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一手先

 



先日行われた、長いようで短い3日間の鳳凰位決定戦も終わり、この中級講座は早くも第3回となりました。
今年度のリーグ戦に関して言えば、イメージ通りにまとまりすぎたけれど、やはり鳳凰戦は全く違う。
3日間で浮けばいいわけでもなく、相手3人に勝たなくてはいけないわけで、相手と自分の位置関係をもっと意識しなくてはいけない。
やっぱり「勝つ」ってことは難しい。日々修行である。

今回は「一手先」ということをテーマに書かせていただきます。
以前、後輩のプロにこんな話をしたことがありました。

「配牌をとる前に、その局の方針をある程度決めておくといいよ」

自分は特にそうですが、方針を決めてそれにマッチした手牌が来たら、その方針の通り打てばいい。
もちろん、途中にはまた分岐がくるだろう。だが、ある程度の分岐も想定して打つ。
つまり、配牌をもらってから考えるのでは遅いということである。

昨年の鳳凰戦から、自分の例を挙げてみましょう。


東1局は、前原プロからのリーチが入り、朝武プロと2人テンパイで流局。
東2局1本場、前原プロの親で、古川プロからリーチ。
私はそのをポンして、1,000点をアガる。いたって普通である。

ただ、この局の方針がマッチしただけである。
この局は軽い手が来れば動き、子方同士のテンパイ勝負は全部行くと決めていたからである。
私と古川プロとで決着がつくのは、前原プロとしても良い思いではないであろう。

自分が何もできないで終わるのだけは、一番よくないと手牌をもらう前から思っていた。

ただ、その方針も見誤ると痛い思いをする。



局面を見誤るとは、まさにこのことである。

結果は、私から前原プロへの11,600放銃。
この半荘は、35,000→22,000→28,000と、自分の持点が安定せず、ふらふらの状態でこのテンパイ。
この局の方針は、抑えて手が出せそうだったら行こうと思っていた。
簡単に言うと、逃げ腰でのパンチ・・・。

そんな思惑でのドラが出る可能性が唯一あるツモ
点数的にも敵は古川プロだから、前原プロとの勝負は、ピンフテンパイのみで無駄な力を使うから分が悪い。
たとえ私がこの手をアガっても、得をするのは古川プロ。
悔しいけど、ただアガりたいだけ?と言われても否定できません。

この局、いや南入以降は残り少ない局を使って、35,000点以上を狙える手作りをすること、
それが自分にとってプラスであって、相手にとってマイナスになる。
それが強さであると思う。

そして、ここで11,600を放銃するということは、先を見越せなくなることも・・・。
先を見ていないこの打牌を、今後の自分の糧にするためにも、ここで例としてあげさせて頂きました。

一手先、いや、それ以上先の戦い方を読むのがプロだと。
やはり日々修行である。

 





執筆:柴田 弘幸

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