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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 :  山井 弘

インタビュアー: 猿川 真寿
 


プレゼンテーターの瀬戸熊直樹プロと
第20期チャンピオンズリーグを優勝した山井弘プロ




8月21日(日)、自分は第20期チャンピオンリーグ決勝戦を観戦していた。
最後、相沢かおるに競り勝った、山井弘が初タイトルを獲得した。

その打ち上げの席の時、途中で山井が満面の笑みを浮かべながら、隣の席に来た。

「インタビューやってくれない?」
「いいですよ」
「本当は、ルミアキにやって欲しいけど(笑)」
「好きにしてください」

ここで、この会話は途切れた。数日後、編集部からメールが届いた。
題名には「インタビューの件」と書かれていた。(あぁあれ本決まりだったんだと思った。)
了解しましたと返信した。

山井弘:14期生。
少し前に「オフェンスマスター」という、通り名をつけたらしい。
かっこよくて、強そうでいいなと素直に思う。自分が先につければ良かったなと少し思う(笑)。

自分と山井は、勉強会の時によくあるが、麻雀の話になると本当に合わない。水と油である。
たまに、「この人、わざと逆を言ってるんじゃないかなぁ」と思うほどである。
別に、仲が悪い訳ではないので勘違いしないように。
それなら、インタビューも頼まれたりしないと思うから、多分・・・

自分が思う山井の性格は「生真面目」「やさしい」「頼りがいがある」である。
だから、自分はいつも甘えている。
そんな、公私ともにお世話になっている猿川が、インタビュアーをやらせていただきます。

猿川 「チャンプお疲れ様です。」
山井
「お疲れ様。ここのベルギービール美味しいよ。」

(今回の取材の会場は、山井オススメのBARになった。雀荘の店長時代の後輩が店をだしたみたいだ。
ちなみに、彼はビール党なので、他の酒を飲んでいるのを見たことがない。)

2人「乾杯」
(山井が鞄から資料を出す。見ると今回のインタビューで、あらかじめ自分が送ったメールをまとめたものだった。
ここからも山井の真面目さがうかがえる。)

猿川 「さすがです。」
山井
「どうせ最後はぐだぐだになっちゃうと思ったから。」

{前回、ヒサトのインタビューは、ぐだぐだだったなと思いだした。}

猿川 「それでは始めますか。1番印象に残っている局は?」


山井
最終戦オーラスのカンかな。」
猿川 「優勝決めた時の。」



山井
「最初のツモで1シャンテンになって、これはすぐに決まるだろうと思っていたのに、結局、長引いちゃって。
アガれて本当に良かった(汗)。あと、前局もアガれると思ったのに流局しちゃって・・」




猿川
の後付けの局ですね。これは仕掛けるんですね。」


山井
「そうだね、相沢さんがをつかめば終わりだったからね。王手みたいな。」

※ この局、相沢は山井がテンパイしている以上、テンパイするかアガらないと優勝はないという状況だった。

山井
「やっぱり、最後の方が覚えているね。」
猿川 「そうですね、優勝を決めたアガリは印象深いですからね。」


山井
「そうだ。あとね、をポンして相沢さんにツモられた局は、対局している時に、この仕掛けはどうだったんだろうと考えていたね。」


猿川
「相沢さんが一通のペンをツモった局ね。」



山井
「とにかく、早く牌譜検証したかった。形的にはポンが自然だと思うけど、負けたら敗因になると思ったからね。
でも、勝てたから悪くない鳴きじゃないかなって、対局が終わってからはそう思った。」
猿川 「調べたらどうだったのですか?」
山井
「1枚目を鳴かないで、まあ、ドラが2枚あるから2枚目を鳴くとしたら、
もっと早く相沢さんにテンパイが入って、同じ巡目にツモられ、結果は一緒だったね。」

今回のインタビューで、自分が1番聞きたかった局だ。
ちなみに自分なら1枚目はまず鳴かない。北家ということもある。西家なら5分5分だろうか。
今まで、色々な決勝の観戦をしてきた統計としかいいようがないが、
簡単にいうと「敗因」にはなっても「勝因」にはなりにくいからだと思う。
実際、見ていた自分は「山井さん焦ったな」と思っていた。そのあたりを聞いてみた。

猿川 「焦ったわけではないのですね?」
山井
「焦ってないよ。ほぼ、相沢さんとの一騎打ちだから、この仕掛けで親のあみさん(西山あみ)に連荘されてもいいと思っていた。
北家だから普段は鳴かない方が多いけどね。相沢さんにもプレッシャーをかけれるしね。 」
猿川 「なるほど。納得です。」

確かにその通りだと思った。
普段もちゃんと話し合えば、麻雀のことも分かりあえるのかも知れない。

猿川 「今回、1番心掛けたことは何ですか?」
山井
「勝ち負けより内容かな。自分の麻雀を打ちきりたいと。そのためには、いかに集中するかというのがテーマだったかな。
出来るだけ1人で集中力を高めていた。」

山井は決勝戦の時、半荘の合間に1人会場の奥に座って考えていたように見えた。
何を考えていたのかは分からないが、この点に関しては自分も同意である。
リーグ戦などの大事な対局の時は、遅めに会場入りするようにしている。
出来るだけ1人の時間を増やして、精神を落ち着かせようと。
猿川 「では、スタイルチェンジについて聞きたいのですが、数年前に、守備から攻撃へとチェンジしたのはなぜですか?」
山井
「守備型が好きだったけど、プロリーグではよく降級争いをしていてね、攻撃力をつけないと上にはいけないと思った。
   あと、働いていた雀荘に、たまに前原さんが遊びに来てくれて、
『山井くんに似合っている麻雀は、守備型じゃなくて攻撃型の方じゃないかな』と言われたのも影響しているね。 」
猿川 「それから攻撃型に変わっていったんですね。」
山井
「そうだね。それから、攻撃を学ばないと勝ち切れないと思って、最初参考にしたのは、超攻撃型のヒサトくんだったね。
分かりやすいし、彼の攻撃の評価は上の人からも高かったからね。」
猿川 「山井さん、いらない牌は何でも切っていた時期ありましたね。」
山井
「そうだね、ヒサト君を見習って、どこまでも突き進んで行った時期もあったね。でもね、最近はバランスを考えるようになったかな。
チャンピオンの時も、押し引きのメリハリをしっかりつけて戦っていたからね。」
猿川 「ヒロ君(山田浩之)の観戦記にも出ていたやつですね。
3回戦の西山さんの仕掛けにしっかりと対応していましたね。」
山井
「そう。元々守備型から入っているから、実は守りは得意なんだよね(笑)」
猿川 「最後になりますが、今後の目標とかありますか?」
山井
「麻雀プロとしての仕事ぜんぶに関わっていって、プレーヤーとしても、運営にしても、その他、色々含め、
みんなが分からないことあったら、山井に聞けば分かるよって言われるようになりたい。」
猿川 「山井さんらしい意見ですね。本日はどうもありがとうございました。」

今回の決勝は、山井が今まで麻雀に対して真剣に向き合ってきたことが勝因だと思った。
色々なものを吸収しようとして、考え、悩んでいた姿をこれまで見てきました。
これからも、その姿勢で自分たちを引っ張っていってください。

 


山井 弘 (やまい ひろし)
日本プロ麻雀連盟 14期生
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2011年9月現在のものです)

  インタビュアー:猿川 真寿

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