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立体麻雀その3

 


今回のテーマは「相反する二面性」について。

「相反する二面性」とは?
これは、麻雀や勝負事にかかす事の出来ない永遠のテーマである。

この言葉は、私自身が考えた言葉なので、使い方が正しいのかどうかも定かでない。
ここ5年程、嫌というくらい麻雀を打ったり観たりし、その度に麻雀や勝負事の理不尽な部分を数多く目にしてきた。
そして最近、この「相反する二面性」と上手く付き合うことが、麻雀を極める近道なのではないかと思うようになった。
一番よくある場面から、具体的に示して考えてみよう。

さて、あなたならどうしますか?

オーラスの西家で、持ち点は、26.000点。 
他家の点棒状況は、東家34.000点・南家39.000点・北家21.000点。(連盟Aルール)

例えば、8巡目に下図のテンパイを入れたとしよう。

 ドラ

その前巡に、ラス目の北家がリーチときている。

捨て牌 
       リーチ

設定を少し詳しくするなら、リーグ戦の第3節で、初戦のオーラスとする。
連盟Aルールでは、30.000点を基準とした順位点になっているので、浮きに回るためには、「リーチを打って、でアガる」ことが条件となる。


いい結果の分類としては、
・リーチを打ってで出アガる(浮く)
・リーチを打ってをツモアがる(浮いて2着になる)
など・・・。


悪い結果の分類としては、
・リーチを打ったが為に、他家にを止められ、あげく北家(リーチ者)にアガられる。(ラスになったり、失点が大きくなったりする)
・ダマテンにして、をひょっこりツモってしまった場合、浮かずそのまま3着。
・ダマテンにして、を北家がもってきた場合。(リーチをしていれば、3.900点で浮きだったのに・・)
など・・・。


まあ、これは例題なので、浮こうが浮くまいがささいな事かもしれないし、ラスになろうが3着のままだろうがのちに大きく影響しないかもしれないが、こういったオーラスの表が裏かみたいな結果は、麻雀をしていればいやでも毎回のように起こる。

ようは私が言いたいのは、この場面でどういった心理で向かわなければならないのかと言うこと。
以前の私なら、リーチ9割だったように思う。
しかし近年は、ダマテンにして他家からの出アガりや、ツモって浮かずも受け入れるようになった。(もちろんツモが確信できる時はリーチだが・・・)
それは、常に物事の裏と表を考えるようになったから。

「陰と陽」、愛情と憎悪が紙一重だったり、外で陽気な人ほど家の中では物静かだったり、ある出来事の多くは反対の結末や結果と隣り合わせとなっていることが多い。
麻雀はとくにその連続であり、1つの打牌判断がさまざまな結果をもたらす。
大事なのは、自分の意識(結果や中間点)を1局単位にするか、半荘単位にするか、1日単位にするか、あるいはもっと大きく持つのかと言うこと。

そして、その目標のために、一打、一局をそのことに結び付けて行くことである。
一打、一局を「点」として捉えるのではなく、「線」で引っ張って、局面を「点」で捉えなくてはならない。


ケース3

第25期鳳凰位決定戦2回戦、南3局1本場。


さて、前原プロ(以降敬称略)のこのリーチ、みなさんどう思いますか?

捨て牌が、、さあ、字牌は危ないですよ、といったリーチ(笑)

空振れば後悔しそうなリーチ。
だが、前原にとっては鳳凰位を獲るために、打つべくして打ったリーチだと思う。

全18回戦の2回戦目、例え親の役満が出ようと、それは決して勝因にはならない場面。
しかし、前原はこの時点でこのリーチをツモりあげ、それを対戦相手3人に見せるという行為が、タイトルに通じていると分かっているからこそのリーチである。

前述したように、「線で繋げて、点で叩く」という行為である。
結果は二の次なのである。
例えこの局が失敗したとしても、この「前原の麻雀」をし続ける事が、「線」となり、鳳凰位という「点」に繋がるのである。

この1局だけを見ているならば、「ダマでも充分でしょう」「ひょっとしたら、柴田プロから、(南)が出たかも」
など、色々意見はあるでしょうが、これは前原が「相反する二面性」を充分ふまえた上でのアガりだからこそ、価値あるものとなり、2日目、3日目の因果関係に繋がっていくのである。


ステップ3

「すべての物事、出来事には常に表と裏があるということを認識すること」

大負けは、大勝ちへのプロローグなり〜







執筆:瀬戸熊 直樹
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