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勝ちに向かう打法7

執筆:灘 麻太郎


1. 「五七・七五の法則」

図Aの捨て牌で西家からリーチがかかった。

図A 



リーチ

同巡、北家・都はるみさんも図Bの手をテンパイした。

図B

 ツモ ドラ

のどれを切って追っかけるか。
この筋はまったく通っていない。西家の捨て牌にソーズは--だけだ。

なら安目だ」と、勝負する人が多い。確かにならタンヤオはない。
リーチの捨て牌をよく見るとピンズとマンズの上が多く切り出されている。
789の三色はなさそうだ。ソーズの一通ならどれもチャンスは同じようなものだ。

いずれにしても当たって安い方を切ったほうがよい。
やはり切りなのか?

だが、待ってもらいたい。目安になる牌がある。
捨て牌のという順に切ってあることに注目してみよう。
ふつう手もとに、

A、 B、

とあれば、切り出しの順は?
Aのケースならの順。Bのケースならの順。
リーチ者のケースはBのケースなのだ。この場合危険なのはの上筋だ。
追っかけリーチをするなら切りが手筋として正しい。

このようにが先かが先かによっての危険率は違ってくる。

もちろん例外はあるが、それは別としてか(も同じ)によって危険率はずっと違ってくる。

実戦での都はるみさんは、ズバリを切り出し追っかけリーチに出てアガっている。




2. 「順時勿喜逆時勿愁」強気の攻めでツキを呼べ

順時勿喜逆勿愁(しゅんしーうーしー、にえしーうーしゅー)は中国に伝わった定石で、
「順時」はツキの順調なとき「逆時」はツキがないとき。
ツキまくって喜ぶな、ツキがなくて嘆くな、ということだ。

実際、麻雀はツキの多いゲームであり、いつ、だれにこのツキの波が訪れるか計り知れないのだ。
そこで、いまツイているからといって喜んでばかりはいられないし、
また、ツキがなく負けが込んでいるからといって腐ってはいけない。
いつまたどんなきっかけでツキがやってくるかわからないからだ。

例えば、いまツキのない時、図Cの手になり6巡目にツモ。
切り牌によってはピンフのテンパイとなる。

図C
 ツモ ドラ

こんなとき、ツキがないからといって、図Dの構えでテンパイしてしまう人をよく見かける。

図D

だが、こういう打法は、自らチャンスの芽を摘み取ってしまうようなもので感心できない。
ここは678の三色、あるいは567の三色とイーペーコーを狙い、のツモ切りに出て大きく得点をたたき出すべきなのだ。
堂々と強気で押しまくってこそ、ツキは呼べるし、また向こうからやってくるものなのだ。




3. 「誘敵以法」ダマシのテクニックを駆使せよ

この定石は中国から伝えられたものの1つであり、簡単な意味は、相手に安心感を与えておいて誘い出せということ。
いわゆるダマシのテクニックを駆使せよと教えたものだ。
そんなことから一説では、兵法の中から出てきた定石であるともいわれている。

では麻雀にあてはめた場合、どんなテクニックになるのかだが、釣り手がその1つなのだ。
例えば、図Eの捨て牌を見ていただこう。

図E


リーチ  

西家がかけたリーチの捨て牌であるが、捨て牌の中にが切り出してあるし、しかもピンズが1牌も切り出されていない。
そんなところから待ちの疑いがピンズのほうが強くなり、筋のはいかにも通るように見える。
だが、実戦での西家の手は図Fの通り。

図F

 ドラ

実は789の三色を狙ったカン八だったのだ。
はいかにも通るというように見せかけているが、その実、通らないというように、相手が安心して切ってくる牌で待つテクニック。

捨て牌を見たかぎりでは通ると思わせておき、実はワナがあるという。
捨て牌のテクニックをいった定石が、“誘敵以法”なのだ。
実戦で役立ててほしいと思う。




4. 「確率マージャン負けマージャン」

インテリタイプの打ち手が、好んでクチにする言葉に「確率」がある。
「ワンチャンスだから通る確率が高い」あるいは「確率からいって間違いなくツモれる待ち」など。

だが、こういうタイプは間違いなく負け組みになる人だ。
マージャンはコンピューターが相手ではないのだ。
一クセも二クセもある人間さまが相手なのだ。

たくさん切り出されてしまっているメンツを辛抱強く待つこともあるし、
三色、一気通貫に固執し、最後の1牌をしぶとく待っている場合だってある。

また、ツキという要素もあるので、3メンチャンで待ったとしても王牌に全部眠ってしまっていることもあるし、
地獄待ちが一発でツモれることもあるのだ。数字だけでマージャンは語れないという意味だ。

図Gの捨て牌で北家からリーチ。

図G



リーチ

は他の2人が場に3枚切っている。シャンポン、タンキはない。
ならば通ると判断するのは早計だ。
4枚目のをリーチ者が持ち、リャンメンで待っていることだってある。

図H

 ドラ

最後のでブチ当たり「確立的にいってこの待ちは・・」ではいただけない。
確率を論じる前に、まずマージャンの奥深さを知るべきなのだ。




5. 「筋より色で読む」

敵手看破のひとつに「色読み」がある。
色を読むというのは、ズバリ待ち牌を読むというのではなく、
相手の待ちがマンズかピンズかソーズか、それとも字牌かと、まず種類から判断していくのだ。

普通、待ちを推理する場合「マンズなら、ピンズならが本線」という“ならば”の仮定にもとづくものが多かった。
ところが、この待ちの色読みを識別できれば“〇〇ならば“などというあいまいな言葉を使う必要がない。

「待ちは、ピンズの一点」と分かれば、マンズ、ソーズは何でもきり飛ばしていくことができる。
では、色をどうやって読むかだ。

図I


リーチ

図Iの捨て牌のリーチをどう推理するか?ちょっと異常な切り牌だ。第一打のが光っている。
ピンズの以下がまったく出ていない。しかもドラの系統だ。
ソーズは1メンツ(ツモ切りだが)そっくり切られている。

それらを総合して、待ちを数点にしぼっていく。
四の早切りは筋の引っかけか。あるいはピンズ待ちの手なりリーチか、いや、どう見てもワケありのリーチなどと、
考えれば考えるほど逆に待ちが広がっていくようだ。そこで色読みの決め方だ。

まず、なぜリーチをかけてきたかを推理してみる。
第一打の。ソーズのバラ切りは迷彩の匂いがある。
しかし切りの七待ちは目立ちすぎる。かといってピンズの下が出るほど、この場(リーチ者も)は甘くない。
とすれば、一見通りそうなソーズが本線となるのだ。

図J

 ドラ

※リーチ者の手牌


      
 
 



執筆:灘 麻太郎  文中・敬称略

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