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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 坂本 健二

 
 


第35期王位戦を優勝した坂本 健二プロ(左)と
プレゼンテーターの荒 正義プロ(右)

 

大逆転で坂本新王位が誕生した翌日の夕方、HP編集部から一通のメールが届いた。

「昨日の坂本さんの王位戦優勝の特別インタビューをお願いしたいのですがいかがでしょうか?」

私に断る理由など全くなく、速効快諾の返信をした。
ということで今回は、船場支部の板川がインタビューアーを務めます。

まず、今回の王位戦ベスト16に坂本君が残った際、決勝に残ったら他のスケジュールをキャンセルしても応援に行くつもりだったので、
本人から決勝に残ったと連絡が来た際は、次の日のスケジュール調整に走った。

当日の朝移動で開始1時間前に坂本君と喫茶店で合流した。
そこには、いつもの礼儀正しい好青年(青年?)の坂本君と、現在仙台で勤務をしている同じく船場支部所属の稲葉君が待っていた。
坂本君はリラックスし、談笑しながらも幾分緊張しているように見えた。

   
板川
「調子はどう?よく寝れた?」
坂本
「ここまで来たのが奇跡ですからもう充分ですよ。昨日はぐっすり寝れました。」
稲葉
「そう言わず、せっかくなんだから関西にG1タイトル持ち帰ってください。」
坂本
「そんな簡単にはいかへんで!だけど、ひとりで戦うのは非常に心細いけど、稲葉君が話し相手になってくれて、板川さんも応援に駆けつけてくれたんで、
ギャラリーに見られて恥ずかしくない麻雀を精一杯打とうと思います。 」
   

なんとも謙虚な奴だ。
会場内では麻雀に関する選手との会話は禁止なので、対局前にできる限りのアドバイスをして送りだした。
私がはじめて決勝に残ったタイトル戦も王位戦だったことに、何かやってくれそうな予感がした。

結果はすでに皆さんご承知の通り、6、7回戦での連続トップの大逆転で、王位に就いた坂本王位だが、
後日談で『表彰式後の打ち上げの席では、連盟の幹部の皆さんたちと近い席だったので、
緊張しまくりで何をしゃべっていたかもあんまり覚えていなし、
食べ物がのどを通らなかったですよ』なんともお茶目な奴でもある。

当日の夜、坂本新王位誕生の話を稲森関西本部長はじめ関西の連盟員にしたところ、
稲森本部長から『新王位の祝勝会兼船場支部忘年会をやりましょう』とのこと。
先ほどの依頼されたインタビューも、その時に行うことにした。
その模様の一部も交えながらお伝えする。

坂本王位誕生から1週間経過した12月6日、大阪梅田のヒルトンホテルで、約60名が参加して祝勝会が開催された。

稲森本部長の挨拶
祝勝会の様子



冒頭、稲森本部長から、

「やっと、念願のG1タイトルホルダーが誕生したことは、本当にうれしいことです。
新しいメンバーも年々増えてきていますので、皆さんも坂本さんに続いて活躍してください。坂本さん、本当におめでとう。」

続いて坂本王位があいさつ。

「今回、気がついたらタイトルを取っていました。私なんかがほんまにタイトル取っていいのかなぁと思う反面、
私でも取れたのですから、皆さんにも必ずチャンスはあると思いますので頑張ってください。
今回はまぐれなので、自分自身の麻雀に磨きをかけて、もう一度決勝の舞台に立つことを目標に、
また明日から精進しますのでご指導よろしくお願いいたします。」

ここにも彼の人柄が表れていた。「王位に誰が指導できんねん!」
と突っ込みがはいったことは言うまでもない。

少し緊張気味? 坂本王位の挨拶

 

普段は麻雀店を経営していることもあって、常に謙虚で低姿勢であった。
おそらく、タイトルを取ったこれからも変わらないだろうと思わせるあいさつであった。

祝勝会が進む中で、坂本王位にインタビュー。

 
板川
王位獲得から1週間、あらためておめでとう。今の心境は?
坂本
「こんな立派な会を設けていただいて、王位戦の決勝より緊張してがちがちです。タイトルを取ったという実感はまだないですね。 」
板川
先ほど稲森さんからも話があったように、念願の関西初のG1タイトルホルダーが誕生してみんな大喜びだけど、今回の勝因はズバリなんだと思う?
坂本
「あきらめず最後まで打てたことですかね。(照れくさそうに笑う)予選段階からぎりぎりでの通過でした。
オーラスの親で、逆転通過したこともありましたし、冷や冷やものでした。 」
板川
決定戦での勝負どころは?
坂本
「6回戦目のトップが自信になり次につながった。7回戦の東1局、中のポンテンも取れたが、決勝戦なんで恥ずかしくない麻雀を心がけていたので、
かっこよく決めようと思いスルーしました。結果は最高形に仕上がって自分でもしびれました(笑)」



板川
今回の勝因は、6、7回戦もさることながら、フリコミ牌を要所要所できちっと我慢して止めきっていたことじゃないかと思うんだけどね。
対局している本人にはわからない時も当然あるけど、モニターで観戦していた僕なんかは、よく我慢できているなぁと感心していたもんね。
.團鵑鮖澆瓩浸に、ひょっとしたら後半見せ場を作れるんじゃないかという予感がしたよ。
坂本
「苦しい時に自分から先に顔を上げるなと、対局前にアドバイスしてもらっていたので、できる限り我慢をしてました。
そのことがたまたまよかったんじゃないですかね。 」

どこまでも謙虚な奴だ。
板川
最後に、今後の抱負をお願いします。
坂本
「今回は、タイトルを取ったというよりも取らせてもらった感じ。ツキも展開も自分に味方した。
いつの日か、もう一度タイトルを取って本物のプロになりたい。」

坂本王位が連盟の門を叩いて2年、常に向上心を持ち、謙虚な姿勢は若手のお手本になる存在である。
また、来春には結婚も予定しており、守るべき人のためにこれからも進化し続けるであろう。


坂本 健二  ( さかもと けんじ )
日本プロ麻雀連盟 24期生 

(このインタビューは2009年12月時のものです)

 インタビュアー:板川 和俊

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