日本プロ麻雀連盟
第2回ロン2カップ
日本プロ麻雀連盟HOME 日本プロ麻雀連盟のご案内 牌譜データサービス ロン2のご案内 タイトル戦のご案内 インフォメーション プロ雀士情報 雀力アップ

タイトル戦情報

第28期 プロリーグ

A1   A2   B1 B2   C1 C2 C3   D1 D2 D3 

Aリーグ

第27期鳳凰位 瀬戸熊 直樹 出身地(東京)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1
荒 正義(北海道)
35.1 ▲ 14.5 ▲ 21.2 ▲ 6.7 ▲ 5.9 8.6 101.9 ▲ 2.7 ▲ 0.5 18.6 112.7
2
望月 雅継(静岡)
▲ 30.8 ▲ 8.8 ▲ 22.4 6.4 ▲ 33.4 54.3 8.1 99.4 13.8 ▲ 2.6 84.0
3
右田 勇一郎(新潟) 
▲ 18.0 88.1 ▲ 18.0 ▲ 19.5 15.6 ▲ 5.2 11.4 ▲ 10.6 ▲ 44.8 29.7 28.7
4
石渡 正志(神奈川)
▲ 31.2 ▲ 2.5 55.9 38.9 ▲ 10.0 4.6 ▲ 23.3 ▲ 53.1 15.9 8.7 3.9
5
伊藤 優孝(秋田)
26.9 5.0 ▲ 13.0 ▲ 9.2 15.6 ▲ 16.3 ▲ 18.2 31.9 33.6 ▲ 54.4 1.9
6
柴田 弘幸(神奈川)
▲ 8.7 8.2 ▲ 11.1 ▲ 11.7 ▲ 24.5 50.2 ▲ 38.5 0.8 ▲ 2.7 37.2 ▲ 0.8
7
沢崎 誠(群馬)
10.9 ▲ 69.0 14.1 3.5 42.3 ▲ 18.2 1.0 ▲ 1.3 ▲ 25.2 32.1 ▲ 9.8
8
ダンプ 大橋(神奈川)
▲ 16.8 8.8 23.6 ▲ 6.2 ▲ 36.9 ▲ 40.7 ▲ 21.2 ▲ 44.6 8.0 43.4 ▲ 82.6
9
藤崎 智(秋田)
27.7 ▲ 24.1 ▲ 64.4 25.1 70.7 ▲ 14.7 ▲ 2.4 ▲ 60.2 ▲ 23.8 ▲ 20.9 ▲ 87.0
10
前原 雄大(東京)
14.8 73.7 ▲ 20.5 ▲ 4.2 ▲ 41.5 ▲ 42.9 ▲ 42.2 5.4 6.6 ▲ 39.3 ▲ 90.1
11
老月 貴紀(東京)
10.3 ▲ 101.0 5.5 ▲ 3.2 ▲ 19.2 39.5 24.7 ▲ 18.6 19.1 ▲ 52.5 ▲ 95.4

鳳凰位決定戦進出者 3名   降級者 2名
決定戦進出&降級ライン:順位枠内に表示

 

【プロリーグA1レポート:瀬戸熊 直樹】


第28期プロリーグもいよいよ大詰めの最終節。
今期は誰1人として目標のないプレイヤーがいない程、決定戦争いも、降級争いもポイント的に大接戦となりそうな差で始まった。

まずは降級争いから。
降級枠は1名(休場者が1名の為)そのポジションにいたのはダンプ大橋。
ポイントは▲126.0P。1番近い藤崎まで60P。6人打ちの為、直接対決4回ではないので、感覚的には80Pくらいの差か。
ダンプ以外の5人は、ダンプにいかに麻雀をさせないかが、テーマとなる。

今期開幕時、ダンプには最年少鳳凰位の記録がかかっていた。(今期がラストチャンス)
本人もそれを意識して、開幕時には堂々の「最年少鳳凰位宣言」。
しかし、A汽蝓璽阿離譽戰襪旅發気蓮年間通して戦った者にしか解らない。
何度も言うように、ここは日本で最もレベルの高いリーグ戦なのだ。

開始前、さすがにダンプも降級を覚悟していたようで、「最後のA汽蝓璽鯵擇靴鵑任ます」と語っていた。
そして「4月に言ったことは忘れて下さいね」と彼らしからぬ発言が。

数日前、聞いてみた。
瀬戸:「どうだったA気隆響曚蓮
ダンプ:「あんなバケモノやら怪物だらけのリーグっておかしいでしょう」

彼は見た目と違い、丁寧且つ繊細で態勢が自分にあるとみるや、攻撃に転じるという、王道の麻雀を打つ数少ない若手の1人だ。
その評価は連盟でも高い。
そんな彼が苦戦を強いられた理由はただ1つ。
このレベルの麻雀に慣れていないに他ならない。

もし、彼がなんとか踏ん張り、2年、3年とA気農錣┐燭覆蕁必ず正真正銘のA汽蝓璽ーになれるはずだ。
僕がそうだったように、柴田、右田だってそうだった。人は環境に適応していく。
仲間内のセットで、強者が1人と弱者が3人のセットを、同じメンツで何度もやっていくと、何年かすると全員が強者に近いレベルになるのと似ている。
ただし、強者のレベルは全くあがらないが。

話を戻そう。
1回戦藤崎が1人浮きのトップを獲り、早くもミッションクリアとこの時は思われた。
実際、藤崎もこの時「一仕事終わったよ」と心底ほっとしたコメントを述べていた。
しかし、2回戦に、ダンプが特大トップを獲ると事態は急変する。
2回戦終了時に、ダンプが前原をポイントで抜き去り、降級ポジションを脱出する。

展開読みの天才藤崎がポツリとつぶやいた。
「3、4、4着ならヤバいなぁ」さすが藤崎。
このことにすぐ気付くのは冷静だが、僕からすると、彼が3、4、4着を引くとは思えない。
しかし、その現実が起こってしまうから、A汽蝓璽阿篭欧蹐靴ぁ

5回戦、ダンプ、藤崎の最後の半荘は、ほぼ着順勝負となってしまった。
2人は最後の6回戦抜け番となる為、この5回戦を制した方は絶対に降級にならない。
そして結果はダンプの勝ち。彼は生き残った。多分本人が一番信じられないだろう。

藤崎のフィニッシュポイントは▲87.0P。
残った4人(沢崎、柴田、前原、老月)の中、ポイントで争うのは、前原と老月。
最終戦を前にして、2人のポイントは、前原▲103.3P 老月▲60.9P。前原が現状降級ライン。
前原が助かるための道は2つ。

1つは、対局の終えた藤崎のポイントを超えること。その差は16.3P。
つまり、8.3P浮きのトップ(2人浮き)か、12.3P浮きの2着(2人浮き)
もう1つは、同卓老月との直接対決を制すること。

ただ、現実的には老月との差を逆転するイコール、自然と藤崎のポイントも超えるケースも高い為、最初のケースの方が目標としやすい。
老月は、やや安泰の感じだが、藤崎との差が26.1Pの為、11,800点のラスを引くとアウト。
老月の雀風からして予測しがたい数字である。

運命の最終戦が始まった。
前原のこの日の出来の悪さを象徴する1局があった。

2回戦、ダンプの大トップの半荘での出来事。
親のダンプが、ドラのペンでリーチ。前原の手牌は、

(テンパイ)

こうなっていた。は場に1枚切れ。ドラはもちろん顔を見せていない。マンズの受けは良さそうに見える。
僕の知っている前原は、打リーチしかした事がない。
しかし、ダンプの待ちを読んだうえで、前原は保険ともとれる打のシャンポンリーチを打つ。
ダンプがツモ切ったを見て、前原は何を思ったのだろう。

別卓の荒が悲しそうに言った。
「あんなもんペンにとらなきゃダメだから」それは、荒なりの愛情表現でもある。
「何をやってるんだ、雄大」と、叱っているようでもあった。

前原はA気砲い覆てはならない男なのだ。
シャンポンマチにとった彼は、僕の知っている前原ではない。何度も背中を追いかけた前原ではない。
僕もさすがに前原の降級を覚悟していた。

最終戦は、意外な展開を見せていた。
東場を終えて、前原32,000、老月箱割れ寸前。現時点では老月がアウト。
しかし南1局、老月が起死回生の4,000オールツモ。この時点で、前原がアウト。
卓外から見守る藤崎も、前原も、老月も、ギャラリーも、もう誰が降級になるか分らない。
3人共、A気隆蕕噺討个譴訝砲燭舛澄

ついに運命が下された。

 ツモ ドラ

「ツモ、4,000・8,000」声の主は前原雄大。
まさに、これぞ死をかけた戦い。前原の執念のアガリだった。

敗れた老月にかける言葉を探していた。探しても、探しても上手く言葉が見つからない。
でもきっと老月は帰って来る。一回りも二回りもたくましくなって。そう信じたい。


決定戦争いも大詰めを迎えていた。
最終戦を前に、荒、望月は当確。伊藤と右田の争いとなっていた。
伊藤が約20Pリードしての最終戦。

実は数日前、伊藤の母親がお亡くなりになった。そのことを、朝、立会人の僕だけが知らされていた。
伊藤から「対局者には、対局が終わるまで、この事を伏せておくように」と言われた。
伊藤らしい、尊敬すべく生き様だ。

僕は内心「きっと天国のお母様が勝たせてくれますよ」と思っていた。
いや、そうあって欲しいと願っていた。
荒、伊藤との決定戦。僕にとって、まさに恩師2人との対戦はドリームマッチだ。
立会人の立場である以上、遠くから見守るしかない。
しかし、勝負事は残酷である。

東1局、望月の親満に伊藤が放銃。
これで右田が上となり、迎えた南1局、決定打が出る。

 ドラ

前巡にテンパイした右田。次巡、伊藤のテンパイ打牌に「ロン」。

伊藤が通夜の席で、「すまんかったなぁ、セト」と頭を下げた。
僕は首を振るしかできずにいた。

こうして右田が悲願の切符を手に入れた。
僕が2年前、奇跡の四暗刻で破った右田が、その悔しさをバネに遂に挑戦権を獲得。
まさに僕にとっては因縁の組み合わせとも言える。
右田もここ何年かで、押しも押されぬA汽蝓璽ーとなっていたのだ。

ついに決定戦の3名が決定した。荒正義、望月雅継、右田勇一郎。
3名に対する思いや、決定戦の見どころは「鳳凰の部屋」で書き記したい。

全てのA汽蝓璽ーに拍手を送りたい。
素晴らしい闘牌をありがとうございました。
再認識しました。
日本プロ麻雀連盟A汽蝓璽阿蓮日本一のリーグ戦であることを。

 


 

A1   A2   B1 B2   C1 C2 C3   D1 D2 D3 
ページトップ
麻雀格闘倶楽部 好評稼働中!
GyaOバナー白
モンド21麻雀プロリーグ
ALRAN
麻雀格闘部呂倶
日本プロ麻雀連盟メールマガジン
トップページ牌画の利用について引用・リンクについて広告についてよくあるご質問お問い合わせサイトマップ
日本プロ麻雀連盟
Copyright 1997-2010 Japan Professional Mahjong League. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.
ma-jan.or.jpの記事・写真等の無断転載はお断りします。