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勝ちに向かう打法8

執筆:灘 麻太郎
1. 「東1局で実力を探れ」

入局とは闘牌の始まりのことをいうわけだが、雀歴が浅い人の場合、どうしても自分の手の内ばかり気になり、
相手がどんな手役を狙い、何をやろうとするかを見落としがちになるが、これではいけないのだ。

この定石は中国から伝えられたものだが、勝負が開始されたならば、他の三家がどんな麻雀を打つか、まず、よく見守れという意味なのだ。

例えば、初対戦の相手が東1局、いきなりリーチをかけてきたとしよう。
このリーチの捨て牌、そして手の内から、おのずとその人の力量を知ることができるのだ。

図A

 リーチ ドラ

リーチ者が、図Aの手のようにペンチャンのままでリーチとくるような人なら、この後まずマークする必要はない。
図Aの手は一と四が変わっただけで図Bの構えとなり、ヤミテンでアガれるのだ。

図B



「東1局は、まず相手の実力をさぐれ」という定石があるが、ここで教えている定石もこのことをいっているのだ。

相手の力量、打ちグセがわからぬまま打ち続けていると、勝負が佳境に入ってから思わぬポカが出ることにもなりかねない。
そんな意味から、勝負が始まったら他の三家をよく観察せよと教えているのだ。



2. 「十四歳のことは二度ない」〜狙える役を大切に〜

ドラを必要以上に大事にする打ち手がずいぶんと多いようだ。
1枚でも持っていると、なんとか使おうと苦心するわけだが、これは手によりけりだ。

図C

 ツモ ドラ

図Cは、東場3局、西家5巡目の手で、いまカンを引いてきた場面だが、さて、あなたは何切りか?
実戦での西家は、ここで中に手をかけて、2巡目にを引き、カンの手に仕上げた。
この打ち手、西家の切りの意図は、手の内に123の三色が確定できる形になっているし、ドラを生かしやすいと見ての切りだったのだ。
たしかに、こうした守りの打法に振り込みは少ないといえる。だがこれは、あまりにも消極的すぎるともいえる。

大阪夏の陣に、家康は十男で後に和歌山城主となった徳川頼宣を従軍させたが、後衛のため戦わずして勝負がついてしまった。
「せっかくの初陣なのに余は・・・」と、くやしがる頼宣を見て、臣の1人がなぐさめると、
頼宣は、“われ十四歳のことがまたとあるか”と、どなりつけたという。

二度と同じときはないという意だが、マージャンの手も二度と同じチャンス手はおとずれないのだ。
そこでそれなりの手、図Cのようなときは、ドラのを早切りし図Dの構えのようなチャンタ形を想定する。

図D

いわゆる役狙いに向かいたいものだ。ドラの見切りどきを知れという意だ。



3. 「首をすくめよ、修羅場の一時」

親がドラを切ってリーチ。西家がこれをポンして徹底抗戦の構え。
かたやオヤリー、かたや満貫(あるいはそれ以上)の修羅場だ。
こんな場面に、ばんたびのこのこ首を出していく打ち手がいたら、その人の顔が見たいものだ。

こっちも勝負手、というのならわかる。それなら私にしても突っ張るケースもないことはない。
だが、こっちがクズ手なのに、テンパイだからと出かけて行くのは、やはり無理だ。
例えば、このときに図Eの手牌であるとする。

図E

 ドラ

南家で、暗刻のはオタ風。
この手、リーチをかけなければアガれないから、などと割り込んでいくのが無謀な行為というものだ。
こんなときはもちろんヤミテンだ。危ない牌を持ってきたら、いさぎよくオリだ。

勝負手で放銃するのであれば、それほどショックは残らないものだが、たいした手をしていないときに放銃にまわると、どうしても反省してしまう。
勝負事に反省は禁物。この格言を頭に入れて、修羅場に対処すべきといえる。



4. 「荒れ場は積極戦法!」

多くの実戦の中には、東1局からいきなり、満貫、跳満の応酬が展開されるということがよくある。
俗にいう荒れ場だ。

図F

 ドラ

こんなとき、図Fのような構えのところにいきなりドラのが3巡目と早い段階で飛び出してきた。
どう打つ?

こんな構えの場合、ドラだからといっても序盤から鳴きに向かう人は少ない。
1の暗刻にトイツが4組という手。じっくり腰を落ちつけて打てば四暗刻まで、また、七対子に向かう手もある。
早くドラを鳴き、注目を集めるのはマイナス。

だが、私の場合だと小場ならともかく、荒れ場なら、じっくりとは構えず積極的に動く。
じっとガマンの手にでていると、先に相手が仕掛けてきてツキが狂い、後手に回ってしまうことの方が多い。
結果、他家がツモリ合って、振込みがないのにマイナス。ヘタをするとラスを引くことにもなりかねない。

こういう理由から私はポン。続けてが出てきたならばこれもポン。
4枚目を引けばチャンカンに向かい、図Gのように構える。

図G

 ポン 加カン

カンドラを増やして、トイトイに直進。
自ら荒れ場に持ち込むと同時に相手のシュンツを分断する。

無責任な戦法に見えるかも知れないが、荒れ場にはこの方が効果的。
荒れ場では相手もまず安手ではこない。それだけにかなりキツイ牌も飛び出してくるものなのだ。
そこを狙い積極策に出る。

これが荒れ場を制する道でもあるのだ。


     
 
 



執筆:灘 麻太郎  文中・敬称略

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