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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 :  奈良 圭純

インタビュアー: 太田 優介
 


第20期麻雀マスターズで優勝した奈良 圭純プロ




平成23年、4月29日。麻雀界にまた新たなスター候補が誕生した。
彼は、プロ1次予選から勝ち上がり、あれよあれよという間に決勝進出。
決勝戦も圧倒的なポイント差を付けて優勝した。
 
彼の名は、奈良圭純(ならけいじゅん)。
22期生でプロになって6年目。

これまで表舞台に立ったことはあまり無く、よく知らない人も多いだろう。
このインタビューで、彼の純朴な人間性や、普段のキャラクター、打ち手としての魅力を伝えることが出来たら幸いである。

今回のインタビュアーは、同じく22期生で研修班も一緒だった太田優介が務めさせていただきます。



太田 「奈良君、今日はよろしくね!」
奈良
「インタビューとか初めてで緊張するよ…。うまくしゃべれなくても太田ちゃん何とかしてね(笑)」
太田 「では、まず、自己紹介をお願いします。」
奈良
「え・・・。」

奈良は、実はかなりの照れ屋で口下手(笑)。録音していると、照れて自己紹介すらままならない。
 
 (仕方ない、大好きな酒でも飲んで緊張をほぐしてもらおう…。)

名前を聞いたことも無いお酒を頼み、飲むこと30分、奈良がやっと口を開き始める。

奈良
「・・・プロ連盟22期生、奈良圭純です。今は雀荘勤務で、歳は今年29歳になりました。出身は青森です。」
太田 「麻雀以外の趣味は?」
奈良
「読書。道尾秀介とか、恩田陸のファンだよ。」
太田 「(やばい、どっちもわからん)あーあれね、道尾に、恩田ね、どっちもいいよねー!
ああ、そうそう、奈良君はかなりおとなしいタイプだけど、昔からおとなしい子だったの? 」
奈良
「いや〜昔はこうじゃなかったよ。小学校くらいの時は、クラスで一番うるさいくらい活発な子供だったよ。丸坊主でサッカー少年だったんだ〜。」
太田 「(今のおとなし〜い奈良君からは、まったく想像出来ないぞ…。) サッカーはどのくらいやっていたの?」
奈良
「小学校4年生から中学校卒業までだね〜。で、高校はフェンシングをやっていたよ〜。キャプテンで東北5位になったよ!」
太田 「身長高いし(奈良の身長は180cm以上)、手足も長いから確かに向いてそうだね。
プロ連盟は、学生時代スポーツで活躍していた人も多いけど、スポーツ経験を麻雀に活かせている部分ってあるのかな? 」
奈良
「フェンシングの経験は大きいね〜。麻雀もフェンシングも集中力を使う競技なので、フェンシングやっていて良かったって思っているよ〜。」
太田 「で、麻雀はいつ頃から始めたの?」
奈良
「ん〜と、高校生の時かな。麻雀漫画の『哲也』の影響で始めたよ。」
太田 「じゃあ、その後はずーっと麻雀漬けになったんだ?」
奈良
「いや、そういうわけでもないんだよ〜。
高校卒業後は、美容師の専門学校に通ったんだけど、授業やバイトであまりにも忙しくて、麻雀する暇が無かったんだ〜。 」
太田 「じゃあ、本格的に麻雀を始めたのは?」
奈良
「21歳くらいからかな?そのくらいに初めてフリー雀荘に行ってみたよ!で、次の年、22歳の時に旅打ちで東京に出てきたんだ。」
太田 「旅打ち!?麻雀漫画みたいだね!」
奈良
「でもその時は1ヶ月で旅費が底を突いてね(笑)すぐ地元に戻ったんだ。」
太田 「う〜ん・・・漫画みたいにはうまくいかないか・・・。」
奈良
「まあね〜。でも、いい経験にはなったよ。精神修行にもなったし!その後すぐ、『自分の実力をもっと試したい』と思って連盟の試験を受けたんだ。」
太田 「研修は、内川(幸太郎)君や俺と一緒に、瀬戸熊班だったよね〜。」
奈良
「うん。同期はあの時からかなり仲良かったよね。研修後によく飲みにも行ったし。
そうそう、同期で、もう麻雀業界から離れちゃった人から、マスターズを獲ったのを聞いて、お祝いのメールが届いたんだ。
こういうのって凄いうれしいよね。 」

     
インタビュー中の奈良 圭純プロ


(しかし、酒が入るとよくしゃべるようになるな…。最初と別人だぞ…。)

太田 「んでは、そろそろマスターズの話を。俺、本戦は運営やっていて巡回しながら奈良君の麻雀を観ていたんだけど、かなり調子良いみたいだったね。」
奈良
「プロ1次予選は、最終戦ラスを引かなければ残れる状態だったんだけど、ラスを引いてしまって(笑)
予選落ちかと思ったんだけど、なんとかギリギリ残れたんだ。そこから先はずーっと調子良かったよ〜。 」
太田 「決勝までにキツかった対局はあった?」
奈良
「うん、準々決勝で当たった荒プロ、準決勝で当たった滝沢プロとの対局だね。特に滝沢プロとは最終戦までもつれて、本当に紙一重だったよ・・・。」
太田 「で、なんとか決勝戦に残ったわけですが、決勝ではどんな戦い方をしようと思っていたの?」
奈良
「決勝はメンゼン(リーチ)でプレッシャーを掛けていこうと決めていたよ。押せるだけ押して行こう、と。」
太田 「後ろから見ていて、1回戦からそのテーマに沿って打っていたと思うよ。ただ、ちょっと前に出すぎてその分ラスを引いたよう思えたけど…。」
奈良
「ラスだったけど、最初から押すって決めていたからね、メンタルには全然ダメージ無かったよ。
『ここでブレたら最後まで戦いきれない』、と、自分に言い聞かせたよ。
でも2回戦に、樋口さんにで8,000を打った時は心が折れそうになったね(笑)『ああ、今日はもうダメなのかな』って(笑) 」
太田 「それでも最後まで勝負し切って優勝できたわけだけど、『ここが勝負局だった!』っていうところはあるかな?」
奈良
「無い(笑)」
太田 「無いじゃ困るよ(笑)」
奈良
「ええ…?う〜ん…。強いて言うなら、4回戦に、トータル2着目の西川プロのリーチに、追いかけリーチをしてツモったとこかな。」
太田 「腹を括ったリーチだね。待ちが生きているか死んでいるかとかじゃなくて、もう、気合のリーチ。」
奈良
「結果は即ツモだったけど、このアガリも自分のテーマに沿った故に生まれたものだから、すごく手応えあったよ!」
太田 「俺なんか、心の中で『オーッ!』って叫んでいたもん(笑)そういえば、対局前に立会人の藤原隆弘プロが
『みなさん若さ溢れる麻雀を見せてください』って言っていたけど、まさにそんな感じのリーチ。奈良君が、終始自分の麻雀を打てていた感じだったね。 」
奈良
「今回の決勝、1番リーチ回数が多かったの僕だと思うよ。」
太田 「決勝終了直後にも同じ事言っていたので、リーチ回数を調べておきました。
リーチ回数は、西川プロ15回、樋口プロ12回、泉プロ10回、奈良君は、西川プロと一緒で15回だね。 」
奈良
「あ、そんなに多くなかったんだね。気のせいだった・・・。」
太田 「でも、リーチ成功率はすごく高かったよ。奈良君15回のリーチ中、アガったの11回(73.3%)。これは驚異的な数字だね。」
奈良
「でも、裏ドラは1回しか乗らなかったよ(笑)」
太田 「勝ちを意識したのはいつくらいからだった?」
奈良
「最初から最後まで全力疾走だったから、道中は全然そんな余裕無かったけど、
最終局、四暗刻単騎以外の役満の可能性が消えた時、やっと『勝った』って思えた。 」
太田 「ズバリ、今回の勝因はなんだったと思う?」
奈良
「普段仕事で牌に触れているので、それが大きな自信につながったと思います。6年間プロをやってきて本当に良かった!」
太田 「タイトルホルダーになったことで、これからは追われる立場になるね〜。この記事を読んでいる方へ麻雀上達のコツがあったら教えてください。」
奈良
「コツ…かぁ。ん〜と、疑問に思ったことは(目上とか年下とか関係なく)色々な人に聞いて、思考を教えてもらう。
共感できた考えは、自分の麻雀に取り入れて『何か違うな』って思った意見も頭ごなしに否定しないで、
『そういう考えもあるんだな』と、頭の中にそっと置いときます。それを繰り返して自分の麻雀を積み上げます。 」
太田 「ふむふむ。(メモメモ)では最後に今後の目標を教えてください。」
奈良
「十段戦。今回の優勝で九段戦からの出場となるので、何とか決勝まで残りたいよ。同期の堀内プロと決勝で戦いたいね〜!」
太田 「長時間のインタビュー、ありがとうございました!」

普段、決して口数の多くない奈良君。
マイクを向けると自己紹介すら躊躇してしまうくらいの恥ずかしがり屋ですが、口を開けば自分の麻雀への深い自信、情熱が伝わってきました。

彼とは、これまで付き合いも多かったですが、決勝〜インタビューを通じて、彼の麻雀に一歩踏み入ることが出来、
自分の麻雀プロ人生においても大きな糧になったと思います。

同期が活躍して、インタビュアーを務めたのは今回で2回目。
次は、俺が同期にインタビュアーをやらせてやる!


 


奈良 圭純 (なら けいじゅん)
日本プロ麻雀連盟 22期生
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2011年5月現在のものです)

  インタビュアー:太田 優介

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