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素朴な疑問を大切に

 

あるセットに呼ばれたときのことだった。



    チー  ドラ 


私は東三局の親を迎え、右のような1シャンテン構えをとっていた。

前巡に  を仕掛け、打  としたところである。
そこに北家からリーチだ。私の手格好からも嫌なタイミングである。

宣言牌は 


いずれにしたってこちらは真っ向勝負だが、幸いなことに私は数巡の間危険牌を掴まずツモ切りに助けられていた。

十三巡目、北家が  を放った。

私は   で食い  を投げた。二巡して西家が  を打ち、二人の手牌が同時に開けられた。



      チー  チー 

 
   


ロン  ドラ  裏 
 


私のアガリ形と捨て牌を見た南家が言った。


「どうしてカンチャンで食うんですか?」
 
おそらく南家なら  の両面で食って打  と構えるということなのだろう。だから私のこの仕掛けが彼の目には不思議に映ったのだ。
 

  皆さんにも経験はあるだろうが、麻雀に強くなるということは素朴な疑問に対する自分なりの答えをひとつずつ見つけていくということなのである。一つ解決してもまた次の疑問が生まれていく。
だが目には見えなくても、少しずつ少しずつ打ち手としての技術は進歩していっているのである。
 
この質問に対して私はこう答えた。

 「リーチ者は二巡目に  を切っているでしょ。  のリャンカン形ならこんなに早く  は飛ばさないよね。考えられるとすれば、 は全くの孤立牌だったか、もしリャンカン形だったのならここで  が埋まったということになる。まぁたぶん前者だろうね。そして今度はリーチ宣言牌の  に注目してみます。これは必ず北家の手牌と関連しているものと思われるよね。  を引いて両面になったとか、 に  を引いて別の受けが残ったとかね。つまり簡単に言ってしまえば、 が当たるなら  も当たるけど、 が当たるからといって  が当たるとは限らないってことだよ。もちろん絶対なんてことはないけど、僕が  を使っている分だけ  に関してはケアしなくていい。ただペン  やカン  に関してはまだ可能性があるということです。」
 私の手牌の進行上、 が残ってしまったことに関してはもう取り返しがつかない。最後まで今ある材料で戦わなくてはならないということだ。
それならば自分の考えられる範疇で目一杯のケアをしながら打つより他はないのである。
 「じゃあ   で食っての  切りはどうですか?そちらのほうがあまり危険を冒さずに済むと思うのですが?」
 
好奇心旺盛で大変好感が持てる質問である。

 「もちろんそれだってないことはないよ。ただ危険を冒さずに済むのもこの一巡でしかないでしょ?この次危険牌を持ってきてもこの牌姿(  と  のシャンポン)で押し切れる?この先おそらく危険牌を押さなければならないことを考えたら、ここで一牌押して堂々と両面でめくりあったほうが得だと思うよ。  を通せばこっちにもアガリの芽は十分あるからね。」
 
「よくわかりました。ありがとうございます!」



 麻雀はシンプルに捉えることが一番、素朴な疑問に難しい答えはいらないのである。



文責:佐々木 寿人

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