第31回 初段解答
問題A
1. 東場 東家 ドラ
            ツモ
A ・・ 2000オール B ・・
2600オール C ・・ 4000オール
正解 B:2600オール
解説 役は、ピンフの1ハン、面前ツモの1ハン、イーペーコーの1ハン、ドラ1の1ハンで合計4ハン。
符は、副底の20符。親の4ハン20符は2.600オールとなります。
2. 東場 北家 ドラ
         ポン  ツモ
A ・・ 4000、8000 B ・・ 6000、12000 C ・・ 8000、16000
正解 B:6000、12000
解説 役は、ホンロウトウの2ハン、トイトイの2ハン、三暗刻の2ハン、三色同刻の2ハン、ドラ3の3ハンで合計11ハン。
子の三倍満は6.000・12,000となります。
3. 南場 南家 ドラ
   明カン   暗カン   ポン  ロン
A ・・ 3900 B ・・ 5200 C ・・ 6400
正解 B:5200
解説 役は、ジュンチャンの2ハン。
符は、副底の20符、 が暗カンの32符、 が明カンの16符、 が明刻の4符、待ちが単騎の2符で合計74符。
子の2ハン80符は5,200となります。
4. 南場 南家 ドラ
            ロン
A ・・ 32000 B ・・ 64000 C ・・ 96000
正解 A:32000
解説 役は發一色、四暗刻。
連盟ルールでは役満は2つ以上重複しても点数は変わらず32,000となります。
問題B
1. 東1局 西家 7巡目 ドラ 持ち点:30.000
            ツモ
A: B: C:
正解 C:
解説 456の三色を本線にピンフ手筋で進めていきます。
引きでピンフテンパイが取れる 切りが正解です。
2. 東3局 東家 7巡目 ドラ 持ち点:30.000
            ツモ
A: B: C:
正解 C: 解説 親番でドラ2のチャンス手です。
イーペーコーの種はなくなりますが、一番手広い 切りで最速テンパイを目指しましょう。
3. 東3局 東家 7巡目 ドラ 持ち点:32.000
            ツモ
A: B: C:
正解 B:
解説 456の三色がみえますが、先ほどと同じようにこちらも親であり、
タンヤオが確定していてドラも1枚あります。手広く 切りが正解です。
4. 南1局 南家 7巡目 ドラ 持ち点:28.000
            ツモ
A: B: C:
正解 A:
解説 ダブ南と567の三色を狙える 切りが正解です。
を引いてきたらタンピンに移行するのがよいでしょう。
5. 南3局 南家 6巡目 ドラ 持ち点:18.000
            ツモ
A: B:
C:
正解 C:
解説 親が落ち、点数のない子方です。
この手をリーチのみにするのはもったいないですし、点数の欲しい場面です。
効率は落ちますが を1枚切り345、456の三色を狙いましょう。
問題C
1. 東1局 南家 8巡目 ドラ 持ち点:30.000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 D:
解説 ターツが余りました。
ソーズの か のどちらかを払うのですが、 がロスにならない 切りが正解です。
2. 東3局 南家 7巡目 ドラ 持ち点:28.000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 D:
解説 好形の残る 切りが正解です。
裏目の を引いても雀頭になるので、カバーできるところがいいですね。
3. 南3局 南家 4巡目 ドラ 持ち点:18.000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 D:
解説 点数のない子方です。
ここは大きく狙いたいのですが、カンチャンの残るソーズの一通は厳しいです。
タンピンを軸に345の三色になれば最高ですね。
4. 南4局 西家 9巡目 ドラ 持ち点:46,000(アガリトップ)
            ツモ
A: B: C: D:
正解 D:
解説 アガリトップということで1役あれば十分です。
を切り全て仕掛けて行きたいですね。一応、七対子の2シャンテンにもなります。
5. 南4局 北家 9巡目 ドラ 持ち点:45.000(アガリトップ)
            ツモ
A: B: C: D:
正解 C:
解説 こちらもアガリトップです。
ドラですが を打ち、タンヤオと の両天秤にかけます。
こちらも仕掛けを考えたいですね。
問題D
正解 A:
南2局、南家、6巡目。 佐々木寿人プロ ドラ
解説 捨て牌をマンズの色に見せないよう、 より先に二を切った佐々木寿人プロは、 、 と引き入れリーチを打ちました。
この切り順が功を奏したのか、見事倍満を出アガリここから逆転優勝を果たしました。
問題E

正解 B:
南2局、南家、6巡目。 勝又健志プロ ドラ

解説 456、567の三色やメンタンピンドラ1を見て を選んだ勝又プロは、10巡目に高め三色のリーチを打ち8,000をアガります。
ここから勢いにのった勝又プロは、嬉しい初タイトル第2期グランプリMAXを手中に収めました。
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