツモ切り。それをポンされて上の形。
覚悟している切り方ではなかった。ロンとかけられてもおかしくなかった。
結果は、土井が鳴いて2,900をアガる。ヒヤリとした一面であった。

1回戦成績、江隈+29,5P 内川+20,1P 土井▲12,9P 稲葉▲37,7P(供託1,0)

遠くから見ていると内川の様子がおかしい。
江隈の声しか聞こえない。相性が良くないのであろうか?

2回戦成績、江隈+25,9P 稲葉+9,2P 土井+5,6P 内川▲40,7P

2回戦終了時、江隈+55,4P 土井▲7,3P 内川▲20,6P 稲葉▲28,5P

増田「まぁ大丈夫だろう。接戦なら内川の勝ちだな。」
その通り江隈の調子はそのままであったが、無駄な心配をしてしまったようだ。順当に勝ち上がりを決めた。

3回戦成績、江隈+28,3P 内川+10,2P 土井▲13,0P 稲葉▲25,5P

最終成績、江隈+83,7P 内川▲10,4P(ベスト8進出)

15時から始まった準々決勝。16時を少し回ったときには、すでに2回戦が終了していた。展開が早い。その中心は堀内か?
女性2人と堀内が攻撃的なタイプ。どう予想するだろう。やはり仲田か。今里の戦い方が大変興味を引く。

仲田◎ 藤井○ 今里▲ 堀内☆



4卓 仲田 加南 vs 藤井 すみれ vs 今里 之彦 vs 堀内 正人

予想が外れる。堀内のペースか。

1回戦成績、堀内+17,7P 仲田+6,5P 今里+2,2P 藤井▲26,4P

2回戦成績、今里+22,6P 堀内+13,2P 藤井▲14,3P 仲田▲21,5P

2回戦終了時、堀内+30,9P 今里+24,8P 仲田▲15,0P 藤井▲40,7P

藤井の落選はほぼ確定かに思われた。ただ、ここで予想外の展開が起きる。
局回しをしたい堀内と今里は、仕掛けながら進めていくものの、火花が上がればすぐに退散。
藤井の親で行くものは誰一人としていなかった。ここで藤井が3万点オーバーの荒稼ぎで、東場を折り返した。
点棒を守るタイミングと、局回しの捌きがズレた模様。
典型的だったのがこの局に堀内が、

 チー ポン ポン

タンヤオのみの仕掛けで打。するとロン8,000で手牌を倒したのは仲田。

 ロン

危うく四暗刻。が一歩届かず。

南4局1本場、親の藤井が牌を伏せ大逆転勝利が決まった。

3回戦、藤井+44,6P 仲田▲8,5P 堀内▲12,7P 今里▲23,4P

最終成績、堀内+18,2P 藤井+3,9P(ベスト8進出)

仲田「前回もここで藤井に負けて、相性が悪いんだよなぁ。彼女のやることが私に不利になることが多い」
今里は一年前まで新人研修の教え子だった藤井に風穴をあけられた形となってしまった。


波乱もあったベスト16の戦い。残すはあと3回戦、卓組が気になってしょうがない。

 

⇒ベスト8レポート






(レポート:三田 晋也 文中敬称略)

                              

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