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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 二階堂 瑠美

 
インタビュアー:藤川 まゆ


天空麻雀7 女性大会を優勝した
二階堂 瑠美プロ

 

私藤川まゆは、その日も四ツ谷の連盟道場で先輩方に点棒を献上していました。
毎週月曜、連盟道場の勤務の日。
道場は私にとって、勉強させて頂けるありがたい機会の場でもあり、自分の未熟さ故に自己嫌悪に陥る場でもあります。

勿論その日も自己嫌悪に陥り、裏でぼんやりしていました。
ぼんやりしながらふと携帯に目をやると、携帯が光っているではありませんか。

確認すると、編集部からの着信とメールが。
メールのタイトルは、『インタビュアー』。

こ、これはもしや私がどなたかのインタビューをする的な!?
この間の道場新春杯のレポートが評判よくて次の依頼とか……!
……いや、まさかね。調子に乗るな、藤川まゆ。

そう思いながらメールを開くと、こんな内容が。

「今度、二階堂瑠美さんのインタビューを行います。そのインタビュアーをお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」

……事態がのみ込めず、とりあえず、周りをきょろきょろしてみました。
どうやら、ドッキリカメラはないようです。
よかった。麻雀で負けてこんなドッキリも仕掛けられたらもう二度と立ち直れないところだった。

でもこれ、本当に私宛のメールでいいんですよね?
そしてお相手はあの瑠美プロ!?

勿論即行で返信です。
先程までの自己嫌悪はどこかにいってしまいました。

「私で宜しければ是非ともやらせて頂きます!」


ということで、今回私藤川まゆが、あの!天下の!二階堂瑠美プロのインタビューをさせて頂くこととなりました!
こんなハッピーなことがあったら、もうしばらく麻雀はツカないんじゃないでしょうか。(笑)
あ、勿論麻雀界を牽引する一人である瑠美プロのことはもう説明するまでもありませんよね。
ということでそこらへんは割愛します。


瑠美さんと相談をして日時を決めることになったので、早速瑠美プロにもメールを。
ありがたくも、瑠美プロからはすぐに返信がありました。
そして決まった日は、水曜。

えーと。
今日が月曜だから、水曜は……明後日?

どどどどどうしよう、心の準備が……!なんて言ってもいられません。
“二階堂瑠美”で検索して、まるでオタクのように情報を集めました。
ちなみにオタクではないです、念のため。


そして当日。
情報収集の結果により、「瑠美プロはプリンが好き」との情報を仕入れ、差し入れのプリンを持って待ち合わせ場所へ。
以前お会いしたことがあるのですが、あの瑠美プロが私のような新人を覚えて下さっているかどうかわからないので、私の特徴をメールします。

「白いコートに黒いカバンと紙袋を持っている貞子みたいなのがいたら私ですので、宜しくお願い致しますm(_ _)m」

すると瑠美プロからこんな返信が。

「了解デス。こちらは黒いモジャモジャした毛玉みたいなのが私です」

電車でそのメールを見て吹き出し、乗客に白い目で見られる藤川。
恥ずかしい……でも、例え白い目で見られようと、これから瑠美プロにお会いできるからいいのです。


そして感動の瑠美プロとのご対面。
今日も相変わらず綺麗です。

ただ、お見かけした瞬間、「黒いモジャモジャした毛玉」ってこのことか、と思い出して少しクスリとしてしまったのは内緒です。


自称黒いモジャモジャの瑠美プロ

自称毛玉みたいな瑠美プロ

 

お茶かお食事でもしながらインタビューをするのですが、藤川が緊張のあまり食事が喉を通らないことをお伝えすると、「じゃあ甘いもの食べましょう♪」と、お洒落なカフェに案内して下さいました。


喫茶店での瑠美プロ

 

瑠美プロはチーズケーキがお好きとのことで、2人でチーズケーキを注文。

 

チーズケーキと瑠美プロ


 

差し入れのプリンをお渡しすると、とても喜んで頂けました。
緊張しつつも、喜んでいるかわいい瑠美さんにデレデレしながらインタビューを開始します。


   
藤川
「まずは天空麻雀7、優勝おめでとうございます!」
瑠美
「ありがとうございます。エンタメーテレで今、放映されているけど、あれからけっこう経ってるんだよ。」
藤川
「そうなんですか?収録はいつだったんですか?」
瑠美
「3ヶ月くらい前かなぁ。見た?」
藤川
「見ました!」
瑠美
見たんだ。バカヅイてたね(笑)」
藤川
「いえいえ!でも5局連続アガり、凄かったですね!」
瑠美
誰が打ってもアガれるような手だったよね(笑) 」


藤川
「そんなことないですよ!あ、聞きたいんですけど、東2局に自風のをポンして1,000点をアガったじゃないですか。

あの時、

 ポン

の形に、を引いてツモ切りではなくを切ったじゃないですか。
あれは下家の黒沢プロの染め手をケアしてですか? 」


瑠美

ん〜。あの時点では誰もテンパイしてる人がいないと思ったから、引いた時にと入れ替えられるようにを切ったんだ。」



藤川
「下家の黒沢プロがピンズに染めていて、が鳴けるとすごくいい形だったんですけど、はどうかなって感じで。
瑠美さんの切り、解説の小島先生も『これはいい勘してる!』っておっしゃっていました。」
瑠美
「黒沢さんが色に寄せてる様だから、端よりは内を切った方がいいしね。」
藤川
「そのあとも軽くアガり、東4局の親番でピンフのリーチを打って、高めのドラをツモって裏も乗って4,000オールを引いたじゃないですか。
小島先生は『これで決まったね』っておっしゃっていたのですが、やっぱり瑠美さん自身も決まったって感じとかありました? 」
瑠美
「ついてるなーって思ったから、このまま勝っちゃいそうだなとは思った。
でもここで油断したらまくられちゃうから、最後まで油断しないようにしようとは思ってました。
45,000点くらいだとそんなに楽勝とは思えないよね。60,000点あったらまあまあ大丈夫かなと思うけど……。
東ラスだとみんなまだもう1回ずつ親があるから、ちょっと誰かがファインプレーしたらまだわかんないなって思うよね。」
藤川
「そうですよね。でもさらに次局、黒沢プロからメンピン一発ドラの12,000は12,300をアガったんですよね。」


瑠美
-だ!」
藤川
「そうです。」
瑠美
「あれは待ちが良くなっちゃって、形ができちゃったからリーチなんだけど、出来すぎたよね。」
藤川
「その時に、



この形からじゃなくてを切ってリーチしたのは何故ですか?
一応、も1枚切れで、は序盤に切れてては4巡前に切れてるんですよね。
スジとか危険牌の演出とか……そういうのを考えてを切ったのかなって。」
瑠美
「私のリーチに『スジは危ない』的なものがあると思うんだよ、みんな。三色が好きってみんな知ってるから。
捨て牌を作るのは好きだけど、それに関してはあんまりないな。
だから、下家にチーされるのと、他からポンされるのと、
-の比較なんだよね。鳴かれたくない的な。」
藤川
「なるほど。このアガリで70,000点近くなって、だいぶ余裕が出来たと思うんですけど、この時どう思われました?」


瑠美
「形ができちゃった、ついてるーって思った。-待ちになった瞬間『ついてるんだな私』って思ったし。」
藤川
「待ちよかったですもんね
瑠美
「ついてたよね(笑)。」
藤川
「ずっと瑠美さんのアガりばかり目立ってましたが、南2局に黒沢プロが2役ホンイツ赤1ドラ3の倍満をアガったじゃないですか。
その時どう思われました?」
瑠美
「『すげーな』って思った(笑)」
藤川
「あはは(笑)焦りとかはなかったんですか?
瑠美
「いや、黒沢さんはもう親番ないし、これで宮内さんの親が落ちたわけでしょ?まぁラス親の清水さんがアガったなら『うわやっべー』って思うけど、
黒沢さんがアガる分には全然何も問題がないと思いました。私がツイてるからやっぱり展開がいいよね。 」


藤川
「ここから黒沢プロが来るかと思いましたが、続く南3局ではをポンしてポンテンの満貫をアガりましたね。」
瑠美
「あれもどうかなと思ったけど、宮内さんが中張牌いらなそうだから、『あぁアガれる』と思ってしまった(笑)」
藤川
「あれでほとんどもう決まりましたね。」


瑠美
1回その仕掛けをする前に、誰かに1回親満打っても戦えるかなって思ったから、もう局を進めちゃおうと思いました。
配牌は良いけど、有効牌が少ない形だったでしょ?。
だから、これ黙ってたら七対子になっちゃいそうだなと思って、七対子になってもつれた挙句、清水さんからリーチがきたら最悪だなと思って。
だから結果放銃になってもいいから自分から前にいこうと思って。」
藤川
「で、その8,000をアガって迎えたオーラス。手を伏せて優勝が決まった時に、目をつぶって何か思いをはせてましたね。」
瑠美
『ツイててごめんなさい』って思ったの。 」
藤川
「え!?本当ですか!?優勝を実感されてるとかじゃなくて……」
瑠美
「じゃなくて、ほんとツイててごめんなさいって思った。それだけわかるくらいほんとツイてたから」

瑠美プロ曰く、「勝ったらツイてた、負けたら実力不足」とのこと。
なるほど、やはりどこまででも謙虚な瑠美プロです。

さて、決勝は聞きましたが、せっかくだから予選も聞いてみたいところ。


藤川
「私予選の牌譜も見たんですよ。実は予選の方がちょっと聞きたくて。東1局の親番で8,000放銃したじゃないですか。
あれはもう最後までまっすぐ行くつもりで?」
瑠美
「うん。あぶねーけど、あぶねーけどまっすぐいっちゃえ!と思って(笑)」
藤川
「あはは!(笑)」
瑠美
「「あのねー、私は基本的にまっすぐいきたいんですよ。で、まっすぐいって打っちゃったらそれはその時考えればいいことで、
オリて手が入らなくなることのほうが嫌だったんだよね。その時は。だから、あぶねーけど、私これ何枚押せばいいんだろって思ったけど、
そう思いながら
打って、『ロン』って言われて、『あ、やっぱそうだよな』って思った(笑) 。」


藤川
「で、東2局に黒沢プロから4巡目リーチが入って、をつかんで3,200の放銃になりましたが、やっぱり放銃が続くと『うわー』って思ったりします?


瑠美
「そうだね、あのを打ったからも持ってくるのかな?とも思ったけど、でも私そんなの信じないし。」
藤川
「じゃあ流れとかは信じない派ですか?
瑠美
「うーんとね、それは悪魔の証明的な話じゃないですか。だから、私はなんともいえないけど、あるかもしれないしないかもしれない。
だからあんまりその、ダメだからとかはあんまり思わないようにしてる。一見ダメだけどダメじゃないかもしれないでしょ?
気にしすぎると歪むし、あんまり気にしないようにしてる。あるかもしれないしないかもしれない(笑)。」
藤川
「そうですね。そして東3局、リーチツモ赤1の1,000・2,000をアガってちょっと復活しましたね。」
瑠美
「ちょっと復活して、『アガれるんだ』って思った。それでまだイケるかなって思った。
2回の放銃は傷付かないけど、仕上げたものがアガれないとやっぱりちょっとずつ削られていくわけなんですよ。心が。
だからこれでアガれないと半分くらい折れて、次に仕上げてリーチって言ってアガれないと、完全にポッキリ折れちゃう。
でも実際はアガれたからちょっと復活して。」
藤川
「心も折れずに?(笑)」
瑠美
「そう、折れずに済んだよー!(笑) 」


藤川
「東4局では心が折れなかったおかげかメンホンの手が入りましたね。でも亜樹プロがをポンして、ドラのをポンして、4巡目にして緊迫した状況になって。
亜樹さんの待ちは-でしたが、が止まりましたよね 」
瑠美
「あれね、危ないって思った。だって亜樹ちゃんが、字牌をポンしたあとにドラをポンっていってるわけだから。
亜樹ちゃんってハッタリってないから。だから毎巡毎巡、『安牌持って来い!』って思ってるわけですよ。もう気持ちはほとんど引いてるよね。」
藤川
「そうなんですね。最後まで押すつもりではなかったんですか?」
瑠美
「私だって、私だってホンイツなんだからー!』って思ってるけど、思ってるけどだいたいダメだなーって思って(笑)。
トーナメントだから、『2着でいい』って思っちゃうんだよね。みんな。
今いかなくてもいいかなみたいな。そういうのがあると2着にも入り込めず3着で終わっっちゃたりするんだけど。
だから、『気持ちで負けちゃいけない!』っては思っているんだよ。『押したくないけど押さなきゃいけない』かなって。怖かったけど。

オリてるとさ、麻雀面白くないじゃない。つまんないじゃない。で、こういう牌譜が残る対局って、応援してくれてる人がいるわけでしょ?
やっぱり押してる時とかリーチかけた時とか、みんな『頑張れ!』って思うわけじゃない。
だからあんまりオリたくないんですよ。あんまりオリないようにしてるんですよ。」
藤川
「観戦されてる方を一番に考えられてるんですね。」
瑠美
「そりゃそうですよ。牌譜が残るような麻雀とかTV対局とかは見てる人を重視して勿論打ってます。
オリたい時とかも、『この形で押したらもう麻雀なんないよ〜!』って思いながらも押さなきゃって思ったり(笑)。
やっぱり見てる人に楽しいって思ってもらいたいからね。」

こういう一言に、瑠美さんの素敵な人柄が出ます。
お話しを聞けば聞くほど、“二階堂瑠美”という人に惹きこまれていく感覚を覚えました。


藤川
「南1局は亜樹プロが黒沢プロのリーチに6,400は6,700の放銃で親番がなくなっちゃいましたね。」
瑠美
「『もうなくなっちゃった〜』っては思ったけど、満貫2回アガればいいやって思ってたから、まだ3局あればいけるって。
トップは取れなくても2着になればいいから。」
藤川
「続く南2局では亜樹プロが黒沢プロの当たり牌をつかみ、8,000の放銃。」
瑠美
「その瞬間は、『あ、また姉妹で3着、ラス』なんだなって思った。客観的に。姉妹だめだねって(笑)」
藤川
「私がネガティブだからこう思うのかもしれないですけど、姉妹で同じことしてるとコンプレックスとかあったりしませんか?」
瑠美
「あー、同じスタイルだとコンプレックスになると思うの。例えばどっちも手役つくりが好きとか、どっちもトップを取りにいきたいタイプとか。
私はね、わりと勝負にこだわるより、綺麗な手が作れればいいなって思うタイプ。手作りが好きだから、楽しく麻雀が打ちたい派なんですよ。
でも亜樹ちゃんは、勝たなきゃいけないっていうか、勝ちたい麻雀なわけですよ。
だから、根本から違うから喧嘩にもならないし、コンプレックスとかもないかな。」


藤川
「そうなんですね。あ!私これ一番凄いなって思ったんですけど、南3局に、ホンイツの手でをポンして、次巡を大明カンしたじゃないですか!
この大明カンで、亜樹プロにが流れて黒沢プロに12,000の放銃になるんですけど、これ、本来なら白河プロに吸収されるはずのなんですよ。
白河プロはがトイツで、を引き入れたら役アリのテンパイだったんです。」
瑠美
「これがなかったら姉妹で3着、ラスだったかもしれない訳だ(笑)」
藤川
「これが亜樹プロの12,000放銃になったから、瑠美さんは3着に浮上。更に2着が狙いやすい位置になったんですよね。
南3局はメンピンドラ2の手がアガれませんでしたが、これでオーラスは500・1,000条件に。
そして役なし-のドラ1のテンパイが入るんですよね。しかし親の白河プロからリーチが。 」


瑠美
「『リーチ』って言われて、『うわー!』って。-は仮テンなんだけど、『この瞬間にリーチって言われたら寒いな』って思ってたところだったから、
『きびちーよーきびちーよー、死ぬー死ぬー!』って思ったけど、直後に私が『ツモ!』でしょ?『ついてんな』って(笑)。
あれ気持ち良かったなー(笑)」
藤川
「(笑)それで決勝進出が決まりましたが、この勝ち上がり方だと『決勝もいけそうだな』とか思いませんでした?」
瑠美
「まぁね、決勝に残ったら4分の1だからね 。」
藤川
「それ前回の吉田プロのインタビューでもおっしゃってましたね。」
瑠美
「そうやって言って桜花取れなかったからもう言わないんだ、もう言わない。」

そう、実はこのインタビューは女流桜花決勝の3日前に行われたんです。
天空麻雀優勝インタビューでしたが、同時に女流桜花決勝の意気込みを聞けるいい機会となりました。


藤川
もう3日後には女流桜花決勝ですもんね!何か決勝とか大事な対局前にすることってあります?マッサージに行ったりとか。」
瑠美
「対局に向けてすることはやっぱり麻雀じゃないですかね。」
藤川
「確かにそうですね(笑)。でも決勝前はあえて打たずに運気を溜めるっておっしゃる方もいますよね。」
瑠美
「普段十分なくらい麻雀を打ってる人はそれでいいけれど、私は足りないから。今年に入ってあまり打ててないし。
ゲームの麻雀とかはけっこうやるんだけど、やっぱりリアルじゃないとつかめないことってあるから。あとは、前日に買い物しないとかかな。」
藤川
「買い物、ですか?それは何故ですか?」
瑠美
「なんか負ける気がする。買い物するとお金がなくなるからかな。あと、買ったばかりの服は着ない!なんかツかないんだよね。
たまたま新しい服を着た時に負けてるのが重なってるだけかもしれないけど、どうしても負ける気がしちゃう。」
藤川
「気にしだすとすごく気になっちゃいますもんね。ではせっかくなので決勝への意気込みをお願いします!」
瑠美
「正直、自信はないよ。自信はかけらもないけど、楽しみたいかな。勝ちたいっていう気持ちより、楽しみたいっていう気持ちが勝っちゃう。
私去年は優勝した加南ちゃんより楽しんでたと思うもん。やっぱり麻雀プロに向いてないのかな?『勝ちたい』っていう気持ち、私には難しい。
楽しい麻雀を打ちたい。」

「勝ち負けより楽しい麻雀を」
ほとんどの人が勝ち負けにこだわるところを、瑠美プロはただ「楽しみたい」、と。
こういった麻雀に対する愛が、天衣無縫たる所以なのでしょうか。



インタビュアーの藤川まゆプロと二階堂瑠美プロ


個人的に興味があるので、麻雀を覚えたばかりのことも聞いてみたいと思います。


藤川
「麻雀を覚えたのは亜樹さんより遅かったんですよね?」
瑠美
「うん、亜樹ちゃんは中学生くらいにはもう覚えてたけど、私は17歳とか。全然遅いよね。もっと早く覚えればよかった。」
藤川
「私も本当にそう思ってます。『もっと早く覚えればよかった』って。1年違うだけでかなり違いますものね。」
瑠美
「やっぱりローティーンから覚えておけばすごく有利だと思うんだよね。10歳未満でもいいと思う。6〜7歳とか。やっぱり10代後半は厳しいよ。
もっと早く、もっともっと早くやってたら良かっただろうになって思う。」

ううん……20歳を過ぎてから麻雀を覚えた私にはグサグサきます。

藤川
「麻雀はどうやって覚えたんですか?」
瑠美
「教科書みたいな本とか、何切るの本とかかな。
小島先生の本とかすごく勉強になるよ!自分が漠然と知ってることをちゃんと文字にしてくれると、すごい頭に入るからね。」
藤川
「本で覚えられたんですね。ちなみに上達する為にはどうすればいいんでしょう?」
瑠美
「やっぱりいっぱい打って、いろんな人の本を読んだりかな。あと想像!イメージトレーニング大事だよ!頭の中で麻雀するの。面白いよ。しない?
とにかく麻雀のことをいっぱい考えたらいいと思います!まぁ考え過ぎてもいけない部分もあるんだけどね。」

なるほど、勉強になります。
麻雀の話も興味深いですが、麻雀プロとしてでなく、一個人としての瑠美さんのお話、皆様気になりませんか?

藤川
「瑠美さんの好きな食べ物が聞きたいです!」
瑠美
「好きな食べ物?米!」
藤川
「米!?」
瑠美
「そう、白米。ゲストに行く時は、駅でおにぎりを買って食べるんだよね。それも塩むすびなの♪」
藤川
「しかも塩むすび!だいぶご飯好きですね!」
瑠美
「白いご飯が一番好きだから、白いご飯を美味しく食べられるおかずとかもみんな好き。美味しいものはなんでも好きなんだけどね。」
藤川
「甘いものも辛いものも?」
瑠美
「辛いものはそんなに。辛いものって、あんまりご飯がおいしくないじゃない?」
藤川
「どちらかというと合うのはお酒ですもんね。」
瑠美
「そうなんだよね。あ、明太子は好き!でも明太子はスパゲッティの方が好きなんだよね。とにかく美味しければなんでもいいです(笑)」
藤川
「ゲストとかで色々なところに行くと、けっこう差し入れとか頂くと思うんですけど、もらって嬉しい差し入れとかありますか?」
瑠美
「うーん……(私の差し入れしたプリンを見て)プリンとか、いいよね♪」
藤川
「良かったです(笑)。やっぱり亜樹さんと食べられるようなものが嬉しいですか?」
瑠美
「ケーキとかはね、亜樹ちゃんが生クリームがダメだからあんまり一緒に食べられるものが少ないんだけど、
プリンとか、ヨーグルトとかそういうのだといいんじゃないかな。」
藤川
「なるほど、プリンは間違いないんですね。」
瑠美
「プリン好き。あと最近気付いたんだけど、チーズが好き!ピザとかも好きだし、チーズケーキとかもすごく好き。」

ここで、チーズケーキを完食した瑠美プロに、「お好きでしたらもう1つどうですか?」とメニューをお渡しすると、
どうやらチョコレートケーキに惹かれているご様子。
店員さんを呼び、チョコレートケーキを注文しようとすると、「申し訳ありませんがチョコケーキは在庫切れでして……」とのこと。
それを聞いた瑠美プロは、「えぇ!?やだぁ、チョコレートケーキがいい……」とひどくがっかりしていました。

チョコ系のケーキは他にはガトーショコラがあったが、しかしそれも売り切れだそうで。
「じゃあいいです……」としょんぼりする瑠美プロ。

非常にかわいくてきゅんきゅんしてしまいました。


チョコケーキが在庫切れで残念がってる瑠美プロ


何か、何か瑠美プロのテンションを上げられるような楽しい話題に……!
はっ!そういえばウルトラかわいい瑠美さんがのっているカレンダー!


藤川
「今年の日本プロ麻雀連盟カレンダーですが、壁掛けカレンダーの方はコスプレでテニスウェアですね!」
瑠美
「今回は確か宮内さんが選んだんだよ。あとね、チャイナも一応着たんだけどチャイナの方はカレンダーに使われなかったみたい。」
藤川
「卓上と壁掛けのセット購入特典のクリアファイルの写真ですかね?
コスプレはお好きなんですか?またしてみたいコスプレとかありますか? 」
瑠美
「嫌いじゃないけど、コスプレってけっこう衣装が安っぽかったりするじゃない?
そういうのはあんまり好きじゃないけど、そうじゃなかったら楽しいと思います。着ぐるみとかも着てみたいよね(笑)」
藤川
「着ぐるみ!?」
瑠美
「あるじゃん、かわいいうさぎの着ぐるみとか。」
藤川
「じゃあ来年のカレンダー着ぐるみでお願いします(笑)」
瑠美
「顔見えないと怒られちゃいそうだけどね(笑)」

インタビューするにしても、やっぱり自分も少しは話せるような話題がいい!
ということで非常に個人的な好みで、インタビューはアニメの話へ。(笑)


藤川
「そういえば『エヴァンゲリオン』がお好きって聞いたんですけど。」
瑠美
「エヴァ好き♪。」
藤川
「特にカヲル君がお好きだとか(※ここら辺わからない人すみません……)」
瑠美
「カヲル君好き。15歳なのに好き。15歳も年下なのに好き(笑)」
藤川
「なんかwikipediaで瑠美さんのこと調べたら、『結婚願望はないけど石田彰さん(カヲル君の声優さん)となら結婚してもいい』って書いてたんですけど(笑)」
瑠美
「マジで!?wikiすげー!(笑)
結婚願望はないけど、もう石田さんだったら結婚して頂きたいです(笑)」
藤川
「じゃあ好きな男性のタイプはカヲル君みたいな人ですか?」
瑠美
「カヲル君みたいな人とかいないよね。だって人間じゃないもん(笑)」
藤川
「まぁ使徒ですからね(笑)」
瑠美
「なんだろう。誠実な人が好きです。人間がいいです(笑)」
藤川
「使徒じゃなくて?(笑)でも誠実な人っていうのは間違いないですね。」
瑠美
「あと大人。大人がいいかな。年齢だけ重ねちゃって中身が成熟してない人はちょっと。」
藤川
「(これは自分はなんとも言えない……汗)じゃあ逆に苦手なタイプは子供な人ですか?」
瑠美
「苦手なタイプはね、図々しい人。ほんとにダメ。引いちゃう。馴れ馴れしい人とか。」

なるほど。気をつけます、すみません。
このままアニメやゲームの話で盛り上がりかけたのですが、そういえばインタビュー中だったことを思い出し、オタクトークを自重。
理性でインタビューに戻りました。あ、でもオタクではないですよ、念のため。
次に、私が一女性として、瑠美さんに聞いてみたかったこと。


藤川
「瑠美さんと亜樹さんには女性のファンも多いと思いますが、そんな女性のファンに綺麗でいる秘訣とかあったら教えて下さい!」
瑠美
「えー!?綺麗とか綺麗でいられるとかよくわかんないですけど(笑)、でも麻雀プロって男も女も見た目より若い方って多いですよね。」
藤川
「多いです。年齢聞いてびっくりした回数は数え切れないです。」
瑠美
「やっぱり好きなことを仕事にしてるし、ストレスが少ないんじゃないかなって思う。」
藤川
「ストレスが少ないだけだとそんなに綺麗でいられる理由にならないですよ!(もうほとんどひがみですね、これは。笑)」
瑠美
「綺麗とか綺麗じゃないとかよくわかんないけど……健康が大事なんじゃないかな。」
藤川
「健康、大事ですね。」
瑠美
「でも亜樹ちゃんとかね、超不規則なんだよ。超不健康。でも亜樹ちゃん超かわいいでしょ?」
藤川
「超かわいいです。」
瑠美
「亜樹ちゃんは寝たい時に寝てさ、食べたい時に食べてさ、運動もしないしさー。
私は野菜を多めに摂ったり水分をたくさん摂ったりとか、あと運動もしたりとか、しなきゃいけないと思ってしてるのにさ(笑)
ほんとにさ、不公平だよね(笑)」

私から見ると瑠美さんも亜樹さんも美し過ぎて同じ人間として不公平だと思ってしまいますが……。
それはもう元が違うと思って諦めるしかないんですかね。
うん、諦めよう。

ついつい楽しくて色々話し込んでしまい、気付くと2時間が経とうとしていました。
流石にこれ以上付き合って頂くのは申し訳ないので、そろそろ最後の質問をしたいと思います。



藤川
「これから新人プロがたくさん入ってくると思いますが、私たち新人やこれからプロになろうとする人に言いたいことってありますか?」
瑠美
「麻雀プロは儲からないんだよって言いたい。麻雀プロは厳しいよって。」
藤川
「それですか!?確かに、麻雀プロは儲かるって思ってる方もいらっしゃいますよね。」
瑠美
「そう。だから、麻雀プロになるのはそんなに難しくないけど、麻雀プロを続けていくのはけっこう厳しいんんだよって伝えたいです。
麻雀プロでお給料をもらえるわけじゃないから、それをみんな知ってもらいたいな。厳しい世界だけど、お互いいろいろ頑張りましょう。」
藤川
「ありがとうございます、頑張ります!今日はお忙しい中本当にありがとうございました!」

どこまででも謙虚で優しく、そして気さくでなおかつ綺麗な瑠美プロ。

人は、一体どうしたらここまで高まるのでしょう。
人柄や、プロ意識。そして気配りなどなど、瑠美プロの素晴らしさを知り、自分の未熟さを知った一日でした。

そしてこの2時間、まるで夢のように幸せな時間を過ごせました。
瑠美さんファンの方々、瑠美さんをひとりじめしてしまってすみません。(笑)

ではでは、ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました!

瑠美プロと別れてから、「女流桜花、頑張って下さい」とメールを送ろうと思ったのだが、その言葉をぐっとのみ込んだ。
この方に「頑張って下さい」は無粋だろう。
そして代わりに送ったメールは、

「女流桜花、楽しめるように祈っています」。


また一つ、目標ができた。
瑠美プロに、少しでも近づきたい。
麻雀プロとして、また人として、女性として。

そして瑠美プロには、後輩として、いや、一ファンとして、いつまでも天衣無縫であり続けていて欲しいと心から思うのであった。



 



二階堂 瑠美  ( にかいどう るみ )

日本プロ麻雀連盟 16期生
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2011年1月時のものです)

 インタビュアー:藤川 まゆ

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