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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 伊藤 優孝

インタビュアー:増田 隆一
 



何て暑いんだ。猛暑とアルコールにやられている私は朝起きると、その日1日出掛けなくてすむ言い訳を考えている。
そんなダメ人間の携帯が鳴った。


編集部
「伊藤優孝プロのインタビューを頼みたいのですが?」
増田 「やらせて頂きます。」

渡りに船とはまさにこのこと。
原稿を書くからという、外出しないで済む最高の言い訳が見つかったではないか。

早速、伊藤優孝プロに電話。

増田 「今度インタビューをさせて頂くことになりました。内容はプロテストについてと、いつも通り趣味の話です。」
伊藤
「今さらインタビューなんてしなくても分かるだろう。任せるよ。」

{毎回このやり取りをしているな・・・}

増田 「そうはいかないのでお願いします。ところで写真を撮りたいのですが、趣味の話はどうしましょうか?」
伊藤
「最近は韓流ドラマにはまって・・・(中略)・・・よくDVDをレンタルしてるよ。」

{DVDを見ている写真は、なんだかしまらないな・・・}

増田 「ちょっと写真を撮り辛いので、ほかありませんか?」
伊藤
「スキーは得意だぞ。昔は・・・(中略)・・・その話をするか。」

{今の時期にスキー姿の写真は、カナダでも行かなきゃムリだろ・・・}

増田 「予算の関係で、海外まで写真を撮りに行くのはムリです・・・」
伊藤
「ケチなこと言いなさんな(笑)じゃあ、ビリヤードにするか。昔は・・・(中略)・・・じゃあ19時に恵比寿で。」

{ようやくまとまったよ・・・}


ここまで読んで頂き、勘のよい読者の方はお気づきかもしれませんが、伊藤プロは1を聞くと10返ってくる典型のような方です。
私たち後輩は、伊藤オンステージを楽しみにしていたり、いなかったり・・・
実は、この記事がアップされるころ、伊藤プロと私はマカオにいる。
だから5時間に及ぶインタビューは、マカオの話95%(笑)。残り5%はすごくよい話だったので、それを中心に書こうと思う。
前置きの最後に、伊藤プロの地元恵比寿は、オシャレすぎて居心地が悪かった事だけは追記しておきます(笑)。


伊藤
「パスポート取ったか?」
増田 「バッチリです。」
伊藤
「向こうに行ったら・・・(後略)」
増田 「とりあえずビリヤードやりましょう(汗)」

タクシーで渋谷のビリヤード場に着く。

伊藤
「懐かしいから四つ球やろう。」

四つ球とは、現在主流となっているポケットに入れるゲームではなく、球に当てることでポイントを競うゲームなのだが、当然私はやったことがない。

増田 「9ボールでよくないですか?」
伊藤
「そんな素人みたいなのより、技術の差が出るから四つ球やるぞ。」

{全く自信がないけど仕方がない・・・}

伊藤
「入射角と反射角を計算して・・・(中略)・・・回転は・・・(中略)・・・引き球、押し球を使い分けて・・・(後略)」

レクチャー中


良い見本
悪い見本



みっちり1時間レクチャーされましたが、やっぱり上手い。結果は4対25の圧敗でした。

増田 「さすがです。相当やりこんでいますね。」
伊藤
「今と違って、昔は娯楽が少なかったからな。当時はマイキューを持っていたし、負けることはほとんどなかったな。」

いつまでも遊んでいても仕方がないので、伊藤プロの大好物、焼き鳥を食べに居酒屋へ。

伊藤
「マカオへ行ったらビュッフェで朝飯を食べて、プールで・・・(後略)」

{伊藤プロはマカオが楽しみなのだろうけど、そろそろ真面目にやらなきゃ・・・}

増田 「20年以上になるプロテストの歴史ですが・・・」
伊藤
「第1回は10名くらいだったのが、去年は約120名と受験者はだいぶ増えたね。」
増田 「これだけ増えたのは、何か理由があるのですか?」
伊藤
「いきなり増えたわけでなく徐々に増えて行った。きっかけはファミコンのソフトにプロが出るようになった事かな。」
増田 「最近では、麻雀格闘倶楽部もありますしね。」
伊藤
「若い受験者は、麻雀格闘倶楽部で覚えた人が増えたね。」
増田 「若い受験者が増えるのは、喜ばしいことですよね。若いってキーワードが出たところで、ダイヤの原石みたいな思い出に残る受験者はいましたか?」
伊藤
「滝沢はスターになる要素を持っていたな。麻雀の内容というよりも雰囲気だね。オーラを感じたよ。」
増田 「何となく納得です。」
伊藤
「瀬戸熊なんかは受験した当時、何も思わなかったけれど、ああやってスターになって行くこともあるし、それが全てとは言えないけどな。」
増田 「女性だと?」
伊藤
「やっぱり(二階堂)亜樹ちゃんだね。打牌も早いし、反応もよいし、何よりキレがあった。女性では一番インパクトがあったよ。 」
増田 「僕もプロリーグで対戦したときは完敗でした。亜樹ちゃんがインパクトあったというのは納得です。
話は変わりますが(プロテストを実施していく上で)苦労したこともありましたよね? 」
伊藤
「お父さんやお母さんから、プロを断念するように説得してくれって電話が掛かってきた時はまいったな(笑)」
増田 「なんて答えたのですか?」
伊藤
「成人した男の選んだ道だし、本人が決めるしかないだろ。」
増田 「ですよね・・・」
伊藤
「残念ながら麻雀は世間からよく見られないこともある。だからこそ安易な気持ちではなく、勝負の世界なのだから、  
プロとしてやっていく覚悟を持って入ってきて欲しい。それは今年受験しにくる人たちにも、声を大にして言いたい。 」
増田 「僕たちもプロテスト実行委員会の一員としてがんばっていますが、まだまだ良くなる要素があると思っています。 
具体的にどうすればより良いプロテストが実施されると思いますか? 」
伊藤
「麻雀はそのゲーム性上、そのときの運、不運もある。そんな中、短い時間で本当の実力を見極めて合否を決めるのは難しい。
だから将来的には、宝塚のような養成学校を作り、1年2年といったスパンで本物のプロを養成したいね。もっと伝えられる事はあるはずだから。 」
増田 「今も何十時間もかけてやっていますがまだ足らないと。伊藤プロがおっしゃっている事が、現実になれば素敵なことですね。」
伊藤
「すぐに実現させるのはムリだよ。だから(自分の仕事を)受け継いでくれる若手幹部達に任せるしかない。マス(増田)も若手幹部の1人として頼むよ。」
増田 「はい。」
伊藤
「ところでベネチアンは・・・(後略)」
増田 「とりあえずマカオ楽しみですね(汗)」
 
伊藤プロは、鳳凰位、最強位を始め、獲得タイトルも多数。
選手としても素晴らしい成績を残しているのだが、副会長、総務担当として長きに渡り連盟を裏から支えてきた功労者でもある。
今後、伊藤プロのような考えを持った若手が増えれば、プロテスト、更にはプロ連盟がより良くなることは間違いない。
そのために私たちプロテスト実行委員会は今年もがんばります。

 


伊藤 優孝  ( いとう ゆうこう )
日本プロ麻雀連盟副会長 
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2010年8月現在のものです)

  インタビュアー:増田 隆一

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