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見極めと配慮

 


その昔、剣術者・宮本武蔵は間合いの瞬時に相手の力量を見抜く達人であった。

この能力は、麻雀においても必要であると私は考える。
配牌の取り方、牌を捨てる所作、目配りを見ながら、初手合いの相手が如何ほどの打ち手なのかを瞬時に見極めなければならない。

そして局が進むにつれ、ロンした時に開けられた手牌と捨て牌を合わせて、相手が手役志向型か、牌効率重視型かを判断し、その後の戦い方を決めて行くのだ。

最近、私はよく麻雀格闘倶楽部をプレイしている。
最初の頃は成績が芳しくなかったが、最近ようやく勝率が良くなってきた。

その理由を自分なりに考えてみたが、それはおそらく、相手に合わせられるようになったからだろう。

麻雀格闘部倶楽部はランク分けがあって、やはりランクによっては麻雀の質に差が生じている。
例えばB1グループには初段前後の方が多く、このクラスでは、前に出てくる攻撃型が多いといえる。
鳴き派の私としては、何でも鳴けてしまうので、とてもやりやすい。

いわゆる初心者クラスの打ち手は自分の手中心で、自分がアガりたいが為に不要牌は何でも切り飛ばしてくる。
それらの牌を幾らでも拾えれば、その恩恵を授かった人間がアガれるのは当然である。

例えば、こんな牌姿のとき、

 ドラ

第1ツモを切り、ツモでの二枚切り、ホンイツへまっしぐらだ。
が出てポンしてイーシャンテン、そこへもすぐ出てポンが出来、

 ポン ポン

カンの待ち。そこへが出てきたのでポンして待ち変え、最後はがあっさり出て満貫。
ビギナークラスだと、こんな待ち変えもアリである。

しかし、これが上級者になると、ポンで捨て牌が、



と並んでいるところへ、はめったに出てこない。
まして、ピンズの染め屋をやっているなら、染め屋に見せない捨て牌作りをしなければならない。

まず、一枚目のはスルー、そして第1ツモからとたて続けにツモってきているならば、河に策を施し、



と並べる工夫が必要である。

上級者が下家の染め手に甘い牌を二つも三つも降ろしてくれるかというと、まずありえない。
仕掛け倒れするのが関の山である。
上級者相手には、満貫クラスの手が入ったらチーテン、ポンテンが理想である。

或る年の鳳凰位決定戦で、こんなことがあった。
最終日、あと半荘2回を残して、勝負手が来た。

南2局の親番、ドラがで2枚入っている、こんな牌姿であった。


捨て牌が、



こんな形で、待ちはカンである。
これがあっさりと一発で出て7.700。
二日間戦ってきて、5切りのカン2待ちなど、リーチを掛けてもまず出てこない。

こんな時に頭をよぎったのは、1、7切りの絞りカンチャンのスジ待ち。
この時は、最初からこの最終形を想定して捨て牌作りをしたのである。

上級者は、端寄りのスジ引っ掛けは、まず出てこない。
そんなときに実践したのがこの戦略だった。
この和了りがその後の親での猛連荘を呼ぶきっかけになり、苦しい戦いながらも優勝することができたのである。

いつも同じ構えをしていたら、相手に読み切られてしまう。
そのため、たくさんの引き出しを持っていたほうが有利である。
相手に読まれない戦法が、ここ一番で勝つ秘訣である。

いつも同じ仲間や下手な人とばかり打っていると、甘い牌とかいらない牌を切り飛ばしてくるから、そんな中で常勝していても、ちっとも上達しない。

自分が上級者になろうと思うなら、もっとレベルの高い人たちと打ったり、他流試合(フリー店など)をするのが上達への近道である。

最近、私の麻雀を後ろで見ている人に、
「古川さんの麻雀はサーファーが波乗りをしているような麻雀ですね」
と言われた。

いつもポン・チーとやりながら、常に2フーロ3フーロして4cm(手牌が四枚の状態)で打ち回している光景を見て、そう思われたのだろう。

私はこのネーミングが気に入ったので、次回から「サーフィン打法」と名付けて、私独自の戦術を披露していきたいと思います。

 








文責:古川 孝次  

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