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読みを信じる

 


私は、自分の読みを信じて、普通ならそんな危ない牌切らないでしょ、という牌を切ることがある。
今回は、そのときのお話。

まずは、先月の十段戦の四段戦でのこと。

十段戦のシステムはトーナメント(卓の4人中、上位2人勝ち残り)なので、
勝負手が入ったときは決めに行くが、基本的には無理をしないのが普通の戦い方である。


それは、半荘4回勝負の1回戦でのことだった。
7000点ほど沈んでいる南1局の西家、ドラは

捨牌

東家
   
南家
   
西家
   
北家
   

 

このときは、対面の親がをポンしてソーズのホンイツ模様であった。
そんな中、第1打から「国士?チャンタ?チートイツ?」のような中張牌ばかり切っていた上家が、ドラ含みのカンをチーして打
このに親からポンの声が掛かり、河にが放たれた。

そのとき私の牌姿は、

かなり楽しみな手牌ではあるが、親と上家の 仕掛けを考えたら、辺りを落として行くのが普通の応手であろう。
だが、私の選択は、親が切ったをポンしての打中であった。

を鳴いている親に向かってを切るという行為は、傍目から見たら狂気の沙汰に映っただろう。
しかし、この打牌は、私なりの読みを入れた上でのものであった。

この打の理由は、まず第一に、親が早々とリャンメンターツを外したこと。
この時点で、かなり早い手牌か手役を狙っていることがわかる。
その後の捨牌に手出しが多かったことから手役狙い、つまりソウズのホンイツ狙いであると推測できる。
もし大三元ならば何よりもスピードが欲しいはずなので、少なくとも序盤にはその種がなかったことがわかる。


第二に、南家の仕掛けと捨牌である。
この時点から形テン狙いでを勝負するということは考えづらい。
何らかの役があるはずだが、この捨牌からはタンヤオ、ホンイツ、三色の可能性は極めて低い。
となれば、残されたファン牌であるが南家の役である可能性が高い。

以上二点の理由から、私は涼しい顔をしてを切ったのだ。

結果、このはやはり上家がポン。
しかし親が二役ホンイツの4,000オールをツモり、私の手牌は役満へと変化することもなく実らなかった。







次は、先日のプロリーグ第3節のことだ。

トップ目で迎えた南1局の北家、ドラ
私は仕掛けて1,000点ながらも、場に絶好の-待ちで聴牌を入れていた。
8巡目に、下家の親にのポンが入る。
捨牌はピンズが高くホンイツの可能性が高いが、まだ断定はできない状況であった。

東家
   

 

をポンした親は、小考して打。次巡、私のツモはであった。
この時点でがロンならば、前巡のから待ち選択がなく小考の理由がないことと、
後付けからホンイツへの移行を考えるならば打の所で選択になるはずなので、私はを押した。

すると、このも親にポンが入り、打

この切りから、私はトイトイはなく、ピンズのホン イツが濃厚だと読んだ。
ホンイツの場合の残りの牌姿は、私の目からが三枚見えのことあり、

が本命、

他にはを想像していた。

次巡、私はをツモり、これは通るとノータイムでツモ切ると、親からロンの声が。

 ポン ポン ドラ

今回私が言いたかったことは、読みを入れることはとても大切なことで、その読みによって得をすることも多いはずだ。
しかし、読みには限界があって、常に相手の手牌をピタリと当てることはできない。
となれば、基本的な効率や手牌読み、場況読みができるようになった後、次のステップに進むためには、「対局観・大局観」を身に付けるしかない。

紹介した二つの例は、いずれも和了りには結び付かなかった。
もう少し「対局観・大局観」が磨かれていれば、相手の和了りを防げていただろう。








文責:勝又 健志

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