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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 二階堂姉妹

 
 

私がプロになる前、まだ女流プロは数少なく、唯一知っている女流プロが雑誌の記事でその存在を知った二階堂瑠美プロ、二階堂亜樹プロだった。

自分と同世代で、こんなかわいい子が麻雀をする。

今までの麻雀のイメージにはない新たなスターの出現に、自分にも麻雀ができるかもしれないという親しみやすさを感じた。

現在の私にとっても憧れの存在である二階堂姉妹。そんな二階堂姉妹のインタビューを担当させて頂くことになり、取材の日を楽しみにしてきた。

12月15日、女流リーグ第5節終了後にお二人に時間を作って頂きました。インタビュアーは私、朝霧千裕がお送りします! 

 

左:二階堂 亜樹プロ 右:二階堂 瑠美プロ
 
   
朝霧
『まずは、本日のリーグ戦の感想をお願いします。』
亜樹
『今日は、トータル+27.7で結果はそんなに悪くないんですけど、3回戦の一人沈みが響きました。できれば浮きたかったです。ついてる人に巻き込まれないように気をつけて打ちました。』
瑠美
『今日はあまり良くなかった。卓内で一番ついてなかったので、それを意識して臨みました。でも、親かぶりが多かった。』
朝霧
『でも、二人ともついてなかったのに本日成績がプラスだから強いですよね!』
瑠美
『そうですねー、悪いなりにもよかったです。』
朝霧
『亜樹プロは現在2位、瑠美プロは現在8位ですが、最終節に向けてお二人の意気込みをお願いします!』
亜樹
『決勝目指して頑張ります!』
瑠美
『ポイント持ち越しなのでちょっと厳しいですけど、正直今回8位以内に入れると思ってなかったので、入れたからには最後まで諦めず頑張ります!』
朝霧
『ぜひ、決勝目指して頑張ってください!
さて、女流リーグは今回で二期目ですが、女流戦は普段のプロリーグに比べてどうですか?』
瑠美
『基本的にはリーグ戦とあまり変わらないです!相手ではなく自分との戦いなので!』
亜樹
『私もあまり変わらないんですが・・・仕掛けが若干減るかな。あと、女流の方がテンポ早いよね!』
瑠美
『あ、そうだね!』
朝霧
『終わる時間も女流の方が早いですよね!』
亜樹
『でも、いつも思うのは、女流戦でもリーグ戦でも何となく負けると悔しいので、じっくり考えて打つようにしています!』
朝霧
『ありがとうございます!では次に、瑠美プロは亜樹プロの麻雀を、逆に亜樹プロは瑠美プロの麻雀をどのように思ってますか?』
亜樹
『瑠美ちゃんは天性のものを持っていると思います!
私は5歳で麻雀のゲームを覚えて、15歳で本物の牌に触れてから手役などを覚えたので、本能的に手役よりも聴牌することを目指したがるんです。逆に瑠美ちゃんは最初に手役とかも全部覚えたから、手役を作ることに対するセンスがいいんです。瑠美ちゃんの持ってるものを身につけることはできても、自分のものにはできないと思う。』
瑠美
『そうですねー、亜樹ちゃんは茨の道を進んでるみたいで大変だと思います!』
朝霧
『茨の道とは?』
瑠美
『亜樹ちゃんは勝つ麻雀を打っていて、結果を残すようにやってるから大変ですよね。あと、プレッシャーとかもね。自分は楽な気がする。
私は手役が好きで、手役を作ることに満足しちゃうんですよ!だから、なるべく和了に対する情熱や意欲を高めるようにしてます。』
亜樹
『瑠美ちゃんとは『麻雀に対する美学』の形が違うと思う。私は麻雀の知識を詰め込むことを優先してきたので、瑠美ちゃんの持ってる感覚がうらやましいな。手役の両天秤とか、私はよく失敗するしね!』
瑠美
『私は亜樹ちゃんっぽくシンプルに打つように心掛けたりしたよ。和了りに対する努力をしないのがよくないんじゃないか?って思ったりもするしね!
麻雀はついてる人が勝つゲームにはしたくないんです!だから、どうやったらツキや流れを変えられるかとか考えますね。』
朝霧
『なるほど!ちなみに私は、情熱や意欲だけが先走りすぎて、オリるべき局面で放銃してしまって、あとで反省することが多いです!
しかし話を聞いていると、二人の麻雀や麻雀に対する感覚が全然違うのがとても面白いですね!お互いがお互いの麻雀を尊敬してるんですね!』
瑠美
『そうですね!』
亜樹
『まじ!?ぼくのこと尊敬してるの?』
瑠美
『そりゃ、してますよ〜!(笑)』
亜樹
『でも、麻雀を教えるのは私より瑠美ちゃんのほうが向いてると思うよ。自分の麻雀観を押し付けるのが嫌だから、好きに打てばいいじゃん!って思っちゃう。自分の感性を大事にしてほしいです。』
朝霧
『では、好きな手役はなんですか?』
瑠美
『三色が大好きです。今日(今日の女流戦で)打ってみて、改めて気づいた。
でも、手役って作るものだから自然の流れではないんですよね!』
朝霧
『まー、その分聴牌が遅くなったりはしますよね!でも、それが瑠美プロのスタイルだから私はいいと思います!』
瑠美
『観戦されてる時などは特にですが・・・やはり恥ずかしくない麻雀を打ちたいし、見てて面白い麻雀を打ちたいです。』
朝霧
『小島先生のような麻雀ですね!どちらかというと瑠美ちゃんが小島先生寄りの麻雀で、亜樹ちゃんが灘会長寄りの麻雀ですよね!』
亜樹
『私はタンヤオとホンイツが好きです!タンヤオは愚形でも聴牌が取りやすいし、普段は内に寄せるように打つし、字牌があると逆にホンイツを狙いますね!』
朝霧
『へーえ、やはり麻雀観と好きな手役は連動するんですね!
ところで、普段対局などで心掛けていることはなんですか?』
亜樹
『丁寧に打つことです!』
瑠美
『自分の状態を上げたい時はポン!って言えるようにしてます!』
朝霧
『仕掛けるってことですか?』
瑠美
『はい!今日もそのポンで流れというかツキを変えることができたかな。あと、自分の和了をイメージトレーニングしたりしますね!私は和了より手役を作るのが好きなので、そうやって気持ちを高めたりするようにしてます!』
   
   
朝霧
『ありがとうございます!すごく勉強になりました。
さて、お二人がインタビューを受けるのは今回で2回目ということで、亜樹プロは第1回(2005年1月)、瑠美プロは第6回(2005年6月)と前回インタビューから3年が経ちましたが、当時と何か変わったこととかありますか? 』
亜樹
『前回のインタビューを何回か読んだんですけど、なんか恥ずかしいです!麻雀は当時に比べて変わってるけど、麻雀に対する考え方はあまり変わらないです!』
瑠美
『麻雀はすごく変わった。麻雀のツキに対しての流れを考えるようになった。』
亜樹
『麻雀をツモって切るだけでは終わらせたくないから・・・、だから考えます。当時はわからなかったけど、今は負けたら敗因がなんとなく分かるようになってきた。でも、勝因は全くわからない。』
朝霧
『勝った時よりも、負けた時のほうが次につながる、得るものがあるということですか?』
亜樹
『そうですね!勝ち牌譜からは何も得られないです!』
朝霧
『かっこいい〜!亜樹ちゃん!』(←興奮ぎみの朝霧。)

あ、すみません!(笑)

『え〜、この3年間の間に瑠美プロはプロ最強位、亜樹プロはプロクイーンという大きなタイトルをとっていらっしゃるわけですが、その時のことを振り返ってどうですか?瑠美プロは朝武プロ、望月プロの二人のAリーガーがいらっしゃる中での決勝戦でしたよね?』
瑠美
『それは、逆にやり易かったです!自分のほうが下手だし弱いのも分かっているので、胸を借りるつもりでのびのび打てました。それでも、決勝戦の前日まではあまり眠れなかった。めちゃめちゃ緊張して逃げ出したかった。ただ、自分の持ってる力をすべて出せるように頑張ろうという気持ちでした。』
朝霧
『最強位を獲った時は、どうでした?』
瑠美
『そりゃもう、今までで一番嬉しかったですね!最終戦のオーラスで朝武さんに10本場まで積まれたときは、もうほんとに余裕がなかったんですけど・・・』
朝霧
『確か、その時の採譜者が亜樹プロでしたよね?』
瑠美
『そう、亜樹ちゃんがほんとに心強かったですね〜!』
朝霧
『女流プロだけではなく、男性プロもいらっしゃる大会での優勝は同じ女流プロとして私もとても嬉しかったです!では、亜樹ちゃんよろしくお願いします!』
亜樹
『私は2期連続で決勝に残って、3期目でやっと獲れたプロクイーンだったので、とても嬉しかったです!
実は、トーナメント戦があまり得意ではないので、モチベーションを上手く持っていけなかったんですよね。
緊張はあまりなかったんですけど、決勝の前はどうやったら勝てるんだろう?って考えてました。麻雀って一日や二日では上達しないじゃないですか!
自信を持ってリラックスしすぎないようにと気持ちばかり先行しないように気をつけました。』
   
 

第3期プロクイーン決定戦を優勝した亜樹プロ
   
朝霧
『瑠美ちゃん、亜樹ちゃん、改めておめでとうございます!』
二人
『ありがとうございます!』
   
   
朝霧
『それでは、プライベートのことを聞きたいんですが・・・休みの日は何をしているんですか?』
瑠美
『ごろごろしてます!あとは、麻雀とかパチンコとかかな。あと読書も好き。』
朝霧
『そういえば瑠美ちゃんは犬を飼ってるんですよね?』
瑠美
『うん。チワワ!猫も飼っていて、よく一緒に遊ぶの。』
亜樹
『ぼくは普段は外に出かけたりします!ずっと仕事が続いたあとだと遊ばないで体を休めることを優先しますけど。』
   
 

ビリボー姿も様になる亜樹プロ

瑠美プロと愛犬とのツーショット

愛猫も
   
朝霧
『二人で遊ぶ時は何するんですか?』
瑠美
『カラオケとか・・・この前は映画行ったよね!』
亜樹
『うん!』
朝霧
『麻雀はしないんですね!』
瑠美
『だいたい二人で会う時は、仕事の後とかが多いからさすがに麻雀はしないですね!二人で遊園地に行ったこともあります!』
   
 

沖縄の水族館にて

遊園地でもパチリ
   
朝霧
『相変わらず、仲良いですね!今度私も一緒に遊んでください!では最後に、お二人からみなさんへメッセージと今年(2008年)の抱負をお願いします!』
瑠美
『去年はあまり冴えなかったので、今年は色んなことを頑張りたいです!みなさんへのメッセージは、麻雀をもっと愛して下さい!麻雀は負けたらつまらないと思ってしまうかもしれないですが・・・自分次第でいくらでも変えられるものなので、もっと楽しんで下さいね!』
亜樹
『今年はリーグ戦頑張りたいです!自分の麻雀を大切にして楽しんで打ってください!』
朝霧
『本日はお時間作って頂きありがとうございました。これからも頑張って下さい!』
二人
『ありがとうございました〜!』
   
   



 

今回のインタビューで二階堂姉妹の話を聞き、麻雀に対する考え方など私自身がとてもいい刺激になった。

亜樹プロと初めて出会ったのは、グランプリ2005の準決勝。
亜樹プロの後ろに張り付いて、亜樹ちゃんの麻雀を観戦。同卓しているAリーガープロをおさえて決勝進出を決めた。
私も亜樹プロみたいに強くなりたい!そして亜樹プロは、私の中で憧れの存在になった。
その日の帰りに勇気を出して亜樹プロに「お友達になって下さい!」と言ったら、次からとても気さくに話しかけてくれて、とても嬉しかった。

瑠美プロとはこれまであまり話す機会がなかったが、この日、私の対局が終わるのが遅くなってしまい、しばらく待たせてしまった瑠美プロに対して「お待たせしてすみません!」と申し訳なさそうな私に「いえいえ、今日はどうでした?」と明るく話かけてくれたので、とても気が楽になった。

これからもお二人の活躍を応援すると共に、私が彼女たちの麻雀に尊敬と憧れを抱いたように、いつか私もそう思われる打ち手になりたいと思った。

 





二階堂 瑠美 (にかいどう るみ) 二階堂 亜樹 (にかいどう あき) 
日本プロ麻雀連盟16期生  日本プロ麻雀連盟15期生 
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(このインタビューは2007年12月現在のものです)

 インタビュアー:朝霧 千裕

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