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対応する麻雀の限界

 

先日十段戦の決勝戦が行われた

優勝は恩師である前原雄大プロ。

その決勝戦に向けての調整として、前原雄大プロ、石田純平プロ、佐々木ヒサトプロ、自分の四人で麻雀を打った。

起家前原→南家石田→西家ヒサト→北家滝沢 の座り順でスタート。

東場は前原プロがスイスイとアガり、約45,000持ちの一人浮き状態で迎えた南3局。

ドラがで、西家の前原プロがを仕掛けている。

順当にいけば前原プロのアガリだろう。
これは捨て牌読みではなく、この状況でのトップ目の仕掛けが、アガリに対する精度が低いわけがないという、言わば人読み。

自分はドラのがトイツと言う事もあり、ストレートに手を進めていたが、
うまくまとまらず、不安定な形で勝負になりそうもない。

10巡目に北家の石田プロがメンタンピン模様の捨て牌で、ドラのを切ってリーチ。
この状況でのドラ切りリーチは、ほぼ間違いなく本手であることが予想される。

それに対して親のヒサトが、スジではあるがションパイの切り。

自分はもう勝負に乗り遅れた格好。
一瞬、ドラのに手をかけようとしたが、
前原プロの仕掛けを見て、念のためポンカスの切り。

前原プロは少考の後、リーチの現物を切り出した。
愚形のテンパイだったのだろうか?
それとも、テンパイすら入っていなかったのだろうか?
いずれにしても、親のリーチと戦える手牌ではないのだろう。
打牌のトーン、間から、おそらくアガリを諦めたのだろうと感じた。

次巡、リーチ者である石田プロはツモ切り。

その直後にヒサトが裏スジのを手出し。
ほぼノータイムだが、ヒサトが超攻撃スタイルであること、しかもマイナスしている最後の親番であることから、それほどの脅威は感じなかった。
ヒサトのスタイルで、もしテンパイが入っているのなら、この局面ではリーチを打ってくるはず・・・。

そんな考えが頭をよぎって、自分の手番。
前原プロがオリたのを確認して、そっとドラのを切ると、ヒサトにズドン。

ヒサト 「イチイチロク(11,600)。めずらしいな。」

自分 「ごめんなさい(皆さん)・・・」


甘い・・・。
対局者に対して失礼な打牌。思わず声に出して詫びた。

こんな牌で放銃するのが当たり前なわけではなく、言い訳をするなら、
リーチに対して危険牌を飛ばしてきた相手がヒサトではなく、他の打ち手なら絶対に打たない。
超攻撃型である、ヒサトのスタイルを知っているからこそ打ってしまった。

前原プロから一言

は、やっぱりだってことだね」

その裏にある、ヒサトのスタイルを踏まえて放銃したことをわかった上でのコメントだ。

まったく仰るとおりである。
自分の打牌の浅はかさ、そして、堕落した麻雀を打っていることを痛感した。

相手の打ち筋を知ることも大事だが、それに合わせて打つのは、単なる小手先の技術であって、やはり本当の強さとは違うと思う。

楽をして目先の勝ちを拾っても、ただ消化しているだけになってしまいがちだし、成長も遅くなってしまう。

攻めるときに放銃は付きもの。

ヒサトのを素直に受け止め、覚悟して打ったならまだましだが、今回のように打ってフラフラになってしまうような放銃は絶対に減らしていかなければならない。

今一度、麻雀に対して誠実にならなければならないと感じた。

、 麻雀は麻雀ということであろう。








文責:滝沢 和典

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