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チャンピオンズリーグ

ベスト16レポート

(文責・越野智紀)

2月16日(土)、第13期チャンピオンズリーグのベスト16、ベスト8の戦いが行なわれた。
まずはベスト16(3半荘のポイント上位2名がベスト8へ。時間制限60分+1局)の模様からお伝えしたい。



A卓
 室伏理麻 鎌田勝彦 小川尚哉 吾妻さおり

予選免除のディフェンディングチャンピオン・室伏が登場。
その室伏と前期のベスト16で同卓し敗れた鎌田、王位戦三位の小川らを中心に進むと思われたA卓だったが、序盤走ったのは吾妻。
一回戦目の東場が終わったところで、持ち点は50.000点を越える。
その吾妻を追いかけようとリーチ攻勢に出た室伏だったが、空振りを連発。
室伏のリーチの合間をぬって確実に加点した小川が2着目に。

吾妻・小川の2人浮きで迎えたオーラス、ラス目の北家・室伏が場に2枚切れのドラ表示のカン待ちでリーチを打つ。
強気の攻めで前回チャンピオンズリーグを制した室伏、成功すれば勇敢で失敗すると無謀と言ってしまうのは何も言ってないのと一緒になってしまうが、今回は少し視野が狭くなっていたように見えた。
これが、ディフェンディングという名のプレッシャーか。
浮いている二名は無理せず撤退、親の鎌田だけが押して二人聴牌で流局。

次局1本場、ドラで萬子の染め手一直線の室伏。
半荘3回勝負、1度のラスぐらいじゃ勝負は決さない。
子の無理攻めは早い交わし手の人を降ろし、遅い本手の人を生かしてしまう。
北家・室伏の染め気配を見て、西家小川がマンズを絞る。
本来だと七対子ドラ2イーシャンテンの小川は浮き牌3枚を場況の良い牌にしたいのだが、浮いてる牌はで、これはかなり苦しい。
全体の捨て牌がピンズとソウズだらけになったところで、親の鎌田にリーチが入る。
そして、一発で引いたを力強く手元に置いた。

 ツモ ドラ

3.900は4.000オール。
鎌田は2本場でカンの一通ドラ2の12.600点を室伏から直撃し、時間打ち切りまで連荘する勢いを見せる。
2局に1回リーチが空振り、ついには大きい失点をしてしまった室伏の本当の地獄はこれから。鎌田台風が去るのを冷静に待っていた吾妻の…

 ロン

この大物手に飛び込み、一撃で四回分のラスを引いてしまう。
室伏、早くも絶体絶命。

一回戦終了時
吾妻+59.6P 鎌田+22.2P 小川▲8.7P 室伏▲73.1P




二回戦目、とにかく場を進めたい吾妻が前に出て捕まり、今回はラス。

二回戦終了時
吾妻+39.3P 鎌田+33.7P 小川+9.9P 室伏▲82.9P




最終三回戦目、南1局、親・室伏の振り回し続けた棍棒が、ついに他家を捕らえる。

 ロン

これに放銃は鎌田、吾妻・小川が楽になる。
しかし、イケナイことに小川もこれにお付き合いして棍棒にぶつかってしまう。

 チー ロン

残り時間も少なくなった南3局、
親・鎌田5.800点南家・吾妻26.900点・西家・室伏55.500点・北家・小川31.800点

小川を原点より沈ませながら10.000点弱縮めればかわせる親番の鎌田。

 ポン ドラ

2900点の聴牌。
北家の小川、その仕掛けに対し少考、ドラのを押す。
不穏な雰囲気の小川。
西家・室伏から出たをチーしてを強打する小川、満場一致で聴牌。
それもイーシャンテンからドラを押しているので、交わし手では無く本手。
危険な空気を察知した鎌田は喰い流れてきたをツモ切ってカンのままに。実に冷静だ。
3巡後、西家・室伏の切ったを見て、溜め息混じりにロンの発声をする鎌田。案の定、小川からもロンの声がかかって勝負有り。

 チー ロン

最終成績
吾妻+29.0P 小川+24.9P 鎌田+1.3P 室伏▲56.2P


ベスト8進出者 吾妻さおり 小川尚哉






B卓
 鮎川卓 安藤友一 増田隆一 内田美乃里

中堅の鮎川、増田を相手に新人の安藤、内田がどこまで戦えるかが気になるところ。

安藤が開局序盤から仕掛けて1.000点を和了る。
東パツから仕掛けて1.000点をアガってる人に目は無いなーと根拠のない予想をしていたが、一回戦目は安藤がトップ。
やはり、根拠の無い予想は当てにならない。

オーラス、鮎川がカンを仕掛けて打
これに対し内田が、

 ドラ

ここから少考してを落としてしまう。
鮎川のシャンテン数を読み違えたのかもしれないが、鮎川が聴牌だとするとソウズの下よりも付近が危険なこの場面、ドラを雀頭固定する 落としがベターだったように思えた。
結局、落とし始めのにロンの声がかかり、1回戦目終了。

 チー ロン ドラ

一回戦終了時
安藤+19.6P 増田+4.5P 鮎川▲7.5P 内田▲16.6P



二回戦目、攻撃型の増田が前掛かったところに当り牌が集結。
アガった跳満一回分のプラスを軽く溶かしてラス。

二回戦終了時
安藤+31.6P 鮎川+12.1P 増田▲14.7P 内田▲29.0P




最終三回戦目、攻撃型の増田が超攻撃型にシフトチェンジ、東2局1本場に安藤から5.800は6.100を直撃してからエンジン全開。
鮎川は交わし手をサクサク和了り、増田・内田にプレッシャーをかける。
内田は最初の半荘のミス以後は丁寧にバランス良く打っていたが、中々手が入らない。

南1局2本場、増田は親番で

 ツモ ドラ

ここから切りリーチで単騎を選択したのだが、これがベストチョイス。
リーチ後にをカンして数巡後ツモで2.000は2.200オール。
このアガリで鮎川・増田・安藤が横並び。

南1局4本場で鮎川が安藤から、

 ロン

この満貫を直撃して、鮎川のベスト8進出がほぼ決定。

南2局の安藤最後の親番はノーテンで流れ、南3局の内田最後の親番は鮎川がピンフツモドラ1で流す。
ここで、内田の脱落が決定。

オーラスは当確の鮎川の親なので、連荘の無い1局勝負。
安藤の条件は増田から1.300以上直撃するか1.300、2.600以上のツモアガリ。
目無しになった内田と当確の鮎川はアガリに来ないので、ここは自力が必要。
しかしその安藤、増田の二つの仕掛けに対してオリてしまう。
どんな危険な牌でも押さないといけない状況で、この判断は明らかなミス。
結果、増田の一人聴牌で終戦。
格上二名が順当に勝ち上がる。

最終成績
鮎川+29.2P 増田+11.4P 安藤+2.1P 内田▲42.7P

ベスト8進出者 鮎川卓 増田隆一






C卓
 石橋薫 紺野真太郎 石川正明 斉藤尚仁

第11期のチャンピオン・石橋が登場。
その時の決勝で敗れた紺野だが、格は圧倒的に上。ここは負けられないところ。
一回戦目は石川、斉藤で点棒のキャッチボールをしてる間に、気付けば紺野が一人浮きのトップ。

一回戦終了時
紺野+27.4P 斉藤▲2.0P 石橋▲8.7P 石川▲16.7P



二回戦目は、序盤ドラが沢山集まった斉藤が大量リード。

南2局、石川の親番で南家・斉藤が切ったドラを石橋がチーして打
子の石橋にツモられても痛くないほど点棒を持っていた斉藤はそこからオリる。
冷静な選択をした斉藤だったが、期待の下家・石橋の仕掛けは苦しいもので、

 チー ドラ

3.900をアガれば浮きが見えてたとは言え、これはやや焦った感あり。
鳴きの基本は、悪形を処理して良形を残す。今回の鳴きは、それとは逆。
鳴けないまま終盤を迎えた石橋がツモ切ったに親の石川からロンの声。ドラ2で7.700。
このアガリで石川2着、石橋がラス。

二回戦終了時
斉藤+19.4P 紺野+13.2P 石川▲2.4P 石橋▲30.2P



最終三回戦目、東1局に斉藤が、

 ハイテイツモ ドラ

南3局に石川が、

 ツモ

このチャンス手をものにしてリードを広げる。

オーラス、石橋も意地を見せ連荘するが、ツモ番のなくなった最後に切るべきドラのを切らず、ノーテンで終了。
その連荘の間、紺野も諦めずに石川からの直撃を狙っていたが、七対子ドラ2のイーシャンテンで中盤に対子が被ったのを悔いていた。
入った手に逆らわずにアガった斉藤と、放銃しても動じずに淡々と打っていた石川。
2人とも素晴らしい集中力を見せ、ベスト8へ。
格上の紺野だったが、その2人に比べ若干集中しきれていなかったように見えた。

最終成績
斉藤+23.8P 石川+13.1P 紺野▲15.0P 石橋▲21.9P

準決勝進出者 斉藤尚仁 石川正明






D卓
 岩楯健寛 吉田直 瀬戸熊直樹 末続弘敏

唯一のA1リーガー・瀬戸熊が登場。
翌日に發王戦の決勝を控えている瀬戸熊がこのチャンピオンズリーグでも決勝に残ると、決勝戦の日程変更が生じることを開始前に運営の藤原が全体に伝える。
瀬戸熊と同卓する吉田が、「きっとここは瀬戸熊さんが遠慮して負けてくれますよ。」と言うと、「遠慮するにしてもベスト8までは勝ち残るから、お前には関係無いよ。」と藤原。
こんなやりとりがあり、少し場の空気が和む。

一回戦目、東1局、西家・岩楯にカン・カンを鳴かせた瀬戸熊。
親・末続からのリーチに押す瀬戸熊。
手牌4枚でイーシャンテンの苦しい岩楯から出たにロンをかける瀬戸熊。

 チー  ロン

まったくもって遠慮なし。
下家の岩楯の仕掛けに上手く対応した(対応しなかった?)瀬戸熊がトップ。

一回戦終了時
瀬戸熊+19.9P 吉田+12.4P 末続▲9.6P 岩楯▲22.7P



二回戦目、南1局、瀬戸熊は九連宝燈イーシャンテンから重なったをツモ切ると、吉田のトイトイの5.200に当たって一歩後退。

二回戦終了時
吉田+21.7P 末続+9.4P 瀬戸熊+0.1P 岩楯▲31.2P




最終三回戦目、3半荘連続で瀬戸熊の下家に座った岩楯。
前の2半荘は遠い仕掛けを入れると被せられ、本手の仕掛けには鳴かせてもらえずに苦しい展開。
ここは大きなトップが必要となり、開き直ってリーチ攻勢に出る。
その誰も押す必要の無い断ラスの岩楯の親リーチに末続が飛び込み、吉田、瀬戸熊に楽をさせる。

南2局で吉田が高目大三元の聴牌を冷静にリャンメンの小三元に受け、そこに末続が飛び込み、大勢は決する。

次局、末続最後の親番。ラストチャンスだったが、

 ツモ

ここから打、これが中途半端だった。
白に頼るなら打に頼らないならツモ切りの一手。
次巡、ツモで聴牌を逃す。
同巡、を打ってピンフ聴牌を取った吉田が、岩楯から出たでロン。
も末続の親リーチが入っていれば止まっていたと思われる牌だけに、小さいミスだが取り返しのつかない大きな損失となった。

最終成績
吉田+29.4P 瀬戸熊+17.2P 岩楯▲21.0P 末続▲25.6P

ベスト8進出者 吉田直 瀬戸熊直樹






(文責・越野智紀 文中敬称略)

                              

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