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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 三浦 大輔



プロテストに合格した新人プロが、4月のプロリーグデビューを終え、最初に参加する事が出来るタイトル戦がチャンピオンズリーグである。

昨年4月、私はそのチャンピオンズリーグで、ある新人プロの一人と同卓する事になった。
その新人プロは、東一局から先輩プロを相手に臆する事なく先制リーチを打ってきた。
私も負けられないと攻め返し、辛くも二人テンパイで、流局。
そして、手牌を倒そうとしたその時!

「すいませんノーテンリーチです・・」

と恥ずかしそうに言ったのは、その新人プロであった。


それから一年半・・・、
その新人プロは、第14期チャンピオンズリーグの決勝の舞台に立っていた。
そして、誰にも臆する事なく果敢に攻め、見事に優勝を飾った。



三浦 大輔



という事で、今回のプロ雀士インタビューは、第14期チャンピオンズリーグ優勝の三浦大輔プロです。
インタビュアーは、かつての上司で未だノンタイトルの山井弘と、かつての同僚で今回チャンピオンズリーグ決勝観戦記を担当した越野智紀プロでお送りしたいと思います 。



しかし、待ち合わせの時間になっても二人とも現れない。
二人して先輩を待たせるとは、いい度胸してるなぁ・・・。
と、そこに・・・。

三浦 「すいません・・(汗)」

5分遅れて、ようやく三浦君到着。
その時突然、ゲリラ豪雨が!
あまりの勢いに、私と三浦君は先に店に入ることにした。

そして待つこと30分・・・
ようやく越野君到着。

越野 「すいません・・(汗)」

山井 「遅っ!(怒)」

そして、ようやくインタビュー開始。





山井
「三浦君、チャンピオンズリーグ優勝おめでとう。」
越野
「おめでとうございます。」
三浦
「ありがとうございます。」
全員
「お疲れ様です。乾杯!」

ようやくビールで乾杯する三人。

山井
「では、まず三浦君の事を知らない人も多いと思うので、自己紹介からお願いします。」
三浦
「はい。三浦大輔です。生年月日は、昭和46年1月20日の37歳です。連盟に入ったのは一昨年で、23期生です。」
山井
「あれ?こっしー(越野君のニックネーム)同期?」
越野
「はい、そうです。今年で2年目です。」
三浦
「出身は、宮城県です。」
越野
「宮城は仙台?」
三浦
いや、仙台ではないですね。気仙沼市です。魚のうまいところです。仙台出身の連盟員は、けっこう多いですよ。
山井
「有名なところで言うと、藤崎さんとか、ヒサト君あたり?」
三浦
「そうですね。たしか、D1の堀内君も仙台出身です。」
山井
「なるほど。」
   
   
山井
「では、麻雀を始めたきっかけは?」
三浦
「ゲームですね。中学に入ってから本格的に麻雀を打ち始めて、大学時代はほとんど麻雀でしたね。」
山井
「東京に来たのは、プロになるため?」
三浦
「いや、就職のためでしたね。」
越野
「どんな仕事?」
三浦
「ビルの電気設備の設計です。ビルの屋上とかにあるやつです。就職してからは、しばらく牌に触らなかったですね。不思議なことに、打ちたいと思わなかったです。」
越野
「何故、また始めたんですか?」
三浦
「会社の麻雀大会で優勝しちゃったの。そしたら会社の同僚に、お前出来るんだなって誘われるようになって、セットでよく雀荘に行くようになったんですよ。それでフリー麻雀を知って、一人でも打てるんだなって思いましたね。」
山井
「なるほど。で、ブンクルにフリーで来るようになったわけだ。」

ブンクルとは、私が店長で越野君が副店長、他にも藤原隆弘プロをはじめとする連盟員が多数在籍していたフリー麻雀荘である。
プロになった後、三浦君もスタッフとして勤務する事になるが、残念ながら今年の春に移転のため閉店した。
   
山井
「プロになるきっかけは、やっぱりブンクルに通うようになって?」
三浦
「ブンクルに来た当初は、攻め一辺倒でしたよ。で、店長の麻雀とか、ワラさん(藤原プロ)の麻雀とか見るじゃないですか。う〜ん、こう言う麻雀もあるんだなぁって思いましたね。プロの人の後ろで見ると、やっぱり違うなぁって思いました。」
山井
「いいねぇ〜そういうの。もっと言って。(笑)じゃあ、連盟を受けた理由は?」
三浦
「周りに連盟のプロの人が多くなってきて、影響を受けましたね。プロにならないの?、ってよく言われて、じゃあ・・・みたいな。」
越野
「一緒に研修受けましたね〜。」
 
山井
「なるほど。それで連盟に入って、その後ブンクルに就職したんだ。
では次に、麻雀以外の趣味は?たしか、競馬とか将棋なんか好きだったよね。」
三浦
「将棋は、プロ棋士になりたかったですね。」
越野
「麻雀プロで、将棋強い人多いですよね。」
山井
「俺、弱い・・」
越野
「店長は、弱いですね。(笑)」
三浦
「小中高とずっとプロになりたかったですね。」
越野
「将棋やってる人って、バランスいいのかなぁ。」
三浦
「大局観!将棋の大局観と麻雀の大局観は全く別なんですけど、共通点はあります。だから、ある程度のアドバンテージにはなりますね。」
越野
「一対一だから自分がプラスなら相手はマイナス、みたいな。」
山井
「・・?スキーとスノボーみたいなもの?」
越野
「・・何か、ちょっと違いますね。」
三浦
「(全然違うが、とりあえず相槌を打つしかない・・)」

(早くも意味不明の会話が・・・)

山井
「競馬は?」
三浦
「最近あまりやってないですけど、一時期は相当やりましたね。尋常的ではない金銭を掛けたりとかもしましたね。(笑)」
越野
「・・・」
山井
「他に趣味ないの、パチンコとか?」
三浦
「パチンコはやらないですね。」
越野
「野球は?」
三浦
「野球は見るだけですね。よく言われるんですよ、名前が名前だけに。」
山井
「あ!同姓同名だもんね。大洋の三浦ね!」
三浦
越野
「た・い・よ・う(笑)」
山井
「あっ、ベイスターズか・・(汗)」
三浦
「大洋ホエールズ!(笑)」

三浦 大輔

山井
「ところで、今日もスーツだよね。」
三浦
「スーツって、楽なんですよね〜。組み合わせを考えなくてもいいから。」
山井
「私服は?」
三浦
「ありますけど、一年以上買ってないですね。」
越野
「えっ?じゃあ、お金何に使うの?」
三浦
「う〜ん・・遊びには全然使ってないかなぁ〜。」
山井
「彼女とかは?」
三浦
「えっ!?録音されているのに言えませんよ。」
山井
「大丈夫だよ、書かないから。(嘘)」
三浦
「う〜ん。いや、実際いないです。」
山井
「(ちぇっ、固いな)じゃあ、今は趣味もなく麻雀だけ、と。」
三浦
「そんなカンジですね。実生活を麻雀一本にしてしまえ、みたいな。」
   
山井
「なるほど。ではそろそろ、初めてチャンピオンズリーグに出てノーテンリーチをした時の話をお願いします。」
三浦
「(苦笑いで)・・・。あ〜、したした。店長同卓してたやつね。
あの時は6が暗刻であって、リーチを掛けた後に気付いたら、696になってた(笑)」
越野
「気付いたらじゃなくて、ずっと696だった。」
三浦
「即リーだったもん。ノータイムの即リーだったからね。」
越野
「もう完成メンツだ、って思い込んでしまったんでしょうね。」
三浦
「そのとき、十段戦で決勝に行った大場さんも同卓だったんですよ。で、半荘終わった後に、慰められたのを覚えてますね。
やっぱり緊張しますよね〜、新人は、みたいな。」
山井
「なるほど。しかし一年半後には、俺より先にタイトルか・・・」
三浦
「獲っちゃいました。(笑)」
山井
「ところで、こっしーは同期だけど、まだ活躍聞かないね。」
越野
「いや〜後先ですよ、後先・・・」
山井
「・・?」
三浦
「大器晩成。(笑)」

(だいぶ意味不明の会話が・・・)

山井
「それでは、チャンピオンズリーグベスト16・ベスト8・決勝で印象に残ったことは?」
三浦
「1,2位通過のトーナメントなんですけど、2位通過は考えませんでした。すべて1位通過で行くつもりでした。
2位でいいやって思うと、道中緩みが入るので、トップ通過限定のつもりで打ちました。」
山井
「へぇ〜、それは凄いなぁ。そして、初めての決勝戦、緊張とかあった?」
三浦
「そりゃ緊張しましたよ。前日に緊張し過ぎて、当日はあまり緊張しなくなってましたね。」
越野
「なるほど。」
三浦
「緊張が続かないタイプなんで。」
越野
「決勝の4人の中だと、三浦さんは一回、特昇の決勝に残っているから。」
三浦
「まあ、タイトル戦の決勝ではないけど、決勝は決勝だったんで、経験にはなりましたね。」
越野
「観戦記者の立場からですけど、おそらく、その差は大きかったと思いました。」


山井
「なるほど。それでは、今回の決勝でポイントとなった勝負所の最終戦南2局、あの切りについて聞きたいんだけど、あの時は何を思ってを押したの?」
三浦
「はい。結局、あの南2局なんですけど、配牌を取った時点で一対一なんですよ。白鳥さんの親を蹴るのは俺しかいないと思ってました。脇の二人は、よほどの手が入らない限り局を進める意味がないので、結局手が入らない限りは僕と白鳥さんの一対一だと、配牌取っている時から考えていたんですよね。タイトル戦の決勝って、そういう場面が必ず訪れるものなのかなぁ、って思いますよ。」
山井
「自力決着、だよね。」
三浦
「そうですね。」
山井
「やっぱり、あそこで脇がアガってくれるとか思っていたら、タイトル獲れないんだろうね。」
三浦
「他力をアテにしないって気構えで一回スタートしているので、それを最後まで貫こうと思いました。」


越野
「今回の決勝を書いて思ったんですけど、あのに限らず、他にも押してる局がいっぱいあったんですけど、ほとんど悪い結果になってないんですよね。特に印象的だったのが、安目には放銃しても、高目には打ってないんですよ、一回も。なんだろう、他力をアテにしないって言う強い気持ちが、結果いい方に結び付いたのかもしれないですね。」
三浦
「自分にとって、凄く恵まれた所もあるんですよ。展開とか。それもないと優勝出来なかったかなぁって思いますね。」
   
山井
「タイトル獲って、何か変わった?」
三浦
「いや、何も変わんないですね。」
山井
「普段通り、と。今後の目標は?」
三浦
「目標・・どんどん上のクラスへ行って、強い人と打ちたいです。それに尽きますね。」
山井
「俺みたいな?」
三浦
「そう!(笑)店長みたいな強い人と打ちたいですね。」
山井
「そういうのは抜かしちゃダメだよ〜。先にタイトル獲られちゃったけどね・・・」
三浦
越野
「・・・(笑)」
 
三浦
「そのへんどうなんですか、店長は?」
山井
「俺?・・・俺は、タイトル獲るために麻雀やってるわけじゃないんだよ。」
三浦
「そうなんですか?」
越野
「でも、もし獲れるなら獲った方がいいですよね。」
山井
「獲れても、所詮通過点。ってまあ、俺の言葉じゃないんだけどね。」
越野
「誰の言葉なんですか?
山井
「前原さんのインタビューに書いてあった。」
越野
「前原さんとか、自分がたくさん持ってるから、それ言ってもまあいいのかな、って。
山井
「まあ、獲っているからそう言えるのかなぁってあるけど・・まあ、いいや。」
三浦
「獲らないと通過しないって事ですよね。(笑)」
越野
「通過点、通過点。
   
山井
「このインタビューの依頼を受けて、過去のインタビューをいろいろ見返してみたんだけど、今と変わっている人もいるし、あぁ、今と同じ事言っているんだなぁって人もいて、過去の記事を読み返すっていうのも面白いな〜って。」
三浦
「変わらないと、何か不自然だと思います。それだけ麻雀に対する考え方が良い方に成長していると考えれば、発言は変わって然るべきだと。」
山井
「変わって行くんだろうね。考えてみると、芯のところはあんまり変わってないような気がするけど、枝葉の部分は変わっているんだよね、たぶん。だから大ちゃん(三浦さん)も、今後10年とか経って、今より変わっているんだろうと思うけど、どう変わって行くのかは自分次第かな。」
越野
どう言う経過でそういう考えになったかは大切ですよね。同じ考えを持っているにしても、それが変わってまた新しい考え方に変わって、最終的な考え方でだいぶ変わってくると思うんですよ。だから店長もタイトル獲って、タイトルは通過点だ、って言ったら凄味が出て来ると思うんですよ。
   
山井
「そうだね。じゃあ、とりあえず王位・・・」
越野
「次、王位でしたっけ。
山井
「の、決勝を観戦して。」
三浦
「観戦・・・、自分じゃないんだ(笑)。」
山井
「まぁ、来年あたり・・」
越野
「マスターズあたりで。
山井
「最近は連覇が流行っているので、大ちゃんも是非、連覇を狙って下さい。」
三浦
「頑張ります!」
   
   


お酒も回り、かなり意味不明の会話になってきたので、インタビューはここまで。
しかし、この後もチャンピオンズリーグ決勝戦の牌譜を肴に、会話が尽きない三人だった。

一年半前、タイトル戦でのほろ苦い出来事からスタートした三浦君だが、どんな場面でも相手に臆する事なく向って行く姿勢は、今も昔も変わらない。

きっと、これからも彼は、そのスタイルで戦い続けるだろう。

三浦君、本当におめでとう!


・・・やっぱり俺も、タイトル欲しい!
頑張ろうっと。


最後に、今日の二人へ。

遅刻はペナルティーですから!(怒)






三浦 大輔 ( みうら だいすけ )
日本プロ麻雀連盟23期生   

(このインタビューは2008年9月現在のものです)

 インタビュアー:山井弘、越野智紀

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