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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 嶋村 泰之

 
インタビュアー:上田 雅一


第18期チャンピオンズリーグを優勝した嶋村 泰之プロと
プレゼンターの瀬戸熊 直樹プロ

 

「プルルル…」
普段あまり鳴ることがない私の携帯電話が朝から着信音を奏でた。
画面を見ると、そこには嶋村秦之の文字が…

   
上田
「もしもし。」
嶋村
「おーおはよう。今、大丈夫?」
上田
「大丈夫ですが…」
嶋村
「連盟ホームページに掲載されている、プロ雀士インタビューのインタビュアーを、チャンピオンの決勝を見に来てくれた上田君にお願いしたいんだけど。」
上田
「僕でよければ、喜んでやりますよ。」

こうしてインタビュアーを任されたわけですが、よく考えるとホームページに載るような、この先も残るようなものを私みたいな者で大丈夫なのかと、
ちょっとした不安やプレッシャーを感じながらやらせていただきました。
第18期チャンピオンズリーグ優勝者、嶋村秦之と同じく26期生、東京支部所属の上田雅一が今回のインタビュアーを務めさせていただきます。


日時と場所は決まった。
まだまだ残暑が厳しい9月、新宿でのインタビューとなった。

 
上田
「チャンピオンズリーグ優勝おめでとうございます。」
嶋村
「ありがとう。」
上田
「どーでしたチャンピオンズリーグ?優勝した感想とか。」
嶋村
「いやー本当に嬉しいよ。最初は優勝した実感とか全然なかったけど、記事になったりして、それを見て初めて実感出来たね。」
上田
「嬉しいの一言ですよね。」
嶋村
「優勝したことも嬉しいけど、コラムや近代麻雀などでしか見たことない人にも声をかけられたりするのが嬉しいね。
上の方達にも少しは顔覚えてもらえたこととか。 」
上田
「羨ましい。今期プロになったばかりの新人が、新人王以外のタイトルを取るのってスゴイまれなケースじゃないですか?」
嶋村
「そうらしいね(照)。本当にそういうのも含めて嬉しいよ。」

{嬉しいと言う、全然驕らないチャンピオンに心から同期として、また観戦者として優勝を祝うことが出来る一瞬だった}

上田
「ちょっとやそっとじゃ優勝なんて出来るものではないと思うんですが、麻雀歴とか最近の麻雀を打つ頻度ってどのくらいなんですか??」
嶋村
「麻雀を打つようになったのは高校生の時だね。よくありがちだけど、先輩に誘われて打ったのが初めてだね。
麻雀の頻度は週3〜4回で、時間は決まってないかな。 」
上田
「ありがちですね(笑)。高校生で初めたのなら、10年以上は麻雀歴があると思うんですが、なぜこの年にプロテスト受けたんですか?」
嶋村
「麻雀プロになろうと初めて思ったのは大学2年生の時。その頃は(今もだけど)ホント毎日飽きないなってくらい麻雀打っていた。
大学って、麻雀大好きで時間も無限にあるような奴がたくさんいるからね(笑)。
午前中にメンツが揃えば午後の講義はパスして、新宿まで出てセット打って感想戦して、解散した後はフリー雀荘に行く、みたいな毎日。
プロテストを受けようって話は仲間内で毎年出てたんだけど、やっぱりどこかで覚悟が決まらなかったんだよね。
7年間迷った末に、去年27歳になってやっとプロテスト受験したんだよね 。」
上田
「なるほど、プロになって変わったことってありますか?」
嶋村
「特にないかな。でも、フリーなんか打つ時は少し意識が変わった。
常に後ろで見られているって思いながら、一打一打に自分なりの理由をつけられるように。」
上田
「プロ意識ですね。そのぐらいの意識があるならプロテストの研修も特に問題なくこなしたんではないですか?」
嶋村
「それが全然。
初めてだと思うよ。プロテストの研修の実技対局で国士振ったやつ(笑)」
上田
「えっ?!振ったんですか!!(笑)それ、悲惨ですね。では、プロテスト→研修→初年度前期を通して記憶に残っていることはありますか?
まさか、その国士に振り込んだ事が1番記憶に残ったことですか? 」
嶋村
「確かに振り込んだことは記憶には残っているけど、1番は研修の時に、講師の山井プロ(A2)との面談で言われた言葉かな。

『君は他の研修生と比べ、がむしゃらさやひたむきさに欠けている。麻雀プロという世界で何が何でも生き残ってやるという気迫と意志が感じられない。
君自身の意識を変えていかないと、下位リーグに長年在籍しているだけのプロで終わってしまうよ』ってね。

言われたその場では、ただ悔しいとしか思わなかったけど、家に帰ってから『山井プロの言う通りだなぁ』て、納得したんだよね。
早く山井さんに認めてもらえるようになりたいって思ったんだ。だから、チャンピオンズリーグの打ち上げの席で、
山井さんと研修以来、約半年ぶりに話ができて『上手くなった』とは言われなかったけど、『ましになった』って言われてすごく嬉しかった。
麻雀プロとして活動を続けていく限り、山井さんとの面談は忘れることはないだろうなぁ。
あれがなかったら多分チャンピオンズリーグも優勝なんて出来なかったね。」
上田
「本当ですか。研修期間にそんなことがあったんですね。 」


(ここで、26期の同期生である、飯島翔プロも合流。)

左から  飯島 翔プロ 嶋村 泰之プロ 上田 雅一プロ 

   
上田
「では、そろそろ決勝戦でのことを聞きたいと思います。決勝という大舞台、短期戦という状況下で、自分の麻雀を貫くことが出来ましたか?」
嶋村
「出来たね。攻撃型で打つつもりでいたし。」
上田
「そうだったんですか?!客観的に見たら、若干守備型寄りの麻雀に見えましたよ。」
嶋村
「確かに回ることが多かった。積極的な麻雀を打ちたかったんだけど、自分の中で、唯一これだけは切れないと思う牌を引いてしまうことが多くて、
回ることが多くなってね 。」
上田
「そーだったんですか。確かに対局者にしか分からないものってありますからね。では、記憶に残った局や勝負所の局、勝因になった局とかありますか?」
嶋村
「記憶に残った局であり、勝負所の局は、3回戦の南3局1本場で、西川プロのリーチに対し、このアガリができた局だと思う 。」

 チー ツモ  ドラ
上田
「西川プロの手もドラとのシャンポンで、どちらが出ても満貫という勝負手でしたからね。」
嶋村
「本当これをアガれた時に優勝いけるかもって思ったし。」
上田
「それだけ、大きな勝負所を制したんですね。では、最後に2010年度前期チャンピオンリーグ覇者となり、改めて感想や目標があれば一言お願いします。」
嶋村
「その言い方はやめてよ(照)。
今はまだ26期生の同期だけが知っている嶋村だけど、いつか連盟員嶋村で名前をいろんな人に覚えてもらえるようになりたいね。
あと、プロになろうと思ってから7年も経ってしまったので、この7年間を埋められるぐらいの活躍をしたい 。」
上田
「ありがとうございます。間違いなく今回の優勝はその事に対する大きな一歩ですよね。」

{会計を済ませ店を出てからのこと}

   
上田
「これからどっか行くんですか?」
嶋村
「ちょっとフリーでも打ちに行こうかと思ってね。」
飯島
「セットの約束があるんだよね。」
上田
「2人とも麻雀ですか(笑)」
嶋村
「じゃあ、お疲れ様。」
二人
「お疲れ様です!」

 

2人と別れてから電車に乗り、インタビューを振り返ってみた。
嶋村さんの考え方や打ち方から、間違いなく彼は今後もプロ雀士としての活躍が出来るであろうと思う。
私は今後も彼を同期の仲間として、またライバルとして活躍を期待したいと思う。


嶋村 泰之  ( しまむら やすゆき )

日本プロ麻雀連盟 26期生 

(このインタビューは2010年9月時のものです)

 インタビュアー:上田 雅一

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