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プロ雀士インタビュー

今回のプロ雀士 : 王 政芳 

 
 

皆様、初めまして。
インタビュアー初体験の和泉由希子です。

今回のターゲットはこの人!
「王 政芳」さん。(ワン・ジェンファンと読みます。)


れっきとした中国人ですが、長年の日本暮らしで、もうすっかりコチラの生活に馴染んでいる彼女。
もちろん日本語もペラペラで、逆に中国語の勉強をしているそうで。

私と彼女はもうすでに五年以上の付き合い。
人見知りの激しい私の数少ない友人をしてくれています。
お互いの元彼のA君B君C君、だいたい知ってる、そんな仲です。(笑)

さてさて今回はどこまで暴露してあげようかしら〜??・・・なんて企みつつ、まずはご挨拶から。

 
   
和泉
『やーやーどもども、いらっしゃいませ。』
『お邪魔しまーす。』

※今回のインタビューは私の自宅で行いました。

和泉
『相変わらず、暇そうですねー。』
『おー、だいぶヒマー。』
和泉
『仕事してんの?』
『いやーあんまり。 たまーにゲストに行ってるくらい。』
和泉
『・・・・・ダメ人間〜(-。−;)』
『いやいや、違うのっ! ついこないだ、通訳の国家試験があってさ。 その勉強とかで忙しかったんだよ〜。』
和泉
『おーすごいじゃーん。 それ、どんな試験なの?』
『ガイド通訳なんだけどね。 中国語と日本語、両方の通訳と翻訳と。 あと地理と日本史かな。 主に、向こうの人が日本に来た時の観光のガイドとか。』
和泉
『へ〜。 それで、試験の出来はどうだったん?』
『いや・・・。 あまり・・・。 宜しくない・・・。』
和泉
『やっぱダメじゃん(笑)』

ちなみに、結果発表は11月だそうです。
もしマグレで受かってたら、お祝いしてあげなきゃな〜(^ε^)♪


和泉
『ってかさー、前々から聞きたかったんだけど、なんでプロになったの? 正直、ちょービックリしたんだよね。 ずーっと麻雀してきたのに、なんで今更?とか思って。』
『いやー自分でもすっごい迷ってたんだよー。 締切日の前日まで考えてて。 誰にも相談しないで秘密にしてたから、後からみんなにビックリされた。』
和泉
『そうだよね。 みーちゃん(王さん)は正直、プロとか目指してる感じじゃなくて。 麻雀大好きなのは分かってたけど、自分の好きなように楽しんでるというか。 それに中国語の学校も行ってたから、そっちの道に進むんだろうと思ってた。』
『確かにねー。 最初はそっちで一生懸命になってて。 だから学校に行き始めてから二年間、麻雀は一回も打たなかったんだよ。』
和泉
『一回も!? だってそれまでは毎晩のように打ってたじゃん?』
『うん。 それがホントに全く打たなくなって。 プッツリやめたの。』
和泉
『それ、すごいなー。』
『でもその時は別に、それはそれで意外と平気だったんだけど。 学校卒業した時、『番長』に挨拶に行ってね。 それがいけなかったの〜っ!(笑)』

高円寺にある「麻雀 番長」。
私とみーちゃんの出会いの場所。
何年経っても帰りたくなる、故郷のような雀荘です。


『久しぶりに行ったのに、いきなり“人が足りないんだよ〜。ちょっとでいいから仕事入ってよ〜。”って頼まれてね。 んで二年ぶりに働き始めたら・・・。 『楽しい・・・。やばい・・・。麻雀、ちょー楽しい・・・(はぁと♪)』ってなっちゃって(笑)』
和泉
『思い出しちゃったんだ〜?』
『うん、それでいろいろ考えてね。 こんなにも大好きなんだから、ホントに麻雀の世界で生きていきたいって思うようになって。 最初は両親の反対もあったんだけど、私があまりにも麻雀ばっかりやってるもんだから、少しずつ理解してくれるようになってきて。』
和泉
『みーちゃんはホンット麻雀大好きだもんねぇ。 打ってる時、めちゃくちゃ楽しそうな顔してるもん。』
『うん、大好き♪ やっぱりねー、私がこんなに日本の麻雀にハマるってのは、それだけ面白い物なんだと思うんだ。 ゲーム性としてもコミュニケーション的にも。 中国麻雀も出来るけど、それとはまた違った魅力があると言うか。』
和泉
『あ、両方、出来るんだ?』
『うん、もちろん。 だからね、日本の麻雀を向こうに広めたいっていう思いがあるし、逆に中国麻雀を日本で広めたいとも思うし。 日本と中国の架け橋っていうか、二つの国の繋がりを膨らませるような・・・そんな仕事がしたかったの。 それなら中国語も生かせるし、麻雀にも携わっていられるしね。』
和泉
『なるほどね〜。 良い話だ!良いネタだ!』
『あはは。 まぁそんな感じでいろいろ考えて、やっぱりそういう大きな舞台にいる為には、ちゃんとしたプロ資格が必要かなって思って。 だから麻雀プロになったんだけど。』
和泉
『あ、そこで最初の質問に戻るわけやね(笑)』

自分の思いを一つ一つゆっくりと語る彼女。
こんな真剣な表情を見せてくれたのは初めてかもしれない。
麻雀への深い愛情が感じられた。


和泉
『日本に来たのはいつ頃だったの?』
『13歳、中一の終わり頃かな。』
和泉
『なんで来る事になったん?』
『あのねー、お婆ちゃんがもともと日本人なのね。 なんだけど、昔の戦争で日本軍が負けちゃった時に、残留孤児として中国に取り残されちゃって、ずっと向こうで生活してて。 でも2、30年くらい前に日本に帰ってきたんだけど、その時、お父さんは向こうで結婚もしてたから一緒には帰らなくて。 んで結局 、私が13歳の時に、“子供もある程度大きくなったし、そろそろ俺らも日本行くか!”って事になって。』
和泉
『へー! じゃあ、みーちゃんって実はクォーターなんだ?』
『そう、四分の一は日本人。』
和泉
『そっかぁ。 でも産まれた時からずっと中国で育ってきたんじゃ、いきなり日本に移り住むって言われても大変だよねぇ。 その時、日本語はしゃべれたん?』
『全然! 日本語に触れた事もなかった。 なのに、いきなり普通の中学校に入れられてさー。』
和泉
『普通の? 日本語学校とかじゃなかったんだ?』
『そう。 だから授業なんて英語と数学以外はまるっきり分かんなくて、ちんぷんかんぷん。 一年くらいはなかなか友達も出来なくて大変だったよー。 最初は積極的に話しかけてくれるような子もいたんだけど、さすがにまるっきり一言もしゃべれないような状態だからさ。』
和泉
『苦労したんだねぇ・・・o(TωT )』

今の元気いっぱいな彼女からは、そんな苦労は微塵も感じられない。
素直に感心してしまう。


和泉
『じゃー話を変えて、好きな男性のタイプは?』
『タイプ!? う〜ん・・・。基本的に優しい男性が好きなんだけど・・・でも優しすぎるとそれはそれで駄目っていうか・・・。』
和泉
『優しい人? 私が見てる限り、優しい系よりはワガママ系が多かったような気がするけど〜(笑)』
『いやいや。 まー確かにそういうのに惹かれるんだけど・・・でももう、そういうのは疲れたっ! 優しい人がいいっ!』
和泉
『あはは。 でも優しすぎるのも駄目なんでしょ〜? ワガママ〜。』
『いや〜ホントそう。 ワガママなの。 無い物ねだりっていうか、おまけに天邪鬼だし。 なんかねー、ほんとこのままだと一生幸せになれないかもしれないって思ったりして。』
和泉
『分かる〜! 私もそれよく思う〜。 ウチら、ちゃんと結婚とか出来るかなぁ? 不安になるよね〜。』

さて、先に幸せを掴めるのはどっちでしょう??


           
   
和泉
『じゃー今後の目標とかはどう?』
『やっぱり日本の麻雀を知ってほしいっていう思いが強いからさ。 今、ジェンが自分のHPで、ロン2のルールを英語に翻訳したりしてるんだけど、それの中国語バージョンをやらせてもらう事になっててね。 そうやって、少しずつでも日本の麻雀に興味を持ってもらうキッカケになればいいなって思ってる。』
和泉
『へ〜そうなんだ。 でもなんか専門用語的な事が入ると難しそうだねぇ。』
『うん、そうだね。 多分、誰もやった事が無い事だから、自分で作っていくしかないんだよね。 向こうに無い言葉とかあったりするから、それを自分のニュアンスで新しく作り出すっていうか・・・そうやって、伝わりやすいように考えなきゃいけないからね。 難しいよ。』
和泉
『お〜なんか専門家っぽい。』
『あ、あと目標っていうとやっぱタイトルかな。 しかもAルールのタイトルが取りたい!』
和泉
『へぇ〜。 Aルールなんだ? なんでまた? どっちかっていうと、Aルール向きの麻雀ではない気がするけど。』
『うん。 だからこそ逆にAルールが良いの。 今まではどっちかって言うと攻撃型の真っ直ぐイケイケな感じだったんだけど、プロになってからけっこう変わってきてね。 守備とのバランスを考えながら打つようにしてる。今はまだ模索段階でゴッチャになったりするんだけど、それがちゃんと形になって成績と して残せればいいなって思う。』
   
和泉
『では、最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。』
『自分が活躍できる場所をこれからどんどん増やしていきたいと思ってるので、応援して下さい。 あ、あと、日本語は普通にしゃべれるので、気軽に話しかけて下さいね!』




私の中で、いつも彼女は「年下の可愛い女の子」だった。
常にフワフワと、地に足が付いていないような。 いつも誰かの助けを待ってるような。
しかし今回のインタビューでは、私の知らない大人な一面をじっくり見てしまって、正直驚いている所です。
妹の成長がほんの少し物悲しい、なんだか姉のような気分。

彼女は今、新しい世界で一歩一歩を着実に歩もうとしています。
これからどんな事にチャレンジしていくのか、麻雀を世界に広める架け橋となってくれるのか。
今後の活躍に大きく期待したいと思う。

その可愛らしい容貌と、親しみやすい明るい性格。
誰にでも好かれる愛くるしさが、彼女の大きな武器なのだろう。

もし雀荘などで見かけた時は、「王さん」ではなく、「みーちゃん!」と呼んであげて下さいね♪
 







政芳 (ワン・ジェンファン
日本プロ麻雀連盟22期生 
 

(このインタビューは2007年09月現在のものです)

 インタビュアー:和泉 由希子

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