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雀力アップ

プロとして

 


ここ数年間、麻雀界は劇的な成長を遂げた。
インターネットの麻雀や各メディアへの進出、麻雀教室、麻雀店のゲストなど、特に女流プロの需要は急激に高まってきている。

しかし、それに反して、麻雀プロの平均的な「麻雀力」の低下が著しいように感じる。
元々入り口が広く、全体の人数が増えてきたことも影響しているのだろうが、どの場面であっても、供給する側(プロ)とアマに圧倒的な差がないのが現状である。

例えば麻雀教室においては、“豊富な知識量”や“教える力”がプロに求められることだろうし、テレビ対局や公開対局などの人に見られる場面では、人には無い“個性”であったり“話す力”が求められる。
容姿や話す力など、タレント的な要素を求められる場面もあるが、麻雀プロを名乗る以上は「麻雀力」がベースになければ、それはフェイクで、いわゆる「色モノ」になってしまう。
使う側は「色モノ」であることを承知で使っているが、使われる側は自分の麻雀力に対する認識が甘いと感じるのも気のせいではないだろう。

「麻雀プロはすぐオリますねー」

といったような皮肉をよく耳にする。
その言葉の裏には、「それで勝てればいいけど、下手でもあなたより強い人は沢山いるよ」
といった言葉が隠れているのは言うまでもない。

ただ単純に、手が入ったら勝負、手が入らなければオリ、というスタイルで打てば下手には映らないし、それほど悪い結果にもならない。
しかし、単に放銃を悪として、どう打ったら批判されないか、「上手っぽく」見えるかを優先しているようではいけない。
もちろん理論的に考えた結果そういったスタイルになっているのならば、まったく問題はないだろうが、オカルティックな理由でもかまわないから、打牌について相手が納得できる理論を説明できなければプロの存在としてウソになってしまう。
批判を恐れて、無難にその場をこなすことだけを考えていると言われても仕方ないことだと思う。

あまりにも単純な例だが、

南2局 10巡目 ドラ

 チー ポン

45.000持ちの西家が4巡目に、8巡目にを仕掛けて捨牌が、


 

を仕掛けた時のが最終手出しでそれ以降はツモ切り、それまではすべて手出しであったとする。
ドラのは場に2枚切れ。

23.000点持ちの東家の自分の手牌が、


となっているところにツモときた。
実際の可能性は限りないのだが、西家のがテンパイ打牌だと仮定すると、にまったく意味がないはずはなく、が手牌の関連牌であるのは当たり前すぎるほど当たり前なことだ。
西家の仕掛けは安そうでもあるから、放銃しようがしまいがツモ切るのが普通であるが、一瞬でもが危険であることが頭をよぎり、放銃を承知で打たなければならない。
(最も単純なのは、を打つ時のピンズの牌姿が、であるから)

この例の場合は単純すぎて質問されることはないだろうが、別のケースで第三者に伝えなければならないときに「親だから」「点数がないから」とか、漠然とした答えしかできないようなら、今まで「気のせいかな」と思っていたことを、確実にそう思うに変えていく必要があるだろう。

気のせいにとどめたままにしておけば、人に伝わることはなく、単なるひとり言になってしまうし、その分野での進化の道は閉ざされてしまう。

現在、果たして本当にプロと呼べる人が何人いるだろうか?
自分も含め、プロとしての認識が甘いのは否めない。麻雀観はそれぞれ違ってもいいし、どの理論が正しいかといった論争に結論が出ることはないだろうが、最低限やれる努力をして、プロはプロらしくあるべきだと思う。

詰まるところ、どの場面でも『第三者との共有』が求められるわけで、決して自己満足になってはいけないだろう。








文責:滝沢 和典

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