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雀力アップ

受けて守って

 

私が麻雀を覚えたのは、中学一年生の夏休み。
小学校の教員をしていた父親の手ほどきで家庭麻雀を始めたのがきっかけだった。

以来、休みの度に父親に家庭麻雀をせがむようになり、高校に入ると専門誌や戦術書を片っ端から読み漁っては実戦で試すという繰り返しで、日々麻雀にのめり込んでいった。
県内でも名門の進学校ではあったが、学業はそっちのけ、教科書は机の上に置きっ放しで、カバンの中身は麻雀の本だけの毎日。
いつしか同級生や先輩相手では物足りなくなり、更なる強敵を求めて街へと出向くようになっていた。


この頃から、おぼろげながら麻雀プロとして生計を立てていくことを夢見ていたようである。


幸いなことに、今日まで何とか麻雀に関する仕事で生きてこられたので、この夢は叶ったとも言えるが、
最強の打ち手になりたいという夢は、未だに成就していない。



そんな私の雀風は、守備型と言われている。

本人は自在型を目指しているつもりなのだが、
プロ連盟の中で最もリーチや仕掛けが少ないと思われ、大半の局面で受けに回っている私は、やはり完全に守備型であろう。

私は覚えたての頃から運任せのメクリ勝負が嫌いで、
自分がアガることより相手にアガらせないことや鳴かせないことに比重を置くタイプだった。
そのためにはどうすればいいかを常に考えながら、39年間麻雀を打ってきた。


プロ連盟に入ってから、小島先生や荒プロ、伊藤プロから
「もう少し強く攻めたほうがいいんじゃない?」
と言われたことがある。
実力も実績もある方々からのアドバイスだけに重みがあり、私も本来より強気のスタイルを何度か試してみたが、
やはり攻撃型は向いていないのか、しっくり来なかった。
やはり、受けているほうが安心するし、落ち着いて打てるのだ。



現在、私がプロリーグに出場し始めてから22期目のシーズンを迎えている。
これまで降級したのは、初めてA1に昇級した年の一回だけ(下から三番目で入れ替え戦で負け)。
A2が9期、A1が8期目、Aリーグに所属して通算17期目となった。
頑なに貫いてきた受けのスタイルのおかげで安定してAクラスに居続けられていると思っているが、
タイトルを獲ることに関しては、今まで決勝進出8回のうち優勝できたのは、その中で一番小さなチャンピオンズリーグが一度だけ。
決勝戦でアタマを獲る麻雀は、未だに暗中模索気味だ。
攻撃型のほうがタイトルを獲りやすいとは思うが、私は自分のスタイルをもっと昇華させてタイトルを何個も獲れる打ち手になりたいのである。



この度、この雀力アップ上級編、主に私の特長でもある受けや守りについての戦術を書くように、との原稿連載を依頼された。
酒を飲みながらの麻雀話なら朝まででも喋っていられるが、私の拙い文章力では全てが上手く伝わるがどうか心配ではあります。
それでも、何とか皆さんの雀力アップ向上の参考になるように、思いつくままに掻い摘んで書いていくつもりですので、宜しくお付き合い願います。

但し、私の麻雀を付け焼刃に真似すると、麻雀が弱くなります。
なぜなら、同じ程度の下手同士なら、強気に攻めるほうが有利だからです。

それでも、本物のAクラスの打ち手になりたければ、しっかりした受けと守りを身に付けてください。
一時の勢いだけで攻め続けても、やがては不調期が訪れます。
長い間トップクラスをキープし続けている一流の打ち手は皆、攻めも守りも含め、全ての基本的麻雀力を備えた上で自分のスタイルを持ち、
それを表現しながら結果を残してきているのです。


「ボンクラ」という言葉があります。
これは博打場から発生した言葉で、丁半や手本引き等の賭場の盆の上が全く読めていない、見えていない、盆が暗い→「ボンクラ」という意味です。

下位リーグを観戦していると、このボンクラな輩が本当に多い。
場況が全然見えていなくて、自分の手牌や点棒の都合だけで麻雀を打っているから、
引かなくていい場面でオリてアガり損なったり、引くべき場面で無用な放銃をしたり鳴かせたり・・・。
そういう場面を度々目撃し、悲しくなります。
プロとして麻雀を打つならば、常に高いプロ意識を持って、一打一打きちんと説明できる打牌をしましょう。


次回からは、受けと守りについて具体的なことを書いていきたいと思います。

今回は、このあたりで。








文責:藤原 隆弘 

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