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立体麻雀その2

 


昨夏、前原雄大プロ(以降敬称略)の圧勝で幕を閉じた、第25期十段戦。
またその季節となりましたねえ。

昨年、観戦記を書きながら、来年自分が挑戦した時の秘策をいろいろ練っていたのですが、弱すぎる私は九段戦で敗退(涙)。
秘策は、今年の鳳凰位にとっておきます(笑)。
まあ、そのステージに自分が立てるか微妙ですけど・・・・・。


ケース2

第25期十段戦決勝、7回戦南2局。
6回戦までを終え、2位に50Pの差をつけて迎えた7回戦。

この十段戦で、最大のヤマ場がおとずれます。
ここで、前原がトップを取るようだと、八割方、優勝が決まる為、他の人はなんとしても、前原のトップだけは阻止したいところ。
しかし、そんな周囲の思惑を打ち消すかのごとく、東場、苦戦しながらも、徐々に自分のペースに持ち込んだ前原。
トップ目に立った親番。
ついに18番、伝家の宝刀のリーチがでます。

          

一発、ウラドラなしのこのルールで全ての状況を踏まえた上、この手牌をもっとも効果的な作品に仕上げています。
(詳しくは第25期十段戦観戦記参照)

プロ同士の戦い、特にタイトル戦決勝や、A汽蝓璽阿寮錣い任蓮⊂手先の技術よりも大事なことは、
いかにして相手の心を折るようなアガりを連発させ、自分の体勢をつくり、自分のペースにするか、この1点に集約されます。

この1局は、そういった意味では、前原雄大作品の中では、僕のもっとも気に入ってる1局となりました。  
逆に、対戦している方から言えば、この1局にいたるまでの経過のどこかで、このアガりを阻止しなければいけなかったということなのです。

このリーチの何処が凄いのかというと、

が枯れてるとは言え、手変わりが残されているのに、リーチ(1枚切れのカンチャンで)を打ったところ。
しかも、即リーチでなければ、意味がない。(前回話したように、1回まわすと相手にバレる)。

結果として、一発(一発はないが)で、ツモりあげる事により、相手に最高の心理的ダメージを与えている。(高い手よりも、余程効果がある)。

今期の十段戦、ディフェンディングの前原はもちろん、心理戦では、最高の策士、荒正義が登場します。
荒の凄さは、とにかく人間観察力がずば抜けている所です。
この二人は、ともに相手の長所も短所も知りつくしている仲。

そして、後の3人のプロ。
吉田・板川・大橋もよく相手のスタイルを解っています。
5人全員が、お互いの必殺技をよく知っているんですよね。

いかに自分が必殺技をだすか。
この1点に焦点はあるのではないかと思います。
皆さん、お楽しみに。


ステップ2

「麻雀はいかにして、自分の勝ちパターンに持ち込めるか、それまでの過程が一番大事」

これからは、常に相手が考えている事を考えて見て下さい。
少しずつ場の見え方が変わるはずです。
それを経て、最終的には自分をしっかり持つ事が、最も大切とわかると理想的です。

次回はこの立体麻雀の最大の鍵、「相反する二面性」にせまります。

必見ですよ(笑)。

(※この原稿は第26期十段戦決勝以前に執筆されたものです)









執筆:瀬戸熊 直樹

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