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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 堀内 正人

 
 


第17期チャンピオンズリーグを優勝した堀内 正人プロと
プレゼンターの藤原 隆弘プロ

 

堀内プロが優勝したチャンピオンズリーグの打ち上げの席でのこと…

山井「特別インタビュー誰に頼もうかな?」
私  「オレ書きましょうか?」
山井「やってくれる?じゃあよろしく」

通常、インタビューは公私共に仲が良い身近な人間がやることが多い。
今回、ほとんどと言っていいくらい関わりがない私がこの役目を引き受けたのには訳がある。
チャンピオンズリーグの決勝観戦記を担当し、「このブレない精神力はどこから来るのか?」ということに興味があったのだ。
彼のルーツを知れば答えも見えて来るはず。インタビューではその辺を深く聞いてみよう。

雨の新宿に降り立ち、堀内が勤務する雀荘へ。中に入ると・・・

インタビュアーの増田 隆一プロ(左)と
堀内 正人プロ(右)
お店での様子
   
堀内
「まだ仕事あがれないです。」
増田
「じゃあ、麻雀しながら待っているよ」

ただ待っていてもお店に迷惑が掛かると思い卓へ。打ちながら(なるほどな)と思う。
この雀荘、かなりレベルが高い。ここで毎日打っていれば、強くもなるはずだ。
そうこうしているうちに、あがりの時間となり居酒屋へ。
 
増田
「今回はおめでとう。まずは上京のきっかけを教えてくれるかな?」
堀内
「東北リーグで優勝したのがきっかけですね。上京して、台風の目になりたくて。」
増田
「裸一貫での上京、大変だったこともあったでしょ?」
堀内
「上京するときに黒田本部長(東北本部)から、地方リーグは東京に比べてレベルが低いと言われないように、
東北本部出身として誇りを持ってやれとお言葉を頂いたのです。辛い時は、その言葉を思い出しがんばりました。」

(雑草魂というか、反骨心というか、堀内君が持っている芯の強さはここからきているのか)

増田
「チャンピオンズリーグの決勝はどうだった?」
堀内
「賛否両論あると思いますが、自分のスタイルで打ち切れたので嬉しいです。ギャラリーや記録者がいて決勝は特別だと思うので、また残りたいです。」
増田
「じゃあこれからの目標はまた決勝を打つこと?」
堀内
「もっと大きな舞台(4大タイトルなど)でやることが目標ですね。」

(決勝打つのは気持ちいいからな・・・)

増田
「最近好調みたいだけど、麻雀のためにしていることってある?」
堀内
「毎日毎日出勤して、東風戦を年間7,000本打ってます。これだけ打ち込んでいると、感覚がかなり研ぎ澄まされますね。」
増田
「オレも練習不足を実感して、最近は相当打っているけど、それでもかなわないな。」
堀内
「一時期、瀬戸熊さん(鳳凰位)と毎日のように打てたことも強くなった要因です。ちなみに目標の人でもあります。
あっ、それと次の日の麻雀に備えて、判断力が鈍くならないように、なるべく酒を飲まず12時には寝るようにしていますね。」

(オレ、1年350日くらい酒飲んでるけど・・・)
 
堀内
「そういえば脳に悪いって聞いて煙草も止めました。増田さんも麻雀のために煙草止めたんですよね?」

(こんな熱い話ばかり聞かされて、当時の彼女のために止めたとか言いづらいな・・・)

増田
「う・・うん。対局中禁煙だし、プロとしてね・・・」
堀内
「さすがに増田さん熱いですね。」

(針のムシロだな・・・麻雀以外に話題変えよう)

増田
「麻雀以外に趣味とかは?」
堀内
「卓球が好きですね。中学時代、仙台市の団体戦で優勝したこともあります。あとはドライブかな?」
増田
「休みは楽しそうだね。」
堀内
「いや、セットで麻雀します。」

(どこまでいっても麻雀の話に戻るな・・・)

増田
「ところで、家族はプロになること反対しなかったの?」
堀内
「ウチ、実は麻雀一家で、小学校2年のときから毎週金曜日は強制的に卓を囲んでいました。だから、点数計算をいつ覚えたのか記憶がないです(笑)
そんな家庭なので、熱意を話したらすぐに賛成してくれました。」
増田
「英才教育だね(笑)」
堀内
「家族全員、地元のフリー雀荘に通っているし、母と兄にいたっては、毎年マスターズの地方予選に出ているみたいです。」
増田
「今年、堀内君はシードがあるし、夢の家族対決が実現するかもね(笑)」
堀内
「どうせなら、決勝で当たれるようにがんばります(笑)ところで、増田さんから何かアドバイス的なことあります?」
増田
「うーん・・・じゃあ、麻雀は人に教えるほどうまくないので、先輩として心構え的なことをひとつ。 」
堀内 「なんですか?」
増田
「最近、タイトル戦で好成績を残した若手が、{何より特別昇級リーグに出られる事が嬉しい}と言っているのを耳にするのさ。
プロリーグを第一に考えてくれることは喜ばしいことだけど、タイトル戦にはドラマがあり、歴史があり、それ自体に価値があり、
決して特別昇級のための道具ではないよね。あくまで、特別昇級リーグに出られる事は付加価値だから。
でもね、相反するようだけど、タイトルの格を下げないために、タイトルホルダーには上に昇る責任があると思うよ。」
堀内
「いい話ですね。ありがとうございます!」
増田
「じゃあもちろん・・・」
堀内
「特昇で優勝して、B2にあがるので増田さん待っていてください。」
増田
「がんばって!」

(・・・って、うん?オレに昇級するなってことか?涙)

会計の際、お金はいらないという私に、堀内はこう言った。

「僕が半分出さないと、増田さんの原稿料がなくなっちゃうじゃないですか。」
「オレの仕事で付き合わせたし、本当にいらないよ。」笑いながら答え、こう思った。

(やっぱり優しいんだな)

私は最初、彼の精神力の強さは、地方出身の反骨精神だと思っていた。だが、それだけではなかった。
東北本部の期待や、家族の応援を背負うことができる、彼の優しさが心の強さなのだ。
これからどんどん、背負うものは大きく、そして重くなる。
いつまでも熱い気持ちで麻雀に取り組み、優しい気持ちで周囲を引っ張って欲しい。

今回のインタビューを担当させてもらうことで、
私自身、期待してくれる人や、応援してくれる人たちを裏切らないように頑張ろうという気持ちにさせてもらった。



堀内 正人  ( ほりうち まさと )
日本プロ麻雀連盟 22期生 

(このインタビューは2010年3月時のものです)

 インタビュアー:増田 隆一

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