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勝ちに向かう打法2

 


1.ドラ3あれば米の飯

麻雀が流行しだした大正の末ごろ言われた言葉に“1ハンついたら米の飯”という言葉があった。
これは不景気だった当時の世相を麻雀にもじったもので、麻雀の手牌に1ハンをつけたとしたら、“いい飯”の米のメシと洒落たわけだ。

当時のルールは1ハン縛りもなく、ドラ、リーチすらも採用されていない昔のアルシャール麻雀時代の話であるから、
その1ハンは、実に白米以上のありがたさだった。

この言葉を現代麻雀にあってはめるとしたら、さしずめ“ドラ3あれば米の飯”というところだ。
しかし、“ドラ3”という手は、そう度々お目にかかれるものではない。多くても、半荘のうち1度か2度だ。
それだけに、こうした恵まれた手にぶつかったときには、これを確実にモノにするような打ち方が必要なわけだ。

図A
 ドラ

東4局、南家5巡目、実戦でこの手をつかんだケース。
テンパイの早さより、アガリの早さを考えた打法の切りがよい。
ポンで雀頭、ソーズの伸びが考えられる手だからだ。

図B
 ポン  

実戦では、ポンでを引き、図Bの手でツモとして満貫をモノにしている。




2.二兎を追って一兎を得よ

“二兎を追うもの一兎をも得ず”ということわざがある。
この意は、一度に二匹のウサギを追いかけても結局はどちらも逃げられてしまうことから、
同時に2つの目的を達しようとすれば、その一方さえうまくいかなくなる、ということを言ったものだ。
だが、この言葉、麻雀に関して言えばあてはまらない。

東3局、西家5巡目、図Cの手に出くわす。

図C
 ツモ ドラ

1牌切って1シャンテンになる手だが、難しい局面だ。
一通に向かえばを引いてくるような気がするし、三色狙いに向かえばを持てくるような気がする。
そして、こういうときのイヤな気持ちというのが案外よく当たる。

この手牌から見て、三色を優先させるのが一応の作法ではあるが、別に点数的に制約を受けないときなら、
と雀頭を落として両方の手役の可能性を残す打法もある。
すなわち、二兎を追って一兎を得よといった作戦で、これなら手役を逃す気づかいはまったくない。

図D
 リーチ ロン

実戦での最終形は、この手でリーチをかけでロンアガリしている。




3.相手を打ちのめす“マル秘”打法

麻雀には、常にもう一手先、二手先という展開の読みがある。
これは手を作る場合の原則なのだ。

図E
 ツモ ドラ

図Eの構えにツモ。このとき、その打ち手の考え方がよくわかるものだ。
と出ればでタンピン手を張ることになる。こうしておいての振り替わりを待つ。
これが今、一般的に行われている打法。

しかし私には、どうもこういうふうに即断して手を固めるのは惜しい気がする。
を引いた時点で打と直線的に進まず、ここで一旦、打と出て1シャンテンのままの進行。
を振り替えてイーペーコー、次にを引けば、図Fのようなリャンペーコーに移行できる。

図F

それを、を引いてテンパイし、即で受けると千載一遇のチャンスを逃す危険性がある。
麻雀は伸びる可能性にかけること。結果、強じんな勢いがつき、以後も相手を打ちのめすことができるという寸法なのだ。




4.リーチは最善の構えでかけよ

「リーチをかけていたんだから、しかたがない」
リーチをかけて振り込んだとき、決まってこんなことをいう雀士がずいぶんと多い。
だが、この言いぐさは笑止千万。リーチをかけたからこそ振り込んだのだ。

言葉の遊びではない。
リーチというのは自分のテンパイを知らせ、アガリ牌以外、危険牌をツモ切りすることだ。
だから、リーチは最善を尽くしてかけるものだ。

また、出やすい牌や相手に使えそうもない待ちになった場合、リーチをかけ「なんでこの待ちが出ないの?使えないのに」と言う人がいる。
これは身勝手な言い分だ。相手に使えなくても、リーチとなれば話は違ってくる。

逆に、出るべき牌が出てこないと、この待ちでは?と、警戒されることになる。
自分はウラをかいたつもりでも、その程度のことは相手も考えていることを忘れないことだ。

図G
 暗カン ドラ

5巡目にを暗カンしたあとが1枚も出ていない。
7巡目、ツモでテンパイ。東家は切りでリーチ。しかし、は出ない。

こんな手の場合はとし、図Hに示す形を想定して手を進めるべきなのだ。

図H
 暗カン




5.手牌4枚にオリなし

多くの実戦の中には、チー、ポンと出て、手牌が4枚しか残っていないというケースもよくある。
しかも、こんなときに限って、他家からリーチとこられる。
ところが一発でツモってきた牌が危険。さて、どうすべきか?考えることはない。

アガリたい事情があればこその3フーロだ。また、手詰まりになるのも承知のはず。
そうなれば絶対にオリる手はない。打ち込みを恐れず突っ張ることだ。

図I
 ポン ポン チー ドラ

この手にツモ。安全牌が1枚もなければ、居直りでを打つしかない。
だが、リーチ者の捨て牌、図Jの中に現物のがある。

図J

こういうケース、実戦でよく見られるのが、一発逃れのためにを打っていく弱気な人だ。
この後どうするつもりでこう打つのか?
どうしようとするのか。浮き牌になってしまったを。

次々に安全牌をツモってくる保証など、どこにもないのだ。
危険と思われる牌ばかりをツモることだってある。
そうなってからオロオロするぐらいなら、ここはから勝負しておくべきだ。

同じ放銃するにしても、突っ張っての打ち込みは納得できる。
オリて打ち込めば、完全にツキに見放されてしまうから怖いのだ。


      
 
 



執筆:灘 麻太郎  文中・敬称略

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