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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 仲田 加南

インタビュアー:武石 絵里
 


第4期女流桜花を優勝した仲田加南プロ

2010年、今年最初にタイトルを獲得したのは、仲田加南。
優木美智、二階堂亜樹に続き、3人目の女流桜花の誕生です。

プロクイーン、王位戦、そして今回の女流桜花。
彼女は、今年度、すでに3回も決勝の舞台に登場しました。

2009年10月、プロクイーン決定戦。最後の3回で崩れてしまい、惜しくも準優勝。
2009年11月、王位戦。決勝メンバーの名前に、またしても彼女の名前があがります。
結果は3位でしたが、プロクイーンの敗戦からわずか1ヶ月で決勝の舞台に舞い戻って来たことに、驚いた方も多かったのでは。

そして、2010年1月。二度の決勝での敗戦を経て、ようやく桜が咲きました。第四期女流桜花の誕生です!
今回は、女流桜花・仲田加南のインタビュアーを、最近勝手になついて可愛がってもらっている武石絵里が務めさせていただきます。

 
武石
「リーグ戦おつかれさまでしたー。じゃあ早速スリーサイズから・・」
バシッ(痛い・・)
武石
「うそですスイマセン。えーと、第四期女流桜花おめでとうございます!」
仲田
「ありがとー。最初っからそれ言おうね。」
武石
「ハイ、すんませんでした。プロクイーン・王位戦に続いて、今年度3回目の決勝。
そろそろ仲田じゃないかと思っていた方も多かったと思いますが、自分ではどう思っていました?」
仲田
「ここで獲らなかったら、ヤバイという気持が強かったかな。負け癖がつくというか。決勝では弱いみたいなイメージを払拭したかったんだよね。」
武石
「ほうほう。払拭できたみたいですね。優勝した瞬間の感想は?」
仲田
「とにかく疲れてぐったりしてたよー。」
武石
「実感湧かない感じですか。」
仲田
「うん、そうだね。打ち上げ行ったら、だんだん実感湧いてきた!へへ。(思い出し笑い)」
武石
「ナニ笑ってんすか。」

この人の良いところは、下の人間にやさしいところ。
ちょっとくらい失礼なこと言っても、見た目どおりの大きな心で受け入れてくれます。
・・こう書いとけば、自分の身を守れそうです。

リーグ戦対局写真
対局を終えた後の仲田 加南プロ

武石
「じゃあ、どんな気持ちで女流桜花の決勝に臨んだかを教えてください。」
仲田
「深く考えずに、運命はもう決まってるんだって思って、自由に打ったよ。結果は決まってるんだから、楽しもうと思って。」
武石
「ええええ。決勝の空気で、実際に楽しめるもんなんですか?わたし後ろで見ているだけなのに、手汗びっしょりでしたよ笑」
仲田
「うん、1日目はすごく楽しめた!終わったあと、もう終わりなの?もっと打ちたい!って気持ちだったんだけどね。」
武石
「てことは、最終日は・・」
仲田
「最後は苦しくて苦しくて。まだ終わんないの?って。」

2日間観戦しに行きましたが、たしかに最終日は苦しそうに見えました。
簡単に優勝させてくれるメンツじゃなかったということですね。
その中で勝ったことは、自信につながっているのではないでしょうか。

武石
「苦戦しながらも、見事に優勝したわけですが。プロクイーンと王位戦の決勝での敗戦をきっかけに、努力したこと、変えたことはありますか。」
仲田
「打ち方は変わってないよ。王位戦は、ツキだけで決勝に残っちゃった感じだったんだよね。なんか、決勝に残っただけで満足しちゃってた。
だから、他の人より気持ちで負けていたと思う。プロクイーンでは、打ち方をずっと迷っていたのが敗因じゃないかと思う。」
武石
「迷ってた?」
仲田
「プロクイーン決勝のとき、応援団っていうか、自分を応援してくれる人たちが、初めて後ろに大勢来てくれたの。
すごく嬉しくて、みんながいるから頑張ろうと思える反面、打ちたい麻雀と見せたい麻雀で常に揺れていたんだよね。 」
武石
「ちなみにどんな麻雀ですか。」
仲田
「打ちたい麻雀は、我慢して我慢して受け重視の麻雀。でも、それって凄く地味っていうかさ。」
武石
「どかーんってアガってこそ仲田加南らしい!」
仲田
「そう笑。見せたい麻雀っていうのがまさにそれ。まわりからは攻撃型と言われているから、期待に応えたい、爆発させなきゃって。
見ている人が面白いと思うような麻雀を見せたくて。 」
武石
「女流桜花のときはどっちの打ち方してたんですか?」
仲田
「うーん。どっちとか考えず、感じるままにって感じだったかなあ。あとは、よく鳴いた。それがかなりうまくいったよね。」
武石
「そうですねー。藤崎さんの決勝観戦記でも、仲田さんの牌姿は鳴いているほうが多く載ってましたね。」
仲田
「3人が、腰が重い手役派だから、普段よりも鳴いたほうが有利だと思ったんだ。
逆に、手役対決になったら敵わないから、キレイに打っていたら簡単に負けてたと思うよ。 」

「23期以下の観戦者が少なすぎだったよね。」
応援団の話になったときの一言です。たしかにそのとおりで、一日目は一人もいませんでした。
二日目も、23期よりも先輩がほとんどでした。
「決勝戦のメンツが全員自分より下だと思っているなら良いんだけど、そうじゃないなら見に行くべきだよ。」
・・ふぃー。行っといてヨカッタです笑。
これも、ひとつのアドバイスとして受け取って欲しいと言っていました。
女流桜花だけじゃなくて、他の決勝戦でも見に行くことは絶対プラスになるから、と。

仲田
「あとは、プロクイーンも王位戦も、決勝を特別なものとして考えすぎちゃったんだと思う。」
武石
「特別ですよー!」
仲田
「そうなんだけど、それで力が入りすぎたんだよきっと。女流桜花は、5節までやって、プレーオフが6節・決勝1日目が7節・最終日が8節って、
決勝はリーグ戦の続きだと思って打ったんだ。 」
武石
「力みすぎないで自然体で?」
仲田
「うん。決勝の対戦相手は、たしかに特別な人たちだったけどね笑」
武石
「ものすごいかわいくて豪華でしたよね!!」
仲田
「・・絵里ちゃん本当にあたしの応援してた?」
武石
「エッ。ししししてましたよっ。」
仲田
「ふーん。(疑いの眼差しがコワイです)」

今回の決勝戦、本当に豪華だったと思います。
卓上の舞姫・二階堂亜樹。
天衣無縫・二階堂瑠美。
アイスドール・和泉由希子。
人気・実力トップクラスの三人です。
・・本当は、舞姫の三連覇がちょっと見たかったことは内緒です。

武石
「今年度は、あとチャンピオンズリーグとグランプリが残っていますね。」※2/23日現在第17期チャンピオンズリーグは終了しています
仲田
「チャンピオンズリーグは、10回近く出ているのに、ベスト8とベスト16、1回ずつしかないんだよね。だから、そろそろ決勝に残るだろうと思っている!笑」
武石
「期待しています笑(残れなかったらカッコワルイですよ先輩。)グランプリについてはどうですか。」
仲田
「初めて出る権利を得たタイトルだし、あと何回出られるかもわからないので、すごい楽しみ!」
武石
「連盟のトッププロしか出てこないタイトル戦ですもんね。1回でも出られたらすごいことだと思います。」
仲田
「うん、たぶん負けてもあんまり悔しいとは思えない気がする。格上の人たちの困った顔が少しでも見られればいいな♪笑」

根拠はないけど、今年度中に、決勝の舞台でもう一度この人の姿をみられるような気がしました。
仲田加南旋風は巻き起こるのでしょうか!
楽しみです。

武石
「では最後に、来年度の目標なんかを。」
仲田
「何はともあれ、リーグ戦昇級!!あと女流桜花連覇!!」
武石
「あれ。プロクイーンは?」
仲田
「プロクイーンはねー。咲ちゃんに勝てる気あんまりしないわー笑」
武石
「咲さん強かったですよね。」
仲田
「うん。咲ちゃんがいちばんやりづらいもん。気迫負けしちゃうんだよね、絶対負けないっていう気持ちが伝わってくるの。」
武石
「咲さんの気迫は、卓外にもビシバシ伝わってきますよー。」
仲田
「そうでしょそうでしょ。気持ちで負けちゃう。ホラ、あたし気ぃ弱いじゃん。」
武石
「・・え?笑」

仲田加南の気が弱いとは思ったこともないけど、プロクイーン決勝のときは実際に弱かったのかもしれない。
本人が、「打ちたい麻雀と見せたい麻雀で迷っていた」と言うように。
北條さんが、プロクイーン決勝観戦記に、「いつもの仲田さんはもっと自在で強いはず」「リーチが足りなかった」と書いているように。
いつもより、少し気の弱い仲田加南だったのかもしれない。
先輩、そんな女の子らしい一面もあったんすね。


2006年、日本プロ麻雀連盟に新しいタイトルが生まれました。
それが、女流だけのAルールリーグ戦、女流桜花。

1年目、女流リーグに出ること自体に迷いがあり、そんな打ち手に良い結果が残せるわけもなく、▲100オーバーで余裕のBリーグスタートに。
そうこうしている間に、同期の優木美智が、初代女流桜花に輝きます。祝福の気持ちの次に出てきた感情は焦燥感。そこで気合いのスイッチが入ります。

2年目、気合いの入った仲田加南が、Bリーグで足踏みするわけがありません。Bリーグぶっちぎり優勝で、Aリーグに昇級します。

3年目、待ちに待った初めてのAリーグ。3位で迎えたプレーオフ、最後にまくられ5位で終了。

4年目、今年は余裕を持ってのプレーオフでした。そして2位通過で、女流桜花決勝への切符を初めて手に入れます。
あとはみなさんご存じのとおり、堂々の優勝で第四期女流桜花に輝きます。

「女流桜花連覇の記録を作りたいな!七連覇くらいしたら引退しよかな!」と明るく話す仲田加南。
本当にそれくらいやってのけるんじゃないかって期待してしまいます。七連覇しても引退しないでね、先輩。


武石
「最後に、応援しているファンの方たちへのメッセージをおねがいします。」
仲田
「全国の、んーと10人くらいかな、隠れ仲田ファンの皆さん笑!
これからも力強い麻雀で、どんどんタイトル獲る予定なので、楽しみにしていてください!」


仲田加南は、王位戦の本戦前日から禁煙をしていて、どうせすぐ吸い始めるだろうというみんなの予想を裏切って、まだ禁煙を続けています。
王位戦でコロ負けしたら禁煙断念しようと思っていたが、タバコを吸いたくてイライラしているのに、麻雀はすごく調子が良かったということで、
そのまま続いているみたいです。

・・センパイ、禁煙よりダイエットが先じゃないですか。笑

プロ5年目、新人王に続き二つ目のタイトルを獲得した仲田加南。
麻雀が大好きで、いつも真剣に打っているからこそ、今年度の活躍があったんだと思います。
これからも決勝に残るたびに背後霊しに行くので、強い仲田加南を見せ続けてください!






仲田 加南  ( なかた かな )
日本プロ麻雀連盟21期生
⇒プロフィール(ロン2)はこちら

(このインタビューは2010年2月現在のものです)

 インタビュアー:武石 絵里

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