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第2回ロン2カップ
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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 :  板川 和俊

インタビュアー: 坂本 健二
 


麻雀最強戦2011を優勝した板川 和俊プロ


『続、魅せて勝つ』

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「板川さん、ツモりました」

携帯電話で実況を聞いていた私の耳に、関西本部、三好君のうわずった声が届いた。
皆さんご存知、板川和俊が麻雀最強戦2連覇を達成した瞬間であった。
当然の事ながら、おめでとうございますという喜びの感情はあったものの、
それ以上に、やっぱりこのひとはスゴいな〜という尊敬の感情のほうが、私の心を支配していた。

それから数週間たった週末に、板川さんから電話が届いた。
私がチャンピオンズリーグに初めて参戦しているので、いつものように頑張れよという激励の電話かと思いきや、
最強戦のインタビュアーをやってほしいとのこと。

板川さんの麻雀に対する考え方や麻雀に取り組む姿勢等を、この際に聞いてみたいという気持ちもあり、インタビュアーを引きうけましたが、
こういった事は初めての経験なので、拙く読みづらい書面になるとは思いますが最後までお付き合いくだされば幸いです。

12月30日、年末の閑散とした大阪北新地で待ち合わせ食事をしながら、インタビューを行いました。

板川 和俊プロと坂本 健二プロ


坂本 「史上初の最強戦2連覇おめでとうございます。」
板川
「ありがとう。」
坂本 「最初に2連覇を達成した現在の心境を教えていただけますか?」
板川
「やったという実感よりも、終わってホッとしたというのが正直な気持ちかな。
皆さんからのメールや電話をもらって、連覇を達成したんだなという実感がわいてきたよ。」
坂本 「今回、決勝卓は全員、日本プロ麻雀連盟のプロとなりましたが、どのような対局を考えていました?」
板川
連盟の大御所3人との対局なんて、連盟内の対局でもなかなか実現できないので、そこにいれること自体がすごく光栄でワクワクしましたね。
勝負は時の運という思いで、プロセスを重視する闘い心がけました。
せっか会場に観戦に来て下さったかたや、ニコニコ生放送を観ていただいていたので、ギャラリーに価値ある対局をお見せしたかったです。
自分の持ち味である、手役思考のどっしりとした麻雀を打ち切れば、結果はあとからついてくるので平常心でいれるかが鍵だと思っていました。 」
坂本 「半荘1回で優勝が決定するという短期決戦でしたが、どのような事に気をつけましたか?」
板川
「1、各自、一度のアガリで勝負は決まらないだろうから、二の矢をしっかり放つこと。
2、放銃しても心が揺れないこと。
3、オーラス、トップから満貫条件以内の位置にいること。この3つを肝に命じて挑みました。」
坂本 「次に対局をふりかえって、その時の心境をお伺いしたいと思います。」

東1局(板川、灘、小島、前原)

 ドラ ロン


坂本 「開局早々7,700を前原さんから出アガリしましたが、この時の心境は?」


板川
三色を意識して手組をし、カンのテンパイが入ったがリーチ者の小島さんがを切っていたこと、
前原さんが
を河に捨ててたことから、テンパイ気配を消してヤミテンに構えた。
予定通りアガリを拾えたけど、当然、このアガリだけでは決まらないと思っていたので、次局以降に気持ちを切り換え二の矢を放つことを考えた。」

東3局1本場。

 ドラ




坂本
「ドラのを引きアガれば優勝に近づく一手でしたが、前原さんの追っかけリーチに、一発でをつかみ8,000の放銃。」

 リーチ  ロン

坂本 「この時の心境は?」


板川
「2枚目のをスルーし絶好のテンパイとなったが、このときは決めにいくつもりのリーチでしたね。
放銃したときは焦りは全くなく、さすがにこのメンツでは簡単には決めさせてくれないよなと思った。」

南2局2本場、前原さんからリーチ。

 リーチ ドラ

捨て牌は、



リーチ

板川さんの手牌。





坂本
「ここから僕ならソーズをきってしまいそうだが、を選択しました。迷いはありませんでした?」


板川
「最終手出しがだったのと、1巡回してのリーチだったので、待ちはソーズだと確信していましたよ。
ただ他の対局者への安全を考慮して切る牌の選択を考えました。」
坂本

「板川さんは、メンゼン手役型の攻撃的麻雀という印象が強いのですが、
実際に対戦してみるとなかなか当たり牌をきってくれない、そんな守備力の高い麻雀も気になるのですが?」

板川
「数年前にB1だった頃、荒さんとの会話の中で『攻撃力はいいが無駄な放銃が多いよね。勝負どころ以外は巡目に関係なくケアしていかないともったいないよ』
と、アドバイスを受けて、いろんな人の後ろで観て守備力を強化したおかげかな?
それが今の麻雀にプラスになっていると思うよ。先輩方が何気に言ってくれる一言に、しっかりと耳を傾けて努力すればきっと報われるよ。」
南4局1本場、

 ポン ドラ ツモ



坂本
「ついにをツモり2連覇を達成しました。どんな気持ちでした?」


板川
のポンテンをとった瞬間、小島さん、灘さんからは出ないから、あとは前原さんがつかむか、僕が引きアガるかしかないなと思っていたら、
すぐさまツモったので終わったという安堵感でいっぱいでした。」
坂本 「最後に、次は前人未到の3連覇がかかっていますがどのように臨みますか?」
板川
「現在、麻雀がメディアやIT関連に露出する機会が増えてきているので、たくさんのファンの方々に観ていただける機会も確実に増えています。
その分、私たちプロはファンが魅力を感じていただける対局を心がけないとと思っています。その積み重ねの結果が、3連覇に繋がれば幸いです。
これからも『心技体』を今まで通り鍛えて『魅せて勝つ』麻雀を心がけていきます。」
坂本 「本日は年末の忙しい中ありがとうございました。」

板川さんは、私にとって特別な存在である。
麻雀プロとして間違った事は鬼の形相で叱ってくれる。
また、良い麻雀を打てば自分の事のように喜んでくれる。
いつも本気で私と対峙してくれている。

そう思っているのは私だけではなく、関西本部のプロを中心に少なくないのではないかと思う。
そして『魅せて勝つ』というプロ意識を強く持ち、実際に実践している打ち手であり、私も板川麻雀のファンの1人でもある。

麻雀最強戦3連覇、そして悲願の連盟のタイトル奪取という事も現実性を帯びている2012年の板川和俊の活躍を心より期待して、
インタビューを締めくくりたいと思います。



 


板川 和俊 (いたがわ かずとし)
日本プロ麻雀連盟 12期生
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2012年1月現在のものです)

  インタビュアー:坂本 健二

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