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未だ道遥かなり

(執筆:前原 雄大)

 

5月22日に行われた、ロン2リアル麻雀大会が盛況の中終了し、その打ち上げの席でのこと。
ボックスシートに座っていたのは、佐々木寿人、滝沢和典、猿川真寿と私である。

普通、打ち上げの席では、お互いの近況報告とかするものであるが、
彼らの場合、まったくと言っていいほどそういう類いの話にはならない。

「麻雀以外、話すことはないのか?君たちは」

「我々麻雀プロが、麻雀以外のことを話すことはありません・・・それは堕落以外の何物でもないでしょう!」

______言われてみればその通りなのである。

滝沢あたりはビールも飲まない。

「どうしたの?」

「いや、この後麻雀を打ちに行こうか迷っているんです。」

「今日はロン2の麻雀大会で疲れてないの?」

「いや、最近麻雀の調子がいいんで、その感触を忘れたくないんです・・1日でも打たない日があるとその感触を忘れそうで・・・」

さすがである。

私は1枚の紙にある牌姿を記した。
東4局2本場、前局までの流れは、3人テンパイ、2人テンパイで迎えた今局。
親番で配牌は、

 ドラ

こうで8巡目に、

 ツモ

こうなり、ツモときた。

猿川「普通は打でしょ」

寿人「ホンイツも視野に入れて打かな?」

滝沢「あ、これって瀬戸熊さんが書いたA1リーグのレポートに載っていたやつじゃないですか?」

「そうなんだけど、もう少し場況を記すと、上家と下家に手出しでが1枚ずつ切られていて、対面が4巡目に手牌の左4枚目からを打ち出してきたんだ」

「なるほど」

が固められていると読んだわけですね」

「確信していた訳じゃないけど、ただ、ここまでの親番の迎え方がそう悪いものじゃなかったから、本線をホンイツに大きく構えようと考えていたんだ」

「その時の状況にもよるんだけど、--を引き込んで当てにならない、-のリーチを打つよりも、
のシャンポンか、ソーズを伸ばした方が良いように思えた」

 ツモ

結果は、この形でアガった。

やはり、相手の第一打牌からきちんと見て、相手の手牌構成、手牌分布図を想定することは大切なことである。
この親番は、結局7本場まで積み上げたのだが、万が一、打としたら、テンパイは組めるものの-は山にたった1枚しかなかった。
多分、連荘はかなわなかったように思える。

麻雀は、自分の手牌だけで打つものではなく、相手の手牌構成を読み、尚且つ、態勢に合わせて打つべきものである。
大切なのは自分の状態で打つということである。

7本場は、私が上家への放銃で終わっている。

東4局7本場、配牌。

 ドラ

この手牌が10巡目には、

ここまで育ったが、12巡目にをツモ切りヤミテンのピンフに放銃している。
場面には、が既に2枚出ており致し方ない放銃にも思えるが、終局時、牌を卓に落とす時に次巡の私のツモ牌がだったのが見えた。

テンパイが入っても、やはりが枯れている以上、で放銃していたかもしれない。
ただ、結果よりも7本場まで積み上げた以上、手厚く構え、ドラとはいえを打ち出せる態勢にはあったように思う。

堪えるべき局面ではどこまでも頭を下げ、羽ばたくべき局面ではどこまでも押すのが私の麻雀だと考える。
未だ道遥かなりということである。







執筆:前原 雄大

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