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受けと危機意識

 


今回は、受けと危機意識について、ロン2の実戦譜から抜き出して解説していきたい。


東2局の北家10巡目、上家からリーチが掛かった直後、ツモでの局面。
1巡前にが捨ててあり、9巡目も全く同じ形からを切った事になる。
自分の手牌だけを考えれば同じように切りが一番広い受けであるが、状況は異なる。 リーチが掛かっていて、しかも一発目なのだ。
攻めて行くなら切りだが、ここは受けの手筋の切りが正解。
自由に何でも切っていい状況ではなくなったのだ。ここからは‘受け’に回る事になる。
ただし、切りの後、--が入れば一転して攻めに出られる。バランスのいい打ち筋だ。
場の状況に合わせて進む事が重要で、放銃を避けながら手作りしていくべき。
特にリーチに対しての一発目は尚更なのは言うまでもない。


 

東1局1本場の南家7巡目、ツモの局面。
5巡目に親である上家からのリーチが掛かっている。
やや変則的にも見えるリーチだが、ここで切る牌は
は現物安全牌だが、今切ってしまうとの近くの牌をツモった時に身動きが取れなくなる。
受けに回った以上、戦いに挑んでいくには、十分な形になってからだ。
シャンテン数を減らし、テンパイに突き進む事ではない。

この牌姿から考えられる十分な手は、345の三色やドラ入りのタンヤオピンフ。
そこまで育ててから攻めて行くべきで、それまではゆったりと構えなくてはならない。

巡目が早いと言う事は、残りツモの枚数がまだ多い事になる。
変化のパターンも同じく多いと言える。
現物安全牌であっても将来の大物手のタネと考え、特に中張牌は残しておくべきなのだ。


 

流局した1局だが、最終形を見ていただきたい。
海底ツモ牌がドラの、打でノーテン終局となった。
結果的に親のアタリ牌のドラのを止めてオリになったのだが、その事だけではない。
対面が序盤からマンズの一色手で、終局間際の親からのリーチもある。
見渡す限り危険がいっぱいで、たとえ-待ちでテンパイしていても、リーチなどとんでもないと感じた。
ツモで三色になっても同じ事で、やはりリーチとしてはならない。
これが危機意識だ。

テンパイはしているが、危険牌を持ってきたらオリに回る覚悟でヤミテンに受けた。
テンパイながら、受けに回っているとも言える。

危機意識をしっかり持っていると、不用意で危ないリーチを掛けなくても済む。
テンパイだからというだけの理由でリーチすると、今回の場合などは、海底で親にドラを放銃する事となる。
自由に突き進んでいい場面と、そうではなく慎重に構えなくてはならない局面の違いを把握する事が重要なのだ。

ただし、この場面には補足が必要。
最終ツモの前、上家の親がツモ切ったでチーして打としていれば、テンパイ料には有り付けていた。
これは、ロン2ルールでスジの食い換えが認められていること、
また、チーによって最終ツモが巡る下家がノーテン気配であること、
以上の条件が揃っている特殊なケースであるため、あまり参考にならないかもしれないが、
この場面においては鳴く手もある。


 

東風戦ラス前の北家で、ツモの局面。
下家の親がピンズ一直線、対面がマンズだ。
メンツがシュンツに伸びないで暗刻になったり、七対子やトイトイが多くなるのを『トイツ場』と呼ぶのに対し、
複数が一色手を目指す場を『寄り場』と呼ぶ。
比較的多く発生するが、こんな場合は気をつけなくてはならない。

1種類だけを集めようとしているのだから、それ以外の2種類の牌は切り出す事になる。
複数が同じ種類に進む場合もあるが、たいがいは違う色に染める事になる。
ピンズに染めればマンズとソウズは全て切るし、マンズならピンズとソウズは不要だ。
ピンズとマンズの一色手がぶつかれば、自然に展開が早くなる。
なぜなら、自分の不要な牌が相手にとって必要な牌だからだ。
要するに、鳴き合戦になる。
3人以上が一色手をやり始めると、あっという間にポン・チーでみんなの手が短くなる。
流局の可能性も限りなく低い。

さて、ツモから何を切るか?
ドラが暗刻なのでピンズや字牌を切りたくなるかもしれないが、ここは切り。受けに回らざるを得ない。

と、全てを捨てたのでは、相手にただ協力するだけの事だし、
全部切ってアガるなんて事を考える方が甘いと言える。
たとえドラが暗刻であっても、ソウズ切りで凌いで行くしかない。


同局、終盤になってのツモでの局面。
ソウズ切りで粘っているうちに、こんな形になった。
親の手牌が以外なら、で打ち込んでも安手となる。
ここまでくれば切りの勝負に出ても良しとすべきだ。
切りのテンパイ取りはいただけないが、ならギリギリ勝負できる。
受けに回っていた手が、苦しい形だが攻めに転換できたと言う事。
を切らないでテンパイにこぎつけた事が、受け切った感触にもつながっている。

 ロン

次巡、親からが切り出されアガる事ができた。
中盤のソウズ切りで粘った事が、アガリに結びついたと言える。

受けに回るとアガる確率は低くなる。
しかし、それは放銃を避ける為の方法なので致し方ない。

ただ、まれにきっちり受けているとアガれる事もある。
ここでのアガリの意味は大きい。

この後で大爆発するパターンも多く、決して今後の戦いのマイナスにはならない。

守備に回るとなかなかアガリには結びつかないが、
守り切ってのアガリはアガリ点以上に大きな意義があると考えていただきたい。






 
日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト 『ロン2』





文責:石崎 洋

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