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チャンピオンズリーグ

ベスト28レポート

(レポート:岩井 茜)



8月15日、四ツ谷の連盟道場にて、第16期チャンピオンズリーグのトーナメントが行われた。
今期より、チャンピオンズリーグはトーナメント枠が大幅に拡大されたので、最初に、その変更点について簡単に説明させて頂く。

今まで予選上位15名に、ディフェンディングチャンピオンを加え、ベスト16トーナメントを行っていたが、
参加者の増加により、今期から予選上位29名がトーナメントに進出できるようになった。

まず、予選2位から29位までの28名で半荘3回を行い、各卓上位2名、計14名が次のステージに駒を進める。
この14名に、ディフェンディングチャンピオンと予選1位通過者が加わり、ベスト16トーナメント。
ベスト16、ベスト8のトーナメントも半荘3回各卓上位2名通過で、決勝進出者を決定する。

この日は、ベスト28からベスト8までのトーナメントを一気に行う。
最後まで残れば半荘9回の長丁場。
体力と集中力が勝負を左右する事になるであろう。

開始時間の正午となり、全ての選手が道場に顔をそろえたところで、対局が開始された。




A卓 松本京也(2位通過) vs 藤原隆弘(15位通過) vs 増田隆一(16位通過) vs 福光聖雄(30位繰り上がり通過)

上位リーグ所属の藤原、増田が揃う、ベスト28の中で一際目を引くA卓。
リーグ戦、タイトル戦で好成績を多く残している松本は、今回も予選を2位で通過している。
これに挑戦する形となるのが、繰り上がり通過となった25期生・福光。

初戦は、増田が一人浮きのトップ。
続く2回戦も僅差を制し、2連勝を飾る。
福光が両戦とも2着をキープと健闘しているが、藤原との差は僅か8.3Pと、リードをしているとはいえ全く安心できない状態である。
2回のラスを引いてしまった松本だが、持ち前の攻撃力で、最終戦での巻き返しが図れるだろうか。

3回戦、序盤リードしていたのはポイント上位の増田と福光。
しかし、このままおとなしく終わるはずもない藤原と松本。

南2局、この勝負手を入れたのが藤原。

 ポン ドラ

是が非でも成就させたいところだろうが、他家は藤原の勝負手を察知して早々に撤退気配。
もとより出アガりの期待なんかしていないとばかりに、藤原は終盤、力強くを手繰り寄せた。

この3.000・6.000のアガりで藤原は41.200点となりこの半荘のトップ目に立つ。

オーラス、松本の連荘で、福光はさらに条件が厳しくなった。

 ドラ

ここに、ツモでテンパイするも、点数が足りないためツモ切りのテンパイとらず。
終盤、を引き入れて、フリテンの-、ドラツモ条件でのリーチを敢行したが、増田と藤原がこれを阻止し、ベスト16への進出を決めた。

1位通過 増田隆一  2位通過 藤原隆弘

松本「何も残らない麻雀を打ちました。」
福光「増田さんが強かったです。」




B卓 内川幸太郎(3位通過) vs 野村元基(14位通過) vs 水澤明彦(17位通過) vs 三輪正樹(29位通過)

B2リーグで見事優勝し、昇級を決めたばかりの内川が最有力候補か。

個人的には、野村に頑張って欲しいと思っていた。
25期生、新人の野村とは、彼がプロになる前からほんの少しだけ面識があった。
失礼を承知で書かせて頂くが、その頃の彼の麻雀はプロになるにはあまりにも稚拙だったと記憶している。

しかし、プロ試験に合格した彼は、以前の彼とは違っていた。
ほんの1年くらいの間で、これほど成長するものなのか、と思ったものである。
麻雀に対する真摯な姿勢と向上心を持ち、努力を重ねてきた結果なのだろう。

1回戦は、その野村が南2局、

 リーチ ロン

これを、水澤から高目ので討ち取りトップ。
しかし、2回戦東1局で、内川に18.000を放銃してしまいトータルラスとなってしまった。

2回戦終了時、内川トップ目、2着目に三輪。3着目の水澤は、三輪と25Pほど離れていた。

そして、3回戦。
先輩の意地を見せた水澤がトップ。三輪をラスにし、見事逆転を果たす。
三輪は、前期のチャンピオンズリーグでベスト16に残ったが、そこで敗退しているため、今期こそはという思いもあっただろうが、無念の敗退。

1位通過 内川幸太郎  2位通過 水澤明彦

三輪「出直してきます。」
野村「来期はとります。」




C卓 客野直(4位通過) vs 三浦大輔(13位通過) vs 小林里紗(18位通過) vs ガース・ネルソン(28位通過)

注目は、第14期優勝者の三浦大輔。
特別昇級リーグでも優勝し、B2リーグに参入した今期のリーグ戦でもいきなり昇級を決め、23期生一番の出世頭である。
しかし、1回戦はいきなりのラスをおしつけられる。

2回戦は、今年のマスターズファイナリスト、ガースが5万点オーバーのトップ。
1回戦浮いていた客野と小林をきっちりと沈ませ、混戦に持ち込む。

3回戦東1局、

 ドラ

親番のガースの7.700テンパイに終盤、小林が飛び込む。

この放銃でトータルラスになってしまった小林。

東4局の親番で、

 リーチツモ

この4.000オールをツモるも、巻き返しならず。

三浦は2回戦、3回戦と浮きの2着をキープするも、1回戦のラスが響きここで敗退。
いつもの彼なら、1回のラスくらいものともせず、きっちり通過してくるだろうと思っていた。
手が入っていなかったのもあるが、この日の三浦は少しらしくない、焦りの出た麻雀を打っていたように感じた。

1位通過 ガース   2位通過 客野直

三浦「内容がひどすぎました。勝ちあがるには失礼な麻雀だったので、負けてよかったかも…」
小林「最後、タンキ選択を間違えて、3.000・6.000アガり逃しました。アガれていれば通過出来ていたので、くやしいです。」




D卓 藤井すみれ(5位通過) vs 安村浩司(12位通過) vs 奈良圭純(19位通過) vs 石橋薫(27位通過)

25期生、新人の藤井すみれが3連勝を飾り、余裕のポイントで通過。
同じく25期生、安村も、2着2着と、トータル3位の奈良と30P差を付けていたが、最終戦で大きなラスを引き敗退。
1回戦と2回戦はふるわなかったものの、3回戦で大きめの2着でポイントを巻き返した奈良が通過。
第11期覇者の石橋はここで早くも敗退。

1位通過 藤井すみれ  2位通過 奈良圭純

安村「トーナメント戦の経験が足りなかった。また頑張ります。」
石橋「押し引きのバランスが悪かったです。」




E卓 田代航太郎(6位通過) vs 鮎川卓(11位通過) vs 白鳥翔(20位通過) vs 中村毅(25位通過)

開局間もなく、鮎川の3.000・6.000の声が会場に響いた。
開かれた手牌は、

 ポン ツモ

いきなりの役満手が入っていた鮎川。
安めツモではあったが、ここから鮎川の快進撃が始まる。

続く親番では、

 ツモ

この6.000オール。さらに南場の親番でも4.000オールを2連発。

なんと80.000点オーバーの特大トップ。

2回戦は、1回戦大きく沈まされた田代、白鳥のトップ争い。
両者とも、このチャンピオンズリーグでは決勝進出するも辛酸を嘗めた者同士。
そのリベンジを果たすべく、ほぼ残り一つとなった勝ちあがりの椅子を争う。

オーラス、トップ目だった親の白鳥が3着目の中村に満貫を放銃した事で、田代がタナボタトップ。
しかし最終戦は互いに潰しあう結果となり、両者ともここで敗退。
最終戦トップをとった中村と、余裕の鮎川が通過。

1位通過 鮎川卓   2位通過 中村毅

田代「無駄な放銃が多かった。力不足です。鮎川さんが強かった。」
白鳥「全体的に落ち着きのない麻雀を打ってしまったと思います。もっと強くなります。」




F卓 内田美乃里(7位通過) vs 魚谷侑未(11位通過) vs 仲田加南(21位通過) vs 末続弘敏(24位通過)

実力には定評のある仲田と内田に、新人の魚谷という、女流3名が集まったF卓。

2回戦を終えて、トップは仲田。
それに続くは、3着、2着としっかり浮きをキープしていた内田。僅差で末続。
魚谷は2ラスで一人置いていかれた苦しい立場。

3回戦東3局、

 ドラ

末続、ここから上家の内田が切ったをポン、続いてをチーすると、すぐにを暗刻にし、あっという間の満貫テンパイ。

 チー ポン 

これに先ほどからテンパイ気配のあった仲田がを押して放銃。
このアガりでトップとなった末続が通過。
ことごとく横移動で勝負手が潰された内田は敗退となった。

1位通過 末続弘敏   2位通過 仲田加南

内田「弱かったです。」
魚谷「最初、一人沈みのラスだったので、2回戦で焦っちゃいました。」




G卓 斉藤桂史(8位通過) vs 西島一彦(9位通過) vs 加藤博巳(22位通過) vs 東仁史(23位通過)

東1局、西島がリーチ。

 ドラ

これにひとつ仕掛けていた斉藤がポンで追いつく。

 ポン チー

東も、をポンして臨戦態勢。

この勝負は斉藤がをツモアガり制する。

さらに、

 リーチ ツモ

この2.000・4.000もモノにし、一人浮きのトップ。

2回戦は、こちらも前回のファイナリスト加藤が、一人浮きのトップをとり斉藤と肩を並べる。

残り1回で、30P以上持っている斉藤と加藤は、トータル3位の西島と50P以上の差。
この二人でほぼ決まりかと思いきや、3回戦、西島が南場の親番で大連荘。
斉藤、加藤を沈め50.000点を越える。

やっと西島の親が落ち、南3局。

現状まだトータルトップの斉藤の親番。
ここで西島が1.300・2.600をツモアガり、三つ巴のオーラスとなる。

この時点での順位点も含めたポイントが、
斉藤 24.200点 +26.4P
西島 54.000点 +25.8P
加藤 25.500点 +24.6P

300・500のツモアガりでもいい加藤は、1巡目からをポンし、アガりに向かう。

2.000点以上の放銃か、西島、加藤の二人テンパイ以外は大丈夫な斉藤は、自分の手もそれほどよくない事から、中盤にはオリを選択。

そして、西島が10巡目に、

 リーチ

このリーチを敢行。

加藤も全力でテンパイに向かうも、ツモに恵まれずノーテンで流局。
西島の一人テンパイで、斉藤、西島が勝ち上がり、加藤は23.6Pも持っているにも関わらず、無念の敗退となった。

1位通過 西島一彦  2位通過 斉藤桂史

加藤「ハートが弱いんで鍛えて出直してきます。チクショー!!」
東「みんな強かったです。勉強しなおしてきます。」



⇒ベスト16レポート






(文責:岩井 茜 文中敬称略)

                              

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