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立体麻雀その4

 


今回のテーマは『意識と訓練』

リーグ戦のとき、たまにこんな言葉を耳にする。
「こないだのリーグ戦以来の麻雀だったけど、新鮮に感じて逆に調子よくて浮いたよ」

なにか違和感がある。どこに?
新鮮に感じるのは本当かも知れないが、1ヶ月ぶりに牌をにぎるとツキでもたまるのだろうか?

まず、麻雀プロが、そんなに麻雀を打たなかった事によって起こった勝ち負けは、偶然にすぎない事。
確かに、日々麻雀牌にふれ、準備万端で臨んだリーグ戦での勝ち負けも偶然にすぎないかもしれない。
でも、僕みたいに不器用な人間は、「感覚」(勝負感や指先の感など)を大事にする。(決して謙遜とか、嫌味ではなく)。

だから実戦感覚を磨いておかないと、瞬間の反応が遅れる。
このミスで負けた時が一番後悔する。

ある、著名なピアニストが、
「1日練習を休むと、元に戻すのに3日かかります。1週間休むと1ヶ月かかります。」
と言っていたのを聞いた事がある。

その言葉が胸に響いた。
少なくとも、20代、30代の若き人達には、日々の稽古を怠らないで欲しいと思う。
それが一番上級者への近道だと思うから・・・。

今、幸運にも運営の仕事を手伝わせて頂いているので、自然と決勝戦など、全ての試合を観戦することができる。
そこで、まず最も顕著に表れるのは、対局者の稽古の差である。

打ち込んできた者と、打ち込みが不足している者。
これは、意外にもはっきり表れる。
もちろん決勝戦に残っている4名なので、全員、それなりの準備はしてきている。
それでも決勝戦の卓上は、かなり異質なものある。

経験、精神力とモチベーションが最も大事なファクターだが、それを100%引き出せるのは、やはり研ぎ澄まされた感覚だろう。
人それぞれだろうが、この感覚の準備を整えてきた者が、栄冠を勝ち取っているように思える。

要は、僕なんかは稽古不足なんですよ(笑)

ケース4

第25期十段戦 1回戦東1局

     

上図を見て頂きたい。
決勝のオープニングゲームの東1局。
この場面の前原プロ(以降敬称略)のチーを、皆さんはどう捉えますか?

     

その後、もチーして、-待ちのテンパイを前原は入れるが、北家の大場が前原から3,900のアガりとなる。
悪手にも見られるが、前原はこの後も積極的に仕掛けて行き、結局はトップを取る。
観戦記にも書いたが、ワザとやっているのである。

最初の牌譜であるチーの場面、8割の人が大事な決勝戦の開局、ピンフ、一気通貫、ドラドラを最高形として、とりあえずこのは見送りそうである。
そして、この後の放銃で「あーやっちまった」ぐらいに思うかもしれない。
しかし前原は、この後も悪びれることなく、役牌1鳴きバックなど、仕掛けを多用するのである。

これは、明らかに稽古による反応だと思う。
打ち込みが充分できていなければ、なかなか出来ない。
もちろん鳴きがいいわけではなく、戦い方のビジョンがしっかりできている所が凄いのである。



ステップ4

『努力に勝る天才なし』

もう、ジジイみたいで嫌なんですが、若手のみなさん。
もっと麻雀をした方がいいですよ。
僕は、麻雀はそこそこやっているので、精神修行が必要ですけど…(汗)





執筆:瀬戸熊 直樹
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