第5回 初段解答
問題A
1. 南場 北家 ドラ
            ロン
A ・・ 3,900 B ・・ 5,200 C ・・ 6,400
正解 B:5,200
解説 役は、一気通貫(2翻)、ドラ1(1翻)で、計3翻。
符は、 の対子で2符、メンゼンロン和了で10符。
副底20符+2符+10符で、子の3翻40符=5,200点が正解。
2. 東場 南家 ドラ
            ツモ
A ・・ 1,000、2,000 B ・・ 1,300、2,600 C ・・ 2,000、4,000
正解 A:1,000、2,000
解説 役は、タンヤオ(1翻)、メンゼンツモ(1翻)、ドラ1(1翻)で、計3翻。
符は、ツモ符で2符、単騎マチで2符。
副底20符+2符+2符で、子の3翻30符=1,000点、2,000点が正解。
3. 東場 西家 ドラ
      ポン  暗カン   ロン
A ・・3,200 B ・・ 6,400 C ・・ 8,000
正解 C:8,000
解説 役は、対々和(2翻)、三暗刻(2翻)、自風牌(1翻)で、計5翻。
符は、 の暗カンツで16符、 の明コーツで4符、
の暗コーツで4符、 の暗コーツで4符、単騎マチで2符。
副底20符+16符+4符+4符+2符で、子の5翻50符=8,000点が正解。
4. 南場 東家 ドラ
            ロン
A ・・ 3,900 B ・・ 4,800 C ・・ 5,800
正解 C:5,800
解説 役は、三暗刻(2翻)で、計2翻。
符は、 の暗コーツで8符、 の暗コーツで8符、
の暗コーツで8符、カンチャン待ちで2符、メンゼンロン和了で10符。
副底20符+8符+8符+8符+2符で、親の2翻60符=5,800点が正解。
問題B
1. 東2局 西家 8巡目 ドラ 持ち点:30,000
            ツモ
A: B: C:
正解 A:
解説 ドラが2枚の好形イーシャンテン。
ここはシンプルに、手広さを生かせる打 が正解。
2. 南1局 北家 6巡目 ドラ 持ち点:28,000
            ツモ
A: B: C:
正解 A:
解説 点数を重ねたいところですが、 落としの三色はやや強引過ぎ。
   の形を生かした、平和のイーシャンテンに構えましょう。
ツモ
、 にも対応出来ます。
3. 南3局 東家 9巡目 ドラ 持ち点:34,000
            ツモ
A: B: C:
正解 A:
解説 三色と役牌が見える手牌です。
打 もありですが、仕掛けにも対応出来る打 が正解。
4. 東3局 南家 7巡目 ドラ 持ち点:26,400
            ツモ
A: B: C:
正解 C:
解説 タンヤオを確定させる、打 の完全イーシャンテンに構えましょう。
裏目の を持ってきても、456の三色へ移行出来ます。
5. 南1局 西家 10巡目 ドラ 持ち点:29,000
            ツモ
A: B: C:
正解 C:
解説 一盃口の可能性を残したいところですが、ドラも一盃口も同じ1翻。
それならば、ドラが確実に出て行かないイーシャンテンに構えましょう。
問題C
1. 東2局 東家 7巡目 ドラ 持ち点:33,000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 A:
解説 打 は、 が鳴けた時に良形が残らない為、若干劣ります。
をツモった時に 待ちに受けられる打 が有利です。
2. 南4局 北家 10巡目 ドラ 持ち点:20,000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 A:
解説 敢えてテンパイを取らず、789や一気通貫を目指す打 が、
オーラス逆転を期す最も優秀な一打と言えるでしょう。
3. 東1局 東家 11巡目 ドラ 持ち点:30,000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 A:
解説 高め安めのある一気通貫を狙うよりも、タンピンを確定させ、567、678どちらにも対応出来る
打 がベストな一打です。
4. 南1局 西家 6巡目 ドラ 持ち点:29,000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 D:
解説 受け入れ枚数を減らさない と の比較になります。
裏目の をタンヤオへの移行に活かせる が優れています。
5. 南1局 東家 7巡目 ドラ 持ち点:32,000
            ツモ
A: B: C: D:
正解 A:
解説 手材料は揃っているので、ドラの受け入れ、混一色への渡りを考えた打 がいいでしょう。
問題D
正解:
南3局 北家 二階堂亜樹プロ ドラ 
解説
親番が無くなり、点棒状況が苦しい南3局。
大物手狙いの打 が功を奏し、見事にチンイツを成就させた二階堂亜樹プロ会心の一局です。
問題E

正解:
東1局 南家 二階堂瑠美プロ ドラ 
解説
手の内に留めておきたくなる ですが、タンヤオ三色の最高形を追って、これをツモ切り。
その後、ツモ 、打 、ツモ でテンパイ、
三色の手替わりを見ながらダマテンにし、対面から2,600の出和了りとなりました。
バランス感覚に優れた二階堂瑠美プロならではの一局です。
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