日本プロ麻雀連盟
第二回天空麻雀
日本プロ麻雀連盟HOME 日本プロ麻雀連盟のご案内 牌譜データサービス ロン2のご案内 タイトル戦のご案内 インフォメーション プロ雀士情報 雀力アップ
ホーム雀力アップ上級 >麻雀の芸 その2

雀力アップ

麻雀の芸 その2

 

麻雀は、攻めも芸なら守りも芸である。どちらが勝るかなど論外だ。
どちらがではなく、どちらも麻雀には重要なのである。
ただ大事なのは、攻めも守りも一本槍ではいけないということである。
一芸を貫き、磨き上げるのは大事である。
しかし、そこに芸の幅がなければ、こちらの動きは相手の視界の範疇にある。
すぐに読まれる。これでは勝てない。
攻めには攻めの緩急が必要なのである。


 ツモ ドラ

上図の手は、一回戦の東1局12巡目で親の私の手だ。
ここで三色高めのを引いたなら、打牌は切りの一手だ。他はない。
ただ問題は、リーチかダマテンかの構えにあるのだ。
河の状況はは初物では二丁切られていた。
また、場の空気は運も手探りの開局だけに打牌には皆、慎重さがあった。そこでその空気を察知し、私はダマテン策を取ったのである。

むろんリーチもあるだろう。しかし、はダブル風でしかも親、はマンズの裏スジだしとても出アガリは望めない。ツモは残り6回、はいるかも知れぬが、むしろ絞られている公算の方が大である。
しかしダマならば、手が進めばポロリとこぼれる可能性がある。ダマで7.700あれば十分だ。
このアガリを足がかりに勢いを引き寄せる。これがこの時、私の描いた構想である。

ところがどっこい、次のツモがあろうことかの六だったのである。

 ツモ

私はこのを暗カンし、即リーチをかけた。



(リーチ)

 アンカン

麻雀に裏目は付きものである。ここで1.000点オールをアガリ、次の手を待つ手もむろんある。
いや、その方が流れに逆らわずむしろ自然といえるだろう。

では、何故アガらなかったのか。
私の考えはこうである。
このアガリ手を見せれば相手にゆとりが生まれる。それが癪なのである。
リーチなら安目でも一発で4.000オールだ。相手は助かったと思うに違いない。

次に、麻雀はある意味で相手と自分のイメージ戦争である。
さて、ここが大事。
そのインパクトは強ければ強いほど相手の記憶に残るはずである。
もちろん相手だってバカではない。こちらの雀風に合わせ、次に何がしかの対策を講じてくるだろう。

しかし、その時にはこちらも打ち方を変え、今度は違う自分を見せるのである。
攻めもそう、守りもそうである。
緩急を付け、新しいイメージ作りだ。イメージを作っては壊し、作っては壊しである。
攻めはいわば、刃の切っ先。相手に見えぬ方が有利である。


実戦の経過は、西家から一発で三枚目のが出てきた。
しかも手出し。おそらくオリ打ち・・・。
カンドラと裏ドラが乗っての親の倍満。
出来過ぎ感、無きにしもあらずだが、相手三人に与えたインパクトは強かったはずである。

かと思えばメンタンピン、地獄の字牌タンキ、ダイレクトな引っ掛けリーチ。さらにダマテン。
攻めに緩急を付ければ、こちらに対する危険牌は増すのが道理だ。アレも切れないコレも切れないである。

相手のオリが一歩早くなればこちらは断然有利だ。これもまた、麻雀の芸である。








文責:荒 正義 

ページトップ
麻雀格闘倶楽部 好評稼働中!
モンド21麻雀プロリーグ
GyaOバナー白
ALRAN
モンド21麻雀プロリーグ
麻雀格闘部呂倶
日本プロ麻雀連盟メールマガジン
トップページ牌画の利用について引用・リンクについて広告についてよくあるご質問お問い合わせサイトマップ
日本プロ麻雀連盟
Copyright 1997-2010 Japan Professional Mahjong League. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.
ma-jan.or.jpの記事・写真等の無断転載はお断りします。