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思考

 


麻雀を打っている時、皆さんはどういう事を考えているだろうか?
今回は、自分が状況に応じて考えている事について書きたいと思います。




これは4月に行われた、公開対局の牌譜である。
対戦相手は、安定感では連盟癸韻梁崎誠プロ。
読みに関して、非常に精度の高い勝又健志プロ。
相手はどう思っているか分からないが、ライバルの佐々木寿人プロ。
この4人の対局から、自分の思考を探って行きたい。

佐々木プロが、頭一つ抜け出した東3局1本場、自分の配牌は、

 ドラ

人によって印象は違うだろうが、自分にとってはいい配牌に感じる。
1番の理由はドラターツがリャンメンであること。
字牌以外のヤオチュウ牌がしかない事で、メンタンピンになりやすく有効牌が多い。
後、3ターツしかなく、入り方によってはメンタンピン三色まで見えることだろう。




ここで1シャンテンになる。

 ツモ

素直にを引いたら立直。
が入ったら、三色の手変わりを待ってダマテンにしようと思っていた。
は、場に4枚飛んでいるが、見た感じ悪くなさそうに見える。

下家の沢崎プロは、一見ピンズのホンイツに見えるが、の牌を切っていないので、ホンイツの可能性は低い。
ホンイツなら、場にしか出てない事から、怖いのはタテだと感じる。

次巡ツモ。

 ツモ

一見、受け入れが広くなってよさそうに思えるが、先にを引いて-になったとしても、
場を見る限りいい待ちとは思えない。
アガれる時は、先にを引いてを引くものだと思っている。





自分の手牌が変化したところで、沢崎プロからのチーがはいる。
そして切り。
このリャンメンチーと切りをどう見るか、自分はテンパイだと思っていた。
問題は切りである。

もう一度、場を見てほしい。
自分の目からは2枚、2枚、1枚、が3枚見えていた。
その前に、5巡ツモ切りが続いていたことから、関連牌と考えるのが普通だろう。
自分が想像した形はこの2通りだった。

 チー 打

 チー 打

相手が沢崎プロということもあり、345の三色の確率は高いと思っていた。
しかし、どちらの形もなくはないが違和感がある。

先の形ならが5枚見えているし、ツモなら跳満になるのでシャンポンに受けそうであるし、
後の形ならどっしりした麻雀を打つ沢崎プロがやることとは考えにくいからである。
よって、これだ!という形は見えてこなかった。

12巡目。

次巡、更にヒントが増える。手出し切り。
この瞬間、自分の中では謎が解けた。

からだと、チーして1シャンテンで、何か(も含む)が入って切り。
だから、本命はカンだと思っていた。
実際の形は違っていたが。

15巡目。

自分にテンパイが入る。

 ツモ

。自分に落胆する・・
切りの後に、手出しで読みが分からなくなったこと。
が、まだ山に1枚いそうだなと思ったこと。
それがあったとしても、自分の読みがここまであった以上、絶対切ってはいけなかった。
相手というよりは、麻雀を舐めている行為に他ならないからである。

次巡、を切ってしまう自分はを止められるはずもなく、11.600の放銃で終局となった。
強くなりたいと思う気持ちがあるのなら、1局の中でもこれぐらいのことは考えて打たなくてはならないと思う。

麻雀は、理論だけで勝ち負けが決まるゲームだとは思っていませんが、今まで書いてきたことが当たり前に理解し出来て、初めて理論外のことが出来るものだと自分は思っています。

今回で、自分の講座は終わりになります。
読んでくれた人、ありがとうございます。
そして、1つでもその人の成長に役立てられたらと思います。




 
日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト 『ロン2』





執筆:猿川 真寿

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